子どもの小学校入学でお金がないと焦る前に|かかる費用一覧と安全な資金調達方法・入学金の支払いタイミング

子どもの小学校入学を控えた親の多くが「お金がない」と嘆いています。お金がないときの小学校入学を乗り切るための安全な資金調達方法を見てみましょう。

小学校入学時にかかる費用や公立と私立の比較のほか、公的支援制度や安全な消費者金融も紹介します。

小学校入学に向けてのお金がない!安心安全な資金調達方法を紹介

小学校入学に必要なお金がないときのための、安心・安全な資金調達方法を紹介します。

現在どれほどの金額が不足しているのか、それに際してどんな方法で資金調達をするのがベストなのかを考えてみましょう。

公的支援制度を利用する

最初に調査するべきなのは、公的支援制度を利用できるかどうかです。

政府は就学援助制度を実施しています。2025年時点で利用できる就学援助制度を利用できるのは、生活保護を受給している家庭と、年収の基準が自治体の基準に達していない家庭の小中学生です。

年収が少ないという理由で入学金の用意が難しい場合は、まず自治体の年収基準を調べてみましょう。

銀行の教育ローンを利用する

多くの銀行が教育ローンサービスを提供しているので、現在契約している銀行に教育ローンがあるかをチェックし、どれだけの額のローンを組めるのかを相談してみましょう。

銀行の教育ローンは金利が安いですが、審査に時間がかかるところと審査が厳しいという難点があります。

JAでも教育ローンを実施しており、学校を卒業してから返済することもできるシステムになっています。

教育ローンは日本政策金融公庫も提供しており、子ども1人につき世帯年収が790万円以下の場合に利用できます。

消費者金融のカードローンを利用する

就学支援制度・教育ローン以外でおすすめなのは、消費者金融のカードローンを活用することです。

銀行カードローンより金利は高いですが審査通過率が高く、即日借入にも対応しているという点で最もおすすめの資金調達方法です。

近年の消費者金融は、貸金業法が適用された結果、安心かつ安全に利用できる貸金業を営んでいるので、安心して利用できる点で人気があります。

子どもの小学校入学でお金がない人におすすめの消費者金融5選

子どもの小学校入学に際して十分なお金を用意できない人におすすめする消費者金融5社を紹介します。

各社の特徴や強み、実施しているキャンペーンを見てみましょう。

プロミス

金利2.5%~18.0%
最高限度額800万円
審査時間最短1秒(簡易審査)
即日融資可(最短3分)
無利息期間30日間
遅延利率20.0%
申込基準18~74歳/安定収入あり
返済方式・WEB返済
・自社ATM
・スマホATM
・コンビニ/提携ATM
・銀行振込
・口座振替
・ポイント返済
公式サイト公式サイトを見てみる

無理かと思っていた私立小に合格したので急遽お金を用意する羽目に。予算をややオーバーしていたので、前にも利用したプロミスで借りました。返済しやすいところが気に入っているので。(20代・男性)

プロミスは消費者金融の中で最低金利が一番安いのがメリットの1つ。まとまった金額を借りたいならプロミスがおすすめです。

審査申し込みから最短3分で融資を受けられることや返済方法の種類が多いのも人気につながっています。

プロミスの強み

プロミス初利用時に適用される無利息期間は最大30日間です。

2025年10月現在、最大3,000円相当のVポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。終了時期は未定です。

WEBから初契約後、Vポイント獲得メニュー達成前にプロミスアプリでVポイント登録手続きをすると特典を獲得できます。

レイク

金利4.5%~18.0%
最高限度額500万円
審査時間最短15秒
即日融資可(最短25分)
無利息期間60日または365日
遅延利率20.0%
申込基準20~70歳/安定収入あり
返済方式・WEB返済
・提携ATM
・スマホATM
・銀行振込
・口座振替
・PayPay払い
公式サイト公式サイトを見てみる

365日間の無利息期間を利用するためにレイクに決めました。夏冬のボーナスがあるので、入学金や教材費用は無料期間内に返せる見込みです!(30代・男性)

レイクは2025年3月から業界初の365日無利息期間を実施中です。

WEBから申し込み、初契約・初利用時に50万円以上の借入をするなどの条件クリアが必要です。詳細は公式サイトでご覧ください。

レイクの強み

レイクが2025年10月時点で実施しているキャンペーンは365日無利息キャンペーンで、終了時期は未定です。申し込み前に実施期間をご確認ください。

アコム

金利3.0%〜18.0%
最高限度額800万円
審査時間最短20分
即日融資可(最短20分)
無利息期間30日間
遅延利率20.0%
申込基準18~72歳/安定収入あり
返済方式・WEB返済
・自社ATM
・提携ATM
・銀行振込
・口座振替
公式サイト公式サイトを見てみる

初利用で無利息期間を使えるのがアコムだけだったのでアコムにしました。三菱UFJ系列だから安心だし、在籍確認電話が原則ないっていう点が決め手でした!(30代・女性)

アコムの長所の1つは、基本的に在籍確認電話を職場にも自宅にもしないという方針です。

三菱UFJフィナンシャルグループに所属しているので、消費者金融での借入に不安を感じる人でも安心して借りられるというのも、利用者が多い理由になっています。

アコムの強み

アコムの無利息期間は30日間で、無利息期間内に追加で借入した分も無利息対象になります。

2025年10月現在実施しているのは、Amazonギフトカード500円分がプレゼントされるキャンペーンで、公式サイトのキャンペーンページから申し込んで契約してから1ヶ月以内に借入をすると特典を獲得できます。終了時期は未定です。

SMBCモビット

金利3.0%~18.0%
最高限度額800万円
審査時間最短10秒(簡易審査)
即日融資可(最短15分)
無利息期間なし
遅延利率20.0%
申込基準20~74歳/安定収入あり
返済方式・WEB返済
・提携ATM
・スマホATM
・ポイント返済
・銀行振込
・口座振替
公式サイト公式サイトを見てみる

給与口座が三井住友銀行なのでモビットに決めました。ネットでの申し込みだと在籍確認がないのもありがたかったです。入学金を全部用意できて感謝しています!(20代・女性)

SMBCモビットはネットでの申し込みでは在籍確認を実施しないというシステムが利用者の高評価を受けています。

三井住友銀行系列なので、三井住友関係のATMを手数料なしで利用できるのも高ポイントです。

SMBCモビットの強み

SMBCモビットには無利息期間がありませんが、キャンペーン実施数は消費者金融で最も多いです。

2025年10月現在実施中のキャンペーンを以下にまとめました。

①新規入会&達成で最大7,000円相当のVポイントプレゼント

公式サイトのキャンペーンページから期間中に申し込み、条件を達成すると特典が付与されます。2025年10月31日までのキャンペーンです。

②PayPayマネーチャージキャンペーン

「PayPayマネーへチャージ」を利用登録して手続きを完了すると、200円相当のVポイントPayギフトがもらえます。

③LINEと初めてID連携キャンペーン

SMBCモビット公式LINEに初めてID連携すると100LINEポイントを獲得できます。

④Vポイントアッププログラム

SMBCモビットで契約時、返済方法をOliveアカウント契約口座引落に設定して利用すると、提携店舗でカードを利用したときに最大1.0%のポイント還元を受けられます。

②~④のキャンペーンの終了時期は未定です。

アイフル

金利3.0%~18.0%
最高限度額800万円
審査時間最短1秒(スマホ簡易審査)
即日融資可(最短18分)
無利息期間30日間
遅延利率20.0%
申込基準20~69歳/安定収入あり
返済方式・WEB返済
・提携ATM
・スマホアプリ
・銀行振込
・口座振替
公式サイト公式サイトを見てみる

簡易審査の結果が一番早く確認できたアイフルにしました。アイフルを使った身内の評価が高かったのもありました。小学校入学後も時々お世話になっています。(30代・女性)

アイフルの簡易審査は消費者金融の審査ツールの中で最速だというコメントが目立ちます。「実際の審査や融資も早く終わることが多い」と評判です。

アイフルの強み

アイフルの無利息期間は30日間です。

2025年10月現在開催しているキャンペーンは、10,000円分のVプリカギフトがもらえるお友達紹介キャンペーンで、紹介された人が新規契約をした時点で付与されます。終了時期は未定です。

子どもの小学校入学にかかるお金一覧

子どもの小学校入学にかかる費用を以下の項目ごとに紹介します。比較表とあわせてご覧ください。

  • ランドセル代
  • 文房具や体操服などの学用品
  • 制服や通学用具
  • 入学金

費用引用元

ランドセル代

ランドセルは安くても2万円台、高いと10万円台になります。こちらは私立で指定されたケース以外は公立と相場がほとんど変わらず、調査結果での相場は約6万円でした。

文房具や体操服などの学用品

文房具や体操服や上履きは必須で、その他にも防犯ブザー・防災グッズ・体操服や上履きを入れる袋などが必要です。

それらの費用を合算した相場は、公立小学校が32,487円、私立小学校が70,473円です。

制服や通学用具(公立は不要の場合が多い)

制服や通学用具は、文部科学省の調査票では「通学関係費」として合算されています。

公立は基本的に制服がありませんが、ある場合には20,689円、私立の費用は36,499円でした。

入学金(私立のみ)

入学金は基本的に私立小学校しかかかりませんが、公立小学校でも入学時に発生する入学金以外の費用があります。

令和5年度の入学金などの費用は、公立が1,044円、私立が65,099円でした。

公立と私立かかる費用の比較表

公立私立
ランドセル代60,000円
学用品(文房具・体操服など)32,487円70,473円
制服・通学用具20,689円36,499円
入学金など1,044円65,099円
合計額114,220円232,071円

子どもの小学校入学金支払いタイミングは合格発表からすぐ

子どもの小学校入学金の支払いタイミングは入る小学校の規定によって異なりますが、基本的には合格発表からすぐ支払います。

合格確率が低いからといって準備を怠っていると合格したときにあわてて資金繰りをする羽目に陥るので、受験する時点で入学金をすぐ支払える体制を整えておきましょう。

ランドセルを買うお金がない!工夫次第でなんとかなる

公立でも私立でも必要で、公立と私立で金額差がほとんどないランドセルは、公立小学校の入学時に必要なものの中で最も高額で、私立にとっても大きな出費です。

しかし、工夫をすれば数万円の節約になります。代表的な工夫3つをご覧ください。

中古やアウトレット品を選ぶ

新品にこだわらないのであれば、中古やお下がりにして出費を少なくするか、新品でもどこかに難があってアウトレット品になったものを選ぶことで節約できます。

また、メルカリなどに出品されている中古の中には新品同様のランドセルもあるので、根気よく探してみましょう。

祖父母や親戚に援助を依頼する

「せっかくだから新品のランドセルを持たせたい」という場合には、子どもの祖父母や裕福な親戚に援助をお願いする方法もあります。

子どもの小学校入学に際してお祝いをくれるような関係なら、お祝い金にランドセル費用の一部を上乗せしてくれる可能性が高いです。

信頼関係がある祖父母や親戚なら、思いきって援助を頼んでみましょう。

地域の支援制度を利用する

地域の支援制度の利用もおすすめです。記事前半で紹介した就学援助制度のほか、自治体が独自に実施しているランドセル補助金などの支援制度を探してみましょう。

1万円から6万円のランドセル補助金を支給する自治体もあれば、アウトドアブランドなどの民間企業とコラボして現物支給をしている自治体もあります。

子どもの小学校入学でお金がない人によるよくある質問

子どもの小学校入学費用の調達で悩んでいる人からネット掲示板やSNSなどに寄せられることが多い質問とその回答を紹介します。

学用品は全部そろえなきゃダメ?

学用品は、学校から指定されたものは全部そろえる必要がありますが、それ以外は入学時に全てそろえなくても大丈夫です。

入学してから親しくなった子どもの保護者や学校の教師に最低限必要な学用品を聞くときにそれが必要になるタイミングも確認し、そのタイミングに合わせて準備しましょう。

最低限そろえなければならないものは?

最低限必要な学用品は以下の通りです。

  • ランドセル
  • 筆記用具・ペンケース
  • ノート
  • 学校指定の教材
  • 上履きと上履き入れ
  • 体操服と体操服入れ
  • サブバッグ
  • 防犯ブザー
  • 雨具(傘・長靴・レインコートなど)
  • 給食エプロンと給食袋

これらは入学するまでに必ずそろえましょう。

小学校の学費は無償化の対象になる?

2020年4月に日本国憲法の教育基本法の制度が改正になって以降、公立の小学校・中学校・高校は無償化されています。

しかし、私立の小学校は学費の無償化対象になっていないので、私立小学校に通わせる場合にはカードローンや教育ローンなどを利用して授業料を用意する必要があります。

まとめ

小学校入学を前にお金がないことで悩む親は絶えません。私立よりお金がかからないと言われている公立小学校でも、ランドセル代などで少なからぬ費用が発生するからです。

子どもの小学校入学の前に安全な資金調達法を考え、小学校入学時にお金が足りないという事態が発生しないように備えておきましょう。

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この記事を書いた人

fuyuhome ライター

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