ダイナースカードの審査は、クレジットカードの中でも特に厳しい部類に入ることで知られています。
高い年会費と引き換えに、空港ラウンジや高級レストランの優待など、充実した特典を受けられることから、一定のステータスと信用力が求められます。
申し込み前に知っておきたい基準や、審査に通るための準備、実際に落ちた人の口コミなどを押さえておくことで、自分が対象になるかどうかを判断しやすくなります。
目次
ダイナースカードの基本情報を紹介!年会費やポイント還元率・利用限度額

運営会社 | 株式会社日本ダイナースクラブ |
国際ブランド | Diners Club |
年会費 | 24,200円(税込) |
ポイント還元率 | 基本還元率0.4%最大還元率1.5%(グローバルマイレージ加入+ANAマイル移行時) |
審査時間 | 最短1週間程度 |
申し込み条件 | 入会者+所定基準を満たす方 |
ETCカード | 年会費無料 |
家族カード | 5,500円(税込) |
公式サイト | 公式サイトを見てみる |
ダイナースカードは、ステータス性の高いクレジットカードとして知られています。
理由は、年会費が24,200円(税込)と高めで、特典やサービスが充実しているからです。
たとえば、空港ラウンジの無料利用やグルメ優待など、他のカードにはない体験ができます。
ポイント還元率は基本0.4%と低めですが、ANAマイル移行を活用すれば最大1.5%も可能です。
審査には最短1週間ほどかかり、安定した収入が必要とされています。
つまり、特典重視で上質なサービスを楽しみたい人に向いているカードです。
ダイナースカードは審査が厳しい?どこを基準に見られるのか
ダイナースカードの審査は、他のクレジットカードに比べて厳しめだといわれています。
なぜなら、申込者の年収や勤務先、勤続年数といった「信用力」が細かくチェックされるからです。
かつては年齢制限もあり、今でも富裕層をターゲットにした傾向が強く残っています。
また、上位カードの「ダイナースクラブプレミアム」は招待制という特別な制度もあります。
この章を読めば、どのポイントが審査に影響するのかがわかり、対策のヒントも得られるでしょう。
やはり年収はしっかり見られる
ダイナースカードの審査では、年収はもっとも重視されるポイントのひとつです。
年会費が24,200円(税込)と高額で、さらに多くの優待サービスを安定して使えるかが判断基準となるからです。
実際に、ネット上の口コミや体験談を見ても「年収が低めのときは落ちたが、上がったタイミングで通った」という声が少なくありません。
公表されている明確な基準はありませんが、最低でも500万円〜600万円以上あると審査通過の確率が高くなると考えられます。
勤務先や勤続年数も重要
ダイナースカードの審査では、年収だけでなく「どこに勤めていて、どれくらい勤続しているか」も非常に重要です。
その理由は、カード会社が利用者の将来的な返済能力を見ているからです。
同じ年収でも大企業勤務や公務員のほうが、フリーターや転職回数の多い人より信頼されやすい傾向があります。
また、勤続年数も大きな判断材料となり、1年未満だと「まだ安定していない」と判断される恐れがあります。
口コミでも「転職直後に申し込んだら落ちた」という報告があります。
審査通過のためには、勤務先の信頼性と、少なくとも2年以上の勤続実績があることが望ましいといえるでしょう。
元々は年齢も見られていた
ダイナースカードは、かつて「27歳以上でないと申し込めない」という年齢制限がありました。
この背景には、社会的な安定性を重視する方針があったと考えられます。
今では年齢制限は明記されていないものの、過去の基準から見ても、20代前半の申込者は慎重に審査されている可能性があります。
安定した職業であっても、25歳未満での審査通過はハードルが高いという口コミも見られます。
これは、年齢が若いほど収入や勤務歴が短く、信用情報も十分でないことが多いためです。
したがって、若い世代でダイナースカードを検討する際は、年収や勤続年数など他の要素でしっかりカバーする必要があります。
ダイナースクラブプレミアムカードは招待制である
ダイナースクラブプレミアムカードは、通常の申し込みでは入手できない「完全招待制」のカードです。
このカードが特別視される理由は、選ばれた人だけが持てるという希少性と、充実した特典にあります。
基本的には、ダイナースクラブカードの利用実績がある既存会員に対して、カード会社から招待が届きますが、既存会員からの紹介による入会も可能とされています。
プレミアムカードを目指すなら、まずは通常のダイナースカードでしっかりと利用実績を積み上げることが第一歩となります。
ダイナースカードはなぜステータス性が高いのか
ダイナースカードは「持っているだけで一目置かれるカード」として高いステータス性があります。
これは、年会費が高額で富裕層向けの印象が強く、さらに明確な利用限度額がなく自由度が高いためです。
また、発行枚数が少ないことからも、希少性のある特別な存在として見られています。
この章では、なぜダイナースカードが他のカードと違うのか、その3つの理由を詳しく解説します。
「見た目」や「名前」だけでなく、裏にある価値を知ることができる内容です。
年会費が高額であることから富裕層向けというイメージの定着
ダイナースカードが「富裕層向け」と見られる最大の理由は、その年会費の高さにあります。
実際、年会費は24,200円(税込)と、一般的なクレジットカードよりも圧倒的に高額です。
この金額を負担しつつ使い続ける人は、経済的に余裕があると見なされやすく、それが「お金持ちのカード」というイメージにつながっています。
年会費の高さは単なるコストではなく、カードの持つブランド価値や所有者のイメージを形づくる重要な要素といえるでしょう。
利用限度額が明確な制限がない
ダイナースカードが「特別感」を与える理由のひとつが、利用限度額に明確な上限がないことです。
通常のクレジットカードでは「○万円まで」と決まっていますが、ダイナースは会員ごとの利用実績や信用に応じて変動し、明確な枠が表示されない仕組みです。
これにより「自由に使える」「信用力が高い人しか持てない」といった印象を持たれやすく、結果としてカードそのものの格が上がります。
利用限度額の曖昧さが、逆に「選ばれた人だけが持てるカード」という特別な印象を生んでいます。
持っている人が少なく希少性がある
ダイナースカードは発行枚数が少ないことから、「レアなカード」としての魅力もあります。
それは、年会費の高さや審査基準の厳しさから、誰でも簡単に持てるカードではないからです。
結果的に、街中でダイナースカードを使っている人はあまり見かけません。
その“少なさ”が、逆に持っている人の価値を高めています。
たとえば、友人との会食でサッとダイナースを出すだけで、「あ、この人すごいかも」と思わせる力があるのです。
ダイナースの審査に通りたい!申し込む前にしておくべきこと
ダイナースカードの審査を通過するには、事前の準備がとても大切です。
年収や勤務先だけでなく、信用情報や申込内容の正確さなど、細かな点まで見られるからです。
特に勤続年数や借入状況、過去のクレジット利用歴は要チェック項目です。ちょっとした見落としが審査落ちにつながることもあります。
この章では、審査に備えて「今すぐできる4つの対策」を詳しく解説します。
申し込み前にひとつずつ確認すれば、合格の可能性がぐっと高まります。
安定した収入を示すためにも勤続年数を積み上げる
ダイナースカードの審査に通るには、勤続年数の長さがとても大切です。
勤続年数が長い人ほど「収入が安定している」と判断されやすくなります。
ダイナースのようなハイステータスなカードでは、安定性を重視する傾向が強く、口コミなどでも「転職直後に申し込んで落ちた」という声が少なくありません。
転職後すぐの申し込みは避け、最低でも1〜2年は今の職場で実績を積んでから申し込むのが安心です。
このように、職場に長く勤めている実績こそが、審査通過への大きな後押しになるのです。
他のクレジットカードで信用を積み重ねておく
ダイナースカードを申し込む前に、他のカードで信用を積んでおくことが非常に効果的です。
理由は、カード会社が「過去の返済状況」を見て、あなたの信用度を判断するからです。
1〜2枚のカードをきちんと利用し、遅れずに支払いを続けていれば、その履歴は「信用情報」として評価されます。
逆に、利用実績がまったくなかったり、延滞歴があると、審査では不利になります。
信用情報はJICCやCICといった機関に登録されており、カード会社は必ずチェックします。
少額でも日常的にカードを使い、地道に実績を積むことが、審査通過の近道です。
他社からの借入があれば整理しておく
他社からの借入がある時は、ダイナースカードの申し込み前にできるだけ整理しておくことをおすすめします。
カード会社は「借金の多さ」も審査でしっかり見ています。
実際、信用情報機関には借入状況がすべて記録されており、カード会社はその情報をもとに審査を行います。
少額でも複数の借入があると印象が悪くなるため、返済できる分は前もって清算し、なるべく借入ゼロの状態で申し込むのがベストです。
申込フォームへの記入は漏れがないようにする
ダイナースカードを申し込む際、申込フォームの記入ミスや記載漏れには注意が必要です。
入力情報はそのまま審査材料として扱われるため、少しのミスが信用の低下につながることもあります。
特に「虚偽記載」と判断されるような記入は、審査に大きくマイナスとなります。
申込前には、必要な情報(年収、勤務先、住所など)をしっかり用意し、落ち着いて入力することが大切です。
ダイナースカード厳しい審査通過後契約すると手に入る特典・メリット
ダイナースカードを保有することで、以下のような上質な特典が利用できます。
- 国内・海外あわせて1,600ヶ所以上ある空港ラウンジを無料で利用可能
- 高級レストランでの優待プランが充実(1名分無料など)
- 海外・国内旅行保険が自動付帯で安心
- コンシェルジュサービスで旅行や予約をフルサポート
- プライオリティ・パス(※条件付きで発行可能)
ダイナースカードは、年会費が高いぶん、特典の質も一流です。
旅行や外食が多い人にとっては、持っているだけで生活の質がワンランク上がるような価値があります。
単なる支払いツールではなく、選ばれた人のためのライフスタイルを支える一枚です。
ここからは、各特典の内容と魅力をくわしく解説していきます。
国内・海外あわせて1,600ヶ所以上ある空港ラウンジを無料で利用可能
ダイナースカードを持つことで、国内外の空港ラウンジを無料で利用できます。
これは、移動が多い人にとって非常に便利で快適な特典です。
通常の待合スペースでは混雑や騒音がストレスになりますが、ラウンジなら静かな空間でゆったりと過ごせます。
たとえば、成田空港や関西空港はもちろん、ロンドンやニューヨークなど海外の主要空港でも利用可能です。
飲み物や軽食、Wi-Fiなども無料で提供されます。
高級レストランでの優待プランが充実(1名分無料など)
このカードの魅力は、グルメな人にも嬉しい「高級レストラン優待」にあります。
なぜかというと、特定のレストランで2名以上で予約すると、無料で1名分のコース料理が食べられる「エグゼクティブ ダイニング」サービスが用意されているからです。
単に支払いに使うだけでなく、「体験そのものに価値を加える」のがダイナースカードなのです。
海外・国内旅行保険が自動付帯で安心
ダイナースカードには、海外・国内の旅行保険が自動で付いており、申し込みや手続きなしで補償を受けられる安心感があります。
この自動付帯は非常に重要で、持っているだけで万一のトラブルに備えられるからです。
仮に海外旅行中にケガをした際、最高1億円までの補償があり、入院や治療費にも対応します。
国内旅行でも最大1,000万円の補償があり、家族カード会員にも一部適用されます。
コンシェルジュサービスで旅行や予約をフルサポート
ダイナースカード会員は、専用のコンシェルジュデスクを利用することができます。
これは、旅行やレストランの予約、プレゼントの手配など、日常の“ちょっと面倒”を代わりに行ってくれるサービスです。
忙しいビジネスパーソンや、時間を効率的に使いたい人にとって、まさに「頼れる秘書」のような存在です。
時間と手間を節約しながら、上質な体験を得られる、まさにステータスカードの真価が発揮されるサービスです。
プライオリティ・パス(※条件付きで発行可能)
プライオリティ・パスは、世界148か国・600以上の都市にある空港ラウンジを利用できるサービスで、ダイナースクラブ プレミアムカードなどの条件付きで発行が可能です。
ダイナース提携のラウンジ以外にも、多数のラウンジをカバーできます。
より幅広くラウンジを活用したい人にとって、この特典は非常に心強いサポートといえるでしょう。
ダイナースカード利用者の口コミからわかったデメリットを紹介
ダイナースカードにはハイクラスな特典がある一方で、実際の利用者からは「使いにくさ」や「不便さ」に関する声も聞かれます。
これは、他のクレジットカードとは違う特徴が、状況次第ではデメリットになることがあるからです。
たとえば、年会費の高さや使える店舗の少なさ、支払い方法の限定などが挙げられます。
この章では、利用者のリアルな口コミをもとに、申し込み前に知っておきたい短所を整理して紹介します。
ここを読めば、「後悔しないための判断材料」がきっと見つかります。
年会費が高すぎる
【口コミ】
「年会費が24,200円もするので、年に数回しか使わない自分にはもったいないと感じました。特典を活かしきれないなら他のカードの方がコスパ良いと思います。(40代/男性)」
デメリットとして、「年会費の高さ」がよく挙げられます。
というのも、一般的な年会費無料や数千円なのに対し、ダイナースは24,200円(税込)と非常に高額だからです。
これはサービス内容に見合った金額ではあるものの、空港ラウンジや高級レストランの優待を使わない人にとっては、コスパが悪く感じられるのも当然です。
つまり、ダイナースカードは「使いこなしてこそ価値が出るカード」であり、特典を日常的に活用できる人でないと、年会費がネックになりやすいのです。
VISA・Mastercardに比べて使える店舗やサービスが少ない
【口コミ】
「海外のホテルやネットショップで決済できないことが何度かあり、結局VISAに切り替えました。(50代/女性)」
ダイナースカードは国際ブランドとして「Diners Club」しか選べず、VISAやMastercardと比べると利用できる店舗が限定されがちです。
特に海外やオンライン決済で、決済不可の場面が意外と多いのが現実です。
これにより「メインカードとして使いにくい」という声が多くなっています。
使える場所の少なさは、ダイナースの大きな弱点であり、カード1枚で完結したい人には不向きかもしれません。
原則一括払いにしか対応していない
【口コミ】
「高額な買い物でも分割払いが使えなくて不便でした。柔軟な支払いができる他のカードの方が使いやすいですね。(30代/男性)」
ダイナースカードは、基本的に「一括払い専用」のカードです。
これは、計画的な支払いを前提としたステータスカードの特性によるものですが、利用者にとっては柔軟性に欠ける一面でもあります。
たとえば、急な出費や高額商品の購入時に分割払いやリボ払いができないと、資金繰りが苦しくなる恐れもあります。
後からリボサービス(あとリボ)などを別途設定することはできますが、一般的なカードのように初回から選べるわけではありません。
ポイント還元率は他の一般に比べてそこまでよくない
【口コミ】
「買い物でポイントを貯めたいタイプなので、0.4%の還元率は物足りないです。楽天カードに戻りました。(20代/女性)」
ダイナースカードの基本ポイント還元率は0.4%と、他の年会費無料カードや高還元カードに比べて低めです。
ANAマイルに移行したり、グローバルマイレージサービスを利用すれば還元率を高めることは可能ですが、そこまで手間をかけたくない人には不向きです。
ポイント重視の人にとっては、ダイナースはあくまで「特典目的のカード」として割り切る必要があります。
ダイナースカードが向いてる人はどんな人?おすすめな人とおすすめできない人それぞれ紹介
おすすめな人 | おすすめしない人 |
---|---|
・年会費に見合う特典を活用できる人 ・出張や旅行で空港ラウンジを使う人 ・高級レストランや接待をよく利用する人 ・収入が安定していて審査に自信がある人 | ・年会費を安くおさえたい人 ・海外やネットショッピング中心の人 ・ポイント還元率を重視する人 ・分割払いや柔軟な決済方法を求める人 |
ダイナースカードは「特典を積極的に使える人」にはとても価値のあるカードです。
理由は、空港ラウンジやレストラン優待、コンシェルジュサービスなど、他にはない体験が用意されているからです。
たとえば、出張が多いビジネスパーソンや、食事・旅行を上質に楽しみたい人にはぴったりでしょう。
一方で、「ポイントをたくさん貯めたい」「とにかく使える店舗が多い方がいい」という人には向いていない場面もあります。
このように、このカードは“ライフスタイルを格上げしたい人”のための一枚であり、日常使いの便利さよりも「上質さ」を重視する人にこそおすすめです。
ダイナースカードの審査に関するよくある質問
ダイナースカードの審査は「特別感」があるぶん、内容もやや複雑です。
特に自営業の方や、過去に落ちたことがある方にとっては、「自分は通るのか」「再チャレンジのタイミングは?」など、気になるポイントが多いでしょう。
審査では年収や信用情報、カードの保有状況なども関係します。
この章では、実際によくある5つの質問に絞って、わかりやすく丁寧に解説します。
読めば、申込前の不安や疑問がクリアになり、自分に合ったタイミングや準備が見えてくるはずです。
自営業やフリーランスでもダイナースカードの審査を通ることはできる?
自営業やフリーランスの方でも、ダイナースカードの審査に通ることは可能です。
職業ではなく「収入の安定性」や「信用情報」が重視されます。
たとえば確定申告書や直近の課税証明書などで、継続的な収入があることを証明できれば、会社員と同じように評価されます。
また、個人事業主でも開業から数年経ち、クレジットヒストリーに問題がなければ、審査に通ったという口コミも複数見られます。
ただし、開業直後や収入の波が大きい場合は不利になることもあります。
ダイナースカードの審査に落ちたらどのくらい期間を空けて再申請すべき?
審査に落ちた時は、少なくとも6か月ほど空けてから再申請するのが理想です。
というのも、カード会社は過去の申込履歴を信用情報機関で確認でき、短期間での連続申込は「審査に落ちた=リスクがある」と判断されやすいからです。
落ちた理由を分析し、年収や借入、信用情報を改善してから再チャレンジすることで、審査通過の可能性は高まります。
他のクレジットカードを持っていると審査に不利になる?
すでに複数のクレジットカードを持っていても、必ずしもダイナースカードの審査に不利になるわけではありません。
ただし、「何枚持っているか」よりも「どう使っているか」が重視されます。
他のカードを持っている際でも、残高管理や支払い履歴が良好であれば、審査にマイナスにはなりません。
審査通過に必要な年収の目安はどれくらい?
ダイナースカードに明確な年収条件は公表されていませんが、口コミや過去の傾向から「年収500万円以上」がひとつの目安とされています。
なぜなら、年会費が24,200円(税込)と高額で、特典を活用できる経済力が前提とされているからです。
特にプレミアムカードのような上位カードでは、年収1,000万円以上といった高所得層が中心ともいわれています。
とはいえ、年収が基準に達していても、信用情報や勤務先、借入状況などの総合判断で落ちることもあります。
年収だけで判断されるわけではなく、「全体的な信用力」が問われる審査だと理解しておくとよいでしょう。
審査で見られる信用情報とは何を指している?
審査で重視される「信用情報」とは、過去のローンやクレジットの利用・返済履歴を記録したデータのことです。
これは信用情報機関(CIC・JICCなど)に登録されており、カード会社はそこから申込者の信頼度を判断します。
支払い遅延や債務整理の履歴があると「返済リスクが高い」と見なされて審査に不利になります。
一方で、毎月きちんと支払っていれば「信用力のある人」と評価されます。
また、短期間に複数の申込をしていると「多重申込」として警戒されることもあります。
まとめ
ダイナースカードは、その高いステータス性と特典の充実ぶりから、他のクレジットカードとは一線を画しています。
年収や勤続年数、信用情報など審査は厳しめですが、通過すれば空港ラウンジや高級レストランの優待、コンシェルジュサービスといった上質なサービスを受けられます。
一方で、年会費の高さや一括払いのみ対応など、使い勝手に注意すべき点もあります。
特典を日常的に活用できる人には非常に価値がある一方、還元率重視や柔軟な支払いを求める人には不向きです。
自身のライフスタイルや利用目的に合わせて、向き・不向きを見極めることが大切です。
この記事を書いた人

エレビスタ ライター
エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。
エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。