SDGsの無料ロゴはどこでダウンロードできる?使用許可は必要?意味やルールをわかりやすく解説!

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世界中でSDGsへの注目が高まる中、SDGsロゴを用いて自社での取り組みを世の中へ発信したり、名詞にロゴ入れたいと考える方も多くいるのではないでしょうか。

そこで、本記事では皆さんがSDGsロゴの使用方法を正しく理解できるように、ロゴの種類や注意点、目的に応じた使用基準など順を追ってご説明します。

SDGsロゴの種類と意味

SDGsロゴの種類

SDGsロゴには以下の2種類があります。

  • SDGsロゴ・バージョン1(国連エンブレムがあしらわれた国連主体向け)
  • SDGsロゴ・バージョン2(非国連主体向け)

非国連主体とは国連以外の一般企業や団体などを示すため、ほとんどの方がSDGsロゴ・バージョン2を使用することになるでしょう。

ここからは、一般企業や団体が利用することを前提とし、バージョン2のロゴについて詳しく見ていきます!

SDGsロゴとは?その意味

SDGsロゴは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」を世界に広め、誰もが共通のビジュアルで目標達成に向けた取り組みを示すために作られた公式シンボルです。このロゴを用いることで、企業や自治体、学校、団体などがSDGsへの賛同や実践をわかりやすく発信できます。

統一されたデザインを使うことは、国や地域、言語の違いを超えて同じ方向性を共有できるという大きな意味を持っています。

さらに、SDGsロゴには「世界中の人々が課題解決のために一体となる」という強いメッセージが込められており、社会的信頼や認知度を高める効果も期待できます。

SDGsロゴ

SDGsロゴ

こちらはSDGsロゴ(非国連主体用)で、国連エンブレムがないものです。

英語で「SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS」つまり「持続可能な開発目標」と書かれており、横型と縦型の2種類。

色は

  • カラー版(上記)
  • 白色版(背景が黒で文字が白)
  • 黒色版(背景が白で文字が黒)

の3つがあります。

また、国連公用語となる6言語(アラビア語、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語)版もあります。

SDGsカラーホイール

SDGsカラーホイール

こちらはSDGsカラーホイールです。SDGsの17の目標のカラーがそれぞれ施された華やかなデザインです。SDGsバッジや名刺、ポスターなどで使われているのを目にしたことがある方もいるでしょう。

SDGs17のアイコン

SDGs17のアイコン

こちらはSDGs17のアイコンです。17の目標をそれぞれ表すピクトグラムが用いられ、わかりやすくデザインされています。

SDGs17のアイコンにはカラー版(上記)、反転カラー版(上記の反転で背景が白)、白黒版(背景が黒)があります。それぞれのアイコンがダウンロードできるので、自社の取り組みと関連するSDGsの目標のアイコンを使用して世間へPRすることができます。

sdgsロゴ

また、こちらのように動くバージョンのアイコンもあります。

こちらは国連本部のホームページのSDG POSTER AND INDIVIDUAL GOALS FOR WEB AND PRINTからアイコンごとにダウンロードが可能です。

ここまで紹介したロゴは、どれを使わなければならないという条件はなく、サイトデザインや用途に応じて使い分けられます。

その一方で、これらのロゴを使用するには注意しなければならないポイントがあるため、次で確認しましょう。

SDGsのロゴはどこでダウンロードできる?

SDGsロゴは、国連本部の公式サイトから無料でダウンロードすることができます。公式配布されているものを利用することで、正しい色や比率でデザインされたロゴを安心して活用できる点が大きなメリットです。

ダウンロード可能な形式は主にpngやjpg、また印刷用に高解像度のデータも提供されています。さらにカラー版・白黒版・反転カラー版など複数のバリエーションが用意されており、使用する媒体やデザインに応じて選べます。

企業や自治体が発行するパンフレットやポスター、Webサイトに活用する場合も、必ず国連が提供する正規データを使うようにしましょう。

SDGsのロゴは英語版もある?

SDGsロゴには英語版をはじめ、国連公用語に対応した複数の言語バージョンが用意されています。具体的には、アラビア語・中国語・英語・フランス語・ロシア語・スペイン語の6種類が公式に配布されています。

英語版のロゴには「SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS」と表記されており、世界的に最もよく利用されるバージョンです。企業や団体が海外向けの資料やプレゼンテーションを行う際には英語版を活用することで、国際的に共通認識を持ってSDGsへの取り組みを示すことができます。

もちろん日本語版と併用して使うことも可能で、発信対象や用途に合わせて選択できる点が特徴です。

SDGsロゴ使用のポイント・無料で使える?

SDGsロゴ、カラーホイールおよび17のアイコンは

の3つの目的での使用が許可されています。

企業ロゴなどと並べて表示することも可能ですが、目的によってルールが異なります。ポイントを抑えてしっかりと使い分けられるようにしましょう。

情報目的

情報目的とは、非商業的および資金調達を目的としない使用で、SGDsを世の中に広めるための情報発信です。

例えば、

  • 社内でSDGsに関する研修を行う
  • テレビや新聞でのSDGsを取り扱う場合

などのケースが挙げられます。

企業ロゴと並べて使用する際には、「主体主・私たち」は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。」の文言の記載が必須となります。この文言を記載しない場合は企業ロゴと並べての表示は認められません。

資金調達目的

資金調達目的とは、SDGsの支援活動の費用を賄うための資金の調達を目的とした使用です。

例えば、企業がESG投資の対象となるためにSDGsを掲げる場合などが該当します。

資金調達目的では、企業ロゴと並べて表示する場合、SDGsロゴ、カラーホイール、アイコンよりも非国連主体ロゴが目立つようにしなければいけません。

また、非国連主体ロゴとSGDsロゴの間に線(黒字0.5pt)を入れ、スペースを入れて下さい。

商業目的

基本的にはほとんどのケースが商業目的に該当します。

商業目的とは、SDGsを普及するために営利企業による商業的もしくは販促用商品・製品においての使用です。

例えば、

  • 企業のHPに掲載
  • 名刺へ使用
  • 商品ラベルへの印刷

など。

企業ロゴと並べて表示する場合、SDGsロゴ、カラーホイール、アイコンと非国連主体ロゴの大きさは同じにしても問題ありません。

また、非国連主体ロゴとSGDsロゴの間に線(黒字0.5pt)を入れ、スペースを入れて下さい。

SDGsロゴは無料で使える?

SDGsロゴは国連が公式に提供しているもので、基本的に無料で使用できます。ただし「自由に好きなように使える」というわけではなく、利用には一定のルールやガイドラインを守る必要があります。

例えば、ロゴの形や色を改変しないこと、営利目的で商品そのものに直接利用しないことなどが定められています。パンフレットや報告書、ウェブサイトでの紹介などは問題なく使えますが、商品販売や広告での活用には特に注意が必要です。

正しく使用することで、誰でも無料で安心してSDGsロゴを取り入れることができます。

SDGsロゴ使用時のの禁止事項

SDGsロゴやアイコン、カラーホイールの使用ではロゴの加工などが禁止となっています。それぞれの注意する点を見ていきましょう。

SDGsロゴを加工

上記のように、SDGsロゴを自身で加工することは禁止となっています。公式のロゴやアイコンのフォーマットとそのまま使用するよう、気をつけましょう。

また、カラー版のロゴを使用す場合の背景は白かライトグレーのみ使用が可能です。

SDGsカラーホイールも加工はNG

sdgsカラーホイールの禁止パターン
sdgsカラーホイールの禁止パターン
引用元:国連広報センター

円の中に企業ロゴを入れたり、文字などを足すこともNG。

SGDsカラーホイールもロゴやアイコンと同様に、独自で加工することは禁止です。

※ごく稀に、カラーホイール内にキャラクターが描かれている場合があります。この場合が必要なプロセスを経て国連本部より許可が出されたケースであると考えられ、実例ではキティーちゃんが描かれたものがあります。

ルールを守って既存のフォーマットを使用しましょう。

SGDsロゴの使用許可の申請法

ここまでSDGsロゴの使用目的と注意を説明してきましたが、そもそも使用するには許可が必要なのでしょうか?

SDGsロゴの使用には、使用目的によって許可が必要な場合と不要な場合があるので、それぞれのケースをご説明します。

許可が不要な場合

まずはSDGsロゴ、ホイール、アイコンの使用に許可が不要な場合をみていきましょう。

情報目的

商業や資金調達を目的としない「情報目的」でのSDGsロゴの使用は許可申請が不要です。社内広報や社内報告など社内のみでの使用はこちらが対象となるでしょう。

ただし、ロゴ使用のポイントで紹介した通り、使用の際は必須となる文言の記載を忘れないようにしてください。

許可が必要な場合

それでは次に、SDGsロゴ、ホイール、アイコンの使用において許可が必要な場合をみていきましょう。

国連本部の許可が必要となる場合は「資金調達目的」と「商業目的」でのロゴ使用です。

資金調達目的

SGDsの支援活動のための資金調達を目的とした「資金調達目的」でのSDGsロゴ使用では、許可申請が必要となります。そして承認を得てライセンス契約を締結する必要があります。

商業目的

販促用商品・製品での使用を目的とした「商業目的」では許可申請およびライセンス契約が必要となります。

国連広報センターに問い合わせたところ、企業ホームページや名刺でのSGDsロゴの使用は、企業のブランディングが目的とみなされることがほとんどだと言います。そのため、企業が利用する場合は、基本的に許可申請が必要と考えておきましょう。

それでは許可の申請は、具体的にどのように行えば良いのかをご説明します。

ロゴ使用許可の申請法

SDGsロゴの使用許可の申請は、国連本部へのメールで行います。

具体的な方法は、

  • sdgpermissions@un.org(国連本部のアドレス)宛に以下の内容を記載
  • 件名「SDG LOGO/ICON REQUEST」(すべて大文字)
  • アイコンやロゴの使用方法や用途の説明
  • アイコンやロゴの入ったサンプルや試作品の画像の添付
  • 用途がどのようにSDGsの目的に合致しているかの説明
  • 持続可能なビジネスの実践と素材の利用ついての説明
  • 商品とSDGsの整合性を具体的に明記(製品への使用許可を申請する場合)

なお、申請メールは国連本部への連絡となるので、すべて英語での記載が必要です。

申請文書例(英文)

英語での申請は、簡潔に読み易くまとまった文章が良いでしょう。また、企業HPのリンクや、SGDsへの取り組みなどがアピールできる資料などがある場合は添付するのも良いのではないでしょうか。

【例】

件名「SDG LOGO/ICON REQUEST」

To Whom It May Concern:

This is ○○○○○○○(あなたの名前), from ○○ Corporation(会社名). I am writing to you to request permission for using SGD Logo/Icon. Please confirm the details below.

<Proposed use>(使用方法/用途の説明)

Please see the attached sample.

<Our business>(会社の事業説明)

○○Corporation provides 3 businesses/services as below:

<Alignment of our business/products and SDGs>(会社の事業/製品とSDGsの整合性の説明)

SDG goals that we aim to achieve are as below:

Best regards,

○○○ ○○○(あなたの名前)

オリジナルロゴなら申請不要!オリジナルロゴの例も紹介

ここまでご説明してきた通り、公式のSDGsロゴの使用には様々なルールがあります。許可申請が不安だったり、加工が駄目なのはわかっているけどもっと独自性を出したロゴを使いたいと思う方もいるのではないでしょか。

そのような場合はオリジナルロゴを使用してみてはいかがでしょうか。オリジナルでデザインされたロゴの使用は国連への許可申請は不要です。(国連広報センターへ確認済み)

オリジナルロゴの使用する方法2つあります。

  • オリジナルロゴを作成
    SDGsの17の目標のカラーやSGDsを連想されるようなイメージを用いてオリジナルロゴを作成する
  • 自治体のSGDsオリジナルロゴを活用
    自治体によっては独自のSDGsロゴを他者が利用することを認めています

オリジナルロゴを作成

こちらのロゴは、サッカーチームの清水エスパルスが積極的にSDGsに取り組む姿勢を表明するために作成されたロゴです。

SDGs17の目標のカラーを用いて、サッカーゴールが描かれているオリジナリティー溢れるデザインです。これには目標を達成するというゴールを目指すという意味が込められています。

【参考に】各アイコンのカラーコード一覧

<SGDs17の目標アイコンカラーコード一覧>

目標1 貧困をなくそう#e5243b
目標2 飢餓をゼロに#DDA63A
目標3 すべての人に健康と福祉を#4C9F38
目標4 質の高い教育をみんなに#C5192D
目標5 ジェンダー平等を実現しよう#FF3A21
目標6 安全な水とトイレを世界に#26BDE2
目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに#FCC30B
目標8 働きがいも経済成長も#A21942
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう#FD6925
目標10 人や国の不平等をなくそう#DD1367
目標11 住み続けられるまちづくりを#FD9D24
目標12 つくる責任 つかう責任#BF8B2E
目標13 気候変動に具体的な対策を#3F7E44
目標14 海の豊かさを守ろう#0A97D9
目標15 陸の豊かさも守ろう#56C02B
目標16 平和と公正をすべての人に#00689D
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう#19486A

ご参考までにSDGsの各アイコンのカラーコードをまとめたので、オリジナルロゴを作成する際に活用してみてください。

ロゴの外注はクラウドソーシングが便利

オリジナルロゴは作成したいけれど、自社ではなかなか難しい・・・という場合はクラウドソーシングを使ってロゴのデザインを依頼すると便利です。

クラウドソーシング依頼サイトをいくつかご紹介します。

クラウドワークス

業界最大級のユーザー数を用するため、仕事の以来に対して、より迅速な反応が得られるでしょう。個人およびコンペ形式での発注も可能です。

ランサーズ

 業界トップの満足度を誇るクラウドソーシング依頼サイトです。ロゴ作成・デザインの依頼では納期まで10日前後だそうです。個人およびコンペ形式での発注も可能です。

自治体のSGDsオリジナルロゴを活用例

SGDsに積極的に取り組んでいる自治体の中には、自治体オリジナルロゴを作成している場合があります。ご自身が所属する自治体が既にオリジナルロゴを作成している際は、活用してみてはいかがでしょうか。

ロゴの使用には申請や登録が必要になる場合が殆どです。使用ルールは自治体ごとに異なるので個々に確認が必要です。

ここでは具体例を3つご紹介します。

鳥取県

鳥取県のSDGsロゴ
引用元:鳥取県

こちらのロゴは、鳥取県がSDGsの更なる普及と啓発の為に作成した「とっとりSGDsロゴマーク」です。

鳥取県の形がSGDs17の目標のカラーで彩られていてとても分かり易いデザインです。こちらのロゴは条件を満たしていれば申請なしで使用することが可能です。

春日部市

春日部市のSDGsロゴ
引用元:春日部市

春日部市は2020年にSDGs未来都市に選ばれたことを機に、オリジナルロゴ「SDGs未来都市春日部ロゴマーク」を作成しました。

春日部市の伝統工芸品である麦わら帽子が起用され、SGDs17の目標のカラーで彩られています。

このロゴは、SDGsへの取り組みを促進することを目的に、個人や事業者などが使用することができます。使用の際には事前に春日部市政策課への連絡が必要で、加工しないことなどの幾つかの条件があります。

相模原市

相模原市のSDGsロゴ
引用元:相模原市

相模原市では市と企業や団体がパートナーシップを結んで連携を深めて一緒にSDGsに取り組むために、2020年より「さがみはらSDGsパートナー制度」が取り入れられました。

この制度に登録するとオリジナルロゴステッカーや、デジタルロゴが付与されロゴ使用が認められます。

現在約280の登録があり、登録することで自社のアピールの場が増え、新たなネットワークの構築にも繋がるでしょう。

このようなアイコンを企業が使用する場合は、各自治体へ申請することでHPや名刺への掲載が可能になるケースがあります。

ぜひ自身が住む地域の自治体がロゴを展開してるか、チェックしてみてくださいね。

SDGsのロゴに関するよくある質問

SDGsロゴは世界共通のシンボルとして広く使われていますが、特に企業や自治体、学校などで資料やポスターに取り入れる際は、ガイドラインを守りながら正しく利用することが大切です。

ここからは、SDGsロゴに関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。初めて利用する方はもちろん、既に導入を検討している方もぜひ参考にしてください。

SDGsマークがついている商品はある?

市場にはSDGsの17目標やロゴをデザインに取り入れた商品を見かけることがあります。しかし、国連が公式に認定した「SDGs商品」という制度は存在しません。

実際に販売されているグッズやノベルティは、あくまで企業や団体が自らの取り組みを示すためにロゴやアイコンを活用しているものです。使用ルールを守って正しく表現されていれば問題ありませんが、あたかも国連が認証したかのような表記は誤解を招くため注意が必要です。

SDGsロゴの使用に申請や許可は必要?

SDGsロゴは国連が公開している公式データを用いる限り、特別な申請や許可は不要で無料で利用できます。ただし、利用にあたっては国連が定めるガイドラインを遵守することが必須です。

例えば、ロゴの形状や色を変更しないこと、営利目的で商品の本体に直接印刷して販売しないことなどが定められています。パンフレットや教育資料、Webサイトなどでの利用は問題ありませんが、商業利用や広告への使用では表現方法に注意が必要です。

SDGsロゴを加工・アレンジして使ってもいい?

SDGsロゴは世界で統一したデザインを共有することに意味があるため、基本的に加工やアレンジは禁止されています。色の変更や文字の差し替え、独自のイラストを組み込むといった改変はガイドライン違反となります。

例外的にサイズの調整や背景への配置など、デザイン全体に合わせるための最小限の調整は認められていますが、ロゴ自体の意匠を変えることはできません。利用する際は公式に配布されているデータをそのまま活用し、正しいメッセージ性を損なわないようにしましょう。

SDGsカラーホイールやアイコンも自由に使える?

SDGsカラーホイールや17のアイコンも、国連が公式に配布している素材を使う限り無料で活用できます。ただし、こちらもロゴ同様にガイドラインが存在し、色や形の改変は原則禁止です。

企業や自治体の広報資料や学校の教育教材、ポスターなどで使うことは可能ですが、商品に直接印刷して販売したり、誤解を招くような商業利用は制限されています。特にアイコンは自社の取り組みと結びつけて利用するケースが多いため、正しい目標番号やデザインを選んで活用することが大切です。

自治体や企業が独自に作ったSDGsロゴは認められる?

多くの自治体や企業が独自のSDGsロゴを制作し、自分たちの取り組みをわかりやすく表現しています。これは公式ロゴの使用を避けるためではなく、親しみやすさや地域性を伝える工夫として行われています。

ただし、独自ロゴを使う場合でも、国連の公式ロゴやアイコンと混同を招かないよう配慮することが必要です。あくまで補助的なシンボルとして活用し、公式ロゴを正しく併用することが推奨されています。公的機関や企業がオリジナルデザインを採用する場合は、意図や利用範囲を明確にすることが重要です。

まとめ

SDGsへの取り組みが活発になる中、自社の活動を発信する素手を見出すことが必要となります。視覚的にも分かりやすいSDGsロゴ・カラーホイール・アイコンの活用は、効果的なアピールとなるでしょう。

本記事ではSDGsロゴを使用する上で大切な情報、

  • 種類について
  • 目的別使用のポイントについて
  • 禁止事項について
  • 使用許可の有無および申請方法について
  • オリジナルロゴについて

をご説明しました。

各ルールをしっかりと確認してロゴを正しく使用し、皆さんの取り組みを世の中に発信してみてはいかがでしょうか?

参考文献:国連広報センター

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この記事を書いた人

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