八十二銀行のカードローンには、手軽に利用できる「はちにのかん太くんカード」や、幅広い用途に利用できる「カードローン〈ニューマイティー〉」など、複数の商品があります。
本記事では、「八十二銀行カードローンの審査に落ちてしまった」「審査に通過できるか不安」といったお悩みを持つ方のために、八十二銀行カードローンの審査のポイントを徹底的に解説します。
在籍確認や仮審査・本審査の流れといった審査プロセスから、審査に落ちた人が見直すべき点まで、具体的な情報を提供します。この記事を読めば、八十二銀行のカードローン審査への理解が深まり、次のステップに進むためのヒントが見つかるはずです。
目次
八十二銀行のカードローンに関する基本情報
八十二カードローン〈はちにのかん太くんカード〉

| 商品名 | 八十二カードローン〈はちにのかん太くんカード〉 |
| 最大利用額 | 1万円~800万円(審査により決定) |
| 利用目的 | 自由(事業性資金を除く) |
| 対象者 | 申込時満20歳以上満74歳以下、安定・継続した収入がある方、アコム㈱の保証を受けられる方 |
| 居住・勤務条件 | 公式情報なし |
| 金利(年) | 固定金利(保証料込)年14.5%・9.0%・5.5%・1.8% |
| 返済期間 | 「35日ごと」または「毎月指定日」から選択 |
| 必要書類 | 本人確認書類、収入確認書類 |
| 申込方法 | Web・電話・店頭 |
八十二カードローン〈はちにのかん太くんカード〉の金利は、年1.8〜14.5%と低めになっています。また、パート・アルバイトの方も安定した収入があれば申込可能で、幅広い層に対応しています。
24時間365日Web申し込みできるため、使いやすさにも定評があるカードローンです。
ただし、保証会社であるアコム株式会社の審査もあるため、他社借入状況や信用情報を万全にしておく必要があります。
地元企業に勤務している方や八十二銀行と取引実績のある方は、審査で有利になる可能性があります。地域に根差した銀行として、長野県民を中心に多くの利用者から支持を得ているカードローンです。
カードローン〈ニューマイティー〉

| 商品名 | カードローン〈ニューマイティー〉 |
| 最大利用額 | 30万/100万/300万円 |
| 利用目的 | 自由(事業性資金を除く) |
| 対象者 | 満20~60歳、安定継続収入あり(個人事業主は不可)、八十二信用保証㈱の保証を受けられる人 |
| 居住・勤務条件 | Web契約は日本国内在住の日本国籍/長野・新潟以外は当行で給与受取。当行口座・IB要(同時契約可) |
| 金利(年) | 変動(保証料込):年9.375%または年13.975%(短期プライムレート連動、年2回見直し) |
| 返済期間 | 毎月2日に自動引落/契約期間3年(自動更新) |
| 必要書類 | 本人確認書類 |
| 申込方法 | Web・店頭 |
カードローン〈ニューマイティー〉は、八十二銀行が提供するもう一つのカードローン商品です。限度額も低く、利用目的も自由であるため、より柔軟に利用したい方に適しています。
この商品の特徴は、契約後に自動融資機能が利用できる点です。公共料金の引き落としやクレジットカードの決済時に残高不足が発生しても、自動的に融資が実行されるため、延滞を防げます。
審査は八十二信用保証会社が担当しており〈はちにのかん太くんカード〉とは異なる審査基準が適用されます。そのため一方の審査に落ちても、もう一方では承認されるかもしれません。
地域に密着したサービスを重視する方や、既に八十二銀行と取引がある方にとって、利便性の高いカードローンです。

最大365日と無利息期間の長さが優れている消費者金融です!
原則勤務先への在籍確認も実施しておらず、書類で審査可能。
事前に返済額や総額をシミュレーションすることもできます。
レイクの詳細はこちら>>
八十二銀行カードローンの審査に落ちる原因
八十二銀行カードローンは、様々な理由で審査に落ちる恐れがあります。審査に落ちる要因を詳細に解説するため、ご覧ください。
八十二銀行が定める申込条件を満たしていない
八十二銀行が定める申込条件を満たしていなければ、審査に通らず、申し込み履歴だけが残ってしまいます。商品によって異なりますが、八十二銀行の主な申込条件は以下のとおりです。
- 20歳以上であること
- 安定継続収入があること
- 保証会社の保証を受けられること
収入面は継続した収入があれば、パートやアルバイトでも申し込みます。また「はちにのかん太くんカード」「ニューマイティー」のいずれも、保証会社による保証の適用が必須になるため注意しましょう。
条件をクリアできないと審査に落ちるので、事前に自分の状況を確認し、必要な条件を整えることが求められます。
返済能力が低いとみなされた
収入が不安定な場合、返済能力が低いと見なされます。特に自営業やフリーランスは収入変動が大きくなりやすく、審査で不利に働きやすいです。
年収に対して希望する借入額が高すぎる場合も、返済能力が不足しており、審査に落ちやすくなります。また年収の3分の1を超える借入は総量規制で禁止されており、この金額を超える借り入れは原則不可能です。
年収に占める年間のローン返済額の割合である返済負担比率が25%を超えると、借り入れが難しくなります。例えば年収が400万円の場合、年間で100万円以上の返済が必要な借り入れは難しいため把握しておきましょう。
手取り年収に対して、4分の1以下の借り入れに抑えるのが無難です。
他社からの借入が多い
他社からの借入が多いと、返済能力が低いと見なされることがあります。
金融機関は、申込者が自社のカードローンを滞りなく返済できるかを重視します。その際に、借入件数が多いと自社サービスの返済に十分な資金を充てられないと判断され、審査に落ちてしまうのです。
また他社からの借入が多いと、信用情報機関に記録される情報が増え、審査時に不利に働くことがあります。特に、短期間に複数の借入を行っている場合、返済能力を信用されないことが多いです。
八十二銀行に限らず、他社からの借入が多いことはカードローン審査において大きな問題になります。
信用情報に傷がついている
八十二銀行カードローンは申し込みを受け付けた際に、信用情報機関に申請者の信用情報を確認します。信用情報に傷が付いていれば、審査の通過がほぼ不可能になるため注意しましょう。
具体的に以下のような信用状態では、審査に通らなくなります。
| 事故理由 | 詳細 |
|---|---|
| 延滞・遅滞 | 過去にカードローンやクレジットカードの支払いを延滞している。 ※特に、3ヶ月以上の延滞は深刻なマイナス評価につながる。 |
| 債務整理 | 自己破産や任意整理などの債務整理を行っている。 |
| 多重債務 | 3〜4件以上の返済中の借り入れがある。 ※多重債務者と見なされ審査に落ちやすくなる。 |
日ごろから延滞や遅滞を起こさないように、注意することが大切です。
八十二銀行カードローンの審査に落ちた場合の対処法
八十二銀行カードローンの次回以降の審査に落ちないための対処法も存在します。詳細に解説するため、ひとつずつ確認しましょう。
申込情報を正確に入力する
年収や勤続年数・他社借入額などを誤って入力すると、金融機関側で信用情報機関のデータと照合した際に不一致が発覚し、虚偽申告と判断されます。
実際に、年収を高く申告したり他社借入を少なく記入したりして、審査に落ちてしまうケースがあります。勘違いで入力してしまった場合も審査落ちするため、申込する際は源泉徴収票や給与明細を手元に用意し、正確な数字を入力しましょう。
勤務先の電話番号や住所なども、現在の情報と一致しているか確認することが大切です。
ささいな入力ミスが審査落ちにつながるケースは少なくありません。正確な申請が審査通過の第一歩です。
年収に対する借入希望額が多すぎないか確認する
年収の3分の1を超える借入は総量規制に該当し、審査に通らなくなります。例えば年収300万円の方が100万円以上の借入を希望しても、総量規制に該当し、原則融資を受けられません。
再申込する際は希望額を必要最小限に抑えることが重要です。当初50万円を希望していたなら、30万円や20万円に減額して申し込むことで審査通過率が高まります。
カードローンによっては借入後に増額申請することも可能なので、まずは確実に審査通過できる金額で申し込みましょう。特に、手取り年収に対しての年間返済額を4分の1以下にすると、生活を圧迫しないためおすすめです。
他社借入がある場合は、その残高も含めた総借入額が年収の3分の1以内でないと借り入れできないため。注意しましょう。
他社借入を整理する
他社からの借入が多いと、八十二銀行カードローン審査において大きなマイナスになります。複数社からの借入があると返済負担が高く、完済できないとみなされるためです。
申込前に以下を確認し、借入状況を整理しましょう。
- 少額の借入は完済する
- おまとめローンを活用する
- 不要なカードを解約する
複数の借入を一本化することで返済管理しやすくなるうえに、総返済額も削減できる可能性があります。また、使用していないクレジットカードのキャッシング枠も借入可能額と見なされるため、不要なカードは解約しておきましょう。
借入整理は、着実に審査通過率を高められるおすすめな対処法です。
自身の信用情報を確認する
審査落ちの原因を特定するには、信用情報機関に登録されている自身の信用情報を確認することも重要です。過去の延滞記録や債務整理の履歴が残っていると、審査に通りにくくなり、事故情報が消えるまで待つといった対策ができます。
それぞれの信用情報機関の特徴は、以下のとおりです。
| 信用情報機関 | 特徴 | 公式サイト |
|---|---|---|
| CIC (シー・アイ・シー) | 主にクレジットカード会社が加盟しており、 クレジットカードや携帯電話料金などの情報が中心 | https://www.cic.co.jp/index.html |
| JICC (日本信用情報機構) | 主に消費者金融が加盟 | https://www.jicc.co.jp |
| KSC (全国銀行個人信用情報センター) | 銀行や信用金庫・信用組合などが加盟しており、 銀行ローンや住宅ローンなどの情報が中心 | https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/open/ |
信用情報に傷がある場合、一定期間待ってから再申込することが多いです。
延滞情報は完済後5年程度の期間が経過することで削除されるため、把握しておきましょう。
八十二銀行のカードローンに関するよくある質問
八十二銀行のカードローン審査は、仮審査と本審査の2段階で進められます。自分が審査のどの段階でつまずいたのか、また、審査がどれくらいの日数で進むのかを知ることで、今後の対策を立てる手がかりになります。
審査のプロセスを正確に理解しておくことは、不安を軽減し、よりスムーズに手続きを進めるためにも役立ちます。特に審査の進捗状況や連絡の有無から、自分の状況をある程度予測できることもあります。
ここでは、多くの人が疑問に感じる審査の具体的な流れや、在籍確認に関する注意点について詳しく解説します。
仮審査・本審査にかかる日数は?
仮審査は、Webや電話での申込情報などに基づき、申込者の返済能力を大まかに判断する一次審査です。比較的短期間で結果が出ることが多く、早ければ即日で連絡が入るケースもあります。
一方、本審査では提出された本人確認書類や収入証明書を基に、申込内容に虚偽がないか、信用情報に問題がないかなどを厳密にチェックします。
そのため仮審査よりも時間がかかり、数日から1週間程度の日数が必要となるのが一般的です。商品によっては「最短即日回答」可能なカードもありますが、通常は余裕をもって考えておくのが安心です。
また、申し込み直後に審査落ちの連絡がある場合は、仮審査の段階で信用情報や年収に大きな問題があった可能性があります。反対に、結果までに時間がかかっている場合は、申込内容をより慎重に審査している状況だと考えられます。
在籍確認は必ずある?勤務先に電話連絡が入る?
八十二銀行のカードローン審査では、返済能力の裏付けとして在籍確認が行われます。原則は健康保険証や給与明細などの提出による書類確認であり、勤務先に電話が入るケースは多くありません。
ただし、提出書類だけでは在籍確認が難しい場合や、追加確認が必要な場合には勤務先への電話が行われることもあります。電話は銀行名ではなく担当者の個人名でかかってくるため、プライバシーには配慮されています。
内容も「〇〇様はいらっしゃいますか?」といった簡単な確認にとどまり、本人が不在でも「席を外しています」などの返答があれば完了します。
その一方で、勤務先の電話番号に誤りがあったり、長期間不在で在籍が確認できない場合は、審査に落ちる原因となることがあります。
保証会社の役割と審査における重要性は?
保証会社は万が一利用者が返済不能になった際に、銀行に代わって債務を肩代わりする機関です。八十二銀行では主にアコム株式会社や八十二信用保証が保証会社として機能しており、銀行の審査と保証会社の審査の両方をクリアする必要があります。
保証会社は独自の審査基準を持っているため、銀行側の基準を満たしていても保証会社の審査で落ちるケースがあります。特に過去に同じ保証会社が関わる他社ローンで延滞歴がある場合、審査通過は難しいです。
そのため審査落ちした際は、どの保証会社が関与していたかを把握し、次回申込時には異なる保証会社を採用している金融機関を選ぶことが大切です。

利用限度額が最大800円であり、膨大な資金を調達できます!
融資も最短15分で完了するためすぐに借り入れが可能。
スピーディに多額の資金を調達する際におすすめです。
モビットの詳細はこちら>>
まとめ:八十二銀行カードローン審査に落ちた原因と対処法を理解しよう
八十二銀行カードローンの審査に落ちた場合、まずはその原因を冷静に分析することが大切です。
審査結果の詳細な理由を銀行から直接知ることはできませんが、一般的な審査基準を再確認し、ご自身の信用情報や収入・勤務状況などを客観的に振り返ることで、改善点を見つけられる可能性があります。
また、在籍確認が適切に行われたか、仮審査と本審査のどちらで否決された可能性が高いかを整理してみることも有効です。
原因を推測できれば、再申し込みまで一定期間を空ける、他社借入を整理する、信用情報を事前に確認するなど、次に向けた具体的な対策が取れます。
この記事が、八十二銀行のカードローン審査に挑戦する皆様にとって、次の一歩を踏み出す参考になれば幸いです。
この記事を書いた人
エレビスタ ライター
エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。
エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。