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オール電化向けのおすすめ電力会社ランキング!エリア別・世帯別で料金比較シミュレーション

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おすすめオール電化向け電力会社ランキング!エリア別・世帯別に料金シミュレーション

2016年4月に電力小売業が自由化されて安い新電力会社が増えた結果、オール電化住宅が増えました。全国の各地方にある大手電力会社全部がオール電化向きのプランを提供中なのですが、同様のプランを導入する新電力会社も増えています。

オール電化住宅に向いているプランの特徴、電力会社を選択するポイント、オール電化向きプランを決める時のメリット・デメリットを見ていきましょう。

同プランを実施している電力会社のエリアごとのランキングと一人暮らし・二人暮らし・四人暮らしの東京電力エリアでの料金シミュレーションもあわせてご覧ください。

おすすめ電力会社TOP3!!💡

おすすめ①HTBエナジー
・いざというときのサポート体制がある!
・特に中部電力エリアでは基本料金と電力量料金がトップクラスの安さ!

おすすめ②CDエナジーダイレクト
・お得なカテエネポイントが貯まる!
・家族も適用される割引もある!!

おすすめ③Looopでんき
・基本料金が無料!
・沖縄でも供給!!

オール電化向けのプランの特徴

オール電化にしている家庭用の料金プランの代表的な特徴は、時間帯ごとに電力量料金の単オール電化料金プランの代表的な特徴は、時間帯ごとに電力量料金の単価を変えていることです。

オール電化向けのプランでは、日中の電力量料金と夜の電力量料金を別料金に設定していますが、電力会社によっては時間帯ごとの電力量料金をさらに細かく分けたり、休日料金を設けたり、季節ごとに変えたりしています。

一般的には夜間の電気料金を一番安く設定しているプランが多いのですが、日中家にいる人が多い家庭向けに昼間の電気料金を安くするプランを実施している電力会社も増えてきました。

自分のライフスタイルに沿ったプランを利用すれば、電気料金を節約できるだけではなく、電気の使い方により環境保全に貢献できるのも特徴の1つです。

「電気代がやばい」事態を避ける!電力会社の選び方

オール電化家庭を対象に設定されているプランは、通常の料金プランよりも電気料金が高いのが一般的です。

オール電化住宅に住む人が「電気料金がやばい」という事態で困らないような電力会社の選び方をご覧ください。

オール電化プランの有無を確かめる

オール電化にしている住宅は通常の住宅より電気使用量が多いので、安いという理由で通常の料金プランを選んでもオール電化だと割高になってしまうケースが多いです。

そのため、電力会社を選ぶ時には、オール電化向きのプランがあるかどうかを最初に確かめるようにしましょう。通常の料金プランで自宅の電気使用量をシミュレーションして失望した人は、オール電化の料金プランもシミュレーションしてみれば、オール電化に向けて設定されたプランの利点がわかります。

また、大手電力会社が実施中のオール電化向きプランは新電力会社のプランよりも高い傾向があります。

場合によってはオール電化向けではない新電力会社の通常プランの方が低料金なこともあるので、オール電化向きプランがない、あるいは少ない地域は、電気料金が安い電力会社のプランをチェックしてみましょう。

供給エリアを確認する

「お得なオール電化向けプランがあっても、自分が住んでいる地域では実施していなかった」といった嘆きのコメントをSNSなどでよく見かけます。

オール電化プランは北に行くほど実施率が高いのですが、沖縄県ではオール電化向けプランを実施しているのが地域の大手電力会社だけなのが現状なのです。

最初にオール電化向けプランの有無を確認した後は、供給エリアを見て自宅でも契約できるかどうかをご確認ください。

転居の予定がある場合には、転居先でも同様のプランを提供している電力会社があるのかも確かめましょう。

自分のライフスタイル向けのプランがあるかを確認する

オール電化向けプランの最大の特徴は、時間帯によって電力量料金の単価が変動することです。

特に、夜間に電気を使うことが多い人には一般的なオール電化向けプランが適していますが、昼間に在宅していることが多い人には夜の電力量料金が安いプランは向いていません。

しかし、日中の電気代が安いオール電化向けプランも増加傾向にあるので、オール電化向けプランを選ぶ際にはプランが自分のライフスタイルに対応しているかどうかを確かめた上で電力会社を決めましょう。

電力量料金の単価を昼間・夜間だけではなく細かく設定している電力会社もあるので、個性的なライフスタイルの利用者はそういった料金設定の電力会社がおすすめです。

割引プラン・キャンペーンなどで安くなるかを確認する

一般的な電気プランより高いことが多いオール電化向きのプランを選ぶ場合には、契約したい電力会社が実施している割引プランやキャンペーンがオール電化に適しているプランにも対応しているかを確認しましょう。

オール電化向けプランではガス代とのセット割引プランがありませんが、その代わり別のメリットがあるプランを用意していることが多いです。

たとえば、電気料金ごとにポイントが貯まるキャンペーンが設定されている電力会社なら、高い料金プランを契約しているメリットを得られます。

オール電化に特化している割引プランやキャンペーンを実施している電力会社があれば、今後もオール電化向けプランを優遇していく可能性が高いので、最有力候補に加えましょう。

料金プラン表を比較する

オール電化に適するプランは、大手電力会社・新電力会社共にそれぞれの特徴があります。

評判が良いからといって最初から一社に絞るのではなく、3社から4社の電力会社の料金プランをチェックし、シミュレーションなどを行ってから最終的な選択をしましょう。

オール電化に適したプランをシミュレーション対象にできない電力会社も多いので、シミュレーションで料金確認ができない場合には基本料金・電力量料金を目安にしてください。

基本料金と電力量料金を確認する

前述したように、オール電化に向いているプランは電力会社によって特色があるため、基本料金が安くても電力量料金が高い電力会社もあれば、逆のパターンの電力会社もあります。

電力量料金を細かく区分けしている電力会社もあるので、料金プランの特徴だけではなく基本料金と電力量料金を必ず確認しましょう。

次の章で紹介するオール電化向きの電力会社のエリア別ランキングではシミュレーション結果ではなく基本料金と電力量料金を記載しているので、電力会社選びの参考としてご覧ください。

【エリア別】オール電化向けの電力会社ランキング

【エリア別】オール電化向けの電力会社ランキング

オール電化向けの電話会社をエリア別にランキング形式で紹介します。電力会社の基本料金と電力量料金比較をご覧ください。

こちらでは供給エリアごとの新電力会社のオール電化プランの1位から3位を紹介します。

供給エリアごとにまとめた項の表の1行目は地元大手電力会社、2行目以降は料金が安い順に並べました。オール電化プラン名も各供給エリアの項でご確認ください。

契約電流は10kWまでの料金で統一しています。電力量料金は最も高い夏期の数値です。

供給エリア1位2位3位
北海道電力エリアオクトパスエナジーidemitsuでんきコスモ電気
東北電力エリアHTBエナジーdemitsuでんきオクトパスエナジー
東京電力エリアCDエナジーダイレクトidemitsuでんきHTBエナジー
中部電力エリアHTBエナジーオクトパスエナジーコスモ電気
北陸電力エリアオクトパスエナジーコスモ電気idemitsuでんき
関西電力エリアHTBエナジーオクトパスエナジーコスモ電気
中国電力エリアHTBエナジーオクトパスエナジーコスモ電気
四国電力エリアHTBエナジーコスモ電気オクトパスエナジー
九州電力エリアオクトパスエナジーHTBエナジーコスモ電気
沖縄電力エリアLooopでんきシン・エナジー

北海道電力エリア

ロゴ
  1. オクトパスエナジー
  2. idemitsuでんき
  3. コスモ電気
電力会社/料金プラン基本料金電力量(昼間)電力量(夜間)
北海道電力/
エネとくスマートプラン
4,664.0円37.93円28.99円
オクトパスエナジー/
オール電化オクトパス
459.9円26.14円18.88円
idemitsuでんき/
オール電化プラン
3,828.00円43.32円26.29円
コスモ電気/
スタンダードオール電化
3,938.00円43.32円26.29円

北海道電力エリアにはオール電化向きの料金プランを設定している新電力会社が複数ありますが、特に安くてオール電化向きなのは、オクトパスエナジーとidemitsuでんきとコスモ電気でした。

地元大手電力会社である北海道電力も手頃なオール電化プランの「エネとくスマートプラン」を実施していますが、北海道の電気料金は気候と地形の関係もあり、基本料金・電力量料金共に他の供給エリアより全体的に高めです。

その中で、他の供給エリアと料金を統一しているidemitsuでんきや、大手電力会社のプランと料金設定を合わせているコスモ電気の「スタンダードオール電化」プランの人気が高いです。

コスモ電気は他にもオール電化向きのプランを用意しています。

しかし、基本料金と電力量料金の安さという点ではオクトパスエナジーの「オール電化オクトパス」プランが飛び抜けており、電気料金が高騰しているここ数年の間に利用者数を飛躍的に増やしています。

東北電力エリア

ロゴ
  1. HTBエナジー
  2. idemitsuでんき
  3. オクトパスエナジー
電力会社/料金プラン基本料金電力量(昼間)電力量(夜間)
東北電力/
よりそう+スマートタイム
4,356.00円36.86円29.86円
HTBエナジー
ぜんぶでんき
3,628.80円27.28円19.78円
idemitsuでんき/
オール電化プラン
3,828.00円43.32円26.29円
オクトパスエナジー/
オール電化オクトパス
4,296.3円22.3円17.87円

東北電力エリアも、オール電化の家庭に適しているプランが豊富です。

従来の大手電力会社・東北電力では複数のオール電化向けのプランを用意しており、表で紹介した「よりそう+スマートタイム」だけではなく「よりそう+ナイト&ホリデー」もオール電化家庭に好評です。

新電力会社で利用者が増加中なのは、電力量料金が安いオクトパスエナジー「オール電化オクトパス」と、低料金で提供中のサービスも高評価を受けているHTBエナジーのプランとidemitsuでんき「オール電化プラン」です。

オクトパスエナジー・HTBエナジー・idemitsuでんきのプラン名は全て一致していますが、オクトパスエナジーとHTBエナジーは供給エリアによって基本料金と電力量料金が異なるので、転居で西から北へ転居した場合、電気代が高くなったとがっかりする利用者もいます。

しかし、それでも他の新電力会社より料金が安いので、企業にマイナスイメージがつくことはありません。

東京電力エリア

CDエナジーダイレクト
  1. CDエナジーダイレクト
  2. idemitsuでんき
  3. HTBエナジー
電力会社/料金プラン基本料金電力量(昼間)電力量(夜間)
東京電力/
スマートライフS
3,117.5円35.76円27.86円
CDエナジーダイレクト
スマートでんきB
2,952.4円35.96円28.06円
idemitsuでんき/
オール電化プラン
3,828.00円43.32円26.29円
HTBエナジー
ぜんぶでんき
4,583.30円25.28円17.78円

東京電力エリアでの新電力一番人気はCDエナジーダイレクトの「スマートでんき」でした。オール電化プランは2種類で、スマートでんきBとCを提供しています。

CDエナジーダイレクトは安さでもサービスでも若い世代の間で話題になり、利用者を増やしている新電力会社ですが、残念ながら2024年12月時点では東京電力エリアにしか電力供給を行っていないため、他の地域からの「供給してほしい」という要望が高まる一方です。

CDエナジーダイレクトの次に安価な料金なのはidemitsuでんきの「オール電化プラン」ですが、東京電力の「スマートライフS」より基本料金・電力量料金共に高いのが難点です。

他の地域では安いと定評があるHTBエナジーは、東京電力エリアのみ他のエリアより基本料金が高く設定されているので関東エリアで下位になりましたが、電力量料金は東京電力エリアの4社で最も安く設定されています。

中部電力エリア

ロゴ
  1. HTBエナジー
  2. オクトパスエナジー
  3. コスモ電気
電力会社/料金プラン基本料金電力量(昼間)電力量(夜間)
中部電力/
スマートライフプラン
1,838.44円38.80円16.52円
HTBエナジー
ぜんぶでんき
1,487.04円37.94円16.30円
オクトパスエナジー/
オール電化オクトパス
1,813.2円38.26円28.31円
コスモ電気/
スタンダードオール電化
1,838.44円38.80円16.52円

中部電力エリアでもコスモ電気の「スタンダードオール電化」と地元大手電力会社である中部電力の「スマートライフプラン」が基本料金・電力量料金が同一です。

東京電力エリアから中部電力エリアに移行すると、基本料金が一気に下がることに驚く人が多いです。

しかし、全地域で安いと高評価を受けているHTBエナジーは、東京電力エリアの基本料金は高いものの、中部電力エリアでは基本料金と電力量料金がトップクラスの安さになっています。

どの地域でも電力量が安いオクトパスエナジー「オール電化オクトパス」の電力量料金は、中部電力エリアでは他の地域よりも高めに設定されていますが、HTBエナジーに次いで安い料金でした。

北陸電力エリア

ロゴ
  1. オクトパスエナジー
  2. コスモ電気
  3. idemitsuでんき
電力会社/料金プラン基本料金電力量(昼間)電力量(夜間)
北陸電力/
くつろぎナイト12
2,255.00円39.87円26.98円
オクトパスエナジー/
オール電化オクトパス
2,224.2円26.01円16.41円
コスモ電気/
スタンダードオール電化
2,255.00円39.87円26.98円
idemitsuでんき/
オール電化プラン
3,828.00円43.32円26.29円

北陸電力エリアも、寒い地方なので、北陸電力のオール電化プラン「くつろぎナイト12」の基本料金が他の地域よりかなり高く設定されています。

北陸電力「くつろぎナイト12」とコスモ電気「スタンダードオール電化」プランが全く同じ料金設定なのは、コスモ電気は中部電力のオール電化プランと料金を全て合わせているからです。

他の地域では安いコスモ電気も北陸電力と基本料金と電力量料金を合わせているので全体的に料金が高めですが、他のサービスを付与することで電気料金全体が北陸電力より安くなるように設定しています。

しかし、オクトパスエナジー「オール電化オクトパス」とidemitsuでんき「オール電化プラン」よりは高い料金なので、北陸電力エリアでの人気はオクトパスエナジーとidemitsuでんきに集まっています。

関西電力エリア

ロゴ
  1. HTBエナジー
  2. オクトパスエナジー
  3. コスモ電気
電力会社/料金プラン基本料金電力量(昼間)電力量(夜間)
関西電力/
はぴeタイムR
2,409.40円28.87円15.37円
HTBエナジー
ぜんぶでんき
2,068.00円27.22円14.29円
オクトパスエナジー/
オール電化オクトパス
2,376.3円25.58円14.91円
コスモ電気/
スタンダードオール電化
2,409.40円28.87円15.37円

関西電力エリアは、基本料金が軒並み2,000円以上ですが、電力量料金は昼間も夜間も安いです。

一番電気料金がお得なのはHTBエナジーで、基本料金は西に向かうほど安くなっていきます。

オクトパスエナジー「オール電化オクトパス」は、関西電力エリアでの基本料金では2番目の安さですが、電力量料金はHTBエナジーやコスモ電気「スタンダードオール電化」や関西電力「はぴeタイムR」より安い料金です。

関西電力エリアでも、コスモ電気「スタンダードオール電化」は関西電力のオール電化プラン「はぴeタイムR」と基本料金・電力量料金を揃えていますが、付加されるサービスなどで総合的な電気料金が安くなるようにしています。

中国電力エリア

ロゴ
  1. HTBエナジー
  2. オクトパスエナジー
  3. コスモ電気
電力会社/料金プラン基本料金電力量(昼間)電力量(夜間)
中国電力/
電化Styleコース
2,018.72円46.46円30.35円
HTBエナジー
ぜんぶでんき
1,650.00円32.03円14.87円
オクトパスエナジー/
オール電化オクトパス
1991.1円27.27円17.14円
コスモ電気/
スタンダードオール電化
2,018.72円46.46円30.35円

中国電力エリアは、表の電力会社全ての電力量が他のエリアよりやや高い料金に設定されています。

中国電力エリアでも、基本料金と夜間電力量が最も安いのはHTBエナジーでした。しかし、昼間の電力量料金はオクトパスエナジー「オール電化オクトパス」が最も低料金です。

コスモ電気プランは中国地方でも中国電力のオール電化プラン「電化Styleコース」と統一しているので、電力量料金は新電力3社の中で最も高く、昼間の電力量料金は全国でもトップレベルの高さなのですが、割引プランとの組み合わせなどを工夫することによって料金をかなり節約できます。

四国電力エリア

ロゴ
  1. HTBエナジー
  2. オクトパスエナジー
  3. idemitsuでんき
電力会社/料金プラン基本料金電力量(昼間)電力量(夜間)
四国電力/
でんかeプラン
1,233.85円44.47円33.78円
HTBエナジー
ぜんぶでんき
1,196.55円31.12円17.88円
コスモ電気/
スタンダードオール電化
1,233.85円44.47円33.78円
オクトパスエナジー/
オール電化オクトパス
1,529.7円27.23円19.51円

四国電力エリアでは、基本料金が4社共1,000円代前半です。

その中で基本料金と夜間の電力量料金が最も安いのはHTBエナジー「ぜんぶでんき」でした。ほとんどのエリアで料金の安さがトップクラスに属しているHTBエナジーは四国電力エリアでも人気が高いです。

基本料金が最も高いのはオクトパスエナジー「オール電化オクトパス」ですが、昼間の電力量料金は4社の中で最も安い料金です。

全ての料金が一致している四国電力のオール電化プラン「でんかeプラン」とコスモ電気「スタンダードオール電化」は昼間の電力量料金が中国電力エリアに次いで高い価格設定になっています。

九州電力エリア

ロゴ
  1. コスモ電気
  2. オクトパスエナジー
  3. idemitsuでんき
電力会社/料金プラン基本料金電力量(昼間)電力量(夜間)
九州電力/
電化でナイト・セレクト22
1,888.80円27.63円14.59円
オクトパスエナジー/
オール電化オクトパス
312.6円28.16円14.29円
HTBエナジー
ぜんぶでんき
1,650.00円26.30円13.21円
コスモ電気/
スタンダードオール電化
1,888.80円27.63円14.59円

九州電力エリアのコスモ電気「スタンダードオール電化」も、他のエリアと同様に九州電力のオール電化プラン「電化でナイト・セレクト22」と同じ料金に設定されています。

九州電力エリアで基本料金が群を抜いて安いのはオクトパスエナジー「オール電化オクトパス」です。

電力量料金は昼間・夜間共HTBエナジーの「ぜんぶでんき」よりやや高いのですが、基本料金の安さで九州電力エリアのトップになりました。

HTBエナジーは、基本料金がオクトパスエナジー「オール電化オクトパス」より高い以外は九州電力エリアで首位クラスの低価格なので、九州電力エリアでも利用者が増え続けています。

沖縄電力エリア

Looopでんき
  1. Looopでんき
  2. シン・エナジー
電力会社/料金プラン基本料金電力量(昼間)電力量(夜間)
沖縄電力/
Eeホームフラット
171.81円46.32円28.79円
Looopでんき
スマートタイムONE
0円29.21円~34.59円14.83円~16.02円
シン・エナジー/
生活フィットプラン(夜)
403.21円30.85円24.18円

沖縄電力のオール電化プラン・Eeホームフラットは、基本料金が他地域の大手電力会社より安い代わりに、電力量が昼間・夜間共に高めに設定されています。

沖縄電力エリアにはオール電化プランを実施している新電力会社がないため、代わりにオール電化住宅にも対応できるプランがあるシン・エナジーとLooopでんきのプランを紹介します。

シン・エナジーにはオール電化プランがありませんが、生活フィットプランがオール電化に適したプランだと定評があります。

Looopでんきにもオール電化プランがないのですが、スマートタイムONEが基本料金0円で30分ごとに電気料金が変わるシステムなので、オール電化住宅でもお得に利用可能です。

楽天でんきにもお得なプランがあるのですが、2025年3月をもって沖縄電力エリアの電力供給を停止するので除外しました。

【世帯別】1人暮らしだと高い?料金シミュレーション

東京電力エリアでオール電化住宅に住んでいる人向けの料金シミュレーションを紹介します。

電力会社と料金プランは、東京電力の基本プラン「従量電灯B」・東京電力のオール電化住宅向けプラン「スマートライフ」・idemitsuでんき「オール電化プラン」・CDエナジーダイレクト「スマートでんきC」・HTBエナジー「ぜんぶでんき」を契約している1人世帯・2人世帯・4人世帯の世帯別にまとめ、料金が安い順に並べました。

それぞれの料金は電力会社の料金シミュレーションツールで出した数値なので、前章の東京電力エリアの順位とは異なります。また、電気料金は正規料金ではなく目安とお考えください。

月額は年額を12で割った数値で、各世帯ごとの平均電気使用量と契約アンペア数を以下表の通りに設定しています。

世帯人数電気使用量契約アンペア数
1人世帯210kWh30A
2人世帯360kWh40A
4人世帯430kWh50A

1人暮らしの場合

ロゴ
電力会社/料金プラン月額年額
HTBエナジー/ぜんぶでんき6,211円74,535円
②東京電力/従量電灯B7,787円93,447円
③idemitsuでんき/オール電化プラン7,914円94,970円
CDエナジーダイレクト/スマートでんきB7,940円95,275円
⑤東京電力/スマートライフS7,947円95,366円

1人暮らしのオール電化向けの料金プランはどの電力会社でも2人暮らしや4人暮らしよりもやや割高に設定されています。

しかし、こちらでは電気使用量を210kWh、契約アンペア数を30Aと設定しているので、電気使用量と契約アンペア数を少し下げれば電気代を節約できます。

1人暮らし向けの料金プランを実施している電力会社は多いのですが、オール電化の料金プランの中で一人暮らし対象のプランを設定している電力会社は少ないので、お得な料金プランを実施している電力会社で契約することを推奨します。

2人暮らしの場合

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電力会社/料金プラン月額年額
HTBエナジー/ぜんぶでんき10,124円121,489円
②idemitsuでんき/オール電化プラン13,223円158,681円
CDエナジーダイレクト/スマートでんきB13,273円159,280円
④東京電力/スマートライフS13,267円159,209円
⑤東京電力/従量電灯B13,804円165,653円

2人暮らしの電気料金で他の電力会社よりも月額が3,000円以上、年額が30,000円以上安いHTBエナジーのぜんぶでんきプランは、東京電力エリアでも高い人気を誇っています。

idemitsuでんきも東京電力エリアでは人気が高いのですが、車とのセットプランを利用する人が他のエリアよりも少なめなので、idemitsuでんきは東京電力エリア以外の方がメリットが大きいです。

東京電力のスマートライフSは、一人暮らしでは高めの設定ですが、2人暮らしだと東京電力の通常プランである従量電灯Bよりもお得になっています。

4人暮らしの場合

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電力会社/料金プラン月額年額
HTBエナジー/ぜんぶでんき12,195円146,335円
②東京電力/スマートライフS15,916円190,997円
③idemitsuでんき/オール電化プラン15,861円190,337円
CDエナジーダイレクト/スマートでんきB15,920円191,039円
⑤東京電力/従量電灯B16,950円203,405円

4人暮らしだと、1人暮らし及び2人暮らしでは下位だった東京電力のスマートライフSが2番目に安い料金でした。

しかし、トップを独走しているのは、4人暮らしでも他の電力会社より月額が3,000円以上、年額が50,000円以上安いHTBエナジーのぜんぶでんきプランです。

1人暮らしや2人暮らしでは安いCDエナジーダイレクトのスマートでんきBは4人暮らしだと高めの部類なので、少人数の方がお得なプランと言えるでしょう。

オール電化向けのプランを選ぶデメリット・メリット

オール電化向けの料金プランを選ぶ際にはデメリットもメリットもあります。どういった点がお得でどんな点に注意するべきなのかをチェックしておきましょう。

オール電化向けのプランのデメリット

夜間は安いけど、昼間の電気代が高すぎて、結局トータルでそんなに得してない気がする…。在宅ワークだと特に厳しい。(35歳・女性)

オール電化向けのプランを探してるけど、対応してる電力会社が少なくて選べない…。もっと選択肢増えてほしい。(42歳・男性)

オール電化向けプランの主なデメリット・注意点を解説します。

  • 昼間の電気代が高い
  • オール電化用機器の初期費用がかかる
  • 停電時のリスクが大きい
  • 一人暮らし用のプランは高め
  • オール電化向けのプランがある新電力会社が少ない

オール電化住宅に適したプランは、基本的に夜の電気代は安いのですが昼間の電気代が高いため、日中家で過ごす人が多い家庭には向きません。

しかし、昼間の電気代が安いオール電化プランを用意している電力会社もあります。

また、一人暮らしをする人のオール電化プランは、家族世帯のオール電化プランよりも高く設定されていることが多いです。一人暮らしでオール電化に適したプランを選ぶ際には、他のセットプランなどで割引になるか確認することをおすすめします。

これからオール電化住宅に住んでオール電化向きのプランを利用したいという人も多いのですが、オール電化のための機器の初期費用がかかることに注意しましょう。

オール電化の最も大きなデメリットは、停電した時に電灯が消えるだけではなく調理のためのIHクッキングヒーターも使えなくなることです。

オール電化向きのプランは全国にある大手電力会社全てが用意していますが、大手電力会社より電気料金が安い新電力会社ではオール電化に適しているプランを設定していないことが多いので、契約の際に注意が必要です。

オール電化向けのプランのメリット

ガスを使わないから、火災の心配が減ったのは本当に安心。子どもがいる家庭には特にありがたい。(29歳・女性)

夜間の電気代がすごく安いから、洗濯やお湯の準備を夜にまとめてやるようにしてる。節約が楽しくなった!(50歳・男性)

オール電化向けのプランのデメリットに続いて、代表的なメリットを見ていきましょう。

  • 火災・事故のリスクが少ない
  • キッチンを綺麗に保ちやすい
  • 使い方により電気代を節約できる
  • 時間帯により電気料金が割安
  • 休日もお得な電気料金プランがある
  • ピークシフトに貢献できる
  • 災害時の復旧が早い

オール電化向けプランは年配者が多い家庭で高い人気を得ています。台所のガスを付けっぱなしによる火災のリスクが低くなるからです。

ガスでお風呂を沸かすよりもエコキュートなどでお風呂を沸かす方が事故率が低いのも、オール電化住宅が年配者向けと言われる理由です。

従来のガス台よりもIHクッキングヒーターの方が汚れにくいため、キッチンの状態を綺麗に保てるのも大きなメリットです。

オール電化向けプランは高いというイメージがありますが、ガスの基本料金がかからなくなるため、使い方次第で光熱費を節約できます。電力量料金が安い時間帯に電気を貯めておき、高い時間帯に使うという使い方もできるので、さらに節約可能です。

夜間の電気料金が割安なのも、通常の勤務スタイルで働く人にはありがたい利点です。

休日の電気代が高いというイメージもあるのですが、電力会社によって休み日も安い料金になるプランを用意しています。

太陽光発電を利用している場合には、使用量が少ない夜間に蓄電してピークシフトに放電するという形でピークシフトに貢献可能です。

また、停電時のリスクを解説しましたが、電気はガスよりも復旧するまでの日数がかからないため、災害に強いというメリットも大きいです。

オール電化向けのおすすめの電力会社に関するよくある質問

オール電化向け住宅に注目が集まっている現在、オール電化向けの電力プランへの質問がネットなどに多く寄せられています。その中で特に多い質問と質問への回答を見てみましょう。

オール電化の家庭で、電気代を安くするにはどうしたらいいですか?

オール電化家庭の電気代を安くするための代表的な方法は以下の通りです。

  • 電化製品を省エネ率が高いものに買い替える
  • タイマー機能を活用する
  • 契約アンペア数・料金プランを見直す
  • エコキュートの設定を変える
  • 太陽光発電・蓄電池を利用する

オール電化住宅に必須と言えるのは、電化製品の省エネ率です。

最近は全ての電化製品の省エネ率が格段に上昇しているので、5年以上前に購入した電化製品は、現在の電化製品の省エネ率と比較した上で省エネ率が高い製品に買い替えましょう。

タイマー機能を利用して必要な時に調理器具や洗濯機を稼働するようにすれば、電気代を節約できます。

契約アンペア数や料金プランが自宅での電気使用量や自分や家族のライフスタイルに合っているかの確認も大切です。

また、エコキュートの設定も再確認しましょう。省エネ機能を使うと共に、自動湧き増し機能をオフにするなど、細かい調整で電気料金が安くなります。

太陽光発電と蓄電池を活用すると、電気を必要なタイミングに使えるよう貯めておけるだけではなく、使わない電力を電力会社に売電できます。

オール電化の家庭が、オール電化向け以外のプランに申し込むと電気の質は落ちますか?

オール電化家庭がオール電化向けプラン以外に申し込んだ場合でも、その逆の場合でも、料金プランの内容や料金が変わるだけで、供給される電気の質は変わりません。ご安心ください。

蓄電池を導入していない太陽光発電を使用しているオール電化家庭だと、天候や季節によって供給される電力量が変わることはありますが、電気の質自体が変わるわけではありません。

一番お得なオール電化向けのプランはどれですか?

オール電化向けプランには電力会社ごとに特色があるので、一番お得な料金プランというと各家庭の家族のライフスタイルによって異なるので、どれがベストなのかを決めるのは難しいです。

総合的にお得で人気が高いのは、エリア別オール電化向け電力会社のランキングで複数回名前が上がっている以下の4社です。(五十音順)

  • idemitsuでんき「オール電化プラン」
  • HTBエナジー「ぜんぶでんき」
  • オクトパスエナジー「オール電化オクトパス」
  • コスモ電気「スタンダードオール電化」

コスモ電気はオール電化プランを複数用意しており、ライフスタイルによってはスタンダードオール電化より安くなるプランもあるのでチェックしてみてください。

また、東京電力エリアに限ってはCDエナジーダイレクトの「スマートでんき」が最もお得だと定評があります。

まとめ

地域の大手電力会社は全て実施しているオール電化向けプランですが、新電力会社に関しては地域によって導入している会社が少ないことがわかりました。

オール電化向けのプランを実施しているか、目当ての電力会社が自宅のある地域に供給しているかなど、プランの内容や供給エリアを必ず確認した上で電力会社を選びましょう。