「バクラクビジネスカードって本当に便利?」「審査は通りやすいって本当?」「キャッシュバックの仕組みはどうなってるの?」
経理担当者や経営者の間で話題の「バクラクビジネスカード」。その導入を検討しているものの、実際の使い勝手やメリット・デメリットについて、詳しい情報がなくて迷っていませんか?
この記事では、バクラクビジネスカードの評判を、利用者からのリアルな口コミをもとに徹底分析します。気になる審査基準や業界最高水準のキャッシュバック、そして手厚い補償金プランまで、専門家が詳しく解説。ビジネスカード選びで後悔しないための情報をすべて詰め込みました。
これを読めば、バクラクビジネスカードがあなたのビジネスに本当に役立つかどうかが明確にわかります。
目次
バクラクビジネスカードとは?

年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
キャッシュバック率 | 最大1%(特定の利用で変動あり) |
審査対象 | 法人、個人事業主 |
発行スピード | 最短即日発行(バーチャルカード) |
利用限度額 | 10万円〜数億円(審査により決定) |
利用方法 | デビットカード(即時決済) |
補償 | 不正利用補償金プラン(最大30億円) |
付帯サービス | 「バクラク」シリーズとの連携、様々な優待特典 |
公式サイト | 公式サイト見てみる |
バクラクビジネスカードは、株式会社LayerXが提供する、中小企業や個人事業主向けの次世代型法人カードです。
「面倒な経費精算をなくす」というミッションのもと、経理業務を圧倒的に効率化する「バクラク」シリーズの一環として開発されました。最大の特徴は、一般的なクレジットカードとは異なり、デビットカードの仕組みを採用している点と、業界最高水準のキャッシュバックです。
単なる決済手段ではなく、経費精算を「バクラク」にするための統合的なソリューションとして、多くの事業者から注目を集めています。
評判・口コミ:利用者のリアルな声
実際にバクラクビジネスカードを使っているユーザーは、どのような感想を持っているのでしょうか。良い口コミと悪い口コミ、両方を見ていきましょう。
良い口コミ
口コミ1:「キャッシュバック率の高さが決め手」
「年会費無料なのに、1%のキャッシュバックは本当にすごい。毎月の広告費やクラウドサービスの利用料など、高額な決済に使うほどお得感が大きくなります。貯まったポイントの使い道を考える手間もなく、自動的にキャッシュバックされるのがシンプルでいい。」(広告業・法人)
口コミ2:「経理作業が本当にバクラクになった!」
「以前は領収書を一枚一枚手入力していましたが、バクラクシリーズを導入してからは、カード決済データが自動で経費明細に取り込まれるので、作業が劇的に減りました。経理担当者の残業が大幅に減り、本業に集中できる時間が増えました。」(IT企業・法人)
口コミ3:「設立したばかりでも審査に通った」
「法人を設立して間もない時期だったので、他の法人カードの審査に落ちていました。でもバクラクは未来の事業計画を重視してくれると聞き、申し込んでみたところ、無事に発行できました。限度額も柔軟に対応してもらえて、本当に助かりました。」(スタートアップ・法人)
悪い口コミ
口コミ1:「デビットカードなので即時決済が必要」
「クレジットカードに慣れていたので、即時引き落としになるデビットカードの仕組みに最初戸惑いました。引き落とし口座の残高が足りないと決済できないので、常に残高を気にしなければいけないのが少し面倒です。」(コンサルタント・個人事業主)
口コミ2:「一部のサービスで使えなかった」
「海外の特定のWebサービスで決済しようとしたところ、デビットカード非対応で使えませんでした。クレジットカードの代わりとして使うには、少しだけ注意が必要です。ただ、国内のほとんどのECサイトや店舗では問題なく使えます。」(デザイン業・個人事業主)
徹底分析:バクラクビジネスカードのメリット・デメリット
利用者のリアルな声から見えてきた、バクラクビジネスカードの具体的なメリットとデメリットを、さらに深掘りして解説します。
メリット:利用する価値がある5つの理由
1. 業界最高水準のキャッシュバック
バクラクビジネスカードは、驚くべきことに年会費永年無料でありながら、最大1%のキャッシュバックを実現しています。
一般的なビジネスカードのポイント還元率は0.5%程度が主流であり、有料カードでも1%を超えるものは稀です。バクラクビジネスカードは、**毎月のカード利用額の1%**が、自動的に指定の口座にキャッシュバックされます。
これは、ポイントを貯めて何かと交換する手間がなく、確実にコスト削減につながる大きなメリットです。特に、広告費やサーバー代など、毎月高額な決済がある事業者にとっては、このキャッシュバックが事業の利益に直結します。
2. 経理効率化ツール「バクラク」との連携力
バクラクビジネスカードの真価は、親会社であるLayerXが提供する「バクラク」シリーズとの圧倒的な連携力にあります。
決済データはリアルタイムで「バクラク経費精算」や「バクラク請求書」に自動連携されます。
これにより、以下のような作業が自動化され、経理業務が大幅に削減されます。
- 自動仕訳: カード利用明細が自動で経費精算システムに取り込まれ、AIが勘定科目を推測し、仕訳を提案してくれます。
- 経費精算の簡略化: 従業員がカードを利用すれば、領収書の提出や手入力が不要になり、経理担当者のチェック業務も大幅に削減されます。
- リアルタイムの支出管理: いつ、誰が、何に、いくら使ったかが一目でわかるため、不正利用の防止や迅速な経営判断が可能になります。
「バクラク」シリーズをすでに利用している企業はもちろん、これから経理DXを進めたいと考えている企業にとって、これ以上ない強力なソリューションと言えるでしょう。
3. 柔軟な審査基準と高限度額
多くのクレジットカード会社は、過去の財務実績を重視するため、設立間もない企業や、一時的に赤字の企業は審査に通りにくい傾向にあります。
しかし、バクラクビジネスカードは、企業の将来性や事業計画を重視した独自の審査基準を採用しています。そのため、設立直後のスタートアップや、事業実績の少ない個人事業主でも審査に通る可能性が高いのが大きなメリットです。
また、利用限度額も柔軟で、企業の規模や事業内容に応じて数億円まで設定可能。これにより、高額な決済が多い事業者でも安心して利用できます。
4. 強固なセキュリティと手厚い補償金プラン
バクラクビジネスカードは、独自の不正利用検知システムに加え、最大30億円という破格の不正利用補償金プランを提供しています。
これは、一般的なクレジットカードの補償額を大きく上回るものであり、万が一不正利用が発生した場合でも、安心してビジネスを継続できる強みです。
また、従業員ごとにバーチャルカードを複数枚発行でき、利用用途や限度額を細かく設定・管理できるため、セキュリティをさらに高めることができます。
デメリット:知っておくべき3つの注意点
どんなに優れたサービスにも、デメリットは存在します。バクラクビジネスカードを申し込む前に、以下の点をしっかり理解しておきましょう。
1. デビットカードとしての性質
バクラクビジネスカードは、クレジットカードではなくデビットカードです。
これは、利用時に銀行口座から即時で代金が引き落とされる仕組みを意味します。クレジットカードのように、翌月以降にまとめて支払うことはできません。
この性質上、以下の2点に注意が必要です。
- 口座残高の管理: カードを利用する際は、必ず引き落とし口座に十分な残高があるか確認する必要があります。残高不足だと決済ができません。
- キャッシュフロー管理: 経費精算のタイミングと、引き落としのタイミングが異なるため、資金繰りの計画を立てる際には注意が必要です。
2. 一部のサービス・店舗で使えない可能性
ほとんどのVisa、Mastercard、JCB加盟店で利用可能ですが、一部の決済方法やサービスでは使えない可能性があります。
特に、以下のようなケースでは利用できないことがあるため注意が必要です。
- デビットカード非対応のWebサービス: 一部の海外サービスや、決済時にカードの与信枠を一時的に確保するタイプのサービス(例:レンタカー、ホテルなど)では利用できない場合があります。
- ガソリンスタンド: 多くのガソリンスタンドでは、クレジットカードの与信枠を利用するため、デビットカードが使えないことがあります。
3. ポイントではなくキャッシュバックであること
キャッシュバックはシンプルで分かりやすい反面、ポイントを特定の用途で使いたい人にはデメリットとなります。
たとえば、「貯まったポイントを航空マイルに交換したい」「特定のサービスの割引に使いたい」といった特定の目的がある場合は、ポイント制度のある他のビジネスカードの方が適しているかもしれません。
審査の難易度・補償金プランを徹底解説
審査の難易度
バクラクビジネスカードは、設立間もない法人や赤字法人でも審査に通る可能性が高いとされています。
なぜなら、独自の審査基準として、**「未来の成長性」**を重視しているからです。過去の財務実績だけでなく、事業計画やビジネスモデル、代表者の経歴などを総合的に判断することで、成長フェーズの企業を積極的にサポートしています。
審査に通りやすくするためのヒントは以下の通りです。
- 事業計画を明確にする: 成長性や将来性を具体的に示すことで、審査に有利に働きます。
- 良好な信用情報を保つ: 過去のクレジットカードやローンの支払いを滞りなく行うことが大前提です。
補償金プラン
バクラクビジネスカードの最大の強みの一つが、業界トップクラスの不正利用補償金プランです。
- 最大30億円の不正利用補償
- 万が一、カードの盗難や不正利用が発生した場合でも、手厚い補償が受けられます。
- これは、他の多くのビジネスカードの補償額(数十万円〜数百万円)を大きく上回るもので、ビジネスオーナーにとって非常に心強いでしょう。
- 不正利用時のフロー
- 不正利用が疑われる場合、すぐにカード会社に連絡することで、迅速に調査・対応してもらえます。
他社ビジネスカードとの比較
バクラクビジネスカードの魅力をさらに明確にするために、人気の他社ビジネスカードと比較してみましょう。
- マネーフォワードビジネスカード
- 特徴: マネーフォワードクラウドとの連携が強み。年会費無料。
- バクラクとの違い: バクラクは「デビットカード」で「キャッシュバック」がメイン。マネーフォワードは「クレジットカード」で「ポイント」が貯まる仕組み。経理効率化という目的は同じだが、決済の仕組みと還元方法が異なります。
- 三井住友カード ビジネスオーナーズ
- 特徴: 年会費永年無料。特定の加盟店(Amazonなど)での利用でポイント還元率がアップ。
- バクラクとの違い: キャッシュバックではなくポイント制。特定の加盟店での還元率が高いのが魅力ですが、バクラクのように全ての決済に対して高還元率のキャッシュバックは得られません。
- JCB法人カード
- 特徴: 国内利用に強く、付帯サービスが充実。JCBプラザなど海外でのサポートも手厚い。
- バクラクとの違い: ポイント還元率は基本0.5%とやや低め。経理業務効率化よりも、出張や接待などの付帯サービスを重視する人向け。
このように、それぞれのカードには異なる強みがあります。「キャッシュバック」「経理効率化」「柔軟な審査」を最優先に考えるなら、バクラクビジネスカードが最も有力な選択肢となるでしょう。
バクラクビジネスカードはこんな人におすすめ!
ここまでの解説を踏まえ、バクラクビジネスカードが特に力を発揮するのは、以下のような方々です。
- 経理・会計業務の効率化を真剣に考えている人
- ツール連携による自動化は、経理担当者の負担を劇的に減らします。
- キャッシュバックを最優先する人
- シンプルにコストを削減したい、ポイントの使い道を考えるのが面倒だと感じる人には最適です。
- 設立間もない法人や個人事業主
- 審査に不安がある方でも、比較的審査に通りやすい傾向があります。
- 従業員にカードを持たせたい人
- 従業員ごとにバーチャルカードを発行し、利用用途や限度額を管理できるため、支出の一元管理が可能です。
Q&A:よくある質問と回答
Q1. クレジットカードとの違いは?
A. クレジットカードは「後払い」であるのに対し、バクラクビジネスカードは「デビットカード」であり、利用と同時に登録口座から引き落とされます。
Q2. 限度額はどう決まりますか?
A. 申込時に希望限度額を申請し、事業内容や財務状況、将来性などを加味した審査により決定されます。利用実績を積むことで、限度額の増額も可能です。
Q3. 法人設立前でも申し込めますか?
A. 残念ながら、法人設立前では申し込みできません。法人設立後であれば、設立直後でも申し込むことが可能です。
Q4. キャッシュバックの仕組みは?
A. 毎月のカード利用額の最大1%が、翌月指定の口座に自動的にキャッシュバックされます。特別な手続きは不要です。
まとめ:バクラクビジネスカードの総合評価
バクラクビジネスカードは、「面倒な経理業務をなくしたい」と考える全ての事業者にとって、非常に強力な選択肢です。
「業界最高水準のキャッシュバック」「圧倒的な経理効率化」「手厚い不正利用補償」という3つの強みは、他のビジネスカードにはない大きな魅力です。
一方で、デビットカードとしての性質を理解し、残高管理や一部の店舗での利用に注意を払う必要があります。
「経理業務を劇的に効率化したい」「シンプルにコストを削減したい」「設立間もないが信頼できるカードを持ちたい」というあなたのニーズに合致するなら、バクラクビジネスカードは、あなたのビジネスを次のステージへと押し上げる強力なパートナーとなるでしょう。
この記事を書いた人

kaitooru ライター