求人数・転職支援実績で業界トップレベルと言われている転職サイトといえば、リクルートエージェントです。
リクルートエージェントのデメリットは紹介数が少ない点やサポート期間が3ヶ月しかない点が挙げられます。
一方で、メリットとしては利用者が多い点や全国の求人を扱っている点です。
並み居る敏腕のキャリアアドバイザーが転職を支援するリクルートエージェントの特徴や、口コミ・評判からわかるメリットやデメリット、利用の流れなどを見ていきましょう。
転職サイト『リクルートエージェント』の特徴

名称 | リクルートエージェント |
運営会社 | 株式会社リクルート |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
設立 | 2012年10月1日 |
代表者 | 代表取締役社長 北村 吉弘 |
募集職種 | 営業・販売/経営・企画/マーケティング/事務系(経理・総務・人事) IT・エンジニア/電気・機械/科学エンジニア/医療・医薬品/化粧品 コンサルタント/建築・土木技術/その他 |
求人エリア | 首都圏・関西圏など47県 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
リクルートエージェントは、株式会社リクルートが設立した転職サイトです。
募集職種は非常に多く、求人エリアも海外に及んでいましたが、2023年9月26日以降は海外での転職支援サービスが停止になります。
リクルートエージェントの主な特徴は、次の3つです。
- 転職業界で実績を重ねたエージェントの仲介で活動できる
- キャリアアドバイザーのアドバイス・サポート内容がきめ細かい
- 非公開求人を紹介してもらえる
リクルートエージェントに所属するキャリアアドバイザーは、数多くの転職希望者と応募先の仲介をしてきたプロフェッショナルです。
利用者の希望に合わせた職種・勤務場所・勤務形態を、自社に登録された膨大な数の求人から探してくれるので、安心して任せられます。
サイト内の「転職ノウハウ」コンテンツには、応募書類の書き方・面接対策などが記載されています。
キャリアアドバイザーがその内容をさらに細かくアドバイスしてくれるほか、応募先との面談の日程調整などを行ってくれるなど、サポートも万全です。
公開求人より条件の良い非公開求人の紹介もあるので、選択肢の幅と質が拡大することにより、多くの利用者が希望通りの転職を実現させてきました。
リクルートエージェント利用者の口コミからわかるデメリット・悪い評判

リクルートエージェント利用者からは、「しつこい」「微妙」など様々なコメントが口コミサイトに寄せられています。
利用者の口コミから伝わってくるリクルートエージェントのデメリットを見てみましょう。
希望している求人を紹介してもらえなかった
年収や勤務地、職種の希望を細かく伝えたのに、まったく違う業界や勤務地の求人が届いて正直がっかり。大量に紹介されるけど、ほとんど希望とズレていました。
キャリアチェンジ希望だったのに、紹介されたのは経験者前提の求人ばかり。未経験歓迎の求人はあまり扱ってないのかも?と感じました。
IT業界で探していたのに、なぜか営業職や全然違う業界の求人ばかり紹介されて困惑。『視野を広げてほしい』と言われたけど、妥協してまで転職したくはないです。
「イマイチだった」「微妙」という評価を下している口コミには「自分の希望する求人を紹介せず、見当違いの求人ばかり紹介してきた」という声が目立ちました。
利用者と担当するキャリアアドバイザーとの相性が悪かったり、希望が伝わっていなかったりするケースもあります。
「利用者の経歴や職歴が希望する求人と折り合わない」という理由をストレートに伝えてくるキャリアアドバイザーもいます。
しかし、キャリアアドバイザー自体が良質と言えないパターンもあるようです。
いずれの理由にせよ「利用者が満足できる求人情報を紹介してくれないこともある」というのは事実でした。
紹介数が少ない
大手だからもっと紹介してもらえるかと思ってたけど、数件しか紹介されず…こちらの経歴だと厳しいのかもしれないけど、少し不安になりました。
担当者の対応は丁寧でしたが、送られてくる求人が毎回少なめで、転職活動がなかなか進まず。もっと比較できる数を出してほしかったです。
紹介される数が少なかったので、結局他の転職エージェントと併用することに。もう少しバリエーションがあると助かります。
口コミの中でそれほど多数ではありませんが「自分が住んでる地方の紹介求人の数が少なかった」という声もありました。
業界でトップランクの求人数を誇るリクルートエージェントですが、勤務地や職種によっては求人数が少ないのが現状です。
「自分の希望に沿った求人が少なくて微妙なものばかり」という意見もあります。
「全体の求人数が多くても、自分が働きたい企業が見つからなければしょうがない」という嘆きもありました。
担当者と相談し、それでも解決しなければ、希望を満たす求人を紹介してくれる転職サイトに移動した方が良いかもしれません。
担当からの連絡がしつこい
応募を急かすような連絡が毎日のように来て正直しんどかったです。こちらのペースで進めたかったのに、少しプレッシャーを感じました。
仕事中でも構わず電話がかかってくることがありました。要件がメールでも済むような内容なのに、何度も着信があって対応が面倒でした。
少し返信が遅れただけで、電話・メール・LINEと立て続けに連絡が来て驚きました。サポートはありがたいけど、ちょっと過干渉に感じました。
「担当者からの電話はメールが多すぎる」という口コミも多いです。働きながら転職活動する社会人にとって、連絡の多さはデメリットといえるでしょう。
「連絡してほしくないと頼んだ方法・タイミングで連絡してきた」という怒りのコメントもよく見かけます。
しかし、同様の内容でも「こまめに連絡して転職情報を確認してくれたので安心できた」という声もあります。
キャリアアドバイザーは、連絡を頻繁に取るというサイトの方針によって連絡してくるのかもしれません。
しかし、キャリアアドバイザーの態度により、利用者の心証が異なるのではないでしょうか。連絡方法や頻度については、キャリアアドバイザーに違った対応をお願いしましょう。
それでも改善しない場合には、キャリアアドバイザーの変更をリクルートエージェントに依頼するのがベストです。変更方法は、記事後半で解説します。
サポート期間が3ヶ月しかない
転職を焦らずじっくり進めたいと思っていたら、気づいた頃には3ヶ月が経ってサポート終了…。何の連絡もなく終了したのがちょっと残念でした。
3ヶ月という期限があることで、急かされている感じがして正直焦りました。もっと時間をかけて自分に合った職場を探したかったです。
相談に乗ってくれるのはありがたいけど、3ヶ月で区切られるのは短い…。ライフスタイルに合わせて長期的にサポートしてくれるともっと安心感があったかなと思います。
サポート期間は3ヶ月と定められていますが「サポートが短すぎ」と指摘する人が多いです。3ヶ月というのは「迅速に転職活動を進めたい」という人にはちょうどよい期間です。
しかし、腰を据えて転職先を探したい人にとっては、3ヶ月というのは微妙に短いのかもしれません。サポート期間について、リクルートエージェントではこのページで「3ヶ月というのはあくまで目安」と記しています。
利用者の立場や求人の状況によっては、3ヶ月以上サポートするという意志を表していますが、念のためにキャリアアドバイザーに確認しましょう。
サポート期間の短さや連絡の多さなどが、「やばい」「微妙」といったマイナス評価につながっているのかもしれません。
未経験・キャリアに自信がない人にはハードルが高い
未経験からの転職を考えていましたが、紹介されるのは経験者向けの求人ばかり。『まずは実務経験を積んでからのほうがいいかも』と遠回しに言われて落ち込みました。
キャリアに自信がなくても大丈夫と聞いていましたが、実際はほとんど求人を紹介されませんでした。経歴を重視される印象です。
職務経歴が浅くて不安だったけど、あまり熱心にサポートしてもらえなかった気がします。スキルや経験に自信がない人には向いてないかも…と感じました。
リクルートエージェントは、即戦力やキャリアアップを目指す人向けの求人が多く、未経験やスキルに自信がない人にとってはややハードルが高いと感じることがあります。
紹介される求人の多くが「経験者優遇」や「専門スキル必須」といった条件付きのものが多く、キャリアに不安がある人は希望に合う求人が少ないと感じることもあるでしょう。
サポート自体は充実していますが、自分のレベルや状況に合った他のサービスと併用するのもおすすめです。
リクルートエージェントを使ってみたユーザーのメリットと良い評判

リクルートエージェントに寄せられているのはデメリットを指摘する口コミばかりではありません。
リクルートエージェントのユーザーの口コミで分かるメリットと評判をご覧ください。
面接対策のサポートをしてもらえた
過去の選考データをもとに、企業ごとの面接でよく聞かれる質問を教えてもらえました。事前に準備できたおかげで、本番でも落ち着いて答えられました。
担当者と模擬面接をしてもらえて、話し方や伝え方のアドバイスまでしてくれたのがありがたかったです。緊張しやすい私にはぴったりのサポートでした。
自己PRや志望動機の言い回しについて細かく指摘してもらえたので、自分でも納得のいく受け答えができるようになりました。ここまで見てくれるとは思ってなかったです。
キャリアアドバイザーが面接対策をサポートしたことに対する感謝の声も、口コミサイトなどに多く寄せられています。面接のノウハウを指導してくれるだけではありません。
キャリアアドバイザーのスケジュールが調整できれば、模擬面接もしてくれて、応募先に提出する履歴書などのチェックもしてもらえます。
転職活動に不慣れで多くの不安を抱えている利用者には、まさにうってつけのサイトといえます。キャリアアドバイザーが多忙な場合も、サイト上に「面接の準備・対策」というコンテンツがあるので、入念にチェックして面接に臨みましょう。
利用者数が多いので安心
求人数だけでなく、利用者数も圧倒的に多いって聞いて安心して登録できました。実績がある分、サポート体制も整っていて信頼できました。
周りの友達も何人か使っていたので、初めての転職でも不安なく使えました。実際に体験談を聞けるのも安心材料になりました。
利用者が多いからか、企業ごとの面接情報や通過傾向なんかも豊富で参考になりました。さすが実績のあるエージェントって感じです。
利用者の数が多いのも、利用者の安心につながっています。利用者が多いイコール信頼できる転職サイトといえます。
利用者の数は、数多くの利用者を転職させたという実績も示しているので「確実に転職したい」と願う人の多くはリクルートエージェントを選んでいます。
利用者数が多い分、イマイチな口コミも目に付きますが、良い口コミも多いので安心できます。SNSなどで他の利用者と交流し、リクルートエージェントの使い心地を確認したり励まし合ったりしている利用者も多いです。
平日の夜や土日でも対応してもらえる
平日は仕事が忙しいので不安でしたが、夜遅くでも面談や連絡に対応してくれてとても助かりました。柔軟に動いてくれるのがありがたいです。
平日がどうしても難しかったのですが、土曜日にオンラインで面談してもらえました。働きながらでも使いやすいのは大きなメリットだと思います。
連絡のやり取りが夜でもOKで、テンポよく転職活動を進められました。土日も柔軟に対応してくれるので、スケジュール調整がしやすかったです。
リクルートエージェントは、平日夜や土日祝日でも面談や問い合わせに対応してもらえます。転職先を探しているとき、まだ前の勤務先で働いている利用者が多いからです。
仕事の後や土日祝日以外は面談などに出向けない利用者にとっては、非常にありがたいメリットです。事情によっては、リクルートエージェントの受付時間外に対応してもらえるケースもあります。
しかし、キャリアアドバイザーが多忙な場合は、対応が難しいようです。対応を頼みたい日時が決まっている場合は、キャリアアドバイザーにあらかじめ相談しておきましょう。
全国の求人を扱っている
都市部だけかと思ってたけど、地方の求人も充実していて驚きました。地元に戻って転職したいと思っていたので、とても助かりました。
地方へのUターン転職を考えていて利用しましたが、希望エリアの求人もすぐに紹介してもらえました。大手だからこその情報量だと思います。
全国対応なので、引っ越しを検討している人や遠方の求人を探したい人にも向いてると思います。地域に関係なく利用できるのが便利でした。
リクルートエージェントの求人情報の範囲が日本全国に広がっているのも、地方在住の利用者に喜ばれています。
海外の求人対応は終了しますが、日本全国の求人は今後も募集と紹介を続行するので、安心して利用しましょう。
利用者の年齢や職種・勤務地によっては、大都市の求人を探すより少ない数ですが、他の転職サイトに比べると十分な数が用意されています。
拠点も全国16ヶ所にあるので、対面でキャリアアドバイザーに相談したいときに便利です。豊富な求人情報を広い範囲から探せることに対して、感謝する声がとても多いです。
40〜50代の中高年の求人あり
50代での転職だったので不安でしたが、年齢に理解のある企業をいくつか紹介してもらえました。ベテランの強みを活かせる求人も多くて心強かったです。
40代後半での転職活動でしたが、これまでの経験やスキルを評価してくれる求人を紹介してもらえました。ミドル層へのサポートも手厚いと感じました。
他社では年齢で断られることもあったのに、リクルートエージェントではしっかり対応してくれました。年齢だけで判断されず、希望に合った職場が見つかりました。
30代はもちろん、40代から50代の中高年の求人情報も多い点も、ミドル世代の好評を得ています。
ミドル世代の求人情報が少ない転職サイトの方が多いからです。
キャリアを積み重ねているミドル世代は「給与が高くなる」という理由で、一部の転職サイトに忌避されています。
しかし、リクルートエージェントは中高年も転職活動ができるほどの求人情報を紹介中です。
若い世代ほどの量ではありませんが、他の転職サイトよりはるかに多いので「中高年だから正社員は厳しい」と諦めず、転職活動を続けましょう。
アプリなどのツールが充実していて便利
専用アプリで応募状況やスケジュールが一目でわかるのが便利でした。PCを開かなくてもスマホで転職活動を進められるのがありがたかったです。
日程調整や連絡もアプリ経由でできるので、メールよりラクでした。通知も来るから見逃しがなくて助かりました。
検索機能が細かくて、自分の希望に合う求人を絞り込みやすかったです。アプリのUIも見やすくて、ストレスなく使えました。
リクルートエージェントは専用のアプリがあり使いやすいです。アプリから様々な条件で求人を検索できるので自分に合った求人をチェックできますし、気になった求人をお気に入りに入れておくことでエージェントもにどういった求人が気になっているのか伝えることができます。
選考の進捗状況や面接の日程調整もアプリの中ででき、1つのツールに転職に必要な機能が詰まっているため複数の選考が進んでいるときにも混乱せずに便利です。
セミナーやイベントを開催している
転職活動が初めてだったので不安でしたが、リクルートエージェントのオンラインセミナーで基礎から学べて安心できました。無料でここまで教えてくれるのはすごいです。
面接対策や職務経歴書の書き方など、実践に直結する内容のセミナーが多くて参考になりました。実例付きでわかりやすかったです。
転職イベントに参加して、気になる企業の人事の方と直接話せたのが良かったです。リアルな情報が得られて、応募への不安が減りました。
リクルートエージェントに登録することで専用のセミナーへ参加することができます。セミナーによって、講義形式やワークショップなど様々な形態で行われています。セミナーに参加して他の求職者も見えたる、実践的なセミナーを受けることで転職の不安が自信に変わったという声が多いです。リクルートエージェントに登録していれば特に参加条件等があるわけではないので、転職に不安がある方は気軽に参加してみてください。
リクルートエージェントはどんな人に向いている?

リクルートエージェントは優れた転職サイトですが、利用には向き不向きがあります。
向いている人なら希望に則した転職ができますし、向いていない人は満足できる結果を得られません。
メリット・デメリットや特徴を踏まえたうえで、リクルートエージェントが自分に合うかどうか判断しましょう。
リクルートエージェントが向いている人の特徴
- 初めて転職活動をする人
- 早く転職したい人
- 幅広い範囲で転職先を探したい人
- 応募書類や面接のサポートが欲しい人
- 勤務条件などの交渉をお願いしたい人
転職活動が初めての人は、効率の良い転職活動をアドバイスしてくれるリクルートエージェント向きです。
サポート期間は3ヶ月なので、早く転職したい人もリクルートエージェントで転職活動を進めましょう。
応募書類や面接に自信が持てない人も、リクルートエージェントのサポートが非常に役立ちます。
リクルートエージェントはサイト上に履歴書のテンプレートがあるほか、会員特典で利用できる職務経歴書エディターを用意しているからです。
キャリアアドバイザーが模擬面接などもしてくれるので、面接本番の緊張を和らげられます。
また、企業との交渉に慣れているキャリアアドバイザーが揃っているのも、交渉事が不得意な人にうれしい条件です。
年収などの勤務条件の交渉が苦手な利用者は、キャリアアドバイザーに任せましょう。
リクルートエージェント以外のサービスを利用した方が良い人の特徴
- 転職活動を自分のペースで行いたい人
- 長期にわたって特定の仕事をしてきた人
- 年齢に応じた職歴を重ねていない人
- 転職回数が多い人
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーは熱心に求人を紹介してくるので、自分のペースで活動したい人には向いていません。
また、リクルートエージェントは、専門職や特定の仕事の求人の種類が豊富とは言えません。
特定の仕事や専門職を長期間続けてきた人は、リクルートエージェントよりも自分の専門分野の転職サイトで探したほうが、条件の良い転職先に出会える確率が高いです。
大学院に通っていた・留学していたなどの事情以外で、年齢にふさわしい職歴を重ねてこなかった人も、良い求人情報を紹介してもらえないことが多いです。
転職回数が多すぎる場合も応募先企業の信頼を得られず、書類選考に落ちる可能性が高いため、紹介される求人が他の人より少なくなります。
以上の特徴に該当する人は自分に合う転職サイトを探し、そこで活動しましょう。
リクルートエージェントでの転職の評判・口コミに関するよくある質問

リクルートエージェントには、利用を考えている人や利用者から様々な問い合わせがあり、よくある質問は答えと共に紹介されています。
その中からピックアップした7つの質問とその回答をご覧ください。
転職エージェントと人材派遣の違いは?
転職エージェントは、正社員として転職することを希望している人を、企業に紹介するのを主体にした会社を表します。
人材派遣会社は、派遣会社に登録している人材を、一定の期間企業へ派遣する会社です。
派遣会社にも、企業で定めた期間中派遣として働いた後、社員として雇用する紹介予定派遣があります。
このスタイルが転職エージェントと少し似ていることから、混同してしまう人もいます。
キャリアアドバイザーの変更は可能?
口コミサイトに寄せられた利用者の声には「キャリアアドバイザーがハズレだった」という意見が目立ちます。
リクルートエージェントに所属するキャリアアドバイザーは優れた人材が揃っているのですが、利用者との相性が悪いとクレームにつながりやすいのです。
実際に良いとは言えない対応をするキャリアアドバイザーも確認されています。
しかし、キャリアアドバイザーは変更できます。
「イマイチ」と訴える口コミの中にも「キャリアアドバイザーを変えたら改善した」というコメントがいくつもありました。
変更要請は、サイトの問い合わせ窓口で受け付けています。
リクルートエージェントは「職種・地域・業界などによって変更が難しいケースもある」と案内していますが、基本的には変更可能なのでご安心ください。
以前利用していて再度利用したい場合はどうすればいい?
元利用者が利用を再開したい場合は、転職支援サービス申し込みから個人情報などの登録を行いましょう。
来社・電話での申し込みはできません。
以前の登録情報を利用したい場合は、本人確認ができれば再利用が可能なことも、サイトで解説されています。
しかし、下記の条件に1つでも該当した場合には、前回の登録情報が利用できないので、ご注意ください。
- 前回利用したとき、登録情報の消去を依頼している
- 前回の申し込みから5年以上経過している
- 前回の申し込みで使ったメールアドレスが現在使用できない
- 前回の申し込みで使用したメールアドレスを忘れてしまった
前回の登録情報を利用したい人のための案内は、このページで詳細を確認できます。
リクルートエージェントとリクナビNEXTの違いは?
『リクルートエージェント』は人材斡旋サービスである一方で、『リクナビNEXT』が求人広告サービスです。どちらもリクルートが提供しているサービスで、採用・求人に利用するサービスです。
採用をしている企業にとっては、リクナビNEXTが広く求人を募集したい際に活用しやすいサービスで、リクルートエージェントはピンポイントで人材を採用したい場合に活用できます。
転職を考える際は自分の働き方を考えながら適したサービスを利用しましょう。
リクナビNEXTに登録してるけど転職支援サービスも利用できる?
リクルートエージェントとリクナビNEXTは同時利用ができます。
リクルートエージェントとリクナビNEXTにはいくつかの違いがあります。
リクルートエージェントはキャリアアドバイザーとの面談を終えてから利用開始となりますが、リクナビNEXTはWEBからの手続きだけで利用可能です。
リクルートエージェントが求人数を公開しているのに対し、リクナビNEXTは非公開にしています。
リクルートエージェントは求人紹介と転職サポートサービスがメインですが、リクナビNEXTは利用者の登録情報を見たエージェントからスカウトが届くことがあります。
こういった違いを確認した上で、それぞれの長所を活用しましょう。
リクルートエージェントとリクルートダイレクトスカウトの違いは?
『リクルートダイレクトスカウト』は転職スカウトサービスです。経験・スキル・希望条件等を記載した匿名のレジュメを登録しておくことでレジュメを見た企業や転職エージェントからスカウトの連絡が届きます。興味のあるスカウトに返信することで選考に進むことができます。
リクルートダイレクトスカウトでは、企業と求職者がマッチできるようAIによる分析で双方に選択肢を提示するようにしています。
転職支援サービスに申し込んだけど登録内容を変更できる?
登録した個人情報や職歴などをマイページから変更できる転職サイトも多いのですが、リクルートエージェントではそれができません(2023年9月時点)。
登録内容の変更は、担当キャリアアドバイザーに申し出ましょう。
担当者がわからない場合は、問い合わせ窓口に連絡すると、窓口から担当者に連絡し、変更対応をしてもらえます。
非公開求人情報を見る方法は?
非公開求人情報は、転職支援サービスに登録した後、専用マイページから確認できます。
非公開求人は、求人企業が効率的に良い人材を採用する目的で、一般からは検索できないように設定されています。
非公開求人は求める人材の質が高い分、雇用条件などが公開求人より良い傾向があるので、現在の勤め先よりも好条件で転職したい人に向いています。
非公開求人は、他の求人と違って利用者個人からは応募できません。気になる非公開求人を見つけたら、応募したい旨を担当のキャリアアドバイザーに伝えましょう。
サービス停止後に提出した書類を返してもらえる?
転職活動時、必要な応募書類(履歴書・職務経歴書など)をリクルートエージェントに提出します。しかし、それらの書類の返却は行っていません。
サービスに登録している間もサービス解除後も同様です。リクルートエージェント以外でも使用したい書類は、コピーして保管しておきましょう。
返却してもらえないことに不安を感じる利用者も多いのですが、利用者の書類は、リクルートエージェントで厳重に管理しています。
そして、同エージェントが定めた期間が経過した後に破棄されている、とサイトに記しています。流出する危険はないので、心配は要りません。
リクルートエージェントの利用方法|転職するまでどれくらいかかる?

リクルートエージェントを利用するときの流れを解説します。
リクルートエージェントで転職活動をした場合、転職するまでにどれだけの期間を要するかもチェックしてみましょう。
転職サイト『リクルートエージェント』を利用する流れ
リクルートエージェントを利用するときの流れを、5ステップに分けて解説します。
公式サイトの「転職支援サービスに申し込む」を押下すると、無料会員登録手続きが始まります。
必要事項を入力してサービスの申し込みを完了後、1週間以内にキャリアアドバイザーから電話またはメールで連絡がきます。
キャリアアドバイザーから連絡がきたとき、キャリアアドバイザーとの面談方式と日程を決めましょう。
面談の方式は、電話と対面から選べます。
自分の経歴や職務経験を話した上で、転職先で希望する職種・勤務地・勤務形態・転職時期などを伝えましょう。
続いて、応募先を決めましょう。
自分で求人検索して決めても良いですし、キャリアアドバイザーに紹介を頼んでもOKです。
サービスに登録を済ませた後は、非公開求人も見られます。
紹介を受けたら、応募先が本当に自分の希望に合っているか、諸条件を確認した上で応募を確定しましょう。
履歴書・職務経歴書などの準備を行い、エージェントに応募書類を添削してもらった後、キャリアアドバイザーに応募を代行してもらいましょう。
応募先で書類選考が行われ、通過したら次は面接です。
面接に自信がない人は、キャリアアドバイザーに模擬面接をお願いして面接の準備を整えましょう。
面接で合格して内定となったら、次は年収の交渉・入社日調整です。
この一連の作業も、キャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
まだ転職前の勤務先を退職できていない場合には、退社するための方法などをアドバイス・サポートしてもらえるので、円満に退社するために支援してもらいましょう。
キャリアアドバイザーとの面談時に必要な持ち物
面談時に持参する持ち物は基本的にありませんが、面談前にキャリアアドバイザーから要求されるケースもあります。多い持ち物は、次の4つです。
念のために準備しておきましょう。
- 履歴書
- 職務経歴書
- 履歴書用の写真(画像)
- 筆記用具
転職までにかかる期間
リクルートエージェントは、サイト上で転職活動に要する期間は3ヶ月から6ヶ月前後と案内しています。
転職の準備と応募書類の作成が約2週間、応募し、面接を受けるまでが約2ヶ月、内定と勤務先の退職の諸手続きが約1ヶ月半という計算です。
最初の応募先で内定を取れない場合は、この期間が微妙に長くなっていきます。
複数の企業に応募して同時進行すれば、時間のロスを防げます。
退職の手続きが難航すると活動期間はさらにずれ込んでいくので、キャリアアドバイザーのアドバイスとサポートを受けて切り抜けましょう。
引き継ぎなどがスムーズに行えるように準備を整えておくと、退職手続きを早く終えられます。
退職後に転職活動を始めれば活動期間を短縮できますが、すぐに転職できない場合はその間無収入になる可能性が高いのが難点です。
転職活動期間を無職期間=ブランクと解釈されるデメリットもあるので、転職活動が長引きそうな場合は退職前に活動を開始しましょう。
リクルートエージェントの退会方法
リクルートエージェントでは、退会したい場合、担当のキャリアアドバイザーに連絡してほしいと案内しています。
担当者不明の場合には、サイトの「転職支援サービス退会(キャンセル)フォーム」から退会手続きを行ってください。
このフォーム上にも要確認事項が記載されているので、内容を確認した上で退会手続きを進めましょう。
退会する前に応募している企業がある場合には、必ずキャリアアドバイザーまたはリクルートエージェントの問い合わせ窓口に連絡しましょう。
応募先に履歴書・職務経歴書などを提出済みだった場合、後々思わぬトラブルに発展する可能性があります。
応募先との関係は、必ずクリアにしてから退会することをおすすめします。
まとめ
口コミ・評判をもとにリクルートエージェントのメリット・デメリットを紹介しました。「連絡がしつこい」「求人が微妙」など厳しい意見もありますが、良い口コミも多数あります。
初めて転職する人向けのコンテンツが多数用意された「理想的」とも言われているサイトです。
応募書類や面接の準備なども、該当するコンテンツをチェックすれば楽になります。
公開求人・非公開求人が共に充実しているので、多くの転職希望者の夢を実現できます。
担当してくれるキャリアアドバイザーの力を借りて、現状よりも良い転職先を見つけ、人生をより豊かにしていきましょう。ネットの噂だけを鵜吞みにせず、メリット・デメリットを見極めてから利用するのをおすすめします。