山口銀行カードローンは、地域密着型の金融機関として信頼性が高く、低金利で安心して利用できるのが特徴です。
しかし、実際に申し込むと「審査結果がなかなか出ない」「審査時間が長かった」「希望額で通らなかった」といった声も少なくありません。
さらに、増額や限度額の仕組み、返済方法の詳細についても気になる人は多いでしょう。口コミを見ても「厳しい」と感じる人と「意外とスムーズに通った」という人が分かれており、審査の実態を正しく理解することが大切です。
本記事では、山口銀行カードローンの基本スペックや審査の流れ、増額・限度額の基準、返済方法の特徴、そして審査に通過するためのポイントを詳しく解説します。
目次
山口銀行カードローンとは?
まずは、山口銀行カードローンの特徴や利用条件、限度額といった概要について詳しく見ていきましょう。

| 商品名 | 山口銀行カードローン(マイカード やまぐち君) |
| 最大利用額 | 10万円~500万円(10万円単位) |
| 利用目的 | 自由(事業性資金は除く) |
| 対象者 | 申込時に満20歳以上68歳以下で、安定継続した収入のある方 |
| 居住・勤務条件 | 現在の住まい又は勤務先が山口銀行の営業エリア内 |
| 金利(年) | 年4.5%~14.5%(固定金利・保証料込) |
| 返済期間 | 1年ごとの自動更新(満69歳を超えての更新不可) |
| 必要書類 | 本人確認書類・所得確認書類は銀行が必要と判断した場合に必要 |
| 申込方法 | Web・店頭 |
商品の特徴と基本スペック
山口銀行カードローンは、無担保・保証人不要で利用できるカードローンです。資金使途は自由(事業性資金は除く)で、生活費の補填や医療費、教育資金、旅行など幅広く活用できます。
毎月の約定返済に加えて随時返済もでき、ATM等からの入金・振込で返済が可能です。地域密着型の銀行としての安心感も特徴です。
利用条件と対象者
申込対象は、申込時および契約時に満20歳以上68歳以下で、安定して継続した収入のある個人。パート・アルバイトは可ですが、専業主婦(主夫)・年金生活者・事業者は対象外です。
山口銀行の普通預金口座を保有し、現住所または勤務先が営業エリア内であること等の条件もあります。
金利・限度額の概要
金利は固定金利 年4.5%~14.5%(保証料込)。限度額は10万円~500万円(10万円単位)で、審査により決定されます。
返済は残高スライド方式で、毎月1日に口座から自動引落し(例:50万円以下は1万円、100万円以下は2万円…)となり、随時返済の併用も可能です。
初回は低めの枠に設定されることが多いですが、利用実績や返済状況に応じて増額審査を受けられる可能性があります。

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山口銀行カードローンの審査の流れと審査結果
山口銀行カードローンに申し込んだ場合の審査の流れや、結果が出るまでの時間について解説します。
仮審査と本審査の違い
山口銀行カードローンは、一般に仮審査→本審査の2段階で進みます。
仮審査では申込内容(勤務先・年収・他社借入など)をもとに保証会社等が一次判断を行い、通過後に本審査で信用情報の照会、必要に応じた在籍確認、本人確認書類や収入確認書類のチェックが行われ、最終可否が決定されます。
審査にかかる時間・日数
口コミでは「審査に時間がかかった」という声が多いですが、公式の目安では、インターネット申込のローンはおおむね3~5日程度で審査結果の連絡があります(内容不備があると長くなる場合あり)。
仮審査○日・本審査○日といった内訳は公表されていません。銀行系として標準的なスピードです。即日回答の消費者金融に比べると遅い印象ですが、銀行カードローンとしては標準的なスピードです。
審査結果の通知方法
インターネット申込の場合は、登録メールアドレス宛てに審査完了の案内が届き、マイページで結果を確認します。店頭等の申し込みでは電話・郵送等で連絡される場合があります。
申込内容に不備があったり、在籍確認がスムーズにいかない場合はさらに時間が延びるため、正確な情報を入力することが大切です。

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山口銀行カードローンの増額審査と限度額の仕組み
山口銀行カードローンは、利用を開始した後に増額の申し込みが可能です。可能な条件や審査に落ちるケースについて詳しく解説します。
増額が認められる条件
山口銀行カードローンは、利用開始後に所定の手続きを踏めば、増額の申し出が可能です。申し込めばすぐに増額できるわけではなく、銀行および保証会社の審査によって可否が決定されます。
審査に有利になる条件として挙げられることの1つが、利用実績。半年から1年以上程度の期間、一度も返済遅延がなく利用を継続している場合、さらに契約時よりも年収が上がっている場合は、「返済能力がある」とみなされて審査に通る可能性が高いでしょう。
銀行または保証会社が相当と認めたときは、貸越極度の増額や変更が行われ、後日その内容が通知されます。
増額審査に落ちるケース
増額審査は、通常の申し込みよりも審査が厳しいといわれています。信用状況と照合して、不安要素が認められた場合は審査に落ちる可能性があるでしょう。
増額審査でポイントとなるのは、「延滞が発生していないか」「他社からの借入が増えていないか」「借り入れ総額が年収の3分の1に近づいていないか、超えていないか」「申込内容に不備がないか」などです。
また、規定違反や債務不履行がある場合は、増額が認められないのはもちろん、限度額を減らされたり利用停止になったりするリスクもあります。
実際口コミでも、「増額を希望したが通らなかった」という声が挙がっており、利用実績や信用情報が重視されていることが分かります。
限度額が決まる基準
山口銀行カードローンの極度額は、10万円から500万円まで、10万円単位で決定。これは、年収や 勤務先、勤続年数といった、当行所定の審査によって個別に決定されます。また、利用期間中でも、審査結果に応じて限度額が増減されることがあり、場合によってはゼロになる可能性もあります。
一般的には、契約時は返済実績がないことから限度額が低めに設定される傾向がありますが、山口銀行のカードローンに関しては、そのような取り扱いについては公表されていません。
各申込者の収入状況や信用情報などを総合して判断されるといえるでしょう。

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山口銀行カードローンの返済方法と注意点
カードローンを利用した分の返済に関しては、あらかじめ返済方法や返済額をしっかり確認しておくことが大切です。事前確認によって、延滞などのリスクを抑えられます。
約定返済と随時返済の仕組み
山口銀行カードローンの返済方法は「約定返済」と「随時返済」の2種類です。約定返済は毎月1日に口座から自動引落しされ、残高スライド方式で前月末の利用残高に応じて金額が決まります。
随時返済はカードローン口座への入金や振込、ATMなどで任意のタイミングに追加返済でき、うまく活用すれば利息負担の軽減や完済までの期間短縮につながります。
残高スライド方式による返済額
約定返済額は前月末時点の利用残高で翌月分が自動的に決まります。返済日に引き落とされる金額の中で、まずその月の利息が充当され、残りが元金の返済に回ります。
月の途中で随時返済をすると当月の約定額は変わりませんが、月末残高が減るため翌月以降の約定額が下がる、というのが基本の動きです。
前月末残高に対する月々の約定返済額は次のとおりです。
- 1万円未満:前月末残高と利息の合計
- 1万円以上50万円以下:1万円
- 50万円超100万円以下:2万円
- 100万円超200万円以下:3万円
- 200万円超300万円以下:4万円
- 300万円超400万円以下:5万円
- 400万円超500万円以下:6万円
最終回だけは、残高が1万円未満になった場合に、残高と利息の合計を全額引き落として完済となります。
返済を有利に進めるコツ
延滞をしないことが大前提です。延滞は信用情報に傷がつき、増額や他のローン審査にも影響します。毎月1日の返済日に向けて口座残高を確保し、ネットバンキングで残高や返済予定をこまめに確認しましょう。
余裕がある月やボーナス時には随時返済を組み合わせて元本を早めに減らすと、利息負担を抑えやすくなります。

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山口銀行カードローンの審査に通過するための対策
山口銀行のカードローンの審査に落ちる人は一定数います。そのたえ、事前に以下のポイントを押さえたうえで申し込みしましょう。
希望額を抑えて申し込む
山口銀行カードローンの審査に通過するには、希望額を現実的に設定することが重要です。収入に見合わない高額を希望すると否決されやすくなります。
まずは少額から申し込むことで通過しやすくなり、利用実績を積めば増額が検討される可能性があります。
信用情報を整える
保証会社は申込者の信用情報を厳格にチェックします。過去の延滞や債務整理があると審査は不利になります。携帯電話の端末代金の分割払いなど、信用情報機関に登録されるタイプの支払いの延滞も不利材料になり得ます。
申込前に未払いを解消し、一定期間(目安として数か月)は遅延のない状態を維持しましょう。なお、短期間に複数社へ申し込むと照会記録が多いこと自体が慎重な判断につながるため避けるのが無難です。
収入や勤務先の安定を証明する
銀行は返済の継続性を重視します。勤続年数が長い、収入が安定しているといった点は評価されやすい傾向にあります。転職直後でも、直近の給与明細や源泉徴収票などで収入状況を示せるとプラスに働くことがあります。
加えて、給与振込や公共料金の引き落とし等で同行との継続的な取引実績がある場合、総合判断で好影響となる可能性があります。
申込内容を正確に記載する
年収を多めに申告したり、他社の借入額を少額にしたりすると、信用期間の情報との照合によって、虚偽の事実であることが明らかになります。「審査に通るために虚偽申告をした」と判断され、審査に落とされる可能性が高いでしょう。
入力ミスなどの意図しない間違いであっても、同様に「虚偽」だとみなされる場合があるため、正確に記入するよう注意が必要です。
また、在籍確認する会社の電話番号が異なると、電話がつながらず審査が止まってしまいます。正しい情報かどうかをしっかり確認しておきましょう。
他社の借入件数や残高を整理しておく
銀行系のカードローンの場合、年収に対する返済額の割合をチェックするため、他社からの借入額をあらかじめ減らしておくことが、審査に有利に働く可能性があります。
また、借入している件数も重要です。借入金額が同じであっても、それを1社から借りているのか複数社から借りている合計額なのかによっても、審査の影響が変わります。
もし複数社で借り入れている場合は、少額のものを完済しておくと良いでしょう。
なお、実際にカードローンを利用していなくても、利用可能な「枠」を持っていることも審査でマイナスに働く可能性があります。利用することがないものは解約するのがおすすめです。

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山口銀行カードローンの審査に落ちた人の対処法
CICなどを利用して信用情報の内容を確認する
万が一山口銀行カードローンの審査に落ちてしまった場合は、以下の対策をしておきましょう。
CICなどで信用情報を開示し登録内容をチェックしておく
審査に落ちる原因の1つは信用情報です。審査結果の理由までは教えてもらえないため、まずは信用情報に問題があることを疑い、信用情報機関に登録されている自分の記録を確認しましょう。
全国銀行個人信用情報センター(KSC)では銀行系の情報、CICやJICCでは、クレジットカード、消費者金融、割賦販売(スマホ本体の分割払いなど)の情報をそれぞれ確認できます。
上記の機関では、以下の内容を確認してください。
| 確認項目 | 概要 |
|---|---|
| 金融事故の有無 | ・長期にわたる延滞(滞納)、債務整理などの異動情報がないか。 ※情報が消えるまでの約5年間は、審査通過が極めて困難 |
| 返済遅延の有無 | ・過去に組んだ各種ローンやクレジットカードの支払いで、短期間の遅れ(遅延)が頻繁に発生していないか。 |
| 申し込み情報の有無 | ・過去半年以内に、カードローンやクレジットカードの申込履歴が多数残っていないか。 ※申込数が多いと、「申込ブラック」と見なされ審査に不利 |
半年ほど間隔を空けて再び審査を受ける
信用情報機関には、カードの申し込み履歴が約6ヶ月間残ります。そのため、審査に落ちた直後に再申し込みをしても、「状況が変わっていない」と判断され、再び落ちる可能性が高いでしょう。
そのため、再申し込みまでは、最初の申し込みから最低でも6ヶ月間は空けることが大切です。
なお、その6ヶ月間は、審査に落ちた原因を特定したうえで、他社の借入残高を減らす、新たな延滞をしない、といった信用情報を改善する努力を行うことも大切です。
消費者金融のカードローンも選択肢に入れる
山口銀行以外の地方銀行や、ネット銀行のカードローンに申し込むのもひとつの手です。審査基準や保証会社が異なれば、審査に通過できる可能性があります。
そのほか、以下のような消費者金融系のカードローンなども選択肢に入れてみましょう。
山口銀行カードローンに関するよくある質問
山口銀行カードローンの利用については、以下のような問い合わせが多く寄せられます。そちらの回答していきましょう。
山口銀行の口座がないと申し込めませんか?
山口銀行のカードローンは「WEB完結型」を採用しており、契約の際には山口銀行の口座が必要です。他の地方銀行のカードローンでは、申し込みのみであれば口座がなくても可能なケースが多く見られますが、山口銀行の場合は、申し込み前に口座開設しておかなければいけません。
スムーズに契約を進めたい場合は、あらかじめ口座開設しておくのがおすすめです。アプリから開設すれば、窓口に出向く負担を減らせるでしょう。
審査に落ちた理由は確認できますか?
山口銀行に限らず、カードローンなどの審査に落ちた理由は開示されません。直接銀行に問い合わせたとしても、「規定による判断」といった回答しかもらえないでしょう。
審査に落ちた場合は、まずは信用情報に原因があると仮定して、信用情報機関への確認を行いましょう。返済遅延などの情報が登録されていれば、それが原因で審査に落ちた可能性が高いといえます。
山口銀行カードローンの審査に関する問い合わせ先は?
カードローンの審査結果は、Eメールにて送られてくるURLにて確認します。
それ以外の審査に関する問い合わせについては、カードローンのフリーダイヤル「0120-00-4790」にかけてみましょう。
なお、つながる時間は平日の10:00〜19:00です。
まとめ
山口銀行カードローンは、銀行系ならではの低金利が魅力ですが、その分審査が厳格だといわれています。
インターネット申込の場合は、3〜5日程度で結果の連絡があり、審査には、収入や勤続年数、信用情報、在籍確認の結果などが影響します。
返済の際は、基本である残高スライド方式による約定返済に随時返済を組み合わせるのがポイント。延滞を防げるとともに、信用情報を健全に保つことにもつながります。
山口銀行カードローンの審査は決して甘くはありませんが、安定した収入があり、信用情報が整備されていれば、安心して利用できる低金利ローンといえるでしょう。
この記事を書いた人
エレビスタ ライター
エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。
エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。


