中学生の塾代高すぎて払えない！みんなどうしてる？塾は無駄？おすすめの対処法を紹介

高校受験を控える中学生の多くは塾に通っていますが、「中学生の塾代が高すぎて払えない！」といった悲鳴が中学生の親から上がっています。特に、中学3年生になると1～2年生より2割前後料金が上がることも親の悩みの種になっています。

中学生の塾代が高すぎることに悩む親はどんな方法で塾代を捻出しているのでしょうか？

塾代の節約法や「塾代は無駄ではないか」という悩みへの対処法を解説すると共に、塾代の補填におすすめな消費者金融を紹介します。

【高すぎる】中学生の塾代の月平均は5万円前後！

高校は私立だけではなく公立も受験する必要があるので、中学生の大半は高校受験対策のために塾に通っています。

しかし、中学生の塾代の平均は5万円前後なので「高すぎる」と嘆く親が絶えません。

中学生の塾代の相場を、集団指導塾と個別指導塾に分けて紹介します。

集団指導塾の場合1.5~5万円が相場

集団指導塾は個別指導塾より塾代の相場が安く、1.5万円から5万円あれば通わせることが可能です。

集団指導塾は学校の授業と似たスタイルで10人以上の生徒を対象に学習指導を行うので、個別指導塾より安いという長所があると共に、1人1人の学習の達成度をチェックしきれないという短所もあります。

そのため、多少費用はかかっても個別指導塾に通わせる親が多いです。

個別指導塾の場合3.5~7万円が相場

生徒1人から3人に対して講師1人がオーダーメイドのカリキュラムやテキストを用意して指導する個別指導塾は、学校とほぼ同じスタイルで指導をする集団指導塾よりも生徒個人の学習効果が上昇しやすいです。

そのため、難関高校を狙う場合には個別指導塾を選ぶのが適切とされています。

しかし、指導のクオリティが高い分塾代の相場は5万円から7万円で、高いところだと10万円台になることもあるため、塾代のために借金をしている親も少なくありません。

結構多い？中学生の塾代を節約している家庭｜その工夫を紹介

1年から2年塾に通わせ続けると、支出は家計を圧迫するような高額になります。

しかし、塾代を節約しながら中学生の学力を向上する方法がないわけではありません。

塾代を節約している家庭がどういった工夫をしているのか、工夫の結果月額料金相場がどれだけになるのかを見てみましょう。

短期講習や季節講習だけ利用する

短期講習・季節講習は基本的に春期・夏期・冬期の3種類で、長期間塾に通わせず、春期講習・夏期講習といった短期講習・季節講習だけを利用して塾代を節約する方法があります。

期間を限定して集中的に勉強したほうが身につくタイプの中学生もいるので、短期講習や季節講習だけの利用でも十分な学習効果を得ることが可能です。

教科を絞って受講する

苦手な教科だけを受講する方法でも、塾代を大幅に節約可能です。

1教科の月額相場は集団指導塾でも個別指導塾でもそれほどの額にならないので、得意な教科は学校の塾と自習だけでカバーし、苦手な教科を1～2教科に絞り込んで学習するのも有効な工夫です。

家庭教師より安いオンライン学習サービス

オンライン学習サービスは基本的に塾や家庭教師よりも安価な費用で学習でき、他の生徒が周りにいない分集中できるので、費用の割に高い学習効果を得られるため、近年人気が高まっています。

講師の指導スタイルや教科数、使用する教材により料金が変わりますが、安いところなら月額10,000円以下で受講できるのがうれしいポイントです。

キャンペーンを利用する

塾代を節約したい人に向けてキャンペーンを実施している塾が多いので、キャンペーンを活用することで塾代をかなり節約できます。

キャンペーンで節約できる金額は高いと10,000円以上なので、キャンペーンを実施している塾を利用するのがおすすめです。各塾のキャンペーン実施状況や特典獲得条件などをチェックした上で塾を選びましょう。

現在実施しているキャンペーンの例

• 入塾金無料
• 一定期間の受講無料
• 期間内の応募で割引
• 期間講習割引
• 兄弟・友達紹介割

特待生制度を利用する

特待生とは塾での成績が上位にある生徒のことで、特待生に対して授業料を割引あるいは免除している塾が多いです。

特待生になるためにはかなりの努力が必要ですが、支払う塾代のうち授業料が免除または減額になったり教材費だけの負担になったりといったメリットがあるので、狙えれば狙ってみましょう。

節約できる費用は塾により異なるので、上表の相場以上の節約になることも多いです。

特待生制度の例

• 受講料全額または一部免除
• 教材費全額または一部免除

グループ指導や地域の学習支援を活用

国や都道府県や各自治体が実施しているグループ指導や地域の学習支援を活用することも、塾の費用の節約につながります。

特に、文部科学省では、学校と地域の連携関連施策を推進しており、2002年に学校の完全週5日制を実施したのを皮切りに、「地域教育力再生プラン（地域子ども教室推進事業）」の実施、「放課後子どもプランの創設、学校支援地域本部の実施を勧めてきました。

2015年には「地域未来塾」による学習支援を開始しています。

地球未来塾は学習が遅れがちな中高生などを対象に原則無料で実施している学習支援です。

参照元

• 文部科学省「学校と地域の連携・協働に関する参考資料」
• 学校と地域でつくる学びの未来「地域未来塾の概要」

塾代は無駄？感じる瞬間と対処法

塾代の捻出に苦労しているさなか、子供の学習態度などを見て「塾代は無駄ではないか」と感じてしまう親も少なくありません。

そういった無力感をおぼえたときの対処法の例を紹介しますので、参考までにご覧ください。

本人からやる気を感じられない時

中学生本人にあまり学習意欲がない場合には「少しでもいい高校に通わせたい」という親の願いが空回りしがちです。

特に、第二反抗期を迎えている子供だと強い反発を受け、最悪の場合親子関係断絶を招いてしまうこともあります。

そんな時の対処法

子供に「レベルが高い高校に行きたい」という気持ちがない場合、子供がどんな高校に通いたいのかを聞いてみましょう。

子供がイメージする高校が一定以上の学力を必要とする場合には、好きな高校に通うためにはある程度の努力が必要なことを説明すれば、学習意欲が向上する可能性が高いです。

授業料に見合わないと感じる時

塾に通わせた後の子供の成績が高い授業料に見合っていないと感じたときの無力感もひとしおです。

そういったとき、失望のあまりに子供を責めてしまい、その結果、親子関係が悪化するだけではなく、子供の学習意欲を大きく損なってしまいます。

そんな時の対処法

高い出費が報われなかったと感じたとき、子供を責める一方で「塾代はぼったくりではないか」と感じて塾にクレームを入れる親もいますが、塾のテキストの内容や世間の塾への評価などをチェックして公正に判断しましょう。

それでも費用が割に合わないと感じたときは塾の変更をご検討ください。

通塾時間が長く勿体無いと感じる時

週3日以上塾に通っている場合「塾に拘束される時間が勿体ない」と感じるケースが多いです。

遊ぶ時間が全くない場合、子供の心身のストレスも心配になります。受験のストレスがきっかけで鬱になって高校に通えなくなる子供もいるからです。

そんな時の対処法

通塾時間があまりにも長いと感じた場合には、子供本人にも現在の通塾時間をどう感じているかを聞いた上で、塾に通う日数を減らすなどで拘束時間を減らしましょう。

家でオンライン学習をした方がリラックスして勉強が進むタイプもいるので、通塾時間は子供の性質に合わせるのがおすすめです。

部活や習い事で忙しく両立できないと感じた時

子供が力を入れている部活・習い事と塾の両立が難しい場合にも、塾に通わせるのを無意味と感じてしまいがちです。

特に、ずっと続けている習い事は、親だけではなく子供自身も「中断したくない」と思っていることが多いからです。

そんな時の対処法

通塾で部活や習い事の時間を削りたくない場合も、まず子供自身が現在何を一番重要視しているのかを聞いてみましょう。

進学したい高校が現在の部活や習い事にプラスになる場合には、子供の負担が重すぎない程度に塾と部活と習い事に費やす時間のバランスを取れば、問題解決につながります。

中学生の塾代が高すぎて払えない！でも通わせてあげたい時に頼りになる消費者金融5選

中学生の塾代の相場は1ヶ月で5万前後、年間で60万円になるので、一般家庭には少なからぬ負担になりますが、消費者金融を上手に活用すれば支出を補填できます。

塾代の補填におすすめな大手消費者金融5社の基本情報と強みをご覧ください。

レイク

子供2人が塾通いとなって資金繰りに苦しんでいましたが、初利用なら1年無利息で借りられるレイクを見つけてどうにかなりました。1年無利息はすごい魅力＆威力ですね！（40代・男性）

レイクは2025年に業界初の365日無利息期間というキャンペーンを始めて話題を集めました。

従来の最低金利は大手消費者金融では最も高いのですが、初めて利用する人は365日間無利息で借りられます。

複数の条件をクリアしなければなりませんが、1年分の塾代をまとめて借りて無利息期間内に返済できるなら、これ以上のメリットはありません。条件の詳細は公式サイトで見てみましょう。次項でも獲得条件を紹介します。

レイクの強み

レイクは2025年3月から業界で最長の365日無利息キャンペーンを開始しました。

2025年10月時点で実施しているキャンペーン

SMBCモビット

モビットに決めたのは、三井住友銀行ユーザーだと手数料が無料になるからです。無利息期間がないのは惜しいですが、キャンペーンや特典がいいので十分です。（30代・女性）

SMBCモビットは三井住友銀行が運営している消費者金融で、三井住友銀行のATMの利用手数料が無料という利点があります。

SMBCモビットの唯一のデメリットと指摘されているのは無利息期間がないことです。

しかし、常時複数のキャンペーンを実施していることやWEBからの申し込みだと在籍確認がない点でカバーしているので、塾代の補填には充分と言えるでしょう。

SMBCモビットの強み

SMBCモビットには無利息期間がありません。しかし、キャンペーンの実施数は大手消費者金融で最も多いです。

2025年10月時点で実施しているキャンペーン

アイフル

受験前の三者面談で塾通いを勧められたので、半年間だけ進学塾に通わせることにしました。予定外の出費は痛かったですが、ママ友も使っているアイフルで借りて何とかなりました。（40代・女性）

アイフルは大手消費者金融の中でトップクラスのスピードで審査と融資をしてくれる点で人気が高い消費者金融です。

簡易審査なら1秒で終わるので、審査に通過できるか心配な人は簡易審査から始めてみましょう。

窓口での応対も丁寧なことで定評があるので、借入額や月々の返済額などに悩んでいる人は窓口相談をおすすめします。

アイフルの強み

アイフルは最長30日間の無利息期間を実施しています。

2025年10月時点で実施しているキャンペーン

プロミス

これまでにあちこちの消費者金融を利用していて無利息期間を利用できないので、一番利息が安いプロミスにしました。返済方式が多いのも決め手でした。（40代・男性）

プロミスは大手消費者金融の中で通常の最低金利が最も安いので、無利息期間を利用できない人に向いています。

また、審査と融資までのスピードが早く、特に業界で最短と言われる3分で融資が受けられることで多くの利用者の支持を受けています。

子供2人以上が同時に塾に通う場合にまとまった金額が必要になった場合には、金利が安いプロミスがおすすめです。

プロミスの強み

プロミスは最大30日間の無利息期間を提供しています。

2025年10月時点で実施しているキャンペーン

アコム

消費者金融で借りるのは不安だったので、三菱UFJ系列のアコムにしました。無利息期間を利用できたので、1年分の塾代を支払うときにとても助かりました。（40代・女性）

多くの消費者金融は在籍確認を電話で実施しますが、アコムは基本的に自宅や職場に在籍確認電話がかかってきません。

三菱UFJ三菱UFJフィナンシャルグループの系列なので、初めて消費者金融を利用する人に選ばれやすく、サービス内容でも利用者の信頼を得ています。

大手消費者金融では審査・融資までの時間が長めですが、それ以上の利点を提供しています。

アコムの強み

アコムの無利息期間は最大30日で、無利息期間内に追加借入した分も無利息になります。

2025年10月時点で実施しているキャンペーン

払えないほど高い中学生の塾代に関するよくある質問

払えないほど高額な中学生の塾代に悩む家庭が抱える悩みから生まれた質問の一部を紹介します。回答とあわせてご確認ください。

みんなはどうやって塾代をやりくりしてる？

記事前半で紹介した節約方法や消費者金融などで借り入れるほか、よく見られるのが以下のやりくり方法です。

• 学資保険を積み立てておく
• 両親（子供の祖父母）に支援を頼む
• 仕事を増やす

学資保険は塾代をかなり補填できますし、中学生の親の実家が裕福であれば塾代の負担をしてもらえますが、それが望めない場合には、専業ならパートに出る、すでに仕事をしているなら本業に無理がない程度のダブルワークを始めるという方法があります。

最近は家でできる仕事を紹介するサイトも増えているので、自分ができそうな仕事を探してみましょう。

高校受験は塾なしでも合格できる？

中学生本人の学習能力を大幅に超過しているような難関高校でなければ、塾に通わなくても高校に合格できます。

ただし、塾に通わずに合格するには以下の点に注意しつつ努力することが必要です。

• 内申点が下がらないようにする
• 学校の授業の予習・復習を怠らない
• テストで良い点数を取る
• 受ける高校の合格基準を把握する

塾代に充当できる助成金・補助金・貸付事業はある？

塾代については、国が実施している助成金や補助金の制度は2025年10月時点ではありません。しかし、一部の自治体（都道府県や市区町村）・民間団体などが助成金や補助金制度を実施しています。

たとえば、東京都が中学3年生と高校3年生を対象に実施している貸付事業は「受験生チャレンジ支援貸付事業」という名称で、学習塾の費用として最大20万円を利用可能です。

自分が住んでいる自治体の公式サイトなどで同様の制度を実施しているか調べてみましょう。

まとめ

高校受験は、中学生本人だけではなく「塾代が高い」という課題によって多くの親を悩ませています。

しかし、塾代を節約する方法はありますし、不足する塾代を用意する手段もあるので、自分の家庭に負担が少ない方法で中学生の塾代を調達しましょう。