#SDGs8

PayPay証券は儲かる?口コミからわかるデメリットや手数料を徹底解説!

PR

PayPay証券は、少額から投資を始めることができる証券会社です。スマホで完結し、尚且つ1,000円から有名企業の株に投資することができるサービスですが、一方で手数料が高いとの声を耳にします。PayPay証券の実態についてメリット・デメリットに触れながら他社との比較も含めて詳しく解説します。

PayPay証券の基本情報

社名PayPay証券株式会社
設立2008年10月30日
資本金(資本準備金含む)8,500百万円
本店住所東京都港区虎ノ門3丁目2-2 虎ノ門30森ビル 9階
代表者代表取締役社長 小林 晋平
金融商品取引業者関東財務局長(金商)第2883号  
第一種金融商品取引業
加入協会日本証券業協会         
一般社団法人第二種金融商品取引業協会             一般社団法人日本投資顧問業協会  
取引所東京証券取引所           
NASDAQ(ナスダック)        
NYSE(ニューヨーク証券取引所)
加入投資者保護基金日本投資者保護基金
公式サイトhttps://www.paypay-sec.co.jp/

PayPay証券は、スマホで少額から投資することができる投資初心者向けの証券会社です。米国株やETF(上場投資信託)なども投資対象のため、初心者の方が幅広く投資に目を向けることができるサービスになっています。またPayPayとの連携もできるため、日頃からPayPayを使っていてお手軽に始めたいという方におすすめです。

PayPay証券の手数料

PayPay証券の取引手数料は無料です。しかし、スプレッド(売値と買値の差)が実質的な手数料の代わりをしています。

商品種別スプレッド(実質手数料)
日本株約0.5%
米国株約0.5%(日本時間 23:00〜6:00 )約0.7%(上記以外の時間)
ETF(上場投資信託)商品ごとに0.5%~

スプレッドが約0.5%取引に対してかかってきます。

(例)ANA株の実際の市場価格 100,000円 の場合
PayPay証券での買値100,500円
売値99,500円
スプレッド(実質手数料)1,000円

この価格差がスプレッドです。取引ごとに手数料が表示されるわけではなく、スプレッド込みの価格で取引することになります。他の証券会社では手数料が無料なところも多いので、少し抵抗があるかもしれません。そのため短期での売買を繰り返し行う方には向いていませんが、長期での投資や積立を考えている方におすすめのサービス設計となっています。

※注意

入出金に別途手数料がかかる場合があります。

みずほ銀行宛みずほ銀行以外宛
3万円未満110円(税込)275円(税込)
3万円以上220円(税込)385円(税込)

PayPayマネーやソフトバンクカード、d払い残高からチャージしたり、出金する際の手数料は無料です。

PayPay証券の口コミからわかるデメリット

PayPay証券のデメリットについて紹介します。

取扱銘柄が少ない

選択肢が限られていてリスク分散ができない。せっかく長期投資を考えているのに銘柄が少ないせいで自分の投資戦略にあった運用ができない。もっと柔軟性が欲しい。 (27歳・男性)

PayPay証券は、初心者の方が簡単に株式投資を始められるよう設計されたサービスです。そのため、大手証券会社に比べると取引できる銘柄の数が限られています。日本株だけでなく米国株やETFも購入することはできますが、有名企業が中心のため、個別でマイナーな銘柄を買うことができません。そのため、少しでも株に対して知識のある方からすると物足りない印象です。ただ有名企業が中心のため、初心者からすると選びやすく非常に使いやすい設計になっています。

注文方法が成行注文のみ

成行注文しかないから狙った価格で取引できない。特に株価の急変動に対応できないので、巻き込まれてしまう可能性がある。取引をより細かくしてコントロールしたい。 (32歳・女性)

初心者に向けて設計されたからこその弊害として、注文方法がシンプルすぎるという点があります。PayPay証券では、成行注文(市場価格で即時売買)のみ注文することができます。一般的な証券会社の場合、指値注文や逆指値注文・OCO注文など用途に合わせて様々な注文方法を活用することができます。成行注文のみ対応しているPayPay証券は、そういった用途に合わせた取引をすることができません。そのため、自動的な損切りや利益確定ができず主に短期トレードを行う投資家の方々には向いてないサービスだと言えます。しかし、複雑なデザインは全て取っ払ったサービスになるので、株式投資の入口としては最高の舞台だと言えるでしょう。

分析ツールが少ない

細かいチャートを見ることができず判断材料が少ない。初心者向けなのはわかるが、少し投資を経験した身からするとやはり物足りない。もっと運用をサポートしてくれる機能が欲しい。 (25歳・男性)

株式投資初心者の方も一度は見たことがあるであろうチャートですが、PayPay証券では本格的なチャートなどの詳細表示がほとんど備わっていません。判断材料として必要な詳細な情報をこのサービスだけでは取得することができないため、外部ツールを使用するしかありません。一般的な証券会社が提供しているサービスの場合、本格的なチャートをはじめ会社の財務情報やテクニカル指標なども見ることができるため、中級者以上の方になると物足りないと感じてしまうかもしれません。基本的に長期保有タイプの投資スタイルの方におすすめの証券サービスです。

PayPay証券の口コミからわかるメリット

続いて、メリットについて紹介します。

少額でも投資可能

株始めるには多額の投資予算が必要だと思ってたから敬遠してたけど、1,000円から始めることができて嬉しい。 (20歳・女性)

なんといってもPayPay証券の一番の魅力は少額から投資することができるところです。通常の株式投資となると、日本株の場合100株からの購入が一般的で、事前に多額の投資予算が必要になってきます。また、米国株の場合通常1株からの購入が可能ですが、ドル建てでの取引になってしまいます。しかし、PayPay証券は円での取引専用です。日本株・米国株どちらも1株以下の金額指定(最低1,000円〜)で購入出来るため、初めて株式投資をしようと思っている方や、まだまだ経験が浅い方などに最適な証券サービスです。少額から始めることができるということで、学生で始める方も大勢います。

アプリ内で完結

スマホで完結するのでスキマ時間にできるのがめっちゃ良い。 (21歳・男性)

一般的な証券会社のサービスの場合、専門用語が羅列してあったり複雑な注文画面に億劫な気持ちになる投資初心者も少なくありません。PayPay証券はそういった初心者の入口を狭めないようアプリ内で完結する仕様に設計されています。銘柄選びから購入まで数タップで完了することができるため、スキマ時間などにも簡単に投資することができます。これまで株式投資をする方は、大きなディスプレイをたくさん用意してチャートと睨めっこというイメージでしたが、そんな概念を大きく覆したサービスがPayPay証券です。パソコン不要でスキマ時間にサクッと投資できるのは大きなメリットです。

PayPayとの連携が超便利

PayPayから簡単に入金できるので投資と生活資金を一元管理することができる。 (20歳・女性)

PayPay証券という名前の通り、スマホ決済サービスPayPayと連携することができます。PayPay証券口座への入金をPayPay残高から手数料無料で行うことができ、銀行振込の手間を省くことができます。また、普段からPayPayを使っている人からすると、投資と生活資金を一元管理することができ、投資に対するハードルを大きく下げてくれます。投資とキャッシュレス決済がシームレスに繋がっており、初心者にとって身近な存在になりつつあります。

PayPay証券がおすすめな人

PayPay証券での投資がおすすめな方は次の項目に当てはまる人です。これらの条件に自分が当てはまるなと感じた人はPayPay証券での投資を始めましょう。

・株式投資初心者の方

  • 少額から株式投資を始めたい方
  • 普段忙しくスキマ時間に投資をしたい方
  • 日頃からPayPayを利用している方
  • 手軽に資産形成を始めたい方

PayPay証券は、株式投資初心者の方が一番手軽に始めることができるサービスです。アプリ内で完結し少額(1,000円)から投資することができるため、知識がまだない状態でも簡単に株式投資に触れることができます。専門知識や複雑な画面がなく、購入金額を入力するだけで株を持つことができるので不慣れな方でも利用することができます。特におすすめしたいのは、少額から始めることができるという点です。基本的に日本株は100株から、米国株は1株から購入可能ですがドルでの購入、といったところで株式投資初心者からすると、どうしても簡単に手を伸ばしづらい印象です。そのためあまり投資予算がなくても1,000円からの購入が可能なため、無理なく投資デビューすることができます。また、キャッシュレス決済サービスPayPayを利用している方にもおすすめです。PayPay残高をそのままPayPay証券口座に入金することができ(手数料無料)、ショッピング感覚で株を購入することができます。全てスマホ一つで完了するため、投資と生活費の一元管理が可能になります。スマホ一つで完了するということは、スキマ時間にサクッと投資ができるということです。忙しいサラリーマンの方や、学業とバイトで忙しい学生の方にも使いやすい設計となっているのでおすすめです。

PayPay証券がおすすめできない人

逆に以下の項目に当てはまる方はPayPay証券に向いていないかもしれません。

  • 自分でしっかり分析したい方
  • 短期売買を行いたい方
  • 手数料に懸念を持つ方
  • ドル建てで購入したい方

PayPay証券はシンプルさ重視で設計されているため初心者の方には嬉しい反面、中上級者の方にとっては物足りなさが目立ちます。PayPay証券には本格的なチャートを見ることができない点や注文方法が成行注文しかない点、ドル建てで管理できない点など、タイミングを見て戦略的に取引を行いたい方には不向きな要素が多く見受けられます。一般的な証券会社のように指値注文や逆指値注文ができないことで損切りなどの戦略を立てることができなかったり、為替のタイミングと照らし合わせてドルで取引したくてもできなかったりと自由度に欠けます。また、手数料面にも注意が必要です。PayPay証券は表向きには手数料無料ですが、スプレッド(買値と売値の差額)というものが存在します。そのため、頻繁に売買を行おうとするとそのたびスプレッドがかかるため、短期売買を行いたい人にもおすすめできません。頻繁に売買をしていると知らぬ間にコストが膨れ上がっていき、すごく勿体無いと感じることになります。シンプルさを重視している以上、細かい分析を行いたい方や短期売買を行いたい方には制限が多く他の証券会社を利用するほうが良いでしょう。PayPay証券は長期投資や初心者向きのサービスだと割り切って利用することが大切です。

PayPay証券以外のおすすめネット証券

SBI証券

手数料①スタンダードプラン→約定金額ごとに手数料が決まる。(例 : 50万円までなら手数料0円~275円ほど) 
②アクティブプラン→1日の取引総額100万円まで手数料無料。それ以上は段階的に加算。※米国株、投資信託などは商品ごとに別途設定。
注文方法成行、指値、逆指値、IFD、OCO、分割注文など幅広く対応。短期売買や損切りなどにも対応。
取扱通貨円建て、ドル建てだけでなく、人民元や豪ドルなどにも対応。外貨での資産管理や自動為替両替設定も可能。
取扱銘柄日本株は全市場対応。米国株も約7,000銘柄対応。その他、中国株や投資信託、FX、ETF、仮想通貨連想商品などにも対応。
分析ツール・HYPER SBI(パソコン向けの高性能分析ツール)
・テクニカル指標設定可能
・四季報データの閲覧可能
・決算,ファンダ分析搭載
取扱ツールパソコン:HYPER SBI
スマホ :SBI証券株アプリ、米国株専用アプリ、FXア  プリ など…

SBI証券はPayPay証券に比べ本格的な株式投資が可能です。国内外の幅広い銘柄に対応していたり、幅広い注文方法・分析ツールもPayPay証券に比べ豊富です。選択肢が非常に多く、短期売買を行いたい方や、自由にその都度いろんな注文方法で株式投資がしたい方など、PayPay証券が物足りなくなった方におすすめの証券会社です。しかし、幅広いが故初心者の方がいきなりSBI証券から始めようとすると、専門用語の多さや複雑な画面に戸惑うことになるでしょう。まずはPayPay証券で株に対しての不安を取り除いてから自由の効くSBI証券に移行するのがおすすめの形です。

マネックス証券

手数料①取引毎手数料コース→約定金額ごとに手数料が設定。(例 50万円まで275円)
②一日定額手数料コース→1日の取引総額100万円まで手数料無料。それ以上は段階的に加算。※米国株は最低手数料0ドル。(為替スプレッドあり)他にも投資信託など商品ごとに設定。
注文方法成行、指値、逆指値、IFD、OCO、分割注文など幅広く対応。時間外取引(米国株)にも対応。米国株に対しての柔軟性が非常に高く、現地時間に合わせた細かな注文も可能。
取扱通貨円建て、ドル建てだけでなく、人民元や豪ドルなどにも対応。米国株の取引は基本ドル建て。
取扱銘柄日本株、米国株(6,000銘柄)、中国株に対応。投資信託や、暗号資産、ETFにも対応している。
分析ツール・マネックストレーダー(パソコン向け高機能ツール)
・銘柄スカウター(決算分析ツール)初級者〜上級者まで幅広い分析をすることができる。
取扱ツールパソコン:マネックストレーダー
スマホ :マネックス証券アプリ、米国株専用アプリ、銘柄スカウターアプリ など…

マネックス証券のいちばんの強みは、米国株取引の強さです。取引可能銘柄数も約6,000と高水準かつ、時間外取引にも対応しているのが大きな魅力です。分析ツールも非常に魅力的で、企業の業績や財務データをチェックすることができる銘柄スカウターは、投資判断の基準として大きな存在感を示してくれます。またスマホアプリも充実しているため、PayPay証券のように外出先でも手軽に株式投資をすることが可能です。マネックス証券は、初心者向けのPayPay証券と本格的なSBI証券のいいとこ取りのような証券会社です。

PayPay証券の現在行われているキャンペーン

2025年4月21日現在、開催中のキャンペーンはありません。ただ不定期で、クイズに正解でポイント還元キャンペーンや公式Xをフォローでポイントがもらえるキャンペーンが行われていたりするので要チェックです。

PayPay証券の口座開設手順

口座開設の申し込み

PayPay証券の口座開設はスマホで完結することができます。まずは、公式サイト(アプリ)内の口座開設ボタンから口座開設手続きを開始します。その後、氏名,生年月日,住所や職業など基本情報を入力します。

本人確認書類の提出

基本情報を入力した後は本人確認書類の提出です。PayPay証券における本人確認の方法はオンライン認証と郵送確認の2種類存在します。まずはオンライン認証。基本情報を入力後、本人確認書類としてマイナンバーカード・運転免許証・パスポートなどをアップロードし完了します。オンライン認証の場合書類確認から最短即日で口座登録が完了し、すぐに株式投資を始めることができます。また郵送確認の場合、登録住所に口座開設完了通知書が届き、受け取った瞬間から利用することができるようになります。

アプリ登録〜投資ができるようになるまで

審査終了後、アプリにログインするためのIDと初期パスワードが発行されます。アプリにログイン後、入金することで株式投資の準備が整います。また、PayPayとの連携を完了することで振込手数料無料で入金することができます。PayPay証券は少額投資に対応しています。1,000円から投資することができるのでPayPayアカウントと連携してまずは1,000円から投資を始めてみましょう。

PayPay証券に関するよくある質問

PayPay証券に問い合わせをしたい場合はどうすればいい?

PayPay証券では原則電話での対応が行われていません。そのため、Webフォームまたはチャットサポートでのお問い合わせが基本です。急ぎで返信が欲しい場合はチャットサポートを使うといいでしょう。営業時間内であれば、オペレーターと直接やりとりをすることができます。質問事項をまとめて送信する必要がなく、気になったことや相談したいことを簡単に送信することができるので、急ぎで対応して欲しい時はチャットサポートを使うと良いでしょう。

PayPay証券のアプリはある?使い勝手は?

PayPay証券は専用のアプリを提供しています。そのためスマホのみで株式投資が完了する仕組みになっており、初心者の方でも簡単に触れることができます。また分析機能や注文方法なども最低限に抑えられており、購入から売却までスムーズに行うことができます。手軽さを重視した初心者に優しいアプリです。

PayPay証券のおいたまま買い付けってなに?

おいたまま買い付けとは、PayPay証券が提供する積立投資サービスです。設定した金額指定した銘柄を毎月自動で積み立ててくれるため、手間をかけずに資産を形成することができます。長期的にコツコツ投資をしていきたい方におすすめの機能です。

PayPay証券では入金後いつ反映される?

入金方法によってそれぞれ反映までにかかる時間が異なります。PayPay銀行や三井住友銀行などの即時入金サービスを利用すれば入金後即反映されます。また、PayPay残高からの入金も入金後即反映されるのでPayPayと連携するのがおすすめです。これら以外の銀行からの入金の場合、銀行の営業時間内であれば数時間後から当日中、営業時間外であれば翌営業日の反映となります。入金後すぐに投資を始めたい方は、PayPay銀行や三井住友銀行、PayPay残高からの入金をおすすめします。

PayPay証券の出金方法は?

出金したい時は、アプリ内のメニューから出金を選択します。その後登録先の銀行口座を選択し出金したい額を入力します。申請後、営業日であれば翌営業日〜2営業日以内に登録した銀行口座に入金されます。その際にかかる手数料は無料です。しかし、銀行側の手数料がかかる時もあるので、注意が必要です。またPayPayアプリへの出金は対応していないので、こちらも注意が必要です。

まとめ

PayPay証券について、メリット・デメリット両面から紹介、解説しました。PayPay証券は非常にシンプルな設計なため株式投資を始めるのに最適なサービスです。PayPayと連携することで投資と生活資金を一元管理することができ、スキマ時間で簡単に投資を始めることができるのでぜひ始めてみましょう。