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トラリピとはどんなサービス?FXで儲からないというやばい評判は本当か解説!

トラリピは、トラリピ紹介トップページで、始めやすいことと続けやすいこと、時間がない人向きのツールであることをPRしていますが、ネット上には「FXで儲けにくい」といったやばい評判があるのも事実です。

なぜそういったやばい口コミがあるのでしょうか?悪い評判の真相を確かめるために、トラリピの基本情報や性質、メリットやデメリットなどをチェックしてみましょう。

トラリピとは?基本情報・会社概要

株式会社マネースクエアが立案したトラリピの基本情報と株式会社マネースクエアの概要を紹介します。

トラリピイフダンを分解した解説とあわせてご覧ください。

会社概要(マネースクエア)

運営会社株式会社マネースクエア
本社所在地東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー40F
設立2014年5月20日
代表者代表取締役会長兼社長:相葉 斉
取引銀行株式会社三井住友銀行/株式会社三菱UFJ銀行
連絡先電話:03-3470-5050(代表)FAX:03-3470-5053
事業内容・店頭外国為替証拠金取引・店頭CFD取引・資産運用に関する情報提供及びコンサルティング
公式サイトhttps://pr.m2j.co.jp/lp/feature005#base

トラリピを開発した株式会社マネースクエアは、「毎日が財産になる」というスローガンと利用者のライフスタイルに寄り添って快適な資産運用を提案するスタイルを提唱し、「利用者の資産と共に成長して業界No.1の預り資産を実現する」というビジョンを掲げている企業です。

新規口座開設キャンペーンや月ごとの期間限定キャンペーンを随時実施しているほか、利用者サポートも充実しており、新規契約者や継続利用者へのサービスの量と質で利用者を満足させています。

トラリピとは特許取得済みのFX自動注文システム

トラリピとは、マネースクエアが開発して特許を取得しているFX自動注文システムです。

正式な名称は「トラップリピートイフダン」で、2009年3月にトラップトレードが特許を取得し、続いて2010年1月にリピートイフダンとトラップリピートイフダンが特許を取得しました。

2011年にはダブルリピートイフダンも特許を取得し、2013年2月にらくらくトラリピが特許を取得、2015年11月には決済トレールが特許を取得しています。

自社が開発したシステムの特許を取得して権利を守ることにより、利用者の利益も守っているのです。

トラップリピートイフダンを分解して解説!

トラップリピートイフダンの意味を分解して解説します。

トラップとはトラップトレードの略で、相場の動きを従来のように「点」で捉えずに「面」で捉えるのを目的にしている独自の注文スタイルです。

レンジ内で指値注文を小分けにした上で、複数本を等間隔に罠(トラップ)のように設置して注文します。

イフダンとは、例を挙げると「レートが100円になったら購入」という新規注文と「100円の買い注文成立後にレートが101円になったら売却」という決済注文の2つを同時に発注できるシステムです。

イフダンを設定しておけば、レートを見張っていなくても取引成立となります。

リピートイフダンとは、イフダンにリピート機能を追加し、指値(売買を)何度も自動的に繰り返せるようにした注文方法です。

イフダンは決済成立後に注文が完了・効力消失となりますが、リピートイフダンならイフダンを再設定しなくても取引を好きなだけ繰り返せるのです。

トラリピのやばい評判は本当?デメリットを紹介

好評を得ているトラリピですが、やばいという評判も聞こえてきます。トラリピにはどういったデメリットがあるのかを確認してみましょう。

大きな利益は上がらない

FXを始める人の多くは一攫千金を夢見て始める傾向がありますが、そういう人からは「トラリピは儲からない」という声が上がっています。短期間で高い利益を求めようとすると失望したり失敗したりするケースがあるからです。

しかし「儲からない」というのは事実とは言えません。トラリピは長期的に運用して着実な利益を得ることを目標にしている投資方法だからです。

短期決戦に挑むことはおすすめできませんが、視野を広げ、長期にわたって運用していけば、最終的に希望通りあるいはそれ以上の利益を得ることが期待できます。

自分の裁量での取引はできない

トラリピは自動的に利用者が設定した取引を繰り返す投資システムなので、従来のデイトレードやスキャルピングのような裁量取引をしたい人には不向きです。

裁量取引をしたい人の多くは、リアルタイムで株の値動きを監視し、自分でタイミングを見て取引をすることに喜びとやりがいを感じます。

しかし、トラリピは「一々値動きをチェックせず、自動で運用・取引をしてコツコツ儲けていく」という投資スタイルを求める人のために構築されたシステムなので、裁量取引がマストな人から見ると裁量取引ができないことがデメリットになるのです。

裁量での取引を楽しみたい人は、トラリピ以外の投資方法で投資を行うことをおすすめします。

開始後すぐは含み損を抱えてしまう

トラリピは設定した価格で買い、その価格より上がった段階で売り決済を行うという動きを繰り返して利益を積み重ねていく仕組みです。

しかし、トラリピを開始し、初めての投資をしてから購入価格を超えるまでは、一時的とはいえ含み損を抱えることになります。

含み損は「確定した損」ではないのですが、含み損を抱えているという時点で、開始したばかりの人は不安にかられることが少なくありません。

また、相場が思うように上昇しない場合に含み損を抱え続けるケースもあり、売り決済できるまで時間を要すると、心理的な負担はさらに大きくなります。

開始直後に抱える含み損は想定内なのですが、その後も含み損を抱えたくない場合には、相場が不安定な時期の取引は避けましょう。

スプレッドが少し広い

トラリピは他社のFX取引ツールと同様に取引手数料を無料としていますが、取引時の買値と売値の差額であるスプレッドは発生し、そのスプレッドが他社よりも少し広めな点をデメリットに指摘する声がありました。

スプレッドは広いほどコストが大きくなるため、スプレッドが取引で得た利益を圧迫するという事態になりがちです。

スプレッドには、一定のスプレッドを提供する固定スプレッドと市場の流動などに対応して変わる変動スプレッドの2種類があり、トラリピでは変動スプレッドを適用しているため、相場が不安定なときにはスプレッドがさらに広がる危険性もあります。

公式サイトのFAQでは、以下のような状況でスプレッドが広くなると解説しています。

  • 重要指標が発表されたとき
  • ショック相場が発生したとき
  • 海外主要市場の球場または取引時間外などにより取引量と流動性が少ないとき

トラリピは初心者におすすめ!メリットを紹介

トラリピの良い評判を裏付けているのは数々のメリットです。

利用者に高評価を受け利用者を増やし続けているトラリピのメリットをご覧ください。

設定項目が少なくて始めやすい

トラリピはFX初心者に最適のツールと言われています。設定項目が少ないので始めやすいからです。

口座を開設した後は、購入価格帯や注文数を設定するだけで取引を自動で行ってくれます。

株やFX投資を始められない人の多くは「相場を分析するといった知識がない」というのを理由に踏み込むのをためらっています。

他社のFXツールを使った人の「設定する項目がいくつもあって怖いからやめた」というコメントもありました。

しかし、トラリピは相場分析の知識が十分ではなくても始められるのです。

トラリピには過去の相場情報を参考に設定を行うというシステムも搭載されているので、FX初心者・FXの経験が浅い人でも気軽にFX運用を開始できます。

また、公式サイトにはトラリピ運用を体験できる「1分でざっくり体験」というメニューが用意されているので、運用体験を試してから口座を開設できます。

運用の手間が少ない

裁量取引型のツールなどでは相場の値動きを見て予想を立てる必要があり、時間も手間も要します。

しかし、トラリピは最初に値動きがありそうな範囲を設定するだけで完了するため、相場の値動きを予想したり監視したりする必要がありません。それらの作業をトラリピが全て代行してくれるからです。

運用の手間は他の投資系ツールと比べて段違いに少なく、消費する時間も同様に短縮できます。

それが、時間と手間をかけずにFXをしたいという人に「神ツール」「神システム」と称賛される理由です。

始める前にセミナーを受けられる

トラリピの公式サイトでは投資初心者にわかりやすくツールの使い方などを解説していますが、それだけではなく、投資初心者向けの無料セミナーを毎月実施しています。

FXとCFDの基礎知識をわかりやすく解説する初心者向けセミナー以外にも、マネースクエアやトラリピの運用方法や売買戦略、最新マーケット展望などを勉強できる中級者向けの実践的セミナーが用意されています。

マネースクエアがある東京都内で開催されるセミナーが多いですが、どこに住んでいても参加できるオンラインセミナーもあります。

公式サイトのセミナー案内ページで参加したいセミナーを見つけたら、口座開設後に申し込んでみましょう。

リスクの管理機能が整っている

投資にはリスク管理が不可欠ですが、トラリピはリスク管理機能も整えているので安心してFXを運用できます。

マネースクエアのお客様専用ページにある「トラリピ運用試算表」で、想定される損失額・必要資金・ロスカットレートなどを試算できるのです。

トラリピ運用試算表にトラリピの設定を入力して「計算スタート」ボタンを押して算出されるのは以下の10項目です。

  • ポジション平均価格
  • ポジション合計
  • トラップ値幅
  • 発注証拠金
  • 全て成立時の証拠金
  • 全て成立時の評価損
  • 必要資金合計
  • 全て成立時の維持率
  • ストップロスの損失額
  • ロスカット

また、損失リスクの方向のレンジを厚めに設定する・注文数量とトラップ本数を抑えるなどの基本的リスク管理方法も公式サイトで案内されています。

相場の乱高下に強い

通常の株運用では、相場が乱高下する様子をリアルタイムで監視して取引を行う場合、焦りが生じたり判断を誤ったりするといったリスクにつながるケースがよく見られますが、トラリピでは相場の乱高下がメリットに転ずることが多いです。

設定している価格帯で価格の動きが増えるほど自動売買がリピートされるので、利益を積み上げる絶好の機会になるからです。

トラリピなら、リアルタイムで株の動きを手作業で追っている他の投資者よりも迅速に売買を行えます。

そうした動きにより、売買のタイミングを逃さずに利益を獲得していけるというのは非常に大きな利点です。

トラリピが向いている人の特徴

トラリピは極めて優秀な投資用ツールですが、どんな人でも上手に運用できるとは限りません。

この章では、トラリピで資産運用をするのに向いている人の特徴を紹介します。

これからFXを始める人

公式サイトでは、トラリピがこれから資産運用を始めたい人向けのツールであることをPRしています。

これからトラリピの使い方を覚えてFX投資で資産運用を始めたい人を対象に、トラリピオンラインサポートを用意しています。

オンラインサポートでは、専門スタッフによる3種類のオンラインセミナーを無料で実施しているので、時間や場所や費用の心配をせずに初心者として必要な知識を蓄えることが可能です。

レート変更・入金と出金といった運用計画をイメージしやすくするためのシミュレーション機能もあります。

また、口座開設が5分前後で終わり、口座開設自体が無料なのも、投資初心者にはうれしいポイントです。

時間と手間をかけずにFXをやりたい人

「資産を運用したいけれど時間と手間をかけたくない」という人にもぴったりのツールです。

トラリピは、仕事が忙しい社会人やPCやスマホで相場のチェックをし続けるのを苦痛に感じる人、相場の動きを勉強する時間が惜しい人など、株投資に時間・手間を消費したくない人のために開発されたツールといっても過言ではありません。

24時間取引可能なFX投資なので、FXをしている暇があったら仕事や家事や趣味に時間を使いたい、という人には、自動的に取引を行って利益を提供してくれるトラリピがベストなのです。

堅実な資産運用をしたい人

トラリピは短期的な運用には向いていませんが、中長期にわたる資産形成のためにFX投資をしたいという人にはうってつけです。

FXの短期運用は大きな利益を期待できる反面、少なからぬリスクがあります。

しかし、中長期運用には短期運用よりもリスクを分散しやすいというメリットがあるので、短期に大きな利益を得るよりも中長期の運用で着実に利益を得たいという人には最適のツールです。

ある程度の初期費用を用意できる人

近年は「初期費用が少なくても始められる」と宣伝しているFX投資サイトが増えていますが、2025年5月時点のトラリピの最低取引単位は1,000通貨です。

米ドルと円の取引を行う際に1米ドルが110円だと、1,000通貨の取引の際には約11万円相当の資金を用意しなければなりません。

そのため、最低でも12万円前後の初期費用を投入できるというのも、トラリピでの資金運用に向いている人の特徴の1つに挙げられます。

トラリピ利用時の注意点

トラリピで安定的に資産運用をするためには、いくつか注意しておくポイントがあります。

デメリットとあわせてチェックしておきましょう。

余裕を持って資金を口座に入金する

FXに慣れていない人は「証拠金の分だけ口座に入れておけばよい」と誤解しがちですが、実はそうではありません。

FX取引は、証拠金の維持率が一定の割合より下になった場合に自動的に全ポジションを決済するロスカットが発生する仕組みだからです。

時価残高が証拠金を下回ると強制的に取引終了になるので、ロスカットを執行させないためには、証拠金より余裕のある資金を口座に入れておく必要があります。

リスクを分配する

FX取引で損をしないためには、リスクを分配するのも有効な手段です。

トラリピのお客様専用ページにはリスク管理機能「トラリピ運用試算表」を準備していますが、さらにリスクを分配する方法も公式サイトで紹介されています。

それは、複数通貨ペアでトラリピ運用をすることです。それによって為替の変動リスクを分配できるからです。

運用資金全てを一箇所に投資すると損益がその一箇所の運用結果のみになりますが、運用資金を分配して投資すれば、利益もリスクも分配できます。

複数通貨ペアの組み合わせ方のコツなどは公式サイトでご確認ください。

トラリピの始め方

トラリピで口座を開設するまでのステップを紹介します。申し込む前に一通りの手順や必要書類などを見ておきましょう。

STEP1 口座開設を申し込む

公式サイトにある「口座開設」ボタンを押下またはタップして個人情報入力を行います。

入力する個人情報は、氏名・生年月日・連絡先・職業など全部で43項目ありますが、大体5分程度で入力を完了できます。

STEP2 本人確認書類を提出する

続いて、本人確認書類を提出します。

本人確認書類は、マイナンバーカードがあればそれだけで済みますが、ない場合には以下の書類のうち複数の書類が必要です。

  • マイナンバー通知カード
  • 住民票(個人番号記載あり)
  • 写真付き本人確認書類(運転免許証・パスポートなど)
  • 健康保険証
  • 印鑑登録証明書
  • 住民基本台帳カード(写真付き)

STEP3 IDを受け取る

マネースクエア運営で審査が終わるとIDが発行されます。

そのIDでお客様専用ページにアクセスできるようになるので、アクセスしてからトレードを開始しましょう。

トラリピに関するよくある質問

トラリピでの投資に関連する情報を求める人から寄せられることが多い質問を紹介します。質問への回答とあわせてご覧ください。

トラリピと相性が良い通貨ペアはなんですか?

マネースクエアに所属しているストラテジスト・髙尾和秀さんが2025年2月に受けたインタビューの中で紹介したトラリピと相性が良い通貨ペアは、以下の4種類です。

  • オージーキウイ(オーストラリアとニュージーランド)
  • ユーロポンド(ヨーロッパとイギリス)
  • ドルカナダ(アメリカとカナダ)
  • ノックセック(ノルウェーとスウェーデン)

これらの相性が良い理由は、隣の国同士で同じ経済圏に属しているので、値動きがある程度の範囲で安定しやすいからです。

そのうち、2020年に登場したオージーキウイは特に人気が高く、トラリピを代表するおすすめの通貨ペアだと定評があります。

トラリピで扱える通貨ペアは何がありますか?

2025年5月時点では、トラリピのFX投資で扱える通貨ペアは17種類あります。以下が取引可能な通貨ペアです(五十音順)。

  • 英ポンド/円
  • 英ポンド/米ドル
  • NZドル/円
  • Nクローネ/Sクローナ
  • NZドル/米ドル
  • カナダドル/円
  • 豪ドル/NZドル
  • 豪ドル/円
  • 豪ドル/米ドル
  • トルコリラ/円
  • 米ドル/円
  • 米ドル/カナダドル
  • 南アフリカランド/円
  • メキシコペソ/円
  • ユーロ/英ポンド
  • ユーロ/円
  • ユーロ/米ドル

トラリピの確定申告はどうやってするのですか?

トラリピで得た利益は雑所得に分類されるので、確定申告の対象になります。公式サイトの案内を参考に確定申告を行ってください。

2025年2月の公式サイトの案内内容を簡単に紹介します。

最初に、PC用トレード画面またはスマホ用トレードアプリで「期間損益報告書」を出力します。

2024年分の申告なら、検索時間「20240101~20241231」で指定してください。申告する金額は、期間損益報告書内の「【実現損益】対象期間における実現損益の累計額」です。

PCでの出力方法はこのリンクで、スマホアプリでの出力方法はこのリンクで確認できます。

トラリピをやめるにはどうしたらいいですか?

PCのお客様情報ページまたはスマホアプリ画面のメニューで「トラリピ管理」を選択し、トラリピ管理表で取り消したいトラリピを選択して「トラリピ取消」を押下またはタップします。

「ポジションを残す/決済注文を残す」「ポジションを残す/決済注文を取り消す」「ポジションを決済する」の3種類から希望する内容を選んで確認画面へ進み、取引パスワードを入力して「取消する」を選択してください。

そこで完了画面が表示されたらトラリピの取消が完了します。

まとめ

トラリピは非常に優れたシステムを構築しており、時間と手間をかけずに投資をしたい人にぴったりなツールですが、万人向けでオールマイティーなツールとは言えません。

メリットとデメリットを見ればわかるように、向き不向きがあるからです。

自分が向いている人の特徴に該当していると思った人は、無料口座開設から始めてみましょう。