学生生活を送る中で、急な出費や生活費の不足に悩む学生は少なくありません。そんな時、「学生カードローン」や「審査なしの学生ローン」という言葉に惹かれる方も多いでしょう。
しかし、安易にこれらのサービスに手を出すことは危険です。特に、審査なしを謳うローンは、実は闇金融である可能性が高く、利用すると深刻なトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
本記事では、審査なしの学生ローンの危険性と、それを避けるべき理由を詳しく解説します。さらに、学生でも審査が通りやすい正規のカードローンの選び方や、おすすめの商品についても紹介します。
トラブルに巻き込まれないよう、安全で賢明な資金調達の方法を理解しましょう。
学生ローンとは?やばい・やめたほうがいいと言われている理由

学生ローンとは、名前の通り学生(特に大学生)を対象にしているローンのことです。18歳以上の学生から利用可能で、消費者金融より借入限度額が低い傾向があります。年収の3分の1以上の借り入れを制限する総量規制が適用されるため、学生によっては大きな金額を借りられないかもしれません。
また、金融機関によっては在籍確認や新権者の同意が必要です。なお、借りる際の収入条件や金利は消費者金融と大きな変化はありません。
学生ローンを調査すると「やめたほうがいい」というワードと共に検索されていることが多いのがわかります。デメリットに挙げた3つの理由に加えて以下のような理由があります。
学生ローンという安心感で借り過ぎてしまう
学生ローンという名称による安心感がついつい借り過ぎてしまうことに。
そもそも「学生ローン」とは学生に対してお金を貸す金融サービスのことです。
学生ローンでは、未成年でも借りられることや借入金額の設定が少ないことから低リスクと考えてしまいがちですが、実際は一般的な消費者金融ローンと変わりありません。
「学生ローン」という名前だけで飛びつくのではなく、ちゃんと金利・返済方法・遅延損害金を確認した上で利用するようにしましょう。
返済を滞ると信用情報に傷がつく
先ほども述べました通り、学生ローンは特別なローンではなく一般的な消費者金融ローンと変わりありません。
金利が安く設定されていたり使途について柔軟に対応してくれたりと一般的なものとの違いはあるものの、返済が滞れば高額な遅延損害金の請求が発生します。
また、信用情報に傷がついてしまうと今後5年間はクレジットカードやローンの審査に通らなくなることにもなりかねません。
ブラックリストに載らないためにも返済期日は守るよう注意が必要です。
即日融資できない
学生ローンは、大手消費者金融と違い経営規模が小さく即日融資できない貸金業者もあります。中小の貸金業者では営業時間でないとお金を借りることはできず、利便性はそう高くはありません。
また、営業時間内の受付であれば即日融資も可能ですが、申し込みや審査などの手続きに時間がかかることを踏まえ、早い時間帯に申し込みをすることをおすすめします。
デメリットに挙げた理由3点と上記の点に注意すれば、学生ローンを安全に利用できます。
学生がカードローンを利用すると危ない?デメリット・問題点

学生がカードローンを利用するデメリットややめたほうがいいと言われる理由について解説いたします。
借金癖がつきやすく、将来的なリスクが高まる
学生ローンは比較的簡単に借入が可能なため、一度利用するとその後も頼ってしまう傾向にあります。返済の自由度が高いことから、借入が習慣化しやすい環境となり、借金癖がつく可能性が高いです。
これは将来的に金融トラブルに巻き込まれるリスクをも高めます。学生時代から借金に頼る習慣がつくと、社会人になってからも安易に借金をしてしまう可能性があり危険です。
また、借金癖は一度つくと解消するのが難しく、長期的な金銭管理能力の低下につながる恐れがあります。将来の経済的自立を目指す上で、借金に頼らない生活習慣を身につけることを心がけましょう。
収入が不安定で返済が困難になるリスクがある
学生は一般的に収入が少なく、安定していないことが多いです。アルバイトなどの非正規雇用が主な収入源であるため、収入の変動が大きいからです。このような状況では、返済計画を立てることが難しく、返済が滞るリスクが高まります。
学生がカードローンを利用するのがおすすめする理由・メリット

学生がカードローンを利用するデメリットやおすすめカードローンなどを紹介しました。ここで、学生がカードローンを利用するメリットを知りたい方も多いでしょう。
学生がカードローンを利用する具体的なメリットを解説していくので、ぜひ参考にしてください。
銀行カードローンよりも審査に通りやすい傾向にある
消費者金融系のカードローンは銀行カードローンよりも審査に通りやすく、学生でもお金を借りやすい傾向にあります。
消費者金融は銀行カードローンより金利が高く設定されており、審査を通りやすい分高めの金利で補っているのです。
また、銀行カードローンでは対応していない即日融資ができたり、特定の銀行の口座を持っていなくても借入ができる点などが消費者金融のメリットと言えます。
親や友達にバレにくい
- ローンカードを見られる
- 自宅に電話が来る・郵送物が届く
- 職場に在籍確認の電話がある
お金を借りていることを両親や友達にバレたくないと考えている方も多いのではないでしょうか。
消費者金融カードローンは銀行カードローンと比べても比較的周りの人にバレにくいという傾向にあります。
銀行などのカードローンは明細書などが郵送されることがありますが、消費者金融カードローンは郵送物をなくす契約方法もあるため、家族や両親にバレずに契約できる可能性が高いです。
無利息期間がある
消費者金融系のカードローンには、初回借入時から期間限定で無利息サービスの利用ができるなどお得な特典が充実しています。
例えば、プロミスの場合は初回借り入れから30日間は利息無料サービスが適用され、無利息期間内に返済すれば元金だけで済むのでお得にお金が借りられます。
銀行系カードローンは無利息期間を設けていないことが多いので、この点は大きなメリットです。
各カードローンの無利息期間は下記のようになっています。
カードローン | 無利息期間 |
---|---|
プロミス | 30日間 |
アコム | 30日間 |
SMBCモビット | なし |
スマホアプリで管理できる
消費者金融のカードローンが提供しているスマホアプリを使えば、申込から振り込みまでアプリ上で完結します。
さらに現在の契約状況や返済状況などもアプリ内で管理できたりと、より効率的にお金を借りることができるのです。
次の返済日やどのくらい返済できたかなどもチェックできるため、計画的に利用できます。
最短3分で即日融資できる
消費者金融カードローンは即日融資を行っているため、緊急でお金が必要な人にもおすすめです。
カードローンによっては最短で20分でお金が借りられるほか、ネット上で完結するので振り込みまでのスピードが早くなっているからです。
インターネットで申込をして、コンビニのATM等でお金を受け取ることもできます。
しかし、銀行カードローンの場合はその銀行の口座を持っていないと申込できず、結果融資までに時間がかかってしまう可能性が高いです。
学生へのカードローンの審査は厳しい?審査基準・審査落ちする学生の特徴

カードローンを借りる際には必ず審査が行われます。
事前に申し込みをする消費者金融の審査基準や審査落ちする人の特徴を抑えておくことで、審査通過率を高めることが可能です。
カードローンの申込基準
カードローンの申し込み基準は申し込む会社によって変わりますが、基本的には次のような点を重視します。
- 年齢
- 年収
- 雇用形態・勤続年数
- 信用情報
申込条件としてよくあるのは年齢の基準です。消費者金融のほとんどは20歳以上で申し込み可能としていることが多いですが、18歳から申し込みができるカードローンもあります。
また、安定した収入を得ていることも条件の1つですが、正社員でないといけないというわけではなく、パートやアルバイトでも勤続年数が1年程度あれば問題なく審査に通過することが多いです。
年齢や収入に関する審査で基準を満たしていることが確認できれば、最後に信用情報が確認されます。
どれだけ収入が高くても、信用情報に問題がある人は審査に通る可能性が低いので注意しましょう。
審査落ちする学生の特徴
実際にカードローンの審査に落ちてしまう人には次のような特徴があります。
- 年齢が18・19歳
- アルバイトなどで収入を得ていない
- 信用情報に傷がある
年齢が18・19歳
カードローンに申し込みする年齢が18・19歳の方は審査に落ちやすいと言えます。
これは、アルバイトで定期的な収入を得ていたとしても勤続年数が短い場合が多いことや、借入の経験が少ないため安定した返済を行えるかカードローン会社が判断できないことが原因です。
カードローン会社によっては、10代の方の場合は申し込み時に年収を確認するため借入金額にかかわらず収入証明書の提出を求める場合もあります。
アルバイトなどで収入を得ていない
そもそもアルバイトなどで収入を得ていないという人はカードローンの審査に通ることはありません。
これはカードローンを利用する際には、過度な貸付を防ぐために年収の1/3以上の貸付を禁止する貸金業法の総量規制が適用されるためです。
例えばアルバイトで年収30万円の方であれば1/3は10万円でこれが限度額となりますが、年収が0円であればその1/3も0円であるため審査に落ちてしまいます。
信用情報に傷がある
学生に限った話ではありませんが、クレジットカードなどで過去に延滞や滞納をしたことがあり信用情報に傷がある人も審査に通ることは難しくなります。
たまたま引き落としができず1日だけ遅れてしまったという場合であれば2年ほどで記録が消えるとがありますが、滞納期間が3ヵ月以上になると異動情報として信用情報に記録され最低でも完済してから5年間は記録されてしまうのです。
万が一異動情報が記録されてしまうと、記録が消えるまではカードローンが利用できないだけでなく、クレジットカードを作れなかったり住宅ローンが組めないといった不利益を被ることになります。
学生がカードローンを使用するときの注意したいポイント

ここからは、学生がカードローンを利用する時の注意点を紹介します。
違法な貸金業者を利用すると、高い利息で損してしまうかもしれません。また安易に借りて返済が遅れたら、今後の住宅ローンやカーローンを組むときに支障が出るでしょう。
注意点と対策も解説していくので、ぜひ参考にしてください。
注意点1:違法な闇金業者を利用しない
インターネットの掲示板などには、「審査が甘い」や「金利なし」、「未成年でもお金が借りられる」など、さまざまな情報が溢れています。
このようなコメントをしている人のほとんどが違法な闇金業者の可能性が高いです。
お金を借りる先が聞いたことのない会社名や業者だった時は、きちんと国に認められているかどうかを財務局の貸金業者登録一覧で登録番号を確認しましょう。
また、正規の貸金業者からお金を借りると当然利息をはらわなければいけませんが、 後から違法な金利を提示されたり悪質な取り立て行為がないため、安心して利用できます。
注意点2:返済が遅れると信用情報に傷がつく
お金を借りる時は返済計画などを深く考えていない人も多いですが、期日に返済できず延滞となってしまうと自分の信用情報に傷が付いてしまい、新たにお金を借りられなくなったりローンを組めなくなったりします。
しかも、スマホ本体の分割払いやクレジットカードの利用も制限されてしまうなど、日常生活にも大きな影響を及ぼします。
そのようなことを防ぐためにも、「毎月どのくらいの金額を返済するか」や「何月から返済をし始めるか」など、お金を借りる前にしっかりと計画や見通しを立てましょう。
注意点3:収入がない学生は審査に落ちる
カードローンを利用するためには、少額であってもアルバイトなどで定期的な収入を得ている必要があります。
これは、消費者金融は貸金業法という法律に規定されている総量規制を守って貸し付けをする義務があるからです。
総量規制とは年収の1/3以上の貸付を禁止するものであり、これにより収入がない人はお金を借りられないようになっています。
これは、お金を借りる人が多重債務に陥らないよう保護するための制限です。
どうしてもお金が必要だという場合はすぐにどこかから借りようとするのではなく、まずアルバイトを始めてみるのが良いでしょう。
学生ローンとカードローンとの違いを比較

以下は、学生ローンとカードローンを比較した表になります。
学生ローン | 大手消費者金融 | |
---|---|---|
申し込み書類 | 本人確認書類 学生証 | 本人確認書類 |
申し込み方法 | 店頭窓口 電話 インターネット | 店頭窓口 インターネット アプリ 自動契約機 電話 郵送 |
融資期間 | 最短即日 | 最短即日 |
申し込み年齢 | 18歳〜 | 18歳〜 |
上限金利 | 20.00% | 18.00% |
融資の方法 | 一括渡し | 限度額の範囲で自由に利用 |
借入方法 | 店頭窓口 銀行振り込み | 店頭窓口 専用ATM 提携ATM スマホATM 銀行振り込み |
返済方法 | 店頭窓口 銀行振り込み 現金書留 | 店頭窓口 インターネット返済 専用ATM 提携ATM 銀行振り込み 口座引き落とし |
学生ローンとカードローンでは、借入や返済方法に違いがあります。
学生ローンは運転免許証などの本人確認書類のほかに学生証が必要となり、申し込み方法はインターネットよりも窓口での受付が主流です。
そのため、学生ローンを利用する際には知り合いにバレてしまう危険性を考えなければなりません。
また、貸し付けの際の最大金利は消費者金融のほうが2.0%も低いため返済額にもかなり差が出ます。
消費者金融であれば必要な時に限度額の範囲で何度でも借入できますが、学生ローンは一括で必要な額を貸し付け追加の貸付には対応していません。
特に、消費者金融では返済方法が充実しているため、返済が滞りそうで心配な方やネットで返済したい方におすすめです。
また、契約や借入などもアプリでできるため、すぐに借りたい人は大手消費者金融がおすすめですよ。
学生ローンを利用した学生の口コミ
学生ローンのおかげで、アルバイトに時間を取られすぎずに勉強に集中できました。返済計画をしっかり立てて、計画的に利用すれば本当に助かります。ただ、利息の負担は想像以上だったので、借りる前によく考えることが大切だと思います。
20代女性/大学生
カードローンを使って留学費用を工面しました。海外での経験は自分の将来にとって大きな財産になると信じています。ただ、帰国後の就職活動と返済の両立は正直しんどいです。でも、この経験を活かして頑張りたいと思います。
20代男性/大学院生
学費と生活費のために学生ローンを利用しましたが、正直後悔しています。卒業後の就職がうまくいかず、返済に苦労しています。学生時代はもっと将来のことを考えるべきでした。これから学生ローンを考えている人は、本当に必要かよく考えてほしいです。
30代男性/フリーター(元大学生)
学生ローンではなくカードローンを選んだ学生の口コミ
急な出費に対応できて助かっています。学生ローンは手続きが面倒そうだったので、すぐに利用できるカードローンを選びました。アルバイト代だけでは足りない時に、本当に役立っています。ただ、利息が高いので、できるだけ早く返済するように気をつけています。
20代女性/大学生
留学費用の足しにカードローンを利用しました。学生ローンは親の保証が必要で、親に負担をかけたくなかったんです。カードローンなら自分の責任で借りられるので、精神的にも楽でした。ただ、返済計画はしっかり立てないと危険だと実感しています。
20代男性/大学生
就活の際の急な交通費や服代にカードローンを使いました。学生ローンは用途が限られていると聞いていたので、より自由度の高いカードローンにしました。でも、使い過ぎないように気をつけています。卒業後の返済を考えると少し不安になることもありますね。
20代女性/就活中の大学生
今すぐお金が必要な学生向け、お金を借りる方法

はじめに学生がお金を借りる方法を4つ紹介していきます。
それぞれ詳しく解説していくので、自分にあった借入方法を見つけましょう!
消費者金融カードローンでお金を借りる
学生がお金を借りるならば消費者金融のカードローンがおすすめです。
テレビCMでよく見かけるプロミスやアコム、アイフルなどの消費者金融は、個人向けにカードローンで融資を行っています。カードローンを専門に取り扱っているため、銀行ローンや学生ローンとは違う独自のサービスも展開しています。
ただし、18歳以上でアルバイトなどで安定した収入がある人が対象なので、アルバイトなどをしていない人は利用できません。
消費者金融と聞くと、「法外な金利で貸し付けられるかもしれない」や「悪質な取り立て方法があるかもしれないから不安」という強いイメージを持たれている方もいるでしょう。
2020年に賃金業法の改正も行われており、現在では「年収の3分の1までしか貸付できない」という総量規制という法律も存在します。悪質な金額を貸し付けられる心配もいりません!
消費者金融カードローンは無利息期間がある点や利便性が良い点が学生におすすめです。
銀行カードローンでお金を借りる
低金利でお金を借りたい学生は銀行のカードローンの利用を検討しましょう!
銀行カードローンとは都市銀行や地方銀行、ネット銀行が取り扱っているカードローンで、20歳以上で毎月安定した収入があれば申し込みできます!
消費者金融など他のカードローンと比べても金利が低いので返済の負担も少なくなります。
銀行でお金を借りると聞くと車や家のローン、会社の投資など硬いイメージがありますが、カードローンに申し込み審査に通ると学生でもお金が借りられます。
ただし銀行カードローンは20歳を過ぎていても学生という属性が原因で審査通過率が下がってしまうのが難点です。
銀行カードローンの申し込みは申込者の信用度を重視するため、収入が低かったりアルバイトを始めたばかりで働いている年数が少ないと審査に通らない可能性が高いです。
学生ローン(カレッヂなど)でお金を借りる
学生でお金に困っている人は、学生ローンを利用するという手もあります。
学生ローンとは、学生のみを対象にお金を貸している中小の貸金業者が提供しているローンのことを指し、18歳や19歳の学生でもお金を借りることが可能です。
一例として、学生カードローン会社として有名な「カレッヂ」の申し込み資格や限度額をまとめてみました!
対象 | ・日本国籍の方で、高卒以上の大学生・短大生・予備校生・専門学校生の方 ・安定した収入がある方 |
限度額 | 最高50万円 (18歳・19歳の場合:最高10万円) |
金利 | 年17.0% |
必要書類 | 学生証、免許証(または保険証)、キャッシュカード、公共料金の領収書(または請求書)、収入証明(18歳、19歳の場合) |
保証人 | 原則必要なし |
高校を卒業していれば利用可能ですが、18歳、19歳への貸付は限度額が10万円までと決して高くありません。また収入証明が必須です。
他に学生ローン会社には「アミーゴ、フレンド田」などがあります。
大手消費者金融と違ってコンビニATMと連携されていないことが多いため、返済の際は銀行まで振り込みに行く手間がかかります。
また、学生ローンは申し込みの際に学生証が必要となるので事前に準備しておきましょう!
クレジットカードのキャッシング枠でお金を借りる
20歳を超えている学生であれば、クレジットカードのキャッシング枠を利用してお金を借りられます。
クレジットカードと聞くと現金を持たずに買い物できるイメージが強いですが、実はお金を借りることもできるんです。
クレジットカードには2つの機能がついており、買い物ができるショッピング枠と融資を受けられるキャッシング枠があります。
クレジットカードのキャッシング機能を利用すると銀行やコンビニなどのATMで借り入れできるので、緊急でお金が必要という場合でも、すぐにお金は手に入れられます!
ただしクレジットカードでお金を借りるには、クレジットカード会社からの審査を通過してキャッシング枠を設定しておかなければいけません。
学生のカードローン利用に関してよくある質問

最後に、学生がカードローンを使う時の疑問点を解決していきます。
今回解説していく疑問点は以下になります。
不安や疑問点がある方は、ぜひ最後まで読んでください。
親や学校にお金を借りていることはバレない?
カードローンを利用しても基本的には親や学校への電話はありません。
カードローンは18歳以上(20歳以上のところもあり)からの契約となるため、自分の名義で契約します。保護者などに連絡を入れる必要もないので、カードローンの利用はほとんどバレません。
ただし、以下の理由で学校や両親にカードローンを利用していることがバレる場合があります。
- 自分から周りの人にカードローンを利用していることを話した
- 契約書等を郵送にしてしまい、家族に見られた
- 消費者金融の店舗に入っている姿を見られた
- 返済延滞をしてしまい、催促の電話がかかってきた
- 催促の郵便物が自宅に届いた
郵送物なしの選択や返済を滞らせないように注意すれば、カードローンを利用していることを周りに気づかれる心配はほぼありません。
内定先にお金を借りていることはバレない?
基本的にはカードローンを利用したことで、内定先にバレることはありません。
そもそも、カードローン会社はカードローンを利用したことを第三者に漏らしてはいけませんので、カードローン会社から周りの人に連絡を行うことはまずありません。
ただし、返済延滞などで信用情報に傷ついている人の場合は志望業界によっては内定にも影響を及ぼす可能性があります。
将来金融業界などへの就職を考えている人はカードローンの利用は慎重にしましょう。
ただし、延滞などがなく普通に利用する分は特に影響を与えないためそこまで深く心配する必要はありません。
実際に就職活動で思ったよりもお金がかかってしまってカードローンを利用する学生も多いです。
仕送りや奨学金だけの収入でも申し込める?
カード利用の申し込み時には契約者本人の収入がないと申し込みができません。
そのためアルバイトなどをしていなかったり、奨学金や仕送りでは収入とならないため、カードローンへの申し込みができません。
身分証は学生証だけでも十分?
カードローンを申し込むときには身分証の提出が必要です。学生証は身分証として認められておらず、身分証として提出することができません。
カードローンの審査時には、運転免許証やパスポート、マイナンバーカード名の顔写真が付いている身分証か、保険証や年金手帳などの公的な身分証を複数提出しなければなりません。
細かい指定はカードローンによって違うため、申し込みのときに必ずチェックしましょう。
就職活動に影響する可能性はある?
基本的には学生の内にカードローンを利用しても就職活動に影響はありません。
ただし、現金や有価証券を取り扱っている企業(金融機関など)への就職を目指している人の場合は消費者金融やカードローンの利用が就職活動に影響してしまいます。
このような会社は内定時や入社時に個人調査票を提出しなければいけません。
個人調査票には、以下の記入欄があります。
- 消費者金融からの借り入れやその他のローン
- 保有する財産
- 有価証券
- 貯金残高
ここで、虚偽の報告をしても信用情報機関に確認されるため、カードローンや消費者金融の利用実績はバレてしまいます。
虚偽の報告をした場合は、入社取り消しの可能性が高いため絶対にNGです。
収入なしでもお金を借りられる?
収入がない学生の場合、カードローンでお金を借りることはできません。また、学生限定で借り入れができる学生ローンという商品についても基本的に学生本人にアルバイト収入などがないと申し込みができないようになっています。
現在まったく収入がない学生の場合は、お金を借りる前にアルバイトなどでお金を稼ぐことを検討してください。
学生ローンはやめたほうがいい?
学生ローンは決してやめたほうがいい商品ではありませんが、金利が高く追加の借り入れができないなど利便性があまりよくないため、利用するのであればカードローンのほうがおすすめです。
ただし、大手消費者の多くは20歳以上でなければ融資に対応していません。そのため、18・19歳でお金を借りたいという学生であれば学生ローンを利用することになります。
未成年の学生でもカードローンは利用できる?
18歳未満の未成年はカードローンを利用できません。また、大手消費者であるアイフルやアコムなどは申し込み条件が20歳以上となっているため、18・19歳のかたの利用ができなくなっています。
プロミスに関しては18歳以上であれば申し込みができますが、申し込みの際に必ず収入証明書類の提出が必要となる点に注意しましょう。
18歳・19歳でもお金は借りられる?
学生カードローンであれば18歳・19歳でもお金を借りられます。また、18歳以上からの貸し出しを可能にしている金融機関であれば、借りることが可能です。
例えば、プロミスは18歳以上かつ高校生でなければ、カードローンを借りられます。お金が必要な場合、金融機関ごとの貸出条件を確認してみましょう。
まとめ
今回は学生でも借りられるカードローンを紹介しました。
カードローンは比較的簡単にお金を借りられる方法ですが、返済が遅れると信用情報に傷が付くので計画的に利用しましょう。
また、両親や友達からお金を借りる場合はトラブルに発展する可能性があるので慎重に考えるようにしてください。