クレカ手数料値上げが止まらない!2025年手数料を抑えて海外でお得に使えるクレカ一覧比較

海外でクレジットカードを使うと、思ったより手数料が高く驚く人は多いです。せっかくお得に買い物をしても、為替手数料や海外事務手数料が重なれば、支払い額が増えてしまいます
では、どのカードなら安く使えるのか、手数料の計算や為替レートの仕組みはどうなっているのかという疑問が生まれます。

2025年の海外 クレカ 手数料を比較し、値上げ傾向の中でも安く、場合によっては実質無料で使えるカードを紹介します。余計なコストを抑えて賢く海外で使える方法が分かります。

2025年海外クレカの手数料が上がっているわけ

【クレカの手数料が上がっている理由】

  • 国際ブランド(Visa、Mastercardなど)の決済ネットワーク維持コストが上昇している
  • 不正利用防止やセキュリティ強化のための運用費が増加している
  • 為替変動リスクをカード会社がカバーするための調整分が上乗せされている
  • 海外加盟店との決済処理や送金コストが増え、利用者に転嫁されている

2025年に入って、海外でクレジットカードを使う際の手数料が上がっているのは、単なる値上げではなく「国際決済コストの高騰」が原因です。

VisaやMastercardなどの国際ブランドは、海外加盟店との取引を安全に処理するために、システム維持や不正防止のコストを年々引き上げています
また、円安や為替変動の影響を受けやすくなったことで、カード会社は「海外事務手数料」や「換算レート調整分」を通じてリスクを補う仕組みにしています。

たとえばMastercardでは2025年に一部の取引関連手数料を引き上げる改定が行われており、今後他ブランドにも波及する見通しです。

手数料上昇の背景には「安全性向上と為替リスク対策」の両立があり、利用者側にとってはコスト負担が増す一方で、安心して海外で使える環境が整いつつあるとも言えます

クレカの海外手数料とは?

海外でクレジットカードを使うと、商品の代金以外に「海外手数料」が発生します。この章では、その仕組みや内訳を解説します。

手数料は主に「海外事務手数料」と「為替レートの調整」によって構成されており、カード会社や国際ブランドごとに異なります。

なぜ数%の差で出費が変わるのかを理解しておくことで、海外旅行やネットショッピングで損をしないカード選びができます。ここを読めば、海外手数料の仕組みと注意点がしっかり分かります。

クレカの海外手数料の仕組み

クレジットカードの海外手数料は、単純な「手数料1つ」ではなく、複数の費用が組み合わさって決まります。主に「海外事務手数料」と「為替レートの調整(為替レート手数料)」の2つで構成されています。
なぜかというと、海外での決済は日本国内とは異なるネットワークを経由し、VisaやMastercardなどの国際ブランドが為替換算を行うためです。

たとえばVisaは独自の換算レートを毎日更新しており、カード会社はそこに1.6〜2.2%ほどの事務手数料を上乗せします。
この仕組みを理解しておくと、「海外利用分の請求額が少し高い理由」を納得しやすくなります

海外でクレカを使った際に発生する、海外事務手数料

海外でクレジットカードを使うと、自動的に「海外事務手数料」がかかります。これは、国際ブランドが外国通貨を円に換算する際に発生するコストを、カード会社が利用者に一部負担してもらう仕組みです。
VisaやMastercardでは1.6〜2.2%、アメリカン・エキスプレスでは2〜3%程度が一般的な水準です。

仮に現地で100ドルを利用した場合、2%の手数料なら約2ドルが追加される計算です。

見落としがちですが、この手数料は現地加盟店ではなく、カード会社が請求するもので、現地での「税」や「チップ」とは別物です。

海外でクレカを使う際の為替レート

海外でクレジットカードを利用すると、支払いは現地通貨で行われても、最終的な請求は「国際ブランドが定める為替レート」に基づいて日本円に換算されます。

ここで多くの人が見落としがちなのが、レートは利用日ではなく決済処理日のものが採用されるという点です。店舗や国際ネットワークを経由して処理されるまで数日かかるため、その間に為替が動けば、請求額も変動します。

VisaやMastercardでは為替計算ツールを公式に提供しており、リアルタイムの目安を確認することが可能です。
特に円安が進む時期には、利用日よりも高いレートが適用されるケースもあるため、為替変動を意識して使うことが大切です。

クレカを海外で利用した際の手数料の計算方法

海外でクレジットカードを使うと、請求額は「利用金額 × 為替レート ×(1+海外事務手数料率)」という形で計算されます。
そのため、現地通貨を日本円に換算する際のレートと、カード会社が設定する手数料が合わさって最終金額が決まります。

例として100ドルを使い、Visaの為替レートが1ドル=150円、海外事務手数料が2%の場合

【計算式】
100×150×1.02=15,300円

上記が請求額になります。

このように手数料率がわずかでも変わると、支払う金額が大きく変動します。為替換算レートは毎日更新されているため、旅行前に確認しておくのが安心です。

1〜2%の差でも長期旅行では数千円単位の違いになるため、「レート+手数料率」を両方チェックする習慣をつけることをおすすめします。

海外でクレカを使う際の手数料に関する注意点

海外でクレジットカードを使うときは、単に「レートが良いか悪いか」だけでなく、手数料の仕組みや日付のズレにも注意が必要です。カードによって手数料率は異なり、数%の差でも大きな支払い差につながることがあります。

この章では、損をしないカード選びのコツや、レートの確認タイミングなどをわかりやすく解説します。ここを読めば、海外利用でムダな出費を防ぐポイントがすぐに理解できます。

手数料率で損をしないカードを選ぶ

海外でクレジットカードを使うなら、最も重要なのは「手数料率の低いカードを選ぶこと」です。
なぜなら、海外利用時には1.5〜3.0%程度の海外事務手数料が上乗せされるため、同じ支出でもカードによって支払い総額が変わるからです。

わずかな差が、長期旅行や出張では数千円〜数万円の出費につながることもあります。
海外利用が多い人ほど「年会費無料+低手数料」のカードを複数持って使い分けるのがおすすめです。

手数料率を確認し、為替コストを抑えるカードを選ぶことが、海外でムダなく支払うための第一歩です。

海外でカードを使った日とレート換算日は異なる

海外でクレジットカードを使うとき、利用日と実際に日本円に換算される日は一致しません。

これは、海外加盟店からのデータが国際ブランド(VisaやMastercardなど)を通じて日本のカード会社に届くまで、1〜3日ほど時間差があるためです。
その間に為替レートが変動すると、円換算額も変わることになります。

たとえば、1ドル=150円の日に決済しても、処理日が1ドル=152円なら、同じ100ドルの買い物で200円多く請求される計算です。
このタイムラグは避けられませんが、「円安時期にまとめて高額決済をしない」「即時決済アプリ型カードを併用する」といった工夫で影響を減らすことをおすすめします。

クレカの海外事務手数料比較

海外でクレジットカードを使うとき、カード会社ごとに設定されている「海外事務手数料」が異なります。
この差はわずか1%でも、長期滞在や高額利用では大きな出費につながるため、あらかじめ比較しておくことが大切です。

たとえば、アメックスはやや高めの設定が多い一方、エポスカードやイオンカードは低水準で、楽天カードはバランス型です。ここを読めば、自分に合った「低コストの海外クレカ」がすぐに見つかります。

アメックス

アメリカン・エキスプレス(アメックス)の海外事務手数料は、3.5%と他ブランドに比べて高めに設定されています。
この手数料は、海外でのカード利用時に発生する為替処理費用や国際決済ネットワーク維持費を含むもので、利用ごとに自動的に加算されます。

アメックスは独自の決済システムを運営しており、加盟店の管理やセキュリティ体制を自社で一貫して行っているため、サービス品質と引き換えに手数料が高めなのです。

アメックスは「コストよりも信頼性とサポートを重視する人」に最適です。
24時間日本語対応の緊急サポートや、充実した旅行保険が標準付帯しており、安心感を求めるユーザーに向いたカードといえます。

参考:外貨取扱手数料について

エポスカード

海外で「エポスカード」を使う際の事務手数料は、2025年7月1日利用分から2.20%→3.85% に引き上げられています。この引き上げが重要な理由は、手数料が低いカードほど海外利用時の「余分な出費」が少なく済むからです。

実際、100 ドル(仮に1ドル=150円)を使った場合、改定前は15,000円×1.022=15,330円だったのが、改定後は15,000円×1.0385=15,577円となり、約247円の差が出ます。

年数回の海外旅行やネットの海外通販利用がある人にとって、この手数料の差は「積もれば大きな額」になります。エポスカードを使うなら、手数料改定前の利用や、他カードとの併用を検討する価値があります。

参考:外貨でのショッピング利用時の事務手数料改定のお知らせ – エポスNet

イオンカード

「イオンカード」の海外ショッピング利用時の事務手数料は、Visa・Mastercard・JCBいずれも 1.60% と、国内主要カードの中では比較的低めに抑えられています。
この設定が魅力的なのは、年会費無料カードながら海外利用時の手数料が低いため、旅行頻度が多めの人にもコストを抑えて使いやすいからです。

初めての海外旅行や年数回の利用に「安心して使える低手数料カード」としてイオンカードはおすすめです。
ただし、「もっと手数料を抑えたい」「プリペイド/デビットと併用したい」という人には、他の選択肢も検討すると良いでしょう。

参考:ショッピング(海外)について|クレジット|イオン銀行

楽天

「楽天カード」では、海外での事務手数料が2025年3月1日利用分から 全ブランド共通で3.63%(税込) に引き上げられています。
手数料率が上がることで「同じ買い物でも支払額が増える可能性」が高まります

楽天カードはポイント還元率が高めという強みがあるものの、海外利用においては「手数料の影響を意識して使う」必要があります。

海外旅行や海外通販を頻繁に行う人は、楽天カードだけに頼らず、手数料の低いカードをサブとして持っておくのが賢い選択です。

参考:海外決済の適用レート・手数料の確認|楽天カード

【ターゲット別】低手数料なおすすめの海外クレカ

海外でお得にカードを使うには、自分の利用スタイルに合った「低手数料クレカ」を選ぶことがポイントです。
年会費を抑えたい人、出張や旅行で海外に頻繁に行く人、そしてプリペイドカードと使い分けたい人では、最適なカードが異なります。

ここでは、それぞれのタイプに合わせたおすすめカードを紹介します。
エポスカードや楽天カードなどのコスパ重視型から、特典が豊富なプレミアムカード、そして為替コストを抑えやすいRevolut・Wiseまでを解説します。

年会費をかけたくない人向け

年会費をかけずに海外でもお得にクレカを使いたい人には、「エポスカード」と「楽天カード」がおすすめです。どちらも年会費無料で、国内・海外問わず使いやすく、ポイント還元や旅行保険の面でも優れています。

手数料はそれぞれ3.85%(エポス)・3.63%(楽天)と平均的ですが、サービス内容を考えれば十分に価値があります。特に、海外旅行初心者や学生にも向いており、コストを抑えながら安心して使えるカードです。

エポスカード

手数料: 3.85%(2025年7月1日以降・Visaブランド)

年会費: 永年無料

おすすめの理由

  • 年会費無料でも海外旅行保険が自動付帯
  • Visaブランドで世界200以上の国と地域で利用可能
  • 海外キャッシングに対応し、現地通貨を簡単に引き出せる

エポスカードは、「無料で海外旅行に強いカード」として根強い人気があります。
2025年7月以降、海外事務手数料が3.85%に引き上げられましたが、それでも年会費無料カードとしてはトップクラスの安心感を誇ります。

特に注目すべきは、海外旅行保険が自動付帯である点です。渡航時の病気やケガに備えられ、治療費の立て替えが不要なキャッシュレス診療にも対応しています。

コストパフォーマンスと安心を両立した「初めての海外クレカ」として最適です。

楽天カード

手数料: 3.63%(全ブランド共通/2025年3月以降)

年会費: 永年無料

おすすめの理由

  • 海外でも1%の楽天ポイントが貯まる
  • Visa・Mastercard・JCB・アメックスの全ブランド対応
  • スマホアプリで利用明細・レート確認が簡単

楽天カードは、「ポイント還元+利便性」で圧倒的な人気を誇る定番カードです。

2025年3月から海外事務手数料が3.63%に統一されましたが、ポイント1%還元を考慮すれば、実質的な手数料負担は約2.6%。短期旅行や海外通販での利用に最適です。

特に楽天のアプリは使いやすく、海外利用明細もリアルタイムで確認できます。円換算レートの変動や請求額の目安も把握できるため、初心者にもわかりやすい設計です。

さらに、カードの不正利用補償やサポート体制も充実しており、万が一のトラブル時も迅速に対応してくれます。

海外に頻繁に行く人向け

出張や旅行などで年に何度も海外に行く人には、特典が豊富な「楽天プレミアムカード」と「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」がおすすめです。
これらは年会費こそ高めですが、空港ラウンジ利用、海外保険、マイル還元率などの優遇が充実しています。

この章では、それぞれのカードの手数料や特典内容を比較しながら、なぜ“頻繁に海外へ行く人”に向いているのかを解説します。

楽天プレミアムカード

手数料: 3.63%(Visa・Mastercard・JCB共通)

年会費: 11,000円(税込)

おすすめの理由

  • プライオリティ・パス(空港ラウンジ)無料付帯
  • 自動付帯の海外旅行保険が充実
  • ポイント還元率が通常カードより+1%

楽天プレミアムカードは、「年会費以上の特典価値」で人気の高級ラインです。

年会費11,000円(税込)ながら、世界1,300以上の空港ラウンジを使える「プライオリティ・パス」が無料で付帯します。ラウンジ利用料は通常1回3,000円以上するため、年数回の旅行で十分元が取れる計算です。
海外事務手数料は3.63%と標準的ですが、ポイント+1%の還元を含めれば、実質コストは下がります。

また、旅行保険は自動付帯で、疾病・傷害治療費用が最大300万円、携行品損害も補償対象です。

Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード

手数料: 約3.3%(アメックス共通水準)

年会費: 49,500円(税込)

おすすめの理由

  • Marriott Bonvoyゴールドエリート資格を自動付与
  • 毎年1泊分の無料宿泊特典(年間150万円利用)
  • 海外旅行保険・空港手配などプレミアム特典多数

Marriott Bonvoy® アメックス プレミアムカードは、ホテル滞在に特化したプレミアムカードです。
年会費は49,500円(税込)と高額ながら、マリオット系列ホテルで上級会員資格が自動付与され、部屋のアップグレードやレイトチェックアウトなど特別待遇を受けられます。

また、年間150万円以上の利用で無料宿泊特典が付与され、旅費を大幅に節約できます。「高級ホテルを頻繁に利用する層」にとって、年会費以上のリターンを得られるカードです。

単なる支払い手段ではなく、“旅を格上げするカード”として位置づけられます。

クレジットカード + 海外プリペイドカードの二刀流者向け

為替コストをできるだけ抑えたい人には、クレジットカードとプリペイドカードの「二刀流」利用がおすすめです。
中でも注目なのが「Revolut(レボリュート)」と「Wise(ワイズ)」の2つです。

どちらもリアルタイムレートでの両替が可能で、海外ATMや現地決済のコストを最小限にできます
クレカのポイント還元と、プリペイドの低手数料を組み合わせれば、賢く節約しながら海外でも安心して支払いが可能です。

この章では、それぞれの特徴・手数料・おすすめ理由を見ていきます。

Revolut(レボリュート)

手数料: 為替手数料0%(平日)/週末は0.5〜1%

年会費: 無料プランあり(プレミアムは月額980円)

おすすめの理由

  • リアルタイム為替レートでの決済が可能
  • アプリで即座にチャージ・送金・両替が完結
  • 多通貨対応で出張・旅行の両方に便利

Revolutは、海外利用時に最もコストを抑えられる次世代型プリペイドカードです。
為替手数料0%(平日)はクレジットカードの3%前後に比べて非常に低く、10万円利用時には約3,000円の差が出ます。

さらに、アプリで通貨をリアルタイムに両替できるため、円安が進む前に換金するなど“為替のタイミング管理”が可能です。
支払い履歴も即時で確認でき、使いすぎ防止にも役立ちます。

クレカと併用することで、手数料を最小限に抑える最適解の一つです。

 Wise(ワイズ)

手数料: 実勢レート+0.5〜1%

年会費: 無料

おすすめの理由

  • 隠れコストのない透明な為替レート
  • 50以上の通貨を1つの口座で管理可能
  • 送金・支払いのスピードが速い

Wiseは、海外送金や決済の際に「実際の市場レート(ミッドマーケットレート)」を使うことで、余計な手数料を削減できるプリペイド型カードです。

通常のクレジットカードでは為替マージン+海外事務手数料が上乗せされますが、Wiseでは0.5〜1%のみです。
10万円を現地通貨に換える場合でも、数百円の差で済みます。

さらに、アプリ上で50種類以上の通貨を一括管理でき、出張・留学・移住など長期滞在にも最適です。
Wiseは「低コストで海外資金を効率管理したい人」に向くカードです。

海外でクレカを使う際の手数料に関する質問

海外でクレジットカードを使うときは、手数料や為替レートなど、気になるポイントが多いものです。

手数料がかからないカードは存在するのか、レートの決まり方やキャッシングの費用、さらに「現地通貨払い」と「日本円払い」どちらが得かも重要な判断材料になります。
他にも、明細が反映されるタイミングや為替変動による支払い額の違いなど、見落としがちな要素も多くあります

この章では、海外利用時のよくある疑問を一つずつ解説していきます。

手数料のかからない海外クレカは?

完全に手数料がかからない海外クレカはほとんどありません。ただし、条件によって実質的に無料に近づける方法はあります。

たとえば、Revolut や Wise などの海外プリペイドカードは、為替手数料が0〜1%程度と低く、実勢レート(市場為替レート)で換算されるため、一般的なクレカよりコストを抑えられます。

一方、一般的なクレカの海外事務手数料は2〜4%前後が主流です。
手数料負担を軽減したい場合は、ポイント還元率の高いカードを利用して相殺する方法が有効です。

クレカの換算レートとは何ですか?

クレカの換算レートとは、海外で利用した金額を日本円に換算するときに適用される為替レートのことです。
カード会社では、実際の利用日ではなく、決済処理日(加盟店が取引情報を送信した日)に基づくレートを適用します。

このため、為替変動が激しい時期は請求金額が変わることがあります。利用時と請求時で差が出る仕組みを理解しておくことが重要です。

クレカを使って、海外ATMでキャッシングした時の手数料は?

海外ATMでキャッシングを行う場合、ATM利用手数料+利息(実質年率)がかかります。
多くのカードでは1回あたり110〜220円程度のATM手数料に加え、年率15〜18%ほどの利息が利用日から発生します。

利息は利用日から返済日までの日数に応じて計算されるため、早めに繰り上げ返済することで負担を最小限に抑えることができます
現地で両替するよりレートが有利な場合も多く、安全面でも現金を多く持ち歩くよりリスクが低い決済方法です。

海外でクレカを使うときに現地通貨と日本円、どちらで支払うべき?

海外で支払いをする際は、現地通貨(Local Currency)での支払いを選ぶのが基本です。

日本円(JPY)で支払う「DCC(Dynamic Currency Conversion)」を選ぶと、店舗側が設定した独自レートが適用され、3〜5%程度割高になる場合があります。
仮に100ユーロの支払いで「JPY」を選ぶと、店舗の換算レートにより実際より高い金額を請求されることがあります。

現地通貨払いを選べば、カード会社が適用する国際ブランドの為替レートで精算されるため、より公平で低コストな取引ができます。

海外でのクレカ利用明細はいつ・どうやって確認できる?

海外でのクレカ利用明細は、通常数日〜1週間程度の遅れで反映されます。これは、海外加盟店→国際ブランド→カード会社という複数段階の処理が行われるためです。

ほとんどのカード会社では、会員サイトやスマホアプリから明細をリアルタイム確認できる仕組みを提供しています。
旅行中に定期的に明細を確認することで、不正利用の早期発見や支払い金額の把握がしやすくなります。

まとめ

海外でクレジットカードを使う際は、手数料やレート、支払い方法を正しく理解することが大切です。手数料はカード会社によって異なり、為替レートは利用日ではなく処理日によって決まります。

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この記事を書いた人

fujiwara ライター

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