楽天カードは、年会費無料ながら通常還元率1.0%と高く、楽天市場などのサービスと組み合わせることで最大17.5%まで還元率が上がる魅力的なクレジットカードです。
日常使いからネットショッピング、公共料金の支払いまで幅広い場面でポイントが貯まりやすく、楽天経済圏を活用している人に特に人気があります。
一方で、還元率の仕組みには場面ごとの差や注意点もあり、上手に活用するには特徴を理解しておくことが大切です。
目次
楽天カードの基本情報|年会費やポイント還元率

運営会社 | 楽天カード株式会社 |
国際ブランド | VISA/Mastercard/JCB/American Express |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 基本還元率1.0%最大還元率17.5%(SPU対象サービス利用等) |
審査時間 | 最短即日 |
申し込み条件 | 18歳以上かつ安定収入あり(高校生不可) |
ETCカード | 年会費550円(税込) |
家族カード | 年会費無料 |
公式サイト | 公式サイトを見てみる |
楽天カードは、年会費が永年無料でポイントが貯まりやすいのが大きな魅力です。
特に通常の買い物でも1.0%のポイント還元があり、楽天市場などのサービスと組み合わせると最大17.5%まで還元率が上がります(SPU対象時)。
これは日常使いでも、楽天経済圏でもお得にポイントを貯められるという意味です。
また、国際ブランドは4種類から選べ、審査は最短即日で終わります。
ETCカードや家族カードも発行できるので、生活のあらゆる場面で使いやすいクレジットカードと言えるでしょう。
楽天カードのポイント還元率は何%?通常とその他場面ごとに紹介
楽天カードのポイント還元率は、使う場面によって大きく変わります。
基本は1.0%と高水準ですが、公共料金の支払いでは0.2%に下がり、以前お得だったENEOSでの特典も変更されています。
こうした違いを知っておくことで、ポイントを損せずに貯めることができます。
この章では、場面別の還元率とその背景をわかりやすく解説しています。
楽天カード通常のポイント還元率は1.0%
楽天カードは、日常の買い物でも安定して1.0%のポイントが貯まるのが特徴です。
つまり、1,000円使えば10ポイントがもらえる計算です。
これは多くのクレジットカードが0.5%前後にとどまる中で、比較的高めの水準と言えます。
理由は、楽天が独自の「楽天ポイント」を発行しやすい仕組みを持っているからです。
楽天市場だけでなく、コンビニやドラッグストアなどの実店舗でも1.0%の還元が受けられるため、普段使いでも効率よくポイントを貯められます。
加えて、楽天ポイントは1ポイント=1円としてそのまま支払いにも使えるため、無駄なく活用できるのも嬉しいポイントです。
楽天カード公共料金でのポイント還元率0.2%
楽天カードで電気代や水道代などの公共料金を支払うと、還元率は通常より低く0.2%になります。
つまり、1,000円の支払いで2ポイントと、日常利用の1.0%と比べて大きく下がります。
これは、公共料金のような固定費はカード会社にとって利益が出にくいため、各社ともにポイント還元を控えめにしている傾向があるためです。
楽天カードも例外ではなく、あくまで「ポイントより利便性」を重視した使い方になります。
ただし、楽天ポイントを少しでも貯めつつ支払いを一本化したい人にとっては、管理しやすくなるメリットもあります。
楽天カードENEOSでのポイント還元率1.5%は終了もガソリン2Lごとにポイントがもらえる
以前は、楽天カードをENEOSで使うと1.5%という高いポイント還元が受けられましたが、2023年7月末をもってこの特典は終了しました。
しかし現在でも「楽天ポイントカードを提示」すれば、ENEOSで給油2Lごとに1ポイントが付与される仕組みが残っています。
つまり、カード払いの還元率は通常の1.0%に戻ったものの、楽天ポイントカードと併用することで“実質的なポイント二重取り”も可能です。
変更後の制度は少しわかりにくいかもしれませんが、うまく使えばガソリン代でもポイントが貯まります。
今後は「楽天カードの提示」ではなく、「楽天ポイントカードの提示+楽天カードで支払い」が基本スタイルになります。
給油の際はぜひ意識してみてください。
楽天カードのポイント還元率!場面別まとめ一覧
利用場面 | 還元率 | 補足説明 |
---|---|---|
通常 (街やネット) | 1.0% | 基本1%の還元率。どこで使っても1,000円で10ポイント貯まります。 |
楽天市場での 買い物 | 1.0〜3.0% | 通常1%に加え、SPUやキャンペーン連携で3%以上にUP |
公共料金 | 0.2% | 電気・ガス・水道などの料金支払いは還元が控えめな設定 |
ENEOS (給油) | 約1.0%+α | 過去1.5%特典は終了。現在は楽天ポイントカード提示+カード払いで実質アップの余地あり |
楽天Pay | 1.0%〜2.5% | 楽天Pay利用で楽天カード支払いならさらにポイント付与、併用で最大2.5%ほど |
楽天 ふるさと納税 | 1.0〜最大30%以上 | 寄付額1%+SPUやキャンペーン活用で大幅アップも可能 |
楽天トラベル | 1.0%+SPU | 月1回5000円以上で+1%など、条件達成で還元率アップ |
楽天モバイル | 1.0%+SPU | 楽天モバイル契約で+4%など、大きな還元追加 |
加盟店 (楽天ポイントカード提示) | 0.5%〜1.0% | 提示のみでポイント。店舗により還元率が異なる |
楽天カードの還元率は使い方次第で同じ支払い額でも大きく変わります。
日常の支払いや楽天ふるさと納税、楽天Payなど、各場面に合わせて活用すると効率よくポイントが貯まります。
基本の1.0%に加え、楽天グループのSPU制度やキャンペーン、加盟店提示などを使い分ければ、20%超の還元も狙えます。
公共料金のような還元率が低い支出は割り切って使い分けが鍵です。
楽天公式によれば「100円につき1ポイント」が基本となっており、多くの場面で裏付けられています。
楽天カードポイント還元率を上手く上げる方法!
楽天カードは基本でも1.0%の還元がありますが、使い方を工夫することでさらに多くのポイントを獲得できます。
特にSPUや楽天Payの活用、キャンペーンへの参加、加盟店での利用などはすぐに実践できる方法です。
この章では、今日からでも取り入れられる「還元率を最大化するコツ」をわかりやすく紹介しています。
ポイントをもっと貯めたい方は、ぜひチェックしてみてください!
スーパーポイントアッププログラム(SPU)を利用する
楽天市場での買い物時にもっとポイントを貯めたいなら、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の利用がカギです。
通常は楽天市場での買い物は1.0%の還元ですが、楽天カード決済(+2.0%)、楽天モバイル(+4.0%)、楽天銀行からの引き落とし(+0.5%)など、複数の楽天サービスを組み合わせることで最大17.5%までアップする可能性があります。
仮に「楽天カード+楽天モバイル+楽天銀行+楽天証券」の組み合わせなら、約7.0%まで引き上げることも現実的です。
シミュレーションとして、楽天市場で1万円分の買い物をSPU7倍の状態で行うと、通常100ポイントのところ、700ポイントが付与されます。
楽天Payと楽天カードの連携でポイント二重取りをする
楽天Payと楽天カードをうまく連携させることで、通常の1.0%の還元から最大2.5%まで伸ばすことができます。
具体的には、楽天キャッシュに楽天カードからチャージすることで+0.5%、楽天Payで支払うと+1.0%、さらに楽天ポイントカードを提示すれば店舗によって+0.5~1.0%が加わります。
合計2.0%を狙えるケースでは、コンビニで1,000円の支払いをしたときに20ポイントがもらえます。
さらに還元率が最大の2.5%になる際は、25ポイントの獲得になります。
キャンペーンやセールを利用する
楽天市場のセールやキャンペーンを利用すると、通常1.0%の還元が一気に10倍以上になることもあります。
特に「お買い物マラソン」や「楽天スーパーSALE」などでは、SPUとの組み合わせで20倍以上も可能です。
例として、「SPU7倍+お買い物マラソンで8店舗買い回り(8倍)+5と0のつく日(2倍)」などを満たすと、合計で17倍の還元になります。
この時、1万円の買い物で通常は100ポイントですが、キャンペーン活用で1,700ポイントももらえる計算です。
買い物する日やタイミングを少し意識するだけで、得られるポイントが10倍以上変わるのは非常に大きなメリットです。
楽天ポイント加盟店で利用する
楽天ポイント加盟店では、楽天ポイントカードの提示+楽天Pay決済を組み合わせることで、通常1.0%程度の還元が最大2.5%にまで上がることもあります。
具体的には、楽天ポイントカード提示で+1.0%、楽天Pay決済で+1.0%、楽天キャッシュ使用で+0.5%という内訳です。
くら寿司やマクドナルドなど対象店舗で1,000円分の食事をした場合、最大2.5%なら25ポイントがもらえます。
これを月に数回繰り返すだけで、100ポイント以上は簡単に貯まる計算です。
加盟店は全国に広がっており、身近なコンビニや飲食店でも対象になっていることが多いので、知らずに使わないのはもったいない活用法のひとつです。
楽天カードが人気な理由とは?口コミからリアルなメリットを紹介
楽天カードが多くの人に選ばれる理由は、その手軽さとお得さにあります。
年会費が無料で持ちやすく、入会特典や高還元率、スマホ決済対応など、日常生活に役立つポイントがたくさんそろっているからです。
特に楽天市場など楽天サービスとの相性は抜群で、ポイントを効率よく貯めたい人にはうってつけです。
この章では、実際の口コミをもとに、楽天カードの人気の秘密を具体的に紹介しています。
年会費が無料なのでクレジットカードデビューしやすい
【口コミ】
「初めてのカードで楽天カードを選びました。年会費が無料なので気軽に持てて安心でした」(20代 / 女性)
楽天カードは年会費が一切かからないため、カードを初めて作る人にも人気があります。
多くのカードは年に数千円といった年会費が必要になることもありますが、楽天カードならずっと無料で使い続けられるのが魅力です。
特に学生や新社会人のように、カード利用に不慣れな人にとっては、コストがかからないことが心理的なハードルを下げてくれます。
時期にはよるが入会特典も充実している
【口コミ】
「入会するだけでポイントがもらえたので、試しに作ってみました。買い物にすぐ使えてお得でした」(30代 / 男性)
楽天カードでは、時期ごとに変動はあるものの、新規入会と利用で数千~8,000ポイント程度の特典がもらえることがあります。
これらのポイントは、楽天市場やコンビニ、飲食店など幅広い場所で1ポイント=1円として使えるので、現金に近い感覚で活用できます。
特に初回のカード利用を前提とした条件が多く、すぐに買い物予定がある人には実質的な割引としても魅力的です。
期間限定のキャンペーンもあるため、申し込みのタイミングを少し意識するだけでお得度が大きく変わります。
楽天経済圏との相性が抜群に良い
【口コミ】
「楽天市場や楽天モバイルを使っているので、SPUでポイントがすごく貯まりやすいです」(40代 / 男性)
楽天カードの最大の強みのひとつは、楽天が提供するサービスとの連携によって、ポイントが効率的に貯まる「楽天経済圏」にあることです。
楽天モバイルや楽天銀行なども利用すれば、日常生活の中で自然にポイントが貯まっていく仕組みが整っています。
タッチ決済やスマホでの決済にも対応している
【口コミ】
「最近はタッチ決済をスマホで行うことが増えたので便利です」(30代 / 女性)
楽天カードは、スマホ決済やタッチ決済が可能なため、コンビニや飲食店などで財布を出さずにスムーズに支払いができます。
また、Visaのタッチ決済も可能なため、対応店舗ではカードをかざすだけで支払えます。
現金を持つことが減ってきた今、こうした機能は日常の利便性を大きく高めてくれます。
家族カードやETCカードの発行も可能
【口コミ】
「家族カードを使って家計管理が楽になりました。ETCも一緒に申し込めたので便利です」40代 / 女性
楽天カードでは、本会員が申請すれば家族カード(年会費無料)やETCカード(年会費550円)を簡単に追加できます。
家族カードを活用することで、家族の利用分もまとめて管理できるため、家計の見える化にもつながります。
また、ETCカードは高速道路の支払いに使えるだけでなく、楽天ポイントも貯まるため、ドライブや通勤でもポイントがしっかり稼げます。
家族でお得にカードを使いたい人、車をよく利用する人にとって、こうした追加機能の充実は大きなメリットといえるでしょう。
高い還元率を誇っている
【口コミ】
「使う場所問わず1%のポイントが貯まるので、普段使いにぴったりです」(20代 / 男性)
他のカードと比べても、通常の買い物でも還元率が1.0%のためポイントが貯まりやすいのが特徴です。
日用品や食費など日常的な出費でもしっかりポイントが貯まります。
さらに、楽天市場での利用時にはSPUの対象となることで還元率が上がりやすく、楽天Payや楽天ポイントカードと組み合わせれば、還元率はさらに高くなります。
普段からコツコツ貯めたい人にも、がっつり使いたい人にも合う、万能なカードです。
楽天カードをおすすめできない理由とは?口コミからわかったデメリットや評判
楽天カードは多くの人に人気がある一方で、実際に使ってみると気になる点もあるのが正直なところです。
特に「メールが多すぎる」「楽天以外だとポイントが少ない」といった声はよく聞かれます。
この章では、楽天カードの“ちょっと残念な部分”を丁寧に紹介していますので、申込前にぜひチェックしてください。
楽天市場など大量のプロモーションメールが届く
【口コミ】
「楽天カードを使い始めたら、楽天市場や関連サービスからのメールが毎日のように届くようになってちょっと煩わしいです」30代 / 女性
楽天カードを作成すると、楽天市場や楽天トラベルなどの関連サービスから多くのプロモーションメールが届くようになります。
これらはセール情報やキャンペーン案内などお得な内容も含まれますが、配信頻度が多いため、メールボックスがすぐに埋まってしまうと感じる人も少なくありません。
こうしたメールの多さは、楽天が広告重視の運営スタイルであることに起因しています。
もちろん、配信停止設定を行うことも可能ですが、デフォルトでは多めに設定されているため、事前に知っておかないとストレスに感じることもあります。
楽天経済圏以外でのポイント還元率はあまり良くない傾向にある
【口コミ】
「楽天市場では還元が高くていいんだけど、ふだんのコンビニとかでは他のカードのほうがお得なことも多いです」(40代 / 男性)
楽天カードは楽天市場など楽天グループ内では高いポイント還元率を誇りますが、それ以外の場所では1.0%が基本となっており、最近では他社カードに比べて見劣りする場面もあります。
特に、特定店舗でポイントが2〜3倍になる特化型カードと比較すると、街中での汎用性において“可もなく不可もなく”といった印象になりがちです。
楽天経済圏を活用している人には非常に強い味方ですが、そうでない人にとっては魅力がやや薄れるかもしれません。
券面デザインがチープ少し安っぽい
【口コミ】
「ポイント面では満足していますが、カードの見た目はちょっとおもちゃっぽくて恥ずかしい気がします」(20代 / 男性)
楽天カードの券面デザインはシンプルで親しみやすい一方、「高級感が足りない」「少しチープに見える」といった口コミも少なくありません。
特に、ビジネスシーンや大人の場面で使用する際に“見た目”を気にする人にとっては、やや安っぽい印象を与えてしまう恐れがあります。
最近はミニマルデザインやメタリックな質感を好む人が増えているため、楽天カードのベーシックな券面は好みが分かれがちです。
とはいえ、楽天PINKカードやお買いものパンダデザインなど、可愛い系の選択肢もあるため、用途や好みに合わせて選ぶのがベストでしょう。
リボ払いの勧誘が非常に多いし迷惑
【口コミ】
「リボ払いをすすめるメールやバナーがしつこく表示されて、本当に必要な情報が埋もれてしまう」(50代 / 女性)
楽天カードを使っていると、リボ払いの案内が頻繁に届くという声が多く聞かれます。
メール・アプリ・マイページ上のバナーなど、あらゆる場所で「リボに変更しませんか?」という案内が表示され、うっかり設定してしまいそうになるとの意見もあります。
リボ払いは毎月の支払額を一定にできる反面、手数料(年率15.00%)が発生するため、仕組みを理解せずに使うと後で後悔することもあります。
楽天側としては収益面で重要な機能であることから積極的に案内しているのでしょうが、利用者にとっては過剰な勧誘と感じられることが少なくありません。
楽天カードのポイント還元率を相対的に見てみる!他社のクレジットカードと徹底比較
還元率 | 楽天カード | JCB CARD W | 三井住友カード(NL) | ライフカード | エポスカード | PayPayカード |
---|---|---|---|---|---|---|
通常 | 1.0% | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 1.0% |
公共料金 | 0.2% | 最大1.0% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 1.0% |
特定店舗 での還元 | SPUで最大17.5% | Amazon等で2〜10.5% | セブン・マック等で最大7% | 誕生月は1.5 | 優待多数 | PayPay連携で+還元率 |
楽天カードは、通常1.0%という高めの還元率が魅力で、楽天市場ではSPU(スーパーポイントアッププログラム)を使えば最大17.5%まで還元率がアップします。
しかし、0.2%と公共料金の支払いに関しては低く、他社カードと比べて弱点もあります。
楽天経済圏に強い楽天カードですが、用途によって他社カードの方が向いている場合もあるため、生活スタイルに合わせた使い分けがおすすめです。
楽天カードの申し込み方法を順に沿って紹介
楽天カードの申し込みは、オンラインで簡単に完結でき、最短で当日審査・翌日発送というスピード感も魅力です。
特別な書類や手間もなく、順を追って進めればスムーズに申し込みが完了します。
この章を読めば「どうやって申し込めばいいの?」という疑問がしっかり解消されます。
①楽天カードの公式サイトから申し込み画面を選択
楽天カードの申し込みは、まず公式サイトへアクセスすることから始まります。
サイト上部やバナーにある「お申し込みはこちら」などのボタンをクリックすると、申し込み画面が表示されます。
このステップが大事なのは、公式サイトから申し込むことで、入会特典や最新キャンペーンが自動的に適用されるからです。
ネット検索経由では古いページにアクセスしてしまうリスクもあるため、できるだけ楽天カードの公式トップページから申し込むようにしましょう。
②希望するカードを選択
申し込み画面に進んだら、まずは自分が作りたい楽天カードの種類を選びます。
楽天カードには通常デザインのほか、楽天PINKカードやディズニーデザイン、ゴールドカードなど複数のラインナップがあり、自分のライフスタイルや好みに合ったカードを選べるのが特徴です。
カードの種類によって年会費や特典、ポイント還元率に違いがあるため、ここでの選択がその後の使いやすさを大きく左右します。
③必要情報を入力しお支払い口座を設定
カードの種類を決めたら、次は氏名・住所・勤務先・年収などの基本情報を入力し、支払いに使う銀行口座を登録します。
このステップは少し入力項目が多く感じるかもしれませんが、審査やカード発行に必要な大切な情報です。
特にお支払い口座の設定を完了させることで、後から口座登録の書類を送る手間が省け、カード発行までがぐっとスピーディーになります。
入力内容にミスがあると審査に時間がかかることもあるので、落ち着いて正確に進めましょう。
④入会審査の実施
すべての情報を入力して申し込みが完了すると、楽天カード側で入会審査が行われます。
審査といっても、通常は最短数分〜当日中に結果が出ることが多く、スピーディーな対応が魅力です。
審査では主に年齢や職業、収入の安定性、過去のクレジット履歴などがチェックされます。
楽天カードは比較的審査のハードルが低いと言われており、学生やパートの方でも通過しやすい傾向にあります。
ただし、入力情報に誤りがあると確認のために時間がかかることもあるので、申し込み時は注意が必要です。
⑤楽天カードの発行・発送
審査に通過すると、いよいよ楽天カードが発行され、登録した住所へと発送されます。
通常は申し込みからカード発送まで約1週間ほどが目安ですが、混雑時期や本人確認書類の提出状況によって多少前後することもあります。
楽天カードは簡易書留で送られてくるため、受け取り時にサインが必要です。
ここまで来ればもう少しで利用スタートです。
カード発送完了の通知はメールで届くので、見落とさないようにチェックしておくと安心です。
また、楽天e-NAVIにログインすればカードの配送状況も確認できます。
⑥楽天カードを受け取り利用開始
楽天カードが手元に届いたら、あとは簡単な初期設定を済ませるだけで利用を開始できます。
まずはカード裏面に署名をし、その後、楽天e-NAVIにログインしてカードの登録・暗証番号確認・利用限度額のチェックを行いましょう。
また、ポイントがもらえるキャンペーンが進行中なら、所定の条件(初回利用など)を満たすことでボーナスポイントを受け取れます。
楽天市場や街の店舗、楽天Payなど幅広いシーンですぐに使えるので、届いたその日から活用可能です。
届いて終わりではなく、設定まで完了させてこそ「本当のスタート」といえるでしょう。
楽天カードのポイント還元率に関するよくある質問
楽天カードのポイント還元率は高いとよく言われますが、実際にどのくらい貯まるのか、いつまで使えるのか、どこで使えるのか…細かい疑問が出てくることも多いです。
この章では、そんな「具体的だけど意外と知らない」ポイントの使い方に関するよくある質問をわかりやすく解説しています。
カード利用の基本をおさらいしたい方、無駄なくポイントを活用したい方は、ここを読むだけで疑問がすっきり解消されるはずです。
楽天カードは10,000円の利用で何ポイント貯まる?
楽天カードを1万円使うと、基本的に100ポイントが貯まります。
楽天カードの通常還元率は1.0%に設定されています。
つまり、100円の支払いごとに1ポイントが付与されるしくみです。
公共料金など一部の支払いでは還元率が0.2%に下がるため注意が必要です(=10,000円で20ポイント)。
楽天市場や楽天モバイルなどを併用してSPU(スーパーポイントアップ)を活用すれば、10,000円の買い物でも500ポイント以上になることもあり、日常使いとネットショッピングのバランスで、効率的にポイントを増やすことができます。
楽天ポイントの有効期限はいつまで?
楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類があり、有効期限が変わってきます。
通常ポイントでは、最後にポイントをもらった月を入れた1年間が有効期限です。
その間に1ポイントでも新たに貯めれば、またそこから1年延長されるため、実質的に無期限に近い運用が可能です。
一方、キャンペーンなどでもらえる期間限定ポイントは、有効期限が数日~数ヶ月と短めです。
失効を防ぐためには、定期的に楽天PointClubや楽天アプリでポイントの有効期限を確認し、こまめに使っていくのがおすすめです。
楽天カードの還元ポイントはどこで使える?
貯めたポイントは、楽天市場だけでなく、街のお店や公共料金の支払いなど、多くの場所で使うことができます。
代表的なのは楽天グループの提供する楽天市場・楽天トラベル・楽天ブックスといったサービスですが、ファミリーマート・マクドナルド・くら寿司など、楽天ポイントカード加盟店でも1ポイント=1円として利用できます。
また、楽天モバイルや楽天証券の支払いにも使えるので、ポイントの活用幅は非常に広いです。
まとめ
楽天カードは、還元率が通常1.0%であるうえに、楽天市場や楽天モバイルなどと組み合わせることで効率よくポイントを貯められるのが魅力です。
ただし、公共料金のように還元率が下がる場面や、プロモーションメールの多さなど注意点もあります。
自分の使い方に合ったカードかを見極めたうえで、賢く活用することが大切です。
生活スタイルに合わせて他社カードとの併用も検討すると、よりお得に使えます。
この記事を書いた人

エレビスタ ライター
エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。
エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。