クレジットカードの初歩的な使い方講座|初めての方必見のおすすめの利用方法も!

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クレジットカードの使い方をしっかりと知ることで、日々の支払いをスムーズに行え、ポイントや特典も無駄なく活用できます。

クレジットカードを使ったことがない人で初めて使う時でも、基本的な手順や注意点を知っておけば安心です。

店頭でカードを使い支払う方法から、ネットショッピング、Apple Payの活用方法まで、さまざまなシーンに合わせて便利に使うことができます。

目次

クレジットカードはどこで使える?利用可能なショップやサービスを紹介

クレジットカードは、日常の買い物から公共料金の支払いまで、実に幅広い場面で使えます。

現金を持ち歩かなくてもスマートに支払えるのが魅力ですが、「どこで使えるのか?」を把握していないと、いざという時に困ることもあります。

この章では、代表的な利用シーンをジャンル別に紹介します。

小売店や飲食店

クレジットカードは、スーパーマーケットやコンビニ、レストランやカフェなど、多くの小売店・飲食店で使えます。

現金を持ち歩かなくても支払えるため、買い物や外食が快適になります。

ただし、一部の個人経営店や小規模店舗ではカードが使えない時もあるので、事前に確認しておくと安心です。

ポイント還元を狙うなら、日常的に使うお店こそカード払いを習慣にしましょう。

ネットショッピングやサブスクなど

ネットショッピングや動画・音楽のサブスクリプションサービスでは、クレジットカードがもっとも一般的な支払い手段です。

支払いが即時に反映され、すぐに利用を開始できるのが大きなメリットです。

また、定期支払いの管理が一括でできるため、家計管理の効率もアップします。

ただし、カード情報を登録する必要があるため、セキュリティ対策は必須です。

旅行関係(ホテル・航空券)やタクシーなど

旅行をするとき、ホテルの予約や航空券の購入、タクシーの支払いなど、多くの場面でクレジットカードが活躍します。

また、一部のカードには旅行保険が自動で付帯されることもあり、万が一の時の備えとしても有効です。

ただし、海外で使う時には「海外利用手数料」がかかることもあるので注意しましょう。

映画やコンサートライブなどのエンターテインメント関連

映画館やライブ会場など、エンタメ施設でもクレジットカードは広く使われています。

特にチケット予約サイトでは、カード払いが前提のサービスも多く、即時決済により座席確保がスムーズになります。

また、キャンペーンや会員特典で割引を受けられる時もあるため、エンタメ好きにはお得な使い方です。

ただし、手数料が加算される販売サイトや、現地では現金のみの対応の場もあるため、事前に確認をしておきましょう。

娯楽の場面でも、クレジットカードは“快適に楽しむ”ための味方になります。

公共料金や税金

電気・ガス・水道といった公共料金や、住民税・自動車税などの支払いにもクレジットカードが使える自治体や企業が増えています。

最大のメリットは、支払いの手間が減るうえ、支払額に応じたポイント還元を受けられる点です。

ただし、税金支払いでは手数料がかかることもあるため、公式サイトで条件をよく確認してから利用しましょう。

クレジットカード利用前に確認しておくべきこと

安心してクレジットカードを使うには、事前のチェックがとても大切です。

登録口座の残高や支払日、限度額などを確認しないと、思わぬトラブルや延滞につながる可能性があります。

また、ポイント還元や有効期限の見落としも損のもとです。

この章を読めば、クレジットカードを使うために押さえておくべき基本事項が一目でわかります。

利用限度額の確認

クレジットカードを使う前には、必ず利用限度額を確認しましょう。

限度額とは、カードで使えるお金の上限のことです。

これを超えてしまうと、支払いができなくなったり、カードが一時的に止まったりする場合があります。

特に、分割払いやサブスクなど継続的な支払いがある際は、残りの利用枠に注意が必要です。

カード会社のアプリや明細書で簡単に確認できるので、月1回はチェックするのがおすすめです。

支払い日と支払い方法の確認

カードを使うと、翌月や翌々月にお金が引き落とされるのが一般的です。

そのため、支払い日と支払い方法をしっかり確認しておかないと、残高不足や延滞につながります。

たとえば、「15日締め・翌月10日払い」のような仕組みが多く、ボーナス払いや分割払いを選べることもあります。

支払い方法によって利息がかかる場合もあるので、できるだけ「一括払い」が安心です。

カード会社の公式サイトや利用明細で支払いスケジュールが確認できます。

自分の給料日や生活費のタイミングに合わせて、無理のない使い方を心がけましょう。

引き落とされる銀行口座残高の確認

カードの支払いは、登録した銀行口座から自動で引き落とされます。

ですので、引き落とし日までに必要な金額が口座にあるかどうかを必ず確認しましょう。

もし残高が不足していると、引き落としに失敗し、延滞扱いになることもあります。

これが続くと信用情報に悪影響を与えるリスクもあるので要注意です。

カード会社の引き落とし予定日はアプリや明細書で確認できるので、月初にチェックする習慣をつけるのがおすすめです。

ポイントの還元率や特典の確認

クレジットカードには、使う金額に応じてポイントが貯まる仕組みがあります。

これをうまく活用すれば、同じ金額の買い物でもお得感がアップします。

ポイント還元率はカードごとに異なり、たとえば「100円で1ポイント(=1%還元)」のカードもあれば、特定の店舗で還元率が2〜5%になることもあります。

さらに、獲得したポイントは買い物や商品、マイルなどにできるため、無駄なく使えば節約につながります。

ただし、有効期限があることもあるので、放置しないことが大切です。

カード署名欄の記入と有効期限の確認

カードが送られてきたら、まずは裏面の署名欄にサインを書いてください。

書いておかないと、不正利用の被害にあった際に補償が効かないことがあります。

また、店舗で使う際に、サインが書かれているか見られる時もあります。

有効期限の確認も重要です。

「月/年」が載っており、その月を超えた際に使えなくなります。

更新に関するカードが、通常であれば自動的に送付されてくるはずですが、住所変更などがあると届かないこともあるので注意してください。

店舗でのクレジットカード支払いの仕方

店舗でクレジットカードを使う際は、いくつかのステップを正しく踏むことで円滑に支払いができます。

店員への伝え方からカードの提示、暗証番号の入力、明細の確認まで、基本の流れを押さえることが大切です。

①クレジットカードを利用する旨を店員に伝える

お店でクレジットカードを使いたいときは、まず「カードで支払います」と店員に伝えるのが基本です。

なぜなら、店舗によって対応する決済方法や端末が異なるため、店側に確認を取ることでスムーズな処理ができるからです。

また、「タッチで」や「一括払いで」など、希望の支払い方法もあわせて伝えると、より正確に対応してもらえます。

無言でカードを出すよりも、ひとこと声をかけるだけでトラブル防止にもつながります。

安心して支払うために、まずは一声かけることを習慣にしましょう。

②カードの提示または決済端末の利用

支払い方法を伝えたら、次にカードを提示するか、セルフ端末にかざす操作を行います。

これまではカードを手渡しで渡すこともありましたが、最近は利用者自身が端末に差し込んだりタッチしたりするケースも増えています。

特にICチップ付きカードは端末への差し込みが基本で、非接触対応なら「タッチ決済」も可能です。

ただし、前述したように裏面に署名がなければ、使用が断られることがあるので注意が必要です。

また、一部店舗では磁気ストライプ読み取りしか対応していないこともあります。

③暗証番号の入力またはサイン

カードを差し込むと、暗証番号を入力するか、もしくはサインを求められます。

これは本人確認のために必要なステップです。

ICチップ付きカードでは基本的に暗証番号を入力しますが、支払いが高額な場合やサイン対応店舗では、手書きの署名を求められることもあります。

暗証番号を忘れてしまうと、その場での利用ができない可能性があるので注意しましょう。

また、サインを書く時は、カードの裏面に書いてあるサインと同じにする必要があります。

セキュリティの観点からも、このステップは非常に重要で、事前に自分の暗証番号やサインを把握しておくことで、困らずに支払うことができます。

④利用明細の受取

支払いが完了すると、レシートとともに「クレジット利用明細」が渡されることがあります。

これは、どのカードでいくら使ったか、支払い回数はどうかなどの情報が記載された大切な書類です。

受け取ったら、すぐに金額や支払い方法(例:一括・分割)が間違っていないか確認しましょう。

特に混雑時や店員さんとのやりとりが速いときは、うっかりミスが起きることもあります。

また、この明細は後日のトラブル時の証拠にもなるので、すぐに捨てずに一定期間は保管しておくのがおすすめです。

ネットショッピングでのクレジットカードの使い方

ネットショッピングでは、クレジットカード払いがもっとも一般的で便利な方法です。

注文画面での選択から本人確認、最終確認まで、基本の流れを知っておけば安心して買い物ができます。

支払いミスや不正利用を防ぐためにも、正しい手順を知ることが大切です。

ここでは、初めての方でもネット決済ができるよう、使い方について詳しく解説していきます。

①注文画面の支払い方法でクレジットカードを選択

ネットショッピングの最終段階といえる「支払い方法の選択」では、まずクレジットカードを選択する必要があります。

これは決済処理の大元となる重要なステップです。

多くのサイトでは、支払い方法を選ぶ欄にクレジットカード、コンビニ払い、代金引換などが並んでおり、その中からカード払いを選びます。

ここで注意したいのは、分割払いやリボ払いの選択肢がある場合です。

うっかりリボ払いを選んでしまうと、あとで利息がかかる危険があります。

②クレジットカード情報を入力する

支払い方法でクレジットカードを選んだら、次にカード情報を正しく入力します。

入力項目は以下の4つが基本です。

  • カード番号:16桁の数字(ハイフンなしで入力することが多い)
  • 有効期限:カードに記載された「月/年」形式の数字
  • セキュリティコード:カード裏面に記載された3桁(アメックスなど一部は表面4桁)
  • カード名義:ローマ字で記載された名前

これらを正確に入力しないと決済が失敗したり、エラーが表示されることがあります。

また、入力中に画面が更新されたりタイムアウトになると情報が消えてしまうため、手元にカードを用意してから操作すると安心です。

さらに、入力ページがSSL対応など安全なサイトかどうかも確認しておきましょう。

③本人確認(認証)を行う

近年、オンライン決済では「本人確認(認証)」が求められるパターンが増えています。

これは、不正に使われないためのセキュリティ対策で、多くのカード会社が導入している「3Dセキュア(本人認証サービス)」が該当します。

このステップを飛ばすと決済が完了しないこともあるため、あらかじめカード会社の会員サイトなどで認証設定を済ませておくとスムーズです。

安全にネットショッピングを楽しむには、面倒でもこの認証をしっかり行うことが大切です。

④注文を完了し内容を確認する

最後に「注文を確定する」ボタンを押して購入手続きを完了させます。

これで決済が成立しますが、ここで気を抜かず、注文内容をしっかり確認することが大切です。

商品名、数量、金額、配達先、そして支払い方法が自分の希望通りになっているかをチェックしましょう。

特に「分割払いになっていないか」や「配送先が旧住所になっていないか」など、見落としがちなポイントも要注意です。

クレジットカードが利用可能かどうかの見分け方とは

クレジットカードが使えるかどうかは、店舗の入口やレジ周辺にあるマークを確認すればすぐにわかります。

というのも、カードが使えないお店も一部存在し、事前に気づかずにレジで慌てるケースもあるからです。

たとえば、「VISA」「Mastercard」「JCB」などのロゴシールが入口やレジの近くに貼ってある店舗は、そのブランドのカードが利用できるサインです。

マークが見つからない時は、店員さんに確認するのもスマートです。

特に個人経営の飲食店や小規模なショップでは現金のみのところもあります。

クレジットカードの暗証番号を忘れた?基本的な対処法とは

支払い時に暗証番号を忘れてしまった場合でも、店舗によっては「サインでの決済」に切り替えてもらえることがあります。

ただし、すべての店舗で対応できるわけではなく、繰り返すとカード利用に支障が出ることもあります。

暗証番号を忘れたときは、速やかに再設定することが大切です。

この章では、カード会社への連絡から本人確認、再設定の流れまで、基本的な対処方法をやさしく解説します。

手順を知っておけば、いざというときも落ち着いて対応できます。

①カード会社へ連絡をする

暗証番号を忘れた時は、まずカード会社に連絡をするのが最初のステップです。

なぜかというと、勝手に暗証番号を再設定することはできず、本人確認の手続きを経る必要があるからです。

ほとんどのカード会社では、公式サイトやカード裏面に問い合わせ先が記載されており、電話や会員ページから手続きを始められます。

連絡の際は、カード番号や登録情報を求められることが多いので、カードを手元に用意しておきましょう。

②本人確認書類を提出する

カード会社へ連絡した後は、本人確認書類の提出が必要になります。

これは、なりすましや不正手続きを防ぐための大事なステップです。

多くの場合、運転免許証・マイナンバーカード・健康保険証などが認められています。

提出方法はカード会社によって異なり、郵送・FAX・アップロード形式などがあります。

ここで注意したいのは、有効期限が切れている書類や、記載住所が現住所と違うものは使えない時がある点です。

③新しい暗証番号の設定を行う

本人確認が完了すると、ようやく新しい暗証番号の設定ができます。

この手続きでは、自分で新しい4桁の数字を考え、それを登録します。

ただし、「1234」や「0000」など推測されやすい番号は避けることが重要です。

さらに、生年月日など個人情報と関連がある番号も安全性の面ではおすすめできません。

カード会社によっては郵送で暗証番号変更届を提出する形式もあれば、Web上で完了するところもあります。

クレジットカードのキャッシング枠とは?使い方と注意点について解説

キャッシング枠とは、クレジットカードで現金を借りられる機能のことです。

急な出費にも対応できて便利ですが、金利が高く、返済計画を誤ると負担が増えるリスクもあります。

この章では、キャッシングの基本から使い方・返済方法・注意点まで、初めての方でも理解できるよう解説します。

そもそもキャッシング枠とは

クレジットカードで現金を借りられる機能で、カードのショッピング枠とは別に設定されており、急な出費や現金が必要な場面で活用できます。

ただし、これは「借金」と同じで、後日返済と利息の支払いが発生します。

使いすぎや無計画な利用は、家計を圧迫する原因になるので注意が必要です。

キャッシング枠は便利な反面、しっかり仕組みを理解して使うべきサービスといえるでしょう。

キャッシング枠の主な使い方2種類

キャッシング枠の使い方は大きく分けて「ATMでの引き出し」と「インターネットでの振込申請」の2つがあります。

状況に応じて使い分けができるため、利便性が高いのが特徴です。

たとえば、急ぎで現金が欲しいときはATMが即時性に優れ、一方でネット振込なら手元で操作できる気軽さがあります。

ただし、手数料や反映時間は方法によって変わるため注意が必要です。

ATMでの引き出し

ATMでのキャッシングは、銀行やコンビニATMから現金を直接引き出せる方法です。

特に急ぎで現金が必要なときに便利ですが、利用する時間帯やATMの種類によって手数料がかかることがあります。

また、1日の利用上限額が設定されていることもあるため、事前に確認が必要です。

カードを差し込み、暗証番号を入力し、金額を選ぶだけなので操作は簡単ですが、何度も使ってしまうと高い金利負担になることがあります。

インターネットで振り込み申請を行う

ネットバンキングやカード会社の会員ページから、指定の口座にキャッシング金額を振り込む方法もあります。

自宅にいながら操作できるため、ATMへ行く手間が省けます。

ただし、金融機関によっては即時反映されない際や、手続き完了までに時間がかかることもあります。

申し込みのタイミングによっては翌営業日扱いになることもあるので、急ぎの時は注意が必要です。

利便性は高いですが、時間に余裕を持って使うのがベストです。

キャッシング枠の返済方法とは

キャッシングの返済方法には「一括払い」「リボ払い」「分割払い」などがあります。

利用時に返済方法を選べるカードも多く、ライフスタイルや返済能力に応じた使い方ができます。

たとえば、一括払いなら利息が比較的少なく済みますが、リボ払いや分割払いは月々の負担は軽くなる一方で、結果的に支払総額が増えるリスクがあります。

また、支払い開始時期や締め日もカード会社によって違うため、事前の確認が大切です。

キャッシング利用時の注意点とは

キャッシングは便利な機能といえますが、いくつか注意すべき点があります。

特に利息・手数料・信用情報への影響・明細管理は見落としがちですが、後でトラブルとならないために理解しておく必要があります。

①利息(金利が高い)

キャッシングの最大の注意点は、利息が高めに設定されていることです。

一般的に年利14〜18%程度が多く、長期間借りたままだと返済額が大きく膨らむ可能性があります。

仮に10万円を借りて1年間返さないと、1万4千円以上の利息が発生することもあります。

短期間で使うことを意識し、必要最小限にとどめることが大切です。

②手数料がかかる恐れがある

ATMやネットでのキャッシングでは、別途手数料がかかる場合があります。

特に夜間や休日のATM利用では、100〜200円の手数料が加算されることが多く、回数が増えると地味に負担になります。

使用前に「いつ・どこで借りるか」を計画して、不要な手数料を避けましょう。

③信用情報に利用履歴が記載

キャッシングを使うと、履歴が信用情報機関に記録されます。

これは、将来的に新しくクレジットカードを申し込んだり、住宅ローンを組んだりする際に審査に影響を与える場合があります。

頻繁な利用や高額な借入があると「お金に困っている」と判断されることもあるため、慎重に使うことが大切です。

④利用明細と返済額の確認を行う

キャッシング後は、必ず明細を確認しましょう。

借入額・返済日・利息・残高など、細かい項目を把握することで、支払い漏れや予定外の請求を防げます。

カード会社のアプリやWeb明細を活用すれば、タイムリーに確認できます。

特にリボ払いを選んだ際は、返済総額がわかりにくくなるので注意が必要です。

賢くて便利なおすすめのクレジットカードの使い方

クレジットカードは「支払い手段」以上に、使い方ひとつで家計管理や節約にも大きく貢献します。

理由は、固定費の集約やポイント還元、キャンペーン活用によって、支出の見える化とお得の両立ができるからです。

ただ使うだけでなく、戦略的に活用することで賢く家計を支える味方になります。

生活や固定費をカード払いにまとめ節約を図る

生活費や固定費をクレジットカードでまとめて支払うと、家計管理がしやすくなり、ポイントも効率よく貯まります。

なぜなら、光熱費や通信費、保険料など毎月決まった出費をカードに集約すれば、支出の「見える化」が進み、無駄に気づきやすくなるからです。

ただし、カード払いにすると現金の減りが見えにくくなるため、必ず引き落とし口座の残高を事前に確認しておくことが大切です。

還元率とキャンペーンを使いこなす

クレジットカードは、還元率やキャンペーンを上手に活用することで、ただの支払い手段から「お得を生み出すツール」に変わります。

それは、カードによっては利用額の1〜2%がポイントで戻ってきたり、期間限定のボーナスポイントが付くことがあるからです。

特定のネットショップで使うと5倍ポイントがつくカードや、入会後○○円利用で○○ポイント進呈といった特典もあります。

ただし、キャンペーンはエントリーが必要だったり、対象店舗が限られていることもあるので、条件をよく確認することが大切です。

普段の支払いを少し工夫するだけで、年間数千円以上お得になることもあります。

日常の中にお得を仕込む感覚で、還元を味方にしましょう。

クレジットカードをApple Payに追加する方法とは?連携するメリットも紹介

Apple Payにクレジットカードを登録すれば、スマホひとつで簡単に買い物ができるようになります。

支払いのスピードが上がるだけでなく、セキュリティも高く、現金やカードを持ち歩く必要がありません。

使い始めは設定が不安な人も多いですが、手順はシンプルで数分で完了します。

この章では、Apple Payへの登録方法と、連携することで得られるメリットをまとめて見ていきましょう。

Apple Payに追加する方法

Apple Payへのクレジットカード登録は、iPhoneさえあればすぐに始められます。

特別な機器や難しい操作は一切不要で、スマホ操作に不慣れな方でも安心して設定できるのが特徴です。

ここでは、初めての方でも迷わないように、4つのステップに分けて登録方法を丁寧にご紹介します。

ひとつずつ確認しながら進めていきましょう。

①ウォレットアプリを開き追加ボタンをクリック

まずは、iPhoneのホーム画面にある「ウォレット」アプリをタップして起動します。

アプリが開いたら、画面右上にある「+(プラス)」マークのボタンをタップします。これは、Apple Payに新しいカードを追加するための入口です。

このボタンを押すと、登録手続きが始まります。

②カード情報を入力

追加したいカードの情報を入れていきます。

方法は2つあり、

  • カメラでカードをスキャンする方法
  • カード情報を手動で入力する方法

があります。

カード番号・有効期限・セキュリティコード(CVV)などの情報が必要です。

スキャン機能を使えば、カメラをかざすだけで自動的に情報が読み取られるので便利です。

③利用規約を確認し同意する

カードを追加する際には、カード発行会社ごとに異なるApple Payの利用規約が表示されます。

内容をよく確認したうえで、「同意する」をタップしてください。

同意すると、Apple Payによるカードの登録処理が進行します。

④本人確認を行い完了

カード情報を入力し、利用規約に同意したあとは、本人確認のステップに進みます。

これは、不正利用を防ぐための重要な手続きで、Apple Payのセキュリティを高める役割を担っています。

本人確認の方法はカード会社によって異なりますが、主に以下の手段が用いられます。

  • SMSで送られてくるワンタイムコードの入力
  • 登録済みの電話番号への自動音声通話による認証
  • カード会社の公式アプリを使った認証操作

いずれも数分で完了し、特別な書類などは不要です。

本人確認が正常に完了すると、Apple Payへのカード登録は完了です。

ウォレットアプリ上にカードが表示されれば、店頭やネットショップですぐに使えるようになります。

最終ステップに不安がある場合でも、画面の案内に沿って進めれば問題ありません。

うまくいかないときは、カード会社のサポートセンターに問い合わせれば、登録をスムーズにサポートしてもらえます。

連携するメリットとは

クレジットカードをApple Payに登録すると、ただ“スマホで支払える”だけではありません。

持ち歩く手間がなくなり、支払いがスピーディーになるのはもちろん、毎日の生活そのものがスマートに変わります。

「現金を探す」「財布を出す」「カードをスキャンする」といった日常の小さな手間が省けることで、ちょっとした買い物が想像以上に快適になります。

ここでは、Apple Payとクレジットカードを連携させることで得られる主なメリットを、実際の使用シーンを踏まえてわかりやすく解説していきます。

支払いがスマート

Apple Payを使えば、財布を取り出さずにiPhoneやApple Watchだけで支払いが完了します。

レジで端末にかざすだけで瞬時に決済できるため、買い物や通勤時の支払いが非常にスムーズです。

特にSuicaやQUICPayと連携すれば、交通機関やコンビニでもスピーディに対応可能。急いでいるときも、ボタン1つで決済できるのは大きなメリットです。

時間に追われがちな日常生活において、スマートな支払い体験はストレス軽減にもつながります。

セキュリティが高く安心

Apple Payはセキュリティの高さも大きな魅力です。

カード情報は端末内に直接保存されず、代わりにトークン化された「デバイスアカウント番号」で処理されるため、情報漏洩のリスクが低くなります。

また、Face IDやTouch IDによる本人認証が求められるため、他人に勝手に使われる心配もほとんどありません。

公式にもAppleはセキュリティ面の強化をアピールしており、安全性を重視する人にも安心しておすすめできます。

特に外出先での使用が多い人にとっては、この安全性は大きな信頼ポイントになるでしょう。

海外やオンライン決済でも利用可能

Apple Payは日本国内のみならず、海外の対応店舗やオンラインショッピングでも利用可能です。

たとえば、海外旅行先で対応マークのあるお店なら、日本で登録したものをそのまま使えます。

また、ECサイトでも「Apple Payで支払う」ボタンがあるショップなら、面倒なカード番号入力なしでスピーディに購入できます。

対応店舗が多い

Apple Payは、全国の多くの店舗で利用できる決済方法として普及しています。

コンビニやスーパー、ドラッグストア、カフェ、交通機関など、日常的に使う場所の多くが対応しているのが強みです。

特にQUICPayやiDなどに紐づけておけば、対応店舗の幅はさらに広がります。

対応状況はApple公式サイトや各店舗のステッカーなどで確認できますが、都市部はもちろん、地方のチェーン店でも使えることが増えています。

クレジットカード利用のデメリットとは?利用時に注意したい5つのこと

クレジットカードは便利な反面、使い方を間違えると思わぬ落とし穴にはまることもあります。

使いすぎやリボ払いの利息、延滞による信用への影響など、事前に注意しておくべきポイントがいくつかあります。

この章では、利用者が陥りやすい代表的な5つの注意点をわかりやすく紹介します。

使いすぎになりやすい

クレジットカードは現金が手元になくても買い物ができるため、つい使いすぎてしまうリスクがあります。

財布の中身が減らないぶん、支出への実感が薄れがちになるからです。

1回1,000円の買い物でも、積み重なれば月末には数万円の請求になることもあります。

特にスマホ決済と連動させている際は、レジでカードを出すことさえなくなるので、なおさら使った感覚がなくなりやすいです。

こうした「見えにくい支出」を抑えるには、アプリでの利用明細確認や通知設定などが効果的です。

リボ払いや分割払いで利息がかかってしまう

リボ払いや分割払いを選ぶと、手元に現金がなくても高額な買い物ができますが、その代償として利息がかかる点に注意が必要です。

月々の支払いが一定になるため「楽そう」に見えますが、残高が増えると支払い期間が延び、結果的に大きな負担になることもあります。

カード会社によっては、初回のリボ手数料無料などの特典もありますが、あくまで一時的な対策です。

必要性と返済可能額をよく考えたうえで使うことが、後悔しないポイントです。

延滞をしてしまうと信用情報に傷がついてしまう

クレジットカードの支払いを延滞すると、信用情報に記録が残り、今後のローンやクレジットカード審査に通りにくくなる可能性があります。

信用情報は、金融機関やカード会社が申込者の支払い履歴を確認するための重要な材料です。

うっかり1回だけ延滞したつもりでも、6カ月以上支払いが遅れると「異動情報(いわゆるブラックリスト)」として扱われることもあります。

延滞の有無は5年間記録が残るため、将来のマイホーム購入や自動車ローンにも影響することがあります。

不正利用や情報漏洩のリスクが0ではない

クレジットカードは便利な反面、カード番号や情報が第三者に盗まれると、不正利用の被害に遭うリスクがあります。

特にインターネットショッピングや海外利用の際には注意が必要です。

たとえば、怪しいサイトでカード番号を入力したことで、不正に高額な商品を購入されてしまうパターンもあります。

ただし、多くのカード会社では不正に使われた際の補償制度が整備されており、早めに申告すれば被害を抑えられます。

カードの利用通知をオンにしておく、フィッシング詐欺に注意するなど、日ごろの対策も大切です。

安心してカードを使うためには、セキュリティ意識を持つことが欠かせません。

キャッシングは借金とみなされる

クレジットカードのキャッシング枠は、現金がすぐに手に入る便利な機能ですが、「借金」であることを意識する必要があります。

キャッシングを使う時には、年率15〜18%程度の利息が発生し、返済期間が長引くと負担が大きくなります。

さらに、信用情報には「借り入れ」として記録されるため、住宅ローンや新たなクレジット契約の審査で不利に働く可能性もあります。

クレジットカードを無くしてしまった時の対応

クレジットカードを紛失した際は、速やかに対応することが何よりも大切です。

第三者による不正利用を防ぐためにも、まずはカード会社への連絡と警察への届出を優先しましょう。

その後、利用明細の確認や再発行手続きへと進むことで、被害を最小限に抑えられます。

この章を読めば、紛失時にやるべきことを手順ごとに把握でき、落ち着いて正しく対処できるようになるはずです。

①カード会社に連絡を行う

クレジットカードを紛失したら、まず真っ先にカード会社へ連絡しましょう。

これは、不正利用を防ぐためにはカードの利用停止が最優先だからです。

連絡をすれば、カード会社が速やかに停止処理を行ってくれます。

多くの会社では、24時間対応の紛失・盗難専用ダイヤルを用意しています。

この対応が遅れると、不正に利用された金額が自己負担になる恐れもあるので、少しでも紛失に気づいたらすぐに電話しましょう。

②警察へ届出を出す

カード会社に連絡したあとは、遺失届を警察へ提出するのも重要になります。

なぜなら、万が一カードが不正に使われた際、警察への届け出が補償の条件になる時があるからです。

警察署に行って、カードが無くなってしまったことを説明すれば、「受理番号」が発行され、カード会社に番号を伝えることで対応してもらえます。

③利用明細を確認する

カードを止めてからも、利用明細のチェックは欠かせません。

理由は、停止前に不正に使われていた場合、その履歴が残っていることがあるからです。

公式サイトやアプリを使って明細を見て、自分が使った覚えのない取引がないかをしっかりと確認しましょう。

不審な取引を見つけたら、すぐにカード会社に報告することで被害の補償が受けられる可能性もあります。

④カードの再発行手続きを行う

最後に、カードの再発行を忘れずに行いましょう。

盗まれたり、無くしたりしたカードは使えないようになっているので、新しくカードを発行する必要があります。

再発行を申請してから1〜2週間かかることが多いので、申請は早めに行いましょう。

基本的にはインターネットや電話で手続きできます。

また、公共料金などを払うのに使っている際は、変更した手続きも忘れずに行う必要があります。

まとめ

クレジットカードは、使い方やルールを正しく理解していれば非常に便利な決済手段です。

本記事では、利用前の確認ポイントや、店舗・ネット・Apple Payでの支払い方法、キャッシングの仕組みや注意点、暗証番号を忘れた場合の対処法、紛失時の手続きまで、幅広く解説しました。

日常生活での賢い活用法やリスクへの備え方を知っておくことで、トラブルを防ぎながらポイントなどのメリットも最大限に活かせます。

これからクレジットカードを使い始める方も、すでに使っている方も、今一度確認しておくことで安心して利用できるはずです。

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この記事を書いた人

エレビスタ ライター

エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。

エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。

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