【2025年最新版】リフォームローンおすすめランキング!審査や金利の観点から徹底比較

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住宅のリフォームを考えている人にとって、住宅ローンより審査がゆるいために契約しやすい「リフォームローン」は良い選択肢ですが、そもそも住宅ローンと何が違うのか、どこの金融機関と契約すれば良いのかわからない、という方も多いでしょう。そこで今回はリフォームローンの審査や金利の最安値、担保なし・担保ありでどう違うのか解説します。またこれからリフォームローンの契約を考えている方におすすめできる、ろうきんや地方の信用金庫を含めた20の金融機関について、それぞれの特徴やおすすめできる理由も含めて紹介します。

リフォームローンとは?特徴について解説

リフォームローンとは、自宅を修繕したり、増改築する際の資金を調達する目的で借り入れが可能なローン商品のことです。まずはそのリフォームローンの特徴について、4つの点を簡単に解説していきます。

用途が限定的

リフォームローンは自宅の増改築や修繕など、自分が保有し、住んでいる物件をリフォームすることに資金使途が限定されています。そのため、それ以外の用途には利用できません。

この場合の「それ以外の用途」には、一見家にかかわる費用なので含まれそうに思えるものも含まれています。たとえば、基本的に家具・家電のみの購入は対象外となります。リフォームに伴い家具・家電を新調するとしても、リフォームに必須な出費項目には該当しないため、別途カードローンを検討する必要があるでしょう。

それに対して、設備機器の購入が「リフォーム工事そのものに関係している」場合は対象になることが多いです。これにはシステムキッチンやユニットバス、太陽光発電設備などが含まれます。

このように、リフォームローンでは資金がリフォームに正しく使われていることが重要であり、そのための証明として、工事の見積書・契約書などを提出する必要があります。ただし以上の要件に当てはまっても、自宅ではない賃貸用物件や事業用店舗には利用できません。

金利は住宅ローンよりも高め

リフォームローンの金利は、一般的に住宅ローンよりも高くなる傾向にあります。金利タイプごとの目安は次のとおりです。

  • 住宅ローン金利:年0.5%~2.0%程度
  • リフォームローン(変動金利):年1.3%〜4.0%程度
  • リフォームローン(固定金利):年1.5%〜5.0%程度

上記のとおり、住宅ローンとリフォームローンでは、平均的な金利に2倍近くの差があります。なぜここまで差があるのかというと、リフォームローンの多くが「無担保型」だからです。

無担保型は住宅を担保にする住宅ローンとは異なり、住宅などを担保に入れなくてよいローンのことです。少なくとも無担保であること自体が、借りる側にとってデメリットになることはほぼありません。

しかし、金融機関側にとっては担保がない(返済が滞った場合の保証がない)ことは貸し倒れリスクに直結するため、その分金利も高く設定されるのです。これは銀行のカードローンよりも、審査が緩い消費者金融カードローンの方が金利が高いのと似ています。

ちなみに、金融機関によっては特定の条件を満たすことで金利が下がるものも存在します。その条件はさまざまですが、基本的には対面型よりも「Web完結型」の方が、金利優遇を受けやすい傾向にあります。

主な借入条件

リフォームローンを利用するためには、一定の条件をクリアする必要があります。主に以下の項目のうち、いずれかが条件または審査時のボーダーラインとして設定されています。

  • 年齢要件
  • 収入
  • 雇用形態
  • 勤続年数
  • 団体信用生命保険への加入
  • 担保・保証人
  • 信用状況

基本的に年齢は融通が利かず「申し込み時点で70歳以下であること」や「完済時に80歳未満であること」など、特定の年齢で条件が切られています。

収入に関しても、商品によって明確な条件があります。たとえば「前年度の収入が200万円以上であること」を定めるリフォームローンにおいては、文字通り年収が200万円ないと審査に通りません。勤続年数に関しても同様で、2年以上同じ職場で働いてなければ契約できないなど、一定のボーダーラインを超えてはじめて融資が可能となります。

保証および信用にかかわる部分も重要です。たとえば無担保型のリフォームローンでは保証人ではなく、金融機関が指定した保証会社を立てています。要するに、その信用会社にとってリスクがある人には融資できません。

具体的には、個人の信用情報に傷がついている(事故情報が記録されている)人は審査に通りにくいです。申し込み段階で信用のブラックリスト入りが確定している人は、申し込み前に別の方法を検討する必要があるでしょう。

融資の方法

リフォームローンの契約後、実際に融資を受けられるタイミングを理解するために、まずリフォームローンにおける契約から融資実行までの流れを理解しておきましょう。

  1. リフォームの計画を立てる
  2. 計画をもとに、施工業者等が現地調査を行い、見積書を作成
  3. 金融機関に対して仮審査を申し込む
  4. 金融機関に対して本審査を申し込む
  5. 必要書類を提出し、融資契約を締結
  6. リフォーム工事着工
  7. リフォーム工事完了

これがリフォームローンの利用を伴うリフォーム工事の簡単な流れとなります。この流れのうち、実際に金銭の受け渡しが発生するタイミングは次の3つに分類できます。

  • 「⑥リフォーム工事着工」の前
  • 「⑥リフォーム工事着工」から「⑦リフォーム工事完了」にかけて
  • 「⑦リフォーム工事完了」の後

多くの金融機関のリフォームローンにおいては、3つ目の「リフォーム工事完了」というタイミングで支払われるのが一般的です。この段階で金融機関に施工完了証明書等の書類を提出し、問題がなければ支払いが行われます。

ただし、金融機関によっては着工金を賄うために「リフォーム工事着工」の前に融資を受けられたり、工事の進捗に応じた分割融資をしてもらえるケースもあります。くわえて、支払われ方も次の2つに分類されます。

  • 金融機関がリフォームの施工業者の口座に直接お金を振り込む
  • 一時的に契約者(借主)の口座に振り込み、契約者が施工業者に直接支払う

融資されるお金は、金融機関からリフォームの施工を行う会社へ直接支払われることもあれば、いったん申込者の口座に振り込まれることもあります。基本的には前者の方が、借主の手続きが必要ないため便利です。

税制優遇や補助金を受けることができる

リフォーム工事をリフォームローンを利用して行う場合、一定の条件を満たすことで税制優遇や補助金の対象となります。一例として、次の制度に該当する可能性があります。

  • 住宅ローン控除
  • 特定増改築等住宅借入金等特別控除
  • 住宅特定改修特別税額控除

まず、リフォームローンでも「床面積が50㎡以上である」や「10年以上の償還期間がある」といった条件を満たすことで、住宅ローン控除の対象となります。これにより数字上の所得額が減り、節税になります。

また、省エネになる工事を行うと「特定増改築等住宅借入金等特別控除」や「住宅特定改修特別税額控除」の対象となりますし、固定資産税も減らせます。もちろん家庭でできるような小規模な取り組みではなく、省エネに直結する太陽光発電システムの導入や、段差をなくすバリアフリー改修などが対象となります。

その他、各自治体がそれぞれ異なる補助金制度を実施しています。リフォーム工事の計画を立てる段階で、要件を含めて必ずチェックしておきましょう。

リフォームローンと住宅ローンの違いまとめ

次はリフォームローンと住宅ローンの違いについて、8つの点をそれぞれ解説していきます。

目的

リフォームローンは、その名の通り住宅のリフォーム(改修や修繕)のためにある商品です。それに対して住宅ローンは、住宅(土地も含む)の購入のためにある商品です。要するに両方が物件に関わる目的でも、用途ははっきりと異なるのです。

ここで「どちらも住宅にかかわるものなのだから一緒でも良いのでは?」と感じる方もいるでしょう。しかし目的が完全に分かれていた方が、金融機関が資金の行き先を把握し、貸付リスクを評価しやすくなるというメリットがあります。

借入金額

リフォームローンは借入金額が住宅ローンよりも大幅に安いです。一般的にリフォームローンの借入金額は有担保でも2,000万円程度、安ければ数十万円からでも借りることができます。

それに対して住宅ローンは借りた側が「家そのものを購入する」程度の大金が必要になるため、数千万円から1億を超える融資が発生することも珍しくありません。

このようにどちらも「住宅」に関わる用途で使用されますが、金額規模だけで比較すれば住宅ローンの方がはるかに大きいのです。

融資条件

基本的には、リフォームローンの方が住宅ローンの審査より厳しいです。なぜなら融資額が大きいため、より高いレベルでの評価や「返済能力」が求められるからです。

リフォームローンも収入が安定していることや年齢等の条件があるため易しいわけではありませんが、借入額が少額で合ったり、無担保型を選んだりした場合は、さらに住宅ローンよりもハードルが低くなります。

返済期間

リフォームローンの返済期間は住宅ローンよりも短いです。そもそもの借入額が住宅ローンより少ないため当然なのですが、一般的には5〜15年程度が平均期間となり、例外として20年にわたる場合もあります。

それに対して住宅ローンの返済期間は、借入額が増えるほど、自然と完済までの返済期間(年数)を長めに設定するケースが多くなります。一般的には25〜30年、中には40年超の返済期間を設定する場合もあります。

融資方法

住宅ローンもリフォームローンも、申し込みから契約、融資までの流れは次のとおり、ほぼ変わりません。

  1. ネット経由、郵送、窓口等から申し込む
  2. 仮審査が実施される
  3. 本審査が実施される
  4. 契約が完了する
  5. 融資が実行される

ただし、リフォームローンは無担保型の商品が多いため、手続きはより簡単になり、審査完了から融資までの時間も短くなる傾向にあります。

融資が実行されるタイミングに関しては、住宅ローンは着工前(契約時)や中間融資が一般的であるのに対して、リフォームローンは着工後(工事完了後)にローン会社から施工会社へ一括支払いされるのが一般的です。

金利

リフォームローンと住宅ローンでは金利水準が異なり、リフォームローンの金利(特に無担保型)は住宅ローンより高めに設定される傾向があります。目安としては、リフォームローンが年2%〜5%程度、住宅ローンは年0.5%〜2%程度です。

この差は、リフォームローンの方が担保を必要としない無担保型が多いのに対し、住宅ローンは不動産を担保とする有担保型である点が大きいです。金融機関から見て融資する金額は住宅ローンの方が大きいものの、基本的にはリフォームローンの方が貸倒れリスクが高いと見なされやすいのです。

ただしリフォームローンでも、金融機関やいくつかの条件(組合員資格、既存取引、リフォーム内容など)により、金利優遇を受けられる場合があります。

担保

住宅ローンにはなくリフォームローンに多い「無担保ローン」は、文字通り担保を必要としないローン商品です。無担保にできる理由は、住宅ローンより借入金額が少ないためです。逆に住宅ローンが基本的に有担保なのは、そもそも融資する金額が大きいからです。具体的には金融機関が住宅に対して抵当権を設定できるので、それが貸し倒れリスクを低減する根拠となり、必然的に金利も安くなります。

税制優遇

リフォームローンと住宅ローンを「税制優遇の受けやすさ」という点で比較すると、これは「住宅ローン控除」のある住宅ローンに軍配が上がります。年末のローン残高に応じた所得控除を10年以上継続できる税制優遇に相当するものは、リフォームローンにはありません。

ただしリフォームローンでも、返済期間が10年を超える大規模な工事であれば住宅ローンの対象になる可能性はあります。またバリアフリー・エコを目的としたリフォームを行う場合は「投資減税型」の税制優遇を受けられる可能性があります。

リフォームローンおすすめランキング20選

次はリフォームローンにおすすめできる20の金融機関について、それぞれなぜおすすめできるのかも含めて解説していきます。

三菱UFJ銀行

項目内容
商品名三菱UFJ銀行 ネットDEリフォームローン
融資金額50万円以上1,000万円以内(1万円単位)
融資期間6ヶ月以上15年以内(1ヶ月単位)
金利(年利)年2.14%~3.025%
金利タイプ変動金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)株式会社ジャックス
担保不要
返済方法元利均等毎月返済(ボーナス時増額返済併用可)
申し込み方法インターネット(三菱UFJダイレクト利用者はWeb完結も可能)
融資実行のタイミング申し込みから通常10日~3週間程度 
来店不要
対応地域全国

三菱UFJ銀行は「ネットDEリフォームローン」という商品を提供しており、大手メガバンクとしての信頼性を担保しながらも、リフォームローンとしての利便性に関しても高い評価を得ています。

当ローンは、申し込みに伴うすべての契約手続きをWeb上で完結できるため、わざわざ支店に行く必要がありません。もちろん必要書類の提出もオンラインで行えますし、最短即日の審査に対応しているため、融資への待ち時間も少なくて済みます。

おすすめできる他の理由としては、原則として担保が不要である点や、固定金利・変動金利の両方が用意されている点が挙げられます。借入上限が1,000万円までと、幅広いニーズに対応している点や、ネット経由なら繰上返済手数料が無料である点もメリットです。

金利は「年2.14%~3.025%」とリフォームローンとしては一般的ですが、特定の要件に該当すれば金利優遇を受けられます。具体的には、すでに三菱UFJ銀行で住宅ローンを利用している場合は金利が「年0.5%」引き下げとなります。

またバリアフリー改修を行う場合も優遇対象となり、金利が最大「年0.885%」引き下げとなります。

三井住友銀行

項目内容
商品名フリーローン [リフォーム]
融資金額10万円以上800万円以内
融資期間1年以上10年以内
金利(年利)年2.125%
金利タイプ変動金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
担保原則不要
返済方法元利均等毎月返済
申し込み方法インターネット、電話、郵送、店頭
融資実行のタイミング正式審査結果は必要書類提出後、最短当日
来店不要
対応地域日本国内在住者

三井住友銀行の「フリーローン [リフォーム]」は、最大800万円まで借りられる、金融機関としては比較的小規模なリフォームローンです。一般的なリフォームだけでなく、太陽光発電設備の設置や耐震・防災工事など、幅広い用途に利用できます。

当ローンは、大手メガバンクならではの信頼性と安心感が特徴です。選べる金利タイプは変動金利型のみとなりますが、原則として担保・保証人が不要で保証料も金利に含まれているため、リフォーム着手時の初期費用を抑えやすいというメリットがあります。

また正式な審査結果の連絡は、必要書類を提出すれば最短即日で出るという「スピードの速さ」もメリットです。ただし三井住友銀行の口座がない場合は先に開設手続きが必要になり時間がかかるため、事前に開設手続きを済ませておくことをおすすめします。

もはや業界標準になりつつあるインターネット申し込みが可能なだけでなく、給与振込を含む同行との取引状況が審査で有利に働く可能性があるため、特に同行を普段使いしている方には強くおすすめできます。

みずほ銀行

項目内容
商品名みずほ銀行リフォームローン
融資金額10万円以上500万円以内(1万円単位)
融資期間6ヶ月以上15年以内(1ヶ月単位)
金利(年利)年4.125%~5.90%
金利タイプ変動金利型・固定金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)株式会社オリエントコーポレーション
担保不要
返済方法元利均等毎月返済(ボーナス時増額返済併用可)
申し込み方法インターネット、電話、店頭
融資実行のタイミング審査状況による
来店不要
対応地域全国

大手銀行のみずほ銀行が提供するリフォームローンは、最大500万円まで借りられる比較的小規模なローンです。Webからの申し込みは可能ですが、最終的な契約に至るためには店舗へ来店するか、郵送で書類を提出する必要があります。

みずほ銀行のリフォームローンは原則として担保不要で、保証会社の保証により利用できるため、初めてローンを契約する人でもハードルは下がります。

当ローンがおすすめできる理由としては、大手銀行としての信頼性はもちろん、充実した金利優遇制度が挙げられます。たとえばみずほ銀行口座で給与受取していたり、バリアフリー・省エネ改修といった特定の工事を行う場合には、それぞれ「年0.1%」まで金利が引き下げられます。

融資上限は500万と少なめであるものの、返済期間は最長15年まで設定できるため、借入金額が少ない人でも無理のない返済計画を立てやすいです。また最長6ヶ月(1ヶ月単位)での元金返済措置にも対応しています。

以上の点から、すでにみずほ銀行との取引がある方や、バリアフリーなど特定の目的でリフォームを行う方におすすめできます。

りそな銀行

項目内容
商品名りそなリフォームローン
融資金額10万円以上1,000万円以内(1万円単位)
融資期間1年以上15年以内(1ヶ月単位)
金利(年利)年2.0%~3.475%
金利タイプ変動金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)りそなカード株式会社株式会社ドコモ・ファイナンス株式会社オリエントコーポレーション
担保不要
返済方法元利均等毎月返済(ボーナス時増額返済併用可)
申し込み方法インターネット、電話、店頭
融資実行のタイミング審査状況によるが、通常1~2週間程度
来店不要
対応地域原則、営業地域内(関東・近畿)

りそな銀行が提供する「りそなリフォームローン」は、大手銀行グループとしての信頼性があり、インターネットで24時間いつでも申し込み・契約手続きを完結できる手軽さが魅力的です。

同行の最大の特長は、りそな銀行における住宅ローン契約者への大幅な金利優遇です。通常年の変動金利は「3.875%」ですが、太陽光設備設置・住宅ローン利用といった特定の条件を満たせば、金利が最大年2.0%まで引き下がり、通常契約者よりも有利に借り入れられる点が魅力です。

融資額は10万円以上1,000万円以下であり、1万円単位で細かく調整できます。返済期間も最長15年まで1年単位で対応するため、大規模な改築にも利用できます。ちなみに借り換えを行う場合は、利用中のローンにおける残存期間内での利用となり、金利優遇の対象にはなりません。

以上の点から、当ローンは既にりそな銀行で住宅ローンを借りている方や、オンラインでの手続きを希望しつつ、信頼できる金融機関で幅広いニーズに対応できるローンを探している方におすすめできます。

横浜銀行

項目内容
商品名横浜銀行リフォームローン
融資金額10万円以上1,000万円以内(1万円単位)
融資期間1年以上15年以内(1ヶ月単位)
金利(年利)年2.1%~3.1%
金利タイプ変動金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)横浜信用保証株式会社株式会社ジャックス
担保不要
返済方法元利均等毎月返済(ボーナス時増額返済併用可)
申し込み方法インターネット、電話、店頭
融資実行のタイミング最短即日(審査状況により1~2週間程度まで延びる)
来店不要
対応地域原則、営業地域内(神奈川県、東京都南西部など)

神奈川県および東京都の一部を主要な営業エリアとする、地域密着型地方銀行の横浜銀行は、最大1,000万円まで借りられる、審査スピードが早いリフォームローンを提供しています。

当ローンは地方銀行でありながら来店不要であり、Web経由で契約できます。また口座がなかったりリフォームの資金使途が確定していなくても申し込める仮審査結果は、最短即日で回答されるため計画が立てやすいです。

リフォームローンの契約には原則担保・保証人が不要で、10万円から1,000万円までの借入に対応し、最長15年の返済期間を選択できます。金利は短期プライムレート連動⾧期貸出標準金利が基準となり、地方銀行としては低めの水準(年2.1%〜3.1%)に設定されています。

返済は元利均等返済であり、6ヶ月ごとにボーナス増額返済もできるため返済期間を短縮できます。また同行との給与受取など、既存の取引状況に応じた金利優遇もあります。以上の点から、地域に根差した安心感と、迅速で手軽な手続きを重視する方におすすめできます。

京都銀行

項目内容
商品名京都銀行リフォームローン
融資金額1万円以上1,500万円以内(1万円単位)
融資期間6ヶ月以上20年以内(1ヶ月単位)
金利(年利)年2.075%〜3.075%
金利タイプ変動金利型・固定金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)京都信用保証サービス株式会社三井住友カード株式会社
担保不要
返済方法元利均等毎月返済(ボーナス時増額返済併用可)
申し込み方法インターネット、電話、店頭
融資実行のタイミング審査状況によるが、通常1~2週間程度
来店不要
対応地域原則、営業地域内(京都府、滋賀県、大阪府、奈良県、兵庫県の一部など)

京都府を含む近畿地方を中心とする京都銀行が提供するリフォームローンは、地元ならではのきめ細やかなサービスと、特定の工事を対象とする独自の優遇が特徴です。

同行がおすすめできる理由としては、最小1万円という少額から、最大1,500万円・最長20年という幅の広い融資枠に対応している点、そして独自の金利優遇プランが充実している点が挙げられます。

たとえば「エコ金利プラン」では省エネ・環境配慮リフォームが、また京都ならではの「京町家金利プラン」では伝統的町家の改修が優遇対象となり、条件に合えば最大「年0.6%」まで金利が引き下げられます。

その他、保証料が金利に含まれているため別途費用が発生しないことや、すでに京都銀行との取引している方は優遇対象になる点、さらに地域に根差した金融機関として、リフォームに関する相談に親身に乗ってくれることもメリットです。

以上の点から、京都が地元でリフォームを検討している方、特にエコ改修や京町家改修を考えている方には、特におすすめできるローンだといえます。

滋賀銀行(住宅関連ローン)

項目内容
商品名滋賀銀行 住宅関連ローン(無担保)
融資金額10万円以上1,500万円以内(1万円単位)
融資期間6ヶ月以上20年以内(1ヶ月単位)
金利(年利)年1.825%~5.575%
金利タイプ変動金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)株式会社滋賀ディーシーカード株式会社オリエントコーポレーション三菱UFJニコス株式会社
担保不要
返済方法元利均等毎月返済(ボーナス時増額返済併用可)
申し込み方法インターネット、電話、店頭
融資実行のタイミング審査状況によるが、通常1~2週間程度
来店不要
対応地域全国

「しがぎん」の愛称で知られる滋賀銀行は、滋賀県内で強い基盤を持つ地方銀行です。当行はとりわけ地域社会への貢献を重視しており、ローンの提供により地域の住まいづくりを大きくサポートしています。

当ローンは、厳密にはリフォームローンではありません。名前にある通り「住宅関連ローン」であり、用途の中に「自宅・実家のリフォーム資金」が含まれています。その他、通常の住宅ローンと同様に住宅や土地の購入費用、建物解体費用や住宅関連ローンの借換資金にも利用できます。

当ローンがおすすめできる理由は、担保や保証人が不要であり、融資額が最大1,500万円であること、そして期間が最長15年と一般的なリフォームニーズに対応できる点です。特に、省エネ改修や再生可能エネルギー導入といった環境配慮型リフォームを行った場合に、一定の金利優遇が受けられる点は大きいです。

具体的には、太陽光または蓄電池といったカーボンニュートラル(脱炭素)設備を導入するだけで「年0.7%」も金利が引き下げられます。

その他にも、細かく金利引き下げの条件が定められています。たとえば会員になっているだけで「年0.250%」の引き下げ、スマホ契約で「年0.2%」の引き下げ、借入金額が1,001万円以上なら「年0.7%」の引き下げとなります。

以上の点から、滋賀銀行は地元でリフォームを検討する方、特に環境意識が強く、滋賀県の美しい自然を守りながらリフォームしたいと考えている方にとって魅力的な選択肢となります。

北陸銀行

項目内容
商品名北陸銀行 無担保住宅ローン
融資金額10万円以上1,000万円以内(1万円単位)
融資期間1年以上15年以内(6ヶ月単位)
金利(年利)年2.375%~3.175%
金利タイプ変動金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)北陸保証サービス株式会社株式会社オリエントコーポレーション(年1.60%上乗せ)
担保不要
返済方法元利均等毎月返済(ボーナス時増額返済併用可)
申し込み方法インターネット、店頭
融資実行のタイミング審査状況によるが、通常1~2週間程度
来店不要
対応地域原則、営業地域内(富山県、石川県、福井県、北海道など)

富山県に本店を構える北陸銀行は、3県(富山・石川・福井)や北海道などを営業エリアとする、地域に根差した地方銀行です。

同行が提供するリフォームローンは名前のとおり原則担保・保証人が不要であり、10万円から1,000万円までの借入、最長15年の長期返済に対応しています。保証料は金利に含まれているため、別途負担する必要はありません。

地域密着型の銀行である強みとしては、地域の気候風土に配慮した断熱改修やエコ・耐震リフォームを行うと「年0.5%」の「SDGs割」という金利優遇が受けられる点です。地元で地域特性を踏まえたリフォームを計画している方には有利ですし、地元の銀行としての親身な相談対応にも期待できるでしょう。

当行独特のサービスとして「リトライサービス」があります。これは一次保証会社(北陸保証サービス株式会社)の審査に通らなかった場合に、自動的に二次保証会社(株式会社オリエントコーポレーション)の審査を行ってくれるものです。ただし二次保証会社になった場合は、金利が「年1.60%」上乗せとなります。

以上の点から、北陸銀行のリフォームローンは北陸地方に住んでいる方や地域に密着したサービスや特定の工事に対する金利優遇を重視する方、また審査落ちに不安を感じている方におすすめです。

大阪信用金庫

項目内容
商品名DOリフォームローン
融資金額10万円以上1,000万円以内(1万円単位)
融資期間1年以上15年以内
金利(年利)通常:年1.85%~4.50%Web版:年1.78%~4.50%
金利タイプ固定金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)株式会社オリエントコーポレーション
担保原則不要
返済方法元利均等返済
申し込み方法店頭、インターネット(一部商品)
融資実行のタイミング審査状況によるが、通常1~2週間程度
来店Web版なら来店不要
対応地域原則、営業地域内(大阪府およびその周辺地域)

大阪府内を営業地域の中心とする大阪信用金庫は、固定金利タイプのリフォームローンを提供しています。適用金利も最低「年1.78%」と、比較的低めの金利で融資してくれるのが特徴です。

融資額は最高1,000万円、期間は据え置きなしの最長15年以内となっており、一般的なリフォームニーズに対応できます。またエコ関連のリフォームやオール電化、ガス化、太陽光発電システムの設置にも対応していますが、金利優遇の対象にはなりません。

同行は来店で申し込めるタイプと、Webで申込から契約まですべて完結できるタイプの2種類を用意しています。借入金額や金利、返済方法など主な内容は変わりませんが、契約者の年齢条件や固定金利の段階、契約時に必要な書類などに若干の違いがあります。

同行がおすすめできる他の理由としては、地域特化ということで顧客の状況に応じた柔軟な審査や提案が期待できる点、既に大阪信用金庫で住宅ローンを利用している方は金利優遇を受けられる点などが挙げられます。

東京信用金庫

項目内容
商品名無担保住宅・リフォームローン
融資金額30万円以上2,000万円以下
融資期間6ヵ月以上20年以内
金利(年利)年1.505%~3.755%
金利タイプ変動金利型、固定金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)一般社団法人しんきん保証基金
担保原則不要
返済方法元利均等月賦返済または元金均等返済(ボーナス返済併用可)
申し込み方法店頭、インターネット(一部商品)
融資実行のタイミング審査状況によるが、通常1~2週間程度
来店不要
対応地域原則、営業地域内(東京都区部および多摩地区の一部など)

東京都内を営業エリアとする東京信用金庫が提供するリフォームローンは無担保型であり、融資金額は最大で2,000万円、融資期間は最長20年程度まで対応と、かなり多くのケースに対応できます。

適用される金利は融資期間が10年以下なら固定金利型、10年超なら変動金利型となります。金利は「年1.505%」からであり、期間中に金利変更となる可能性はあるものの、他社と比較しても低金利のため多くの方におすすめできます。

くわえて金利の優遇も受けられます。具体的には、エコにつながるリフォーム取引の内容に応じて最大「年2.25%」の割引となります。また限度額50万円のカードローンとリフォームローンを同時に契約すると、金利が「年1.505%」まで下がります。

ただし最大の金利優遇を受けるためには、同行が提供する「リピートプラン」に加入することも含め、すべての環境配慮・バリアフリー等に該当している必要があります。またソーラーシステムを含む環境配慮割引が適用される場合は、融資期間が1,000万円、融資期間が15年までに限定されます。

住信SBIネット銀行

項目内容
商品名住信SBIネット銀行リフォームローン
融資金額10万円以上1,000万円以内(1万円単位)
融資期間1年以上10年以内(1ヶ月単位)
金利(年利)年2.975%~4.975%
金利タイプ変動金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)株式会社ジャックス
担保不要
返済方法元利均等毎月返済
申し込み方法インターネット
融資実行のタイミング審査承認後、最短5営業日程度
来店不要
対応地域全国

実店舗を持たないオンラインサービスの提供に特化した人気の「住信SBIネット銀行」は、申し込みから口座の開設至るまで、全ての手続きをネット上で完結できますが、これは同行が提供するリフォームローンも例外ではありません。

文字通り当行のリフォームローンは、場所や時間を選ばずに手続きから融資実行までをノンストップで進められる、高い利便性を実現しています。また借入額が100万円までなら、申し込み時に年収証明の提出が必要ありません。

当ローンは担保や保証人が不要な無担保型であり、最大1,000万円までの借り入れ、最長10年の返済期間を選べます。金利は変動金利型が採用されていますが、特に同行のカードローン・住宅ローンを利用している契約者は、基準金利から最大で「年1.0%」の引き下げが適用されるなどの手厚い金利優遇を受けられます。

またローン契約者は住信SBIネット銀行における「スマートプログラム」の対象であり、ATMや振込手数料の無料回数が上がる「スマプロランク」が上がりやすくなります。

以上の点から住信SBIネット銀行のリフォームローンは、金利や手数料などのコストをできるだけ抑えたい方、オンラインでの手続きに慣れている方、そしてすでに住信SBIネット銀行口座開設済みであり、住宅ローンを利用している方におすすめです。

楽天銀行(住宅ローン)

項目内容
商品名楽天銀行住宅ローン(金利選択型)
融資金額500万円以上2億円以内
融資期間1年以上、35年以内(1年単位)
金利(年利)年1.004%~年2.848%
金利タイプ変動金利型、固定金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)一般社団法人日本労働者信用基金協会
担保必要(融資対象に第一順位の抵当権)
返済方法元利均等毎月返済、元金均等毎月返済(ボーナス時増額返済併用可)
申し込み方法インターネット
融資実行のタイミング審査状況によるが1ヶ月程度またはそれ以上
来店不要
対応地域全国

楽天銀行はリフォームローンを提供していませんが、金利選択型の住宅ローンを契約すると、その借入額にリフォーム資金を含めることができます。

これの利点は、住宅ローンにおける低金利・長い返済期間というメリットを、リフォームローンにも適用できる点です。これは借り換えの場合も同様であり、リフォーム資金を借り入れ額に上乗せできます。

住宅ローンであることの注意点としては、申し込みから融資まで、最短でも26日程度かかる点です。事前審査だけで最長10日程度かかるため、リフォームローンと同等に考えている方は注意が必要です。

ちなみに楽天銀行は「楽天銀行不動産担保ローン」という、リフォームに使えるローンも提供しています。通常の住宅ローンと同様に住宅を担保に入れる必要がありますが最大1億円借りられるため、より多くの融資を希望する人はこちらもおすすめです。

ソニー銀行(住宅ローン)

項目内容
商品名ソニー銀行住宅ローン
融資金額500万円以上2億円以下(10万円単位)
融資期間1年以上35年以下(1ヶ月単位)
金利(年利)年0.797%
金利タイプ変動金利型、固定金利型
保証人原則不要(審査に応じて必要になる)
保証会社(複数ある場合はいずれか)該当なし
担保必要(融資対象に第一順位の抵当権)
返済方法元利均等毎月返済
申し込み方法インターネット
融資実行のタイミング審査状況による
来店不要
対応地域全国

ネット銀行大手のソニー銀行はリフォームローンを提供していませんが、住宅ローンの資金使途に「増改築」が含まれているため、限定的ではあるもののリフォーム資金に利用できます。単にリフォーム資金だけ融資してほしい方は、他社の検討をおすすめします。

住宅ローンとしての特徴は、繰り上げ返済手数料が発生しない点、借入期間中に固定金利と変動金利を何度も変えられる点などが挙げられます。また何度も「オリコン顧客満足度調査」で総合1位を獲得しており、信頼性の高さにも定評があります。

中央労働金庫(中央ろうきん)

項目内容
商品名中央ろうきんリフォームローン
融資金額1万円以上2,000万円以内(1万円単位)
融資期間20年以内(1ヶ月単位)
金利(年利)年2.550%~3.650%
金利タイプ変動金利型、固定金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)非公表
担保原則不要
返済方法元利均等毎月返済、元金均等毎月返済(ボーナス時増額返済併用可)
申し込み方法店頭、インターネット、郵送
融資実行のタイミング審査状況によるが、通常2~3週間程度
来店不要(Web完結は団体会員の組合員のみ)
対応地域原則、営業地域内(関東1都7県)

労働組合や生活協同組合の組合員とその家族を主な対象とする「中央労働金庫」のリフォームローンは、最大で2,000万円程度、最長20年の返済期間と、無担保型としては高額・長期の借り入れに対応しており、比較的大規模なリフォームにも利用可能です。

用途としては、本人居住用の住宅関連(リフォーム)資金だけでなく、将来居住する建物や土地の購入費用、セカンドハウスの新築や空き家の解体費用にも利用できます。

当行がおすすめできる理由の一つは、会員組合員向けの金利が市場金利と比べて大幅に低い点が挙げられます。ろうきんを給与振り込み口座に指定する、財形貯蓄・エース預金を契約するなどの条件があるものの、団体会員または生協会員なら「年0.2%」金利が引き下げられます。

以上の点から、労働組合や生協の組合員である方、あるいは所定の出資で組合員になれる方にとっては、他の金融機関では得られない好条件でリフォーム資金を調達できるため、第一候補として検討する価値のある金融機関と言えるでしょう。

近畿労働金庫(近畿ろうきん)

項目内容
商品名近畿ろうきんリフォームローン
融資金額最高2,000万円(1万円単位)
融資期間最長25年
金利(年利)年2.35%~3.65%
金利タイプ変動金利型、固定金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)一般社団法人日本労働者信用基金協会
担保原則不要
返済方法元利均等毎月返済(ボーナス時増額返済併用可)
申し込み方法店頭、インターネット(仮審査)、郵送
融資実行のタイミング審査状況によるが、通常2~3週間程度
来店不要(Web完結は団体会員の組合員のみ)
対応地域原則、営業地域内(近畿2府4県)

大阪府にある近畿ろうきんは、組合員だけでなく一般就労者も契約できるリフォームローンを提供しています。資金用途としてはリフォームや増改築だけでなく、バリアフリーや耐震補強にも利用できます。

融資限度額は最大2,000万円まで、最長25年の融資期間となっています。基本的な融資内容は組合員と非組合員での差はありませんが、組合員は通常の金利が低いため、通常契約者よりも引き下げ適用後の金利が小さくなる、という大きな違いがあります。

具体的には「年1.85%」引き下げが適用になるとき、一般勤労者だと変動金利で「年2.85%」になるところ、会員なら「年2.35%」まで下がります。固定金利も同様に、組合員の方が低金利になります。

無担保ローンなので担保や登記費用は必要なく、手続きもシンプルです。まとまった収入があるときは手数料無料の繰り上げ返済で総返済額を減らし、返済期間も短縮できます。連帯保証人も必要なく、保証料もろうきんが負担してくれるため余計なコストが発生しません。

以上の点から、基本的には誰にでもおすすめできるリフォームローンではあるものの、ろうきんの組合員の方がメリットが大きくなるため、対象の方は検討をおすすめします。

北海道労働金庫(北海道ろうきん)

項目内容
商品名無担保住宅ローン(エコリフォームローン)
融資金額2,000万円以内
融資期間25年以内
金利(年利)年2.60%~2.70%
金利タイプ変動金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)一般社団法人日本労働者信用基金協会
担保原則不要
返済方法元利均等毎月返済(ボーナス時増額返済併用可)
申し込み方法店頭
融資実行のタイミング審査状況による
来店来店必要
対応地域原則、営業地域内(北海道全域)

北海道労働金庫(北海道ろうきん)は「エコリフォームローン」という、変動金利型のリフォームローンを提供しています。当行が提供している「住宅・リフォームローン」とは異なり、こちらは保証人・担保がなくても申し込みが可能です。

加入対象者はろうきん正会員または「ろうきんクラブアソシエール」に加入できる人に限られていますが、ボーダーとなる前年度の年収は150万、勤続年数は1年以上となっているので、他社のリフォームローンと比べてもハードルは低い方といえるでしょう。

名前のとおり、このローンは省エネルギー化工事およびバリアフリー化工事、また耐震化工事を伴うリフォーム工事に利用できます。限度額は2,000万円、返済期間も最長25年と長めで、返済はボーナスのときに多く返せる元利均等返済なので、対象となる工事を検討している北海道地域の方におすすめできます。

金利は、ろうきん会員なら「年2.60%」、個人会員または一般勤労者なら「年2.70%」となります。通常の無担保ローンでは会員により大きな引き下げ幅が適用されますが、エコリフォームローンは大幅な引き下げは対象外である点には注意が必要です。

東京スター銀行

項目内容
商品名東京スター銀行 スターリフォームローン
融資金額10万円以上500万円以内
融資期間最長10年
金利(年利)年1.5%~3.8%
金利タイプ変動金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)アイフル株式会社
担保不要
返済方法元利均等毎月返済
申し込み方法インターネット
融資実行のタイミング審査状況による
来店不要
対応地域全国

東京スター銀行が提供する「スターリフォームローン」は、10万円から500万円という少額に設定されていながらも、最長10年での余裕をもった返済が可能なリフォームローンです。金利も最低1.5%からと低く、担保や保証人も不要のため気軽に申し込めます。

当行が採用している返済方式は元利均等毎月返済であり、返済日は毎月4日に固定されています。もちろん繰り上げ返済も手数料無料で可能であり、申し込みから融資までの手続きと同様、すべてをWeb完結できます。

以上の点から、東京スター銀行のスターリフォームローンは低金利を重視される方や手続きはシンプルな方が良いと思っている方、リフォームを行うのが初めての方などにおすすめできます。

千葉興業銀行

項目内容
商品名ちば興銀のリフォームローン
融資金額10万円以上2,000万円以内(1万円単位)
融資期間6ヶ月以上15年以内(1ヶ月単位)
金利(年利)年1.4%~4.3%
金利タイプ変動金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)オリコ株式会社ちば興銀カードサービス株式会社
担保不要
返済方法元利均等毎月返済
申し込み方法インターネット
融資実行のタイミング最短1日(審査状況により変わる)
来店不要
対応地域原則、営業地域内(千葉県および隣接都県の一部)

千葉興業銀行が提供する「ちば興銀 リフォームローン」は、地方銀行としては珍しくWeb完結・来店不要で契約が可能です。

借入金額の最安は10万円から、最大2,000万円までの融資が可能です。融資期間は15年とごく一般的ですが、最大割引を適用したときの金利が「年1.4%」からとなっており、他行と比較しても競争力が高いといえます。

最大割引を受けるための条件は、ちば興銀のポイントサービスである「コスモスクラブ」に加入することや、給与振り込みを指定すること、住宅ローンを契約中であることなどが挙げられます。

当ローンには保証会社として2社がつくため担保・保証人は不要ですし、ネットバンキングでの繰り上げ返済も手数料無料で可能なので、返済総額の削減や返済期間の短縮が可能です。

対象地域は千葉県および隣接部に居住する方が対象となっており全国区ではありませんが、その分地域密着型のサポートが受けられる可能性が高く、特に地元に住んでいる方にはおすすめできます。

足利銀行

項目内容
商品名リフォームローン「住まい快適」
融資金額10万円以上1,000万円以内(1万円単位)
融資期間1年以上20年以内(1ヶ月単位)
金利(年利)年2.325%
金利タイプ変動金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)めぶき信用保証株式会社株式会社オリエントコーポレーション
担保不要
返済方法元利均等毎月返済
申し込み方法インターネット
融資実行のタイミング審査状況によるが、通常1~2週間程度
来店不要
対応地域原則、営業地域内(栃木県および隣接県の一部)

栃木県周辺を営業地域とする足利銀行は、最大融資額が500万円という比較的小規模な「リフォームローン 住まい快適」という商品を提供しています。当ローンは最初の申し込みから契約手続きまで来店の必要がなく、すべてがWebで完結するため便利です。

当ローンの金利はWeb完結を選べば、店頭契約より低い「年2.2325%」が適用されます。店頭契約でも同水準まで下げることは可能ではあるもののいくつかの条件があるため、低金利金利重視なら最初からWeb完結で契約することをおすすめします。

返済期間は最長10年となっており、他行と比べると長くはありませんが、規模に応じて柔軟な設定が可能です。ただし店頭契約なら最長20年となり、融資額も1,000万円になります。

資金用途はリフォーム全般であり、たとえばキッチンやトイレの改修、屋根の修繕や外壁塗装、バリアフリーや太陽光発電システムの設置などが挙げられます。リフォーム内容に応じた返済額の目安を知りたい場合は、公式サイトの「ご返済シミュレーション」を利用しましょう。

その他の利点として、2社が保証会社となるため担保・保証人は不要ですし、ネットバンキングでの繰り上げ返済にも対応している点が挙げられます。

あいち銀行

項目内容
商品名あいち銀行リフォームローン
融資金額10万円以上1,500万円以内(1万円単位)
融資期間6ヶ月以上20年以内(1ヶ月単位)
金利(年利)年3.4%~3.7%
金利タイプ固定金利型
保証人原則不要
保証会社(複数ある場合はいずれか)指定の保証会社(非公開)
担保不要
返済方法元利均等毎月返済(ボーナス時増額返済併用可)
申し込み方法インターネット
融資実行のタイミング審査状況による
来店不要
対応地域原則、営業地域内(愛知県および隣接県の一部)

愛知県名古屋市にあるあいち銀行のリフォームローンは、最低10万円から最大1,500万円まで1万円単位で借り入れ可能で、返済期間は最短6カ月から最長20年まで、6ヶ月単位で細かく設定できます。

金利は固定金利制のみであり、融資期間によって金利が変わります。5年以内なら「年3.4%~2.3%」、5年超なら「年3.7%~2.6%」であり、いずれもインターネット申し込みや住宅ローン併用時に優遇されます。

担保や保証人は原則不要であり手続きが簡素化されるため、初めてリフォームローンを検討する人にもおすすめです。返済方法は毎月の元利均等払いを基本としつつ、ボーナス月なら融資金額の半分まで返済できます。

融資金利や返済シミュレーションに関する手数料は無料で、遅延損害金率も年14.5%と明確に定められています。以上の点からあいち銀行のリフォームローンは、計画的なリフォーム資金の借り入れを希望する方に適しています。

リフォームローンに関するよくある質問

最後はリフォームローンに関するよくある4つの質問に回答していきます。

どんな工事に使うことができる?

リフォームローンは自宅の改修や修繕、設備の交換を行う場合に利用できます。具体的なケースは次のとおりです。

  • 水まわり設備の交換・改修:トイレ、キッチン、ユニットバスなど
  • 内外装の改修:壁紙の張替え、床材の変更、外壁塗装や屋根の葺き替えなど
  • 間取り変更・増改築:子供部屋・リビング・和室などの増設や改築
  • バリアフリー化工事:段差をなくし、手すりやスロープ等を設置する
  • 耐震補強工事:耐震基準に適合した壁にする
  • 省エネ化工事:太陽光発電システム、高効率給湯器等の導入など

これらはすべて「今あるものを作り直す・置き換える」ものであり、住宅の購入や家具・家電の購入のみ行う場合、また仮住まい費用やDIYの材料費などは対象外となります。

工事費用の一部だけローンも可能?

はい、工事費用の一部だけをリフォームローンで賄うことができます。たとえば全体の工事費が500万円である場合、300万円をローンで、200万円は自己資金で支払う、といったやり方が可能であり、実際はこれがもっとも一般的な使い方です。

リフォーム費用全額をローンにしないメリットは、自己資金の割合を増やすほど利息が減るため、最終的な支出総額を抑えることにつながる点です。その方が返済期間を短縮できますし、ローンの審査にも通りやすくなるでしょう。

住宅ローンと併用できる?

リフォームローンは住宅ローンとの併用が可能です。たとえば、すでに契約中の住宅ローンを返済しながら、子どものための部屋を増やすために別のリフォームローンを組むことができます。

この併用は基本的に、住宅ローンを返しながらクレジットカードを使ったり、カードローンでお金を借りたりするのと同じです。あくまでリフォームローンは用途が限定されたローンのため、住宅ローンを2つ契約するよりもハードルはかなり低いです。

ただし住宅ローンにリフォームローンが加わることで返済負担が増えますし、他のローンを組もうとする場合に、審査で「借りすぎ」と判断されて審査に悪影響が出る可能性もあります。無担保リフォームローンは総量規制の対象になる点も注意が必要です。

契約までに必要な書類は?

リフォームローンにおいて契約までに必要な書類は、以下の通りです。

  • 本人確認書類:運転免許証、マイナンバーカードなど
  • 収入証明書類:源泉徴収票、課税証明書、確定申告書など
  • 資金用途確認書類:見積書、工事請負契約書など
  • 不動産確認書類:登記事項証明書、固定資産納税通知書など
  • その他:住民票、印鑑登録証明書など

郵送や対面申込みの場合は本書類または書類のコピーを提出することになりますが、オンライン申込みの場合は、金融機関から指定されたURLから画像やファイル形式でアップロードしたり、一部の金融機関ではFAXでの提出にも対応しています。

まとめ

リフォームローンは借りる側の個人、貸す側の金融機関にとっても、住宅ローンと比べて規模が小さいものです。しかし大金が動くことは間違いなく、今後の返済負担にもかかわるため、金融機関選びは気が抜けません。

金利タイプや年利など、総返済額にかかわってくる部分の違いは金融機関ごとに大きいため、それぞれの違いをしっかり理解し、自分が契約すべきなのはどこなのか、しっかり見極めていきましょう。

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この記事を書いた人

エレビスタ ライター

エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。

エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。

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