空港での待ち時間を快適に過ごしたい人が気になるのが、プライオリティパス付帯のクレジットカードのおすすめでしょう。
通常は数百ドルかかるプライオリティパスをカード特典として利用でき、世界各国のラウンジで飲食やWi-Fi、休憩スペースを楽しめます。
しかも、年会費や特典内容はカードごとに異なり、無制限にラウンジを利用できるものから回数制限付きで最安水準のカードまで幅広く存在します。
旅行や出張が多い人にとってはコスト以上の価値があり、年に数回しか飛行機に乗らない人にも魅力的な選択肢があります。
自分のスタイルに合ったプライオリティパス付帯のクレジットカードのおすすめを見つけることで、移動の時間をより快適で有意義なものにできます。
目次
結論:セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®︎・カードが1番おすすめ
プラチナカードといっても、さまざまなカードが存在しますが、中でもコストとサービスのバランスが非常に優れているのがセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードです。
結論からいえば「旅行も日常も幅広く使える万能カード」といえるでしょう。
理由は、年会費が33,000円(税込)と他のプラチナカードよりも安めで、海外旅行で便利なプライオリティ・パス(プレステージ会員、年会費:日本円で約70,000円)が無料付帯し、国内空港ラウンジも無料で使えるからです。
さらに、手荷物宅配サービスや空港までのハイヤー送迎、ホテル割引やグルメ優待なども充実しています。
実際、クレディセゾン公式サイトでも紹介されているように、海外旅行傷害保険は最高1億円、国内旅行傷害保険も最高5,000万円と安心感が高い内容です。
結論として、この1枚なら「旅行特典・保険・日常サービス」をすべて網羅できるため、コストパフォーマンスを重視する方に最もおすすめできるカードといえます。
プライオリティ・パス付帯のクレジットカードとは?基本情報と利用可能な国内空港
プライオリティ・パス付帯のクレジットカードは、旅行や出張を快適にするための強力なサポートとなります。
そもそもプライオリティ・パスの仕組みを理解することで、どんな場面で役立つのかが明確になります。
また、カードに付帯しているとどんな特典があるのか、選ぶメリットはどこにあるのかも押さえておくことが大切です。
ここを読めば、基本情報からメリットまで一通り理解でき、次のカード選びがスムーズになります。
そもそもプライオリティ・パスとは?
プライオリティ・パスとは、世界中の空港ラウンジを利用できる会員制サービスです。
148か国・600以上の都市で1,300を超えるラウンジに対応しています。
通常はスタンダード会員で年会費99米ドルがかかりますが、クレジットカードに付帯していれば無料で登録可能です。
さらに、上位プランでは利用回数無制限の「プレステージ」会員もあります。
ここで重要なのは、単なる休憩場所としてだけでなく「無料の軽食・ドリンク」「Wi-Fi」「仮眠スペース」「シャワー室」など、空港によっては飛行機の待ち時間を快適に過ごす環境が整っている点です。
たとえばドーハやシンガポールなどの主要ハブ空港では、ラウンジ利用だけで旅行の質が大きく変わるといえるでしょう。
年に1回の旅行でも十分メリットを感じられますが、出張や長距離移動が多い人にとっては必須のサービスといっても過言ではありません。
以下は、2025年時点のプライオリティ・パスの料金プランです。
プラン | 年会費 |
---|---|
スタンダード | USD 99(約15,000円) |
スタンダード・プラス | USD 329(約50,000円) |
プレステージ | USD 469(約70,000円) |
旅行回数が少ない人にはスタンダードやスタンダード・プラスが向き、頻繁に海外に行く人ならプレステージがお得です。
旅のスタイルに合わせて最適なプランを選べるのがプライオリティ・パスの強みです。
プライオリティ・パス付帯クレジットカードとは?
プライオリティ・パスは本来有料で加入するサービスですが、対象のクレジットカードを持つと自動的に利用権がついてくる場合があります。
これが「プライオリティ・パス付帯クレジットカード」です。
一般的に年会費が1万〜数万円以上のカードに多く付帯しており、プレステージ会員と同等の無制限利用が可能なケースもあります。
クレジットカードを持つだけで空港ラウンジを快適に使えるのは大きな魅力であり、旅行や出張を頻繁にする人にとって費用面でもお得です。
さらに、ラウンジ利用以外にも旅行保険やホテル優待などがセットになっていることが多いため、総合的な価値が高いのも特徴といえます。
プライオリティ・パス付帯のクレジットカードを選ぶメリットとは?
プライオリティ・パス付帯カードを選ぶ一番のメリットは、空港での時間を快適に過ごせることです。
混雑した待合室を避け、食事やドリンクを楽しみながら静かに搭乗を待てるのは大きな利点です。
加えて、利用できるラウンジは世界1,300か所以上に広がっており、航空会社や搭乗クラスに縛られない自由さも魅力です。
通常は年会費数万円がかかるサービスをカード年会費に含めて使えるため、コストパフォーマンスの高さも際立ちます。
旅行や出張の質をワンランク上げたい人にとって、最適な選択肢になるでしょう。
空港ラウンジを無料で使える
プライオリティ・パス付帯カードを持てば、通常は有料の空港ラウンジを無料で利用できます。
ラウンジ内では軽食やドリンク、Wi-Fi、充電設備、快適なソファなどが揃っており、長時間のフライト前でも落ち着いた環境で過ごせます。
特に海外空港では一般エリアが混雑していることが多いため、静かなスペースを確保できる点は大きな魅力です。
ただし注意点として、カードによって利用可能回数に違いがあり、プレステージ会員相当で無制限利用できるものもあれば、楽天プレミアムカードのように年5回までと制限があることもあります。
自分の渡航頻度や旅行スタイルを踏まえて選ぶことで、最適な一枚が見つかります。
航空会社や搭乗クラスに関係なく使える
プライオリティ・パスの大きな利点は、利用する航空会社や搭乗クラスに制限がない点です。
一般的に空港ラウンジはビジネスクラスやファーストクラスの利用者だけが入れる特別な場所ですが、プライオリティ・パスがあればエコノミークラスやLCCを利用していても入場可能です。
そのため、コストを抑えつつ快適な旅行を楽しみたい人や、出張で頻繁に海外へ行くビジネスパーソンにも大きなメリットがあります。
航空会社の上級会員資格を持たなくても平等に利用できる仕組みは、旅行初心者にとっても安心材料です。
これにより、誰でも気軽に「特別な旅の体験」を味わえるといえるでしょう。
コストパフォーマンスが非常に高い
プライオリティ・パスを個人で契約する際は、基本的に年会費が数百ドル必要になり、プレステージ会員は469米ドル(約70,000円以上)と高額です。
しかし、プライオリティ・パス付帯クレジットカードを持てば、カードの年会費に含まれる形で利用できるため、単独契約するよりも圧倒的にお得です。
さらに多くのカードには旅行保険、手荷物宅配、ホテル・レストランの優待サービスまで付帯しており、トータルで考えると「支払う年会費以上の価値」を享受できる仕組みです。
特に海外旅行や長期出張の機会が多い人にとっては、ラウンジ利用と併せて費用対効果が非常に高い選択肢といえます。
日本でプライオリティ・パスが利用できる空港を紹介
プライオリティ・パスが利用できる空港は、日本にも多くあります。
代表的な空港には、成田・羽田・中部国際・関西国際・福岡空港などがあり、それぞれに対象ラウンジがいくつか存在します。
成田空港では国際線出発時に複数のラウンジが利用でき、羽田空港国際線ターミナルでも快適なスペースが提供されています。
国内でもこれだけ多くのラウンジが対象になっているため、海外旅行だけでなく国内空港での利便性も高まります。
渡航のたびに待ち時間を快適に過ごせるのは、出張が多いビジネスパーソンや旅行好きにとって大きな安心材料となるでしょう。
【厳選】プライオリティ・パス付帯のおすすめクレジットカード2025!年会費・還元率・家族カードの有無
プライオリティ・パスが付帯するクレジットカードは数多くありますが、年会費やポイント還元率、家族カードの有無はカードごとに大きく異なります。
そのため、自分の旅行頻度やライフスタイルに合った一枚を選ぶことが大切です。
この章では2025年時点でおすすめできるカードを厳選し、各カードのおすすめポイント、メリット・デメリット、さらに実際の口コミまで紹介します。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®︎・カード

年会費 | 33,000円(税込) |
国際ブランド | American Express |
還元率 | 0.5%~1.0% |
プライオリティ・パスの種類 | プレステージ会員(通常年会費 469米ドル)を無料登録可能 |
ラウンジ以外の旅行特典 | 手荷物宅配、ハイヤー送迎、旅行傷害保険(国内:最高5,000万円、海外:最高1億円)など |
家族カード | 年会費3,300円(税込) |
ETCカード | 無料 |
公式サイト | 公式サイトを見てみる |
おすすめポイント
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードは、旅行・出張に強い1枚として人気が高いカードです。
年会費33,000円(税込)でプライオリティ・パスのプレステージ会員を無料で利用できるのは大きな魅力です。
手荷物宅配やハイヤー送迎、高級ホテルやレストラン優待といった多彩な特典も付帯しています。
現在は新規入会・利用でAmazonギフトカード最大10,000円分がプレゼントされるキャンペーンも実施されており、初年度からお得感があります。
他社プラチナカードと比べて年会費が抑えられているにもかかわらず、充実した旅行特典が揃う点が強みです。
このカードのメリット
- プライオリティ・パスのプレステージ会員を無料登録でき、世界1,300以上の空港ラウンジを無制限で利用可能
- 手荷物宅配サービスを無料で利用でき、旅行帰りでも快適に移動できる
- コンシェルジュサービスを24時間利用でき、予約や手配をスムーズに代行してくれる
- グルメ優待やホテル優待が豊富で、日常の外食や宿泊でもお得感を得られる
- 国内外旅行傷害保険の補償額が高額で、安心して旅行や出張に出かけられる
このカードのデメリット
- 年会費33,000円(税込)はゴールドカードより高額で、人によっては負担に感じる
- 家族カードも年会費3,300円(税込)が必要で、複数枚持つとコストが増える
- 基本還元率0.5%は日常の買い物用としては物足りない
- アメリカン・エキスプレスは利用できない店舗が一部あり、使い勝手に差がある
このカード利用者の口コミ
- 「プライオリティ・パスを使って海外旅行の待ち時間が快適になりました」(40代/男性)
- 「手荷物宅配サービスは出張帰りに本当に助かります。重い荷物を持たずに済むのが最高です」(30代/女性)
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード

年会費 | 39,600円(税込) |
国際ブランド | American Express |
還元率 | 1.0%~3.0% |
プライオリティ・パスの種類 | スタンダード会員(通常年会費99米ドル)を無料登録可能。 |
ラウンジ以外の旅行特典 | 「Free Stay Gift」一泊無料宿泊、10,000円トラベルクレジットなどの特典あり |
家族カード | 2枚まで無料 |
ETCカード | 無料(発行手数料:935円) |
公式サイト | 公式サイトを見てみる |
おすすめポイント
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードの魅力は、旅行関連の特典が非常に充実していることです。
特に注目されるのは、年間200万円以上の利用で国内の対象ホテルに1泊無料で宿泊できる「Free Stay Gift」や、アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインで使える10,000円分のトラベルクレジットです。
さらに、プライオリティ・パスのスタンダード会員を無料で登録でき、年間2回まで世界の空港ラウンジを無料で利用可能です。
これにより、移動時間を快適に過ごせます。
旅行好きにとって、出費を抑えつつも満足度を高められるバランスの良いカードといえるでしょう。
このカードのメリット
- プライオリティ・パス(スタンダード会員)を無料で利用可能
- Free Stay Giftで年1回のホテル無料宿泊特典がある
- 年1回のトラベルクレジット10,000円分が付与される
- 家族カードを2枚まで無料で発行できる
- 空港ラウンジや手荷物宅配サービスが利用できる
このカードのデメリット
- 年会費39,600円(税込)は高額で、特典を使いこなせない人には不向き
- プライオリティ・パスは年間2回まで無料で、それ以上は有料になる
- 還元率が1.0%~3.0%とあるが、特典条件に左右されやすく日常使いだけでは恩恵が薄い場合もある
- ETCカード発行には手数料935円がかかる
このカード利用者の口コミ
- 「Free Stay Giftで高級ホテルに泊まれて、年会費の価値を感じました」(40代/男性)
- 「トラベルクレジットを毎年旅行で活用しているので、実質的にコストが抑えられています」(50代/女性)
JCBプラチナカード

年会費 | 27,500円(税込) |
国際ブランド | JCB |
還元率 | 0.5%~10.0% |
プライオリティ・パスの種類 | 無料登録可能。JCBプラチナ会員向けに適用(申込制) |
ラウンジ以外の旅行特典 | グルメ・ベネフィット(コース料理1名分無料)、海外・国内旅行傷害保険、スマートフォン保険など |
家族カード | 1枚無料(2枚目以降3,300円) |
ETCカード | 無料 |
公式サイト | 公式サイトを見てみる |
おすすめポイント
JCBプラチナカードは、年会費27,500円(税込)ながら幅広い特典を兼ね備えた一枚です。
最大の魅力は、プライオリティ・パスを無料登録でき、1,300を超える世界の空港ラウンジを使える点です。
なお、指定レストランで1名分のコース料理が無料で食べられるサービスなどもあり、出張や旅行時の強い味方になります。
また、海外・国内旅行傷害保険だけでなくスマートフォン保険まで付いているため、日常生活でも役立つ安心感があります。
加えて、国内加盟店の多いJCBブランドなので、決済は日本では困ることなく、普段日常生活で使う際も十分に活躍するのが魅力です。
このカードのメリット
- プライオリティ・パスを無料登録でき、世界中のラウンジを利用できる
- グルメ・ベネフィットで高級レストラン1名分のコース料金が無料
- 24時間365日のコンシェルジュを利用できる
- スマートフォン保険が付帯しており、日常でも安心できる
- JCBブランドは国内加盟店が多く、安定した利用が可能
このカードのデメリット
- 年会費27,500円(税込)は利用頻度が少ない人には割高
- 通常還元率は0.5%と低く、ポイント重視派には物足りない
- プライオリティ・パスの利用には申込が必要で、自動付帯ではない
- 海外ではVISAやMastercardに比べて使えない場面がある
このカード利用者の口コミ
- 「プライオリティ・パスで海外出張が快適になりました。ラウンジで食事できるのがありがたいです」(50代/男性)
- 「グルメ・ベネフィットを夫婦で利用しました。1人分無料になるだけで年会費の元が取れる気がします」(40代/女性)
apollostation THE PLATINUM

年会費 | 22,000円(税込) |
国際ブランド | American Express |
還元率 | 1.2% |
プライオリティ・パスの種類 | プレステージ会員相当(無料登録可能)と国内ラウンジサービスあり |
ラウンジ以外の旅行特典 | コンシェルジュサービス、出光スーパーロードサービス(無料)、ハーツレンタカー優待など |
家族カード | 年会費3,300円(税込)※初年度無料 |
ETCカード | 無料 |
公式サイト | 公式サイトを見てみる |
おすすめポイント
apollostation THE PLATINUM は、年会費22,000円(税込)でありながら高還元率と多彩な特典を兼ね備えています。
特に1.2%という基本還元率はプラチナカードの中でも高水準で、日常使いでもしっかりポイントが貯まります。
また、通常469米ドルかかるプライオリティ・パスのプレステージ会員を無料登録でき、国内外の空港ラウンジを快適に利用可能です。
ガソリンや軽油の割引だけでなく、レンタカー優待なども受けられ、車を利用する方にとっても魅力的な一枚です。
このカードのメリット
- 高還元率1.2%で、日常利用でも効率的にポイントが貯まる
- プライオリティ・パスで国内外の空港ラウンジを無料利用可能
- 出光スーパーロードサービスが無料付帯、旅行やドライブに安心
- 家族カードは初年度無料で発行可能、家族利用にも適している
- コンシェルジュサービスが付帯しており、旅行や外食の予約が便利
このカードのデメリット
- 年会費22,000円(税込)は特典を活用しないと割高に感じる
- 国際ブランドがAmerican Expressのみで、使えない店舗がある
- プライオリティ・パス利用には事前登録が必要で、自動付帯ではない
- 出光利用以外では還元率が平凡である
このカード利用者の口コミ
- 「給油で割引を受けつつ、ポイントも高還元なので普段使いでも得した気分になります」(40代/男性)
- 「空港ラウンジが無料で使えるのはもちろん、ロードサービスがあるので旅行やドライブでも安心です」(50代/女性)
dカード PLATINUM

年会費 | 29,700円(税込) |
国際ブランド | Visa/Mastercard |
還元率 | 1.0%~20.0% |
プライオリティ・パスの種類 | 年間10回まで無料利用可能(要登録) |
ラウンジ以外の旅行特典 | 国内・ハワイ空港ラウンジ無料、海外レンタカー優待など |
家族カード | 年会費3,300円(税込)※初年度無料 |
ETCカード | 無料 |
公式サイト | 公式サイトを見てみる |
おすすめポイント
dカード PLATINUM は、ドコモのユーザーにとって嬉しいサービスを多く兼ね備えたプラチナカードです。
年会費はある程度必要になるものの、ドコモ携帯やドコモ光の料金をこのカードで支払うと最大20%にも及ぶポイント還元がもらえるのが大きな魅力です。
年間10回までプライオリティ・パスを無料で使え、国内外の空港ラウンジも対象です。
旅行や出張の機会が多い人にとって心強い存在です。
年間で使った金額によって進呈される特典もあり、使い方次第で年会費以上のリターンを得られる点が強みといえます。
このカードのメリット
- プライオリティ・パスを無料で1枚発行可能
- dポイントが最大20%還元となり、ドコモを使っている人に有利
- ドコモ携帯料金の割引や特典が豊富に用意されている
- 家族カードは初年度無料で発行できる
- ショッピング保険や海外旅行保険が充実している
このカードのデメリット
- 年会費が若干高く、特典を使い切れない人には負担
- プライオリティ・パスは回数制限があり無制限ではない
- ドコモ利用者向けに特化しているため、非ドコモユーザーにはメリットが薄い
このカード利用者の口コミ
- 「海外ラウンジを年10回まで無料で使えるので、旅行が快適になりました」(50代/男性)
- 「ドコモ料金でのポイント還元が大きく、年会費の高さも気にならなくなります」(40代/女性)
UCプラチナカード

年会費 | 16,500円(税込) |
国際ブランド | Visa |
還元率 | 1.0%~3.74% |
プライオリティ・パスの種類 | 年6回まで無料で使える(スタンダード会員相当。) |
ラウンジ以外の旅行特典 | 国内外の有名ホテルでの宿泊優待、レストラン割引、コンシェルジュサービスなど |
家族カード | 年会費3,300円(税込) |
ETCカード | 無料 |
公式サイト | 公式サイトを見てみる |
おすすめポイント
UCプラチナカードは、年会費16,500円(税込)と手頃な価格でありながら、旅行と日常生活の両方で満足度を高められるバランスの良い一枚です。
スタンダード会員相当のプライオリティ・パスを年6回まで無料で使えるため、出張や年数回の海外旅行を快適に過ごしたい人には特に向いています。
さらに、国内外のホテル優待やレストラン割引、コース料理1名分が無料で食べられるクーポンなど、外食や記念日にも活用できるサービスが揃っています。
ポイント還元率は通常1.0%ですが、条件によっては最大3.74%まで上がる仕組みがあり、ショッピングや日常の支払いでも強みを発揮します。
プラチナカードに挑戦してみたいけれど年会費は抑えたい、という人にとって理想的な選択肢といえるでしょう。
このカードのメリット
- 年6回までであれば、プライオリティ・パスを無料で使える
- 国内外のホテルやレストランで優待を受けられる
- コース料理1名分がグルメクーポンで無料になる
- 最大3.74%の高還元率を狙える仕組みがある
- 年会費h他のプラチナカードと比べて安い
このカードのデメリット
- プライオリティ・パスの利用は年6回までで、使う頻度が使い人には物足りなく感じる
- 家族カードの年会費が少し高く感じるときがある
- 通常還元率は1%であり特別高くはない
- 国内プライオリティ・パスは「ラウンジ」のみであり、飲食施設などは対象外
このカード利用者の口コミ
- 「プライオリティ・パスを家族カードでも使え、夫婦で海外旅行する際にとても役立ちました。空港での待ち時間が快適になり、移動の疲れが軽減されます」(30代/女性)
- 「年会費がそこまで高くないのに、ラウンジ利用やグルメ優待が揃っていて満足度が高いです。普段の買い物でも還元率が悪くなく、コスパの良いカードだと思います」(40代/男性)
エポスプラチナカード

年会費 | 30,000円(税込) |
国際ブランド | Visa |
還元率 | 0.5%~2.0% |
プライオリティ・パスの種類 | 無料登録可能。通常年会費 469米ドル → エポスプラチナ会員には無料付帯、利用回数無制限 |
ラウンジ以外の旅行特典 | レストラン・ホテル優待、海外サポートデスク、年会費相当のボーナスポイントなど |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
公式サイト | 公式サイトを見てみる |
おすすめポイント
エポスプラチナカードの最大の魅力は、通常469米ドルかかるプライオリティ・パスを無料で登録でき、利用回数が無制限である点です。
これにより、世界中1,300以上の空港ラウンジを、フライトのたびにストレスなく利用できます。
さらに、年間のカード利用額に応じてボーナスポイントが進呈され、最大で年会費相当が還元される仕組みがあるのも大きな特徴です。
合わせて、レストランやホテルでの優待、海外旅行先で頼れるサポートデスクなども揃っており、旅行や外食が多い方にとって実質的な負担を大きく軽減できます。
特典をフル活用すれば、年会費以上のリターンを得られる可能性が高い、非常にバランスの取れたプラチナカードといえるでしょう。
このカードのメリット
- プライオリティ・パスを無料登録でき、利用回数無制限
- 年間利用額に応じてボーナスポイントが進呈され、年会費を実質相殺可能
- レストラン・ホテル優待や海外サポートデスクなど付帯サービスが充実
- 家族カード・ETCカードが無料で発行可能
- 海外旅行傷害保険の補償額が高額で安心
このカードのデメリット
- 通常還元率は0.5%と控えめで、ポイント効率だけで見ると弱め
- 年会費30,000円(税込)は、特典を使いこなさない人には割高
- プラチナカードの中では国内特典が中心で、外資系カードに比べるとグローバルな優待は少ない
- ゴールドカードとの差が分かりにくい部分がある
このカード利用者の口コミ
- 「プライオリティ・パスが無制限で使えるので、旅行のたびにラウンジで快適に過ごせています」(40代/男性)
- 「年間利用額に応じたボーナスポイントで年会費分がほぼ戻ってくるので、コスパが良いと感じています」(30代/女性)
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(R)

年会費 | 165,000円(税込) |
国際ブランド | American Express |
還元率 | 0.5%~3.0% |
プライオリティ・パスの種類 | プレステージ相当。利用回数制限なしで何度でも利用可。同伴者1名無料付帯 |
ラウンジ以外の旅行特典 | センチュリオン・ラウンジ、グローバル・ラウンジ・コレクション、無料送迎、ホテル優待など |
家族カード | 4枚まで無料 |
ETCカード | 無料(発行手数料:935円) |
公式サイト | h公式サイトを見てみる/ |
おすすめポイント
アメックス・プラチナ・カードは、年会費165,000円というハイエンドクラスでありながら、ラグジュアリーな体験がしたい方にとっておすすめの1枚です。
プライオリティ・パスはプレステージ会員相当として利用回数制限なく使えるほか、同伴者1名まで無料という太っ腹な待遇もあります。
センチュリオン・ラウンジやグローバル・ラウンジ・コレクションへのアクセス、空港送迎、ホテル優待など、旅そのものをワンランク上へ引き上げる特典も揃っています。
このカードのメリット
- プライオリティ・パスを無制限に利用可能、同伴者1名も無料
- 空港ラウンジだけでなく、センチュリオン・ラウンジやAmex独自ラウンジのアクセスが可能
- 家族カード4枚まで無料で、家族にも同等の特典を付与できる
- 豊富な旅行特典(無料送迎、ホテル優待等)により、旅行の質が大きく向上
- 世界中で使える充実のコンシェルジュサービス付き
このカードのデメリット
- 年会費165,000円(税込)は非常に高額で、特典を使いこなせなければコスト負担が大きい
- 日常使いや少ない旅行機会では、特典を活かしきれないリスクがある
- 加盟店または利用場面によっては、AMEXブランドゆえに使えない店舗がある
- 基本還元率0.5%とポイント面では弱い
このカード利用者の口コミ
- 「プライオリティ・パスを何度でも使えるので、海外出張が本当にラクになりました」(50代/男性)
- 「センチュリオン・ラウンジや送迎サービスも活用できて、旅のストレスがかなり減ります」(40代/女性)
JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ

年会費 | 34,100円(税込) |
国際ブランド | American Express |
還元率 | 1.0%~2.0% |
プライオリティ・パスの種類 | プレステージ相当。通常年会費 469米ドル → 本カード会員・家族会員とも登録可能。 |
ラウンジ以外の旅行特典 | プラチナ・ホテルセレクション(国内70以上のホテルで部屋アップグレード・朝食・ホテルクレジット等)、国内・海外旅傷害保険、コンシェルジュサービス |
家族カード | 17,050円(税込) |
ETCカード | 無料 |
公式サイト | 公式サイトを見てみる |
おすすめポイント
JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナは、JALマイルを効率的に貯めたい方や、旅行をワンランク上の体験にしたい方におすすめの一枚です。
最大の特徴は、プライオリティ・パスのプレステージ会員が本会員だけでなく家族会員も無料で登録できる点です。
制限なく世界中にある空港ラウンジを使え、家族旅行でも大きなメリットとなります。
さらに、国内外70以上の高級ホテルで優待が受けられる「プラチナ・ホテルセレクション」、旅の安心を支える旅行保険や24時間利用可能なコンシェルジュサービスも付帯しています。
このカードのメリット
- プライオリティ・パス(プレステージ会員)を本会員・家族会員ともに無料登録可能
- 国内70以上のホテルで優待が受けられる「プラチナ・ホテルセレクション」
- JALマイル還元率が最大2.0%で効率よくマイルを貯められる
- コンシェルジュサービスや旅行保険が付帯し、旅行の安心度が高い
- JALグローバルクラブへの入会が目指しやすい
このカードのデメリット
- 年会費34,100円(税込)に加え、家族カードも17,050円とやや高額
- 特典を使いこなせない人にはコスト負担が重く感じられる
- 日常利用の還元率は1%で限定的
- American Expressのみのため、国内外で一部利用できない店舗がある
このカード利用者の口コミ
- 「プライオリティ・パスを家族カードでも利用できるので、家族旅行でとても重宝しています」(50代/男性)
- 「ホテル優待で部屋がアップグレードされ、旅行の満足度がかなり上がりました」(40代/女性)
楽天プレミアムカード

年会費 | 11,000円(税込) |
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB/American Express |
還元率 | 1.0%~4.0% |
プライオリティ・パスの種類 | 無料発行可能。ただし、年間5回まで無料利用 ※それ以上は 1回あたり USD 35(約5,250円相当) |
ラウンジ以外の旅行特典 | 国内/海外旅行傷害保険(最高 5,000万円)、国内空港ラウンジ無料利用(楽天ラウンジ等)、トラベルデスク、楽天市場での優待 |
家族カード | 550円(税込) |
ETCカード | 無料 |
公式サイト | 公式サイトを見てみる |
おすすめポイント
楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込)でプライオリティ・パスを発行できる、国内でも数少ないコストパフォーマンスの高い一枚です。
特に注目したいのは「年間5回まで無料」で海外空港ラウンジを利用できる点で、旅行好きや年に数回の海外出張をする人には十分な回数といえます。
また、国内の主要空港ラウンジや楽天ラウンジも無料で利用可能です。
楽天市場で使うと、ポイント還元率が大きく上がるため、普段の買い物でもお得感を実感できます。
年会費を抑えつつ、旅行と日常の両面で活用したい方におすすめです。
このカードのメリット
- 年会費11,000円でプライオリティ・パスを持てるコストパフォーマンスの高さ
- 楽天市場での利用時に還元率が最大4.0%までアップ
- 国内/海外旅行傷害保険(最高5,000万円)付帯で旅行時の安心感あり
- 国内空港ラウンジ・楽天ラウンジを無料で利用可能
- 家族カードを550円(税込)で発行できる
このカードのデメリット
- プライオリティ・パスは「年間5回まで無料」の制限があり、頻繁に使う人には不足する恐れ
- 6回目以降は1回あたりUSD 35(約5,250円)が必要でコストが割高になる
- 家族カードは有料(年会費550円)で、他のプラチナカードのように無料付帯ではない
- 旅行保険の補償額は他プラチナカードに比べ低め
このカード利用者の口コミ
- 「海外旅行は年に数回なので、5回無料でも十分使いこなせています。年会費を考えるとかなりお得です」(30代/女性)
- 「楽天市場を使うと、ポイントが多くもらえるため、普段の買い物と旅行特典を両方楽しめています」(40代/男性)
プライオリティ・パス付帯のクレジットカードおすすめの選び方はコレ!
プライオリティ・パス付帯カードを選ぶ際は、自分の旅行スタイルに合った1枚を見極めることが大切です。
海外旅行や出張の頻度、年会費と特典のバランス、旅行保険や付帯サービスの充実度、そして同伴者もラウンジを利用できるかどうかが判断のポイントになります。
ここでは、プライオリティ・パス付帯のクレジットカードおすすめの選び方について解説します。
海外旅行・出張の頻度でどのタイプがいいか選ぶ
プライオリティ・パス付帯カードを選ぶときに、まず注目すべきは「ラウンジ利用回数の制限」です。
なぜかというと、カードによっては無制限に使えるプレステージ会員が付帯している場合もあれば、年に数回だけ無料利用できるタイプもあるからです。
たとえば、楽天プレミアムカードは年5回まで無料ですが、セゾンプラチナ・アメックスは無制限で利用可能です。
この差は旅行や出張の多さによって大きな価値の違いになります。
普段から年数回しか海外に行かない人なら回数制限つきでも十分ですが、頻繁に出張する人は無制限の方がストレスなく使えます。
ですので、「自分の渡航回数に合ったカード」を選ぶことが、コストを無駄にしない最も賢い選び方といえます。
年会費と付帯内容のバランスを比較し考える
クレジットカードを選ぶ際、年会費だけで判断すると失敗することがあります。
なぜなら、同じ年会費でも付帯サービスの内容が大きく異なるからです。
例として、年会費1万円台のカードでもプライオリティ・パスや旅行保険が付く一方、年会費3万円以上のプラチナカードでは無制限のラウンジ利用に加え、ホテル優待やダイニング特典が付いてきます。
結果的に、年会費が高いカードほど一回あたりの特典価値が高くなることも多いのです。
自分がよく利用する特典を把握し、「年会費と得られるサービスの釣り合いが取れているか」を考えるのがポイントです。
旅行保険・付帯サービスで差別化を図る
プライオリティ・パスはラウンジ利用が目玉ですが、それだけでカードを選ぶのはもったいないです。
理由は、多くのカードが旅行保険や特別な付帯サービスをセットで提供しているからです。
たとえば、手荷物を自宅と空港間で無料配送できるサービスや、24時間対応のコンシェルジュが使えるカードもあります。
これらは旅行時の負担を減らし、安心をプラスしてくれます。
特に海外旅行では、現地で困ったときにコンシェルジュが役立つ場面が少なくありません。
こうした付帯サービスは「ラウンジ以外の付加価値」として差別化ポイントになります。
カードを選ぶときは、旅行保険の補償額や宅配サービスの有無などもあわせて確認することが大切です。
同伴者特典の有無を確認する
ラウンジ利用で見落とされがちなのが「同伴者の扱い」です。
カードによっては本人しか無料にならず、同伴者は追加料金がかかるときがあります。
逆に、家族カードや同伴者無料特典があるカードなら、家族旅行や友人との出張でもコストを抑えつつ一緒にラウンジを利用できます。
特に子ども連れや複数人で移動する方にとっては大きなメリットです。
もし同伴者が毎回有料になると、利用回数が増えるほど費用がかさみ、せっかくのプライオリティ・パスの魅力が薄れてしまいます。
そのため、カードを選ぶ際は「同伴者は無料なのか、有料ならいくらなのか」を必ずチェックしましょう。
同行者と快適に過ごせるかどうかは、カード選びの満足度に直結します。
プライオリティ・パスは自動で付帯しているわけでは無い|利用開始までの流れ
プライオリティ・パスは、クレジットカードに自動的についてくるわけではなく、利用を始めるまでにいくつかの手続きが必要です。
まずカードを発行した後に、プライオリティ・パスの申請を行い、会員証を受け取ってはじめてラウンジ利用が可能になります。
さらに公式アプリにログインすることでスムーズに利用できるようになります。
ここを読めば、申請から利用開始までの流れを具体的に理解できます。
①プライオリティ・パス付帯のクレジットカードを発行
プライオリティ・パスを利用するための第一歩は、対応するクレジットカードを発行することです。
多くのプラチナカードやゴールドカードに付帯していますが、カードによって利用回数や年会費が異なるため注意が必要です。
楽天プレミアムカードでは年会費11,000円(税込)で年5回まで無料利用が可能ですが、セゾンプラチナ・アメックスでは無制限利用が可能です。
自分の旅行スタイルに合ったカードを選ぶことが、後の満足度につながります。
ここを正しく選ぶかどうかで、ラウンジ利用の利便性が大きく変わるといえるでしょう。
②プライオリティ・パスを別途申請
カードを発行しただけではプライオリティ・パスは自動的に送られてくるわけではありません。
必ずカード会社を通じてプライオリティ・パス社の会員証を別途申請する必要があります。
これは、ラウンジ入場がプライオリティ・パス社のシステムで一括管理されているためで、カードを持っているだけでは利用資格が発生しないからです。
申請自体はオンラインや郵送で簡単にできますが、忘れると「せっかくカードを作ったのにラウンジに入れない」という事態になりかねません。
過去には旅行当日に申請していないことに気づき、仕方なく有料ラウンジを使ったというケースもあります。
こうしたトラブルを避けるためにも、旅行の予定が決まった時点で余裕を持って申請するのが安心です。
③会員証を発行し受け取る
申請が受理されると、プライオリティ・パス社から会員証(プラスチックカード)が送られてきます。
これが実際にラウンジに入る際に必要な証明書です。
カード会社の公式案内でも「会員証の提示が必要」と明記されているはずです。
到着までには数週間かかる場合もあるので、旅行直前にカードを発行した際は余裕を持って申請することが大切です。
旅行シーズン前に手続きを済ませておくことで、不安なく快適に利用できるでしょう。
④プライオリティ・パス公式アプリをダウンロードしログイン
会員証が届いたら、プライオリティ・パス公式アプリをダウンロードしてログインするとさらに便利です。
必須ではありませんが、デジタル会員証をスマホで提示できるため、プラスチックカードを忘れたときの代替になります。
また、利用可能なラウンジ検索や混雑状況の確認も可能で、海外空港では特に役立ちます。
アプリは日本語にも対応しているので英語が苦手な人でも安心して利用できます。
デジタル会員証が使える空港は年々増えているため、紙のカードと併用して準備しておくことがスマートな選択といえるでしょう。
⑤空港ラウンジで利用を開始する
実際に空港ラウンジを利用する際には、クレジットカードそのものでは入場できません。
必ずプライオリティ・パスの会員証(プラスチックカードまたはアプリのデジタル会員証)が必要です。
各公式サイトでも「クレジットカードの提示では利用できない」と明記されています。
つまり、カードは利用権を得るための手段にすぎず、入場資格を持っているのは会員証ということです。
さらに、同伴者がいる際は別途料金が発生するケースも多いため、事前に料金体系を確認しておくと安心です。
混雑時には入場制限がかかることもあるので、時間に余裕を持って行動することも大切です。
プライオリティ・パス付帯のクレジットカードに関するよくある質問
プライオリティ・パス付帯カードについては、利用条件や手続きに関して多くの疑問が寄せられます。
「年会費が安くても付帯するのか」「家族カードや同伴者はどう扱われるのか」「国内空港で使えるのか」など、細かい違いを理解していないと損をする場面もあります。
合わせて発行スピードや更新手続き、有効期限の仕組みも知っておくと安心です。
ここを読めば、よくある疑問がすべて解決でき、安心してラウンジ利用を始められます。
年会費が安いカードでもプライオリティ・パスは付帯しますか?
結論から言えば、年会費が比較的安いカードでもプライオリティ・パスは付帯する場合があります。
たとえば「楽天プレミアムカード」は年会費11,000円(税込)で発行でき、パスを無料で申請可能です。
ただし2025年以降は年間5回まで無料利用という制限があり、6回目からは1回あたり約35米ドルの料金がかかります。
その反面、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレスカードのように無制限で利用できるカードは年会費33,000円(税込)と高めです。
年に1〜2回程度しか海外旅行をしない人ならコストを抑えられる安いカードで十分ですが、出張や頻繁な旅行には高額でも無制限のカードが適しています。
プライオリティ・パスは家族カードでも利用できますか?
家族カードで使えるかどうかはカードごとに大きな違いがあります。
例として「JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ」では本会員だけでなく家族カード会員もプレステージ会員として無料登録でき、同じ条件でラウンジを利用できます。
一方で「楽天プレミアムカード」などは本会員のみ対象で、家族カードには付帯していません。
結果的に「同じプライオリティ・パス付帯カード」でも対象範囲が大きく異なるのです。
家族で旅行に行く機会が多い人にとっては、この差が快適さやコストに直結します。
単身利用が中心なら本会員のみ対象のカードでも十分ですが、家族全員で海外に行くなら家族カードでもプライオリティ・パスが使えるカードを選んだ方が、結果的に費用を抑えつつ満足度も高いでしょう。
プライオリティ・パスは国内空港でも使える?利用できるラウンジはどこ?
プライオリティ・パスは世界中の空港ラウンジが対象ですが、日本国内でも成田国際空港・関西国際空港・中部国際空港などで利用可能です。
ただし、海外に比べて国内で利用できるラウンジ数は限られており、サービス内容も軽食やソフトドリンク中心とシンプルなことが多いです。
海外では食事やアルコール、シャワー利用などの豪華なサービスがあるのに比べ、国内では「出発前に落ち着ける休憩スペース」としての価値が大きいといえます。
もし国内空港での快適さを重視するなら、プライオリティ・パスよりもカード会社独自の空港ラウンジ特典を組み合わせるのもおすすめです。結論として、国内での利用は限定的ですが、海外旅行や出張が多い人にとっては出国・乗り継ぎ時に真価を発揮するサービスだといえるでしょう。
プライオリティ・パスの同伴者料金はいくらかかりますか?
同伴者料金は、基本的に1名あたり35米ドル前後(日本円で約5,000円)が目安です。
アメリカン・エキスプレス・プラチナでは本人と同伴者1名が無料で、家族カード会員も同条件で利用可能です。
楽天プレミアムカードであれば、年間5回まで本会員は無料ですが、同伴者は都度有料になります。
注意すべきは、旅行のスタイルによって負担が大きく変わる点です。
夫婦や子ども連れでの利用だと、都度料金が積み重なり年会費以上のコストになる場合もあります。
たとえば4人家族が海外旅行で往復2回利用すると、同伴者料金だけで4万円近くかかる計算です。
結論として、同行者と利用する機会が多い人は「同伴者無料」または「家族カードもプレステージ会員」の条件があるカードを選ぶ方が、長期的に大幅な節約になります。
プライオリティ・パス付帯カードは即日発行できますか?
結論から言うと、即日でプライオリティ・パスを手に入れるのは難しいです。
クレジットカード自体は最短即日発行に対応しているときもありますが、プライオリティ・パスは別途申請が必要で、物理カードが届くまで2〜3週間はかかります。
最近ではアプリでのデジタル会員証も導入されていますが、これも申請後に有効化されるため、完全な即日利用は現実的ではありません。
仮に旅行直前に申し込んでも、出発に間に合わないケースが多いため、旅行予定がある人は最低でも1か月以上前に申請を済ませるのが安心です。
余裕を持った準備は「ラウンジを確実に使える安心感」だけでなく、「旅行前に不安を感じない快適さ」にもつながるといえるでしょう。
プライオリティ・パスの更新手続きは必要?有効期限はどのくらい?
プライオリティ・パスには有効期限が設定されており、通常は発行から2〜3年で新しいカードが届きます。
ただし更新手続きは多くの場合、自動的に行われるため利用者が何か申請する必要はありません。新しいカードは有効期限が切れる前に郵送される仕組みになっています。
ただし注意点として、元となるクレジットカードを解約すると自動更新はされず、同時にプライオリティ・パスの効力も失われます。
この点を誤解して「プライオリティ・パスだけ継続できる」と思い込む人も少なくありません。
結論としては「更新手続きは不要だが、クレジットカード契約を維持することが前提条件」となります。
カードを長期的に保有する意識を持つことが、プライオリティ・パスを安心して使い続ける秘訣だといえるでしょう。
まとめ
プライオリティ・パス付帯のクレジットカードは、空港ラウンジの利用だけでなく、旅行保険や手荷物宅配、ホテル優待まで幅広いサポートを備えているのが魅力です。
年会費や利用回数の上限はカードごとに差があるため、自分の旅のスタイルに合った一枚を見極めることが欠かせません。
たとえば、海外出張や長距離旅行が多い人には無制限利用できるカードが安心をもたらし、年に数回の旅行なら制限付きの低コストカードが賢い選択となります。
同伴者料金や家族カードの扱いまで確認することで、カードの実力を最大限に引き出せます。
年会費を単なるコストではなく「投資」と捉えられるかどうかが、満足度の高い一枚と出会うカギといえるでしょう。
この記事を書いた人

エレビスタ ライター
エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。
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