
個人事業主のクレジットカードのおすすめには、年会費無料でも高い還元率やビジネス向け特典が付いたカードが多く存在します。
経費管理がしやすくなるだけでなく、ポイントやマイルが貯まりやすい点も魅力です。
中でも、開業間もない方でも作りやすいカードや、利用実績によって将来の信用力アップに繋がるカードは人気を集めています。
審査基準や用途の違いを理解し、自分の事業に最適な1枚を選ぶことが、日々の資金繰りや経費精算をスムーズにする第一歩です。
目次
個人事業者に人気のクレジットカードおすすめランキング13選!口コミやメリットも紹介
個人事業主にとって、クレジットカードは経費管理や資金繰りの強い味方です。
この章では、口コミ評価や機能性、審査の通りやすさをふまえたおすすめビジネスカードを13枚厳選しました。
年会費の有無やポイント還元、付帯サービスなどをカードごとに比較しているので、自分の事業スタイルに合った1枚がきっと見つかります。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス
国際ブランド | American Express |
年会費 | 33,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5% |
審査時間 | 最短3営業日程度 |
申し込み条件 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方(学生、未成年除く) |
ETCカード | 年会費無料 |
公式サイト | https://www.saisoncard.co.jp/amex/platinumbusiness/ |
【口コミ】
「ラウンジも使えてコスパがいいので重宝しています」(40代 / 男性)
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスは、個人事業主向けの中でも“特典の豪華さ”が光る1枚です。
特に注目なのは、世界中の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」が無料で付いている点です。
年会費は33,000円(税込)ですが、年間200万円以上使えば半額になる制度もあり、意外とコスパが良いのも魅力です。
ステータス感とビジネス向けの実用性を両立したい人には、バランスの良い選択肢といえるでしょう。
おすすめできる点
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスは、「コスパのよいプラチナカード」として個人事業主から高く評価されています。
なぜなら、年会費33,000円(税込)でプライオリティ・パス(通常約5万円相当)が無料で付帯し、国内外の空港ラウンジが使い放題だからです。
また、ビジネス利用でも活躍する「クラウド会計ソフトfreee優待」や「経費精算サポート」などの特典も充実しています。
さらに、年間200万円以上の利用で次年度年会費が半額(16,500円)になる制度もあり、使い方によっては大きな節約になります。
このカードの懸念点
一方で、このカードにはいくつか注意すべき点もあります。
特にポイント還元率が0.5%と一般的なビジネスカードよりも低めなのがデメリットです。
他のビジネスカードでは1.0%還元のものもあり、日常的に多くの支払いをカードで行う方にとっては、還元額に差が出やすいです。
また、American Expressブランドのため、一部の店舗やネットショップで利用できない場合もあることに注意が必要です。
高いステータスや空港サービスを重視する方には合っていますが、「ポイントを重視したい」「どこでも使いたい」方には、別の選択肢も検討するのが良いでしょう。
現在行われてる入会キャンペーン
現在、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスでは、新規入会から3ヶ月間のカード利用で、永久不滅ポイントが2%還元になるキャンペーンを実施中です(通常の4倍)。
最大80万円の利用までが対象で、上限は2,400ポイント(約12,000円相当)です。
空港ラウンジなどの付帯特典だけでなく、ポイントも一気に貯められるチャンスです。
ただし、一部対象外の店舗や条件があるほか、ポイントを受け取るには6ヶ月以内の申請が必要なので注意しましょう。
上手に活用すれば、実質的に年会費の元が取れる内容です。
JCB法人カード
国際ブランド | JCB |
年会費 | 1,375円(税込)※初年度年会費無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~10.0% |
審査時間 | 最短1週間程度 |
申し込み条件 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方(学生、未成年除く) |
ETCカード | 年会費無料 |
公式サイト | https://www.jcb.co.jp/promotion/ordercard/corp/ippan-h/ |
【口コミ】
「国内利用がメインなのでJCBで十分です」(30代 / 男性)
JCB法人カードは、コストを抑えながらビジネス向けの機能を備えた定番カードです。
年会費は1,375円(税込)と非常に安く、初年度は無料でスタートできるのがうれしいポイントです。
ポイント還元率も通常0.5%ですが、特約店やキャンペーン利用で最大10.0%まで跳ね上がることもあり、上手に使えばかなりお得です。
審査期間も最短1週間程度と比較的スムーズで、初めてのビジネスカードとして選ぶ方も多い印象です。
おすすめできる点
JCB法人カードの一番の魅力は、年会費が格安で導入しやすい点です。
初年度は無料、2年目以降もわずか1,375円(税込)なので、ランニングコストを抑えたい方に最適です。
また、ポイント還元率は一見0.5%ですが、JCBオリジナルシリーズパートナー加盟店での利用で還元率がアップし、最大10%にもなるケースがあります。
経費を効率的に使いながら、ポイントも貯めたいという方にとっては非常に合理的な選択肢です。
JCBブランドならではの日本国内での強い加盟店網も安心材料のひとつです。
このカードの懸念点
一方で、JCB法人カードにはいくつか注意点もあります。
JCBは国内では広く使えますが、海外では対応していない店舗もあり、グローバルに事業を展開する方にはやや不便です。
また、付帯保険や空港ラウンジなどの特典が最低限に抑えられているため、「ステータス性」や「豪華なサービス」を求める方にはやや物足りない印象を受けるでしょう。
シンプルさがメリットでもあり、人によってはデメリットにもなり得ます。
現在行われてる入会キャンペーン
現在、JCB法人カードでは最大60,000円相当のOki Dokiポイントがもらえる新規入会キャンペーンを実施中です。
カード発行後3ヶ月以内の利用金額に応じて、最大12,000ポイント(1ポイント=5円相当)がもらえます。
さらに、Cashmapとの連携で1,000円分のデジタルギフトももらえる特典もあります。
対象は2025年9月30日までの申込かつ7月31日までの入会者です。
加えて、初年度年会費も無料になるため、非常に始めやすい内容です。
ダイナースクラブ ビジネスカード
国際ブランド | Diners Club Internationa |
年会費 | 27,500円(税込) |
ポイント還元率 | 0.4%~1.0% |
審査時間 | 最短2週間程度 |
申し込み条件 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方(三井住友トラストクラブ所定の基準をクリアしている方) |
ETCカード | 年会費無料 |
公式サイト | https://www.diners.co.jp/ja/corporate/cardlineup/business.html |
【口コミ】
「接待や出張での優待が多くて助かります」(50代 / 男性)
ダイナースクラブ ビジネスカードは、ビジネスとステータスの両立を求める個人事業主に人気の一枚です。
年会費は27,500円(税込)と高めですが、利用限度額に一律の制限がない柔軟性や、空港ラウンジ・高級レストラン優待といったハイレベルなサービスが充実しています。
ETCカードは年会費無料で追加可能。ポイント還元率は0.4〜1.0%と控えめですが、ステータス性・ビジネス機能・付帯特典の豊富さを重視するなら、選ぶ価値があるカードです。
おすすめできる点
このカードの最大の魅力は、ダイナースクラブならではの特別なサービスと信頼感にあります。
世界1,300カ所以上の空港ラウンジを無料で使えたり、高級レストランでの優待予約が可能な点も、接待や出張の多いビジネスシーンにぴったりです。
カード会員限定の経営支援プログラムも用意されており、「信用」と「実用」を両立したカードを探している方におすすめです。
このカードの懸念点
一方で注意したいのは、審査基準の高さとポイント還元率の低さです。
ダイナースクラブカードは他社と比べて審査が厳しめで、事業実績や安定収入が求められる傾向があります。
また、ポイント還元率は0.4%〜1.0%とやや控えめ。日々の経費決済でポイントを貯めたい方には物足りないかもしれません。
さらに、年会費が27,500円(税込)と高額なため、ラウンジや優待をあまり活用しない方にとってはコストに見合わないケースもあります。
現在行われてる入会キャンペーン
ダイナースクラブ ビジネスカードでは、初年度年会費無料キャンペーンが実施されています。
通常は27,500円(税込)かかる年会費が、2025年7月31日までの申込・8月31日までの入会で無料になるため、ステータス性の高いカードをお得に始められる絶好のチャンスです。
対象は、公式サイトから新規で申し込んだ基本会員および同時に申し込んだ追加会員です。
ただし、他のキャンペーンとの併用はできず、切替入会や退会履歴がある場合は対象外なので注意が必要です。
コストを抑えてハイグレードなサービスを体験したい方は、この機会を逃さないようにしましょう。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
国際ブランド | American Express |
年会費 | 49,500円 (税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~1.0% |
審査時間 | 最短2週間程度 |
申し込み条件 | 満20歳以上の個人事業主または経営者の方 |
ETCカード | 年会費無料 |
公式サイト | https://www.americanexpress.com/ja-jp/credit-cards/gold-business-corp-card/ |
【口コミ】
「高めの年会費ですがサービスはしっかりしています」(40代 / 女性)
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、信頼とステータス、そしてビジネス向けの実用性を兼ね備えた1枚です。
年会費は49,500円(税込)と高額ですが、それに見合う充実したビジネスサポートや旅行サービスがそろっています。
ポイント還元も最大1.0%とまずまずで、使い方によっては年会費以上の価値を感じられるカードです。
おすすめできる点
このカードの魅力は、なんといっても「信頼とブランド力」と「付帯サービスの充実」です。
特に出張や接待が多い事業主にとって、空港ラウンジの無料利用や航空便遅延補償などは非常にありがたい存在です。
また、追加カードを無料で複数枚発行できる点も、従業員にカードを持たせたいと考える人にとっては実用性の高いメリットです。
さらに、ビジネス支出を一元管理できるレポート機能も搭載されており、会計処理の手間を減らしたい方にもおすすめです。
このカードの懸念点
一方で、注意したいのは年会費の高さと、利用できる店舗の限定性です。
年会費49,500円(税込)はビジネスカードの中でもトップクラスで、特典をあまり活用しない人にとっては割高に感じられるかもしれません。
また、国際ブランドがAmerican Expressなので、一部のネットショップや個人経営の店舗などで使えない場合があります。
ポイント還元率も通常は0.5%程度と低めで、還元率重視の方には向かない可能性もあります。
現在行われてる入会キャンペーン
現在、条件を満たすことによって、年会費の3年分にあたる170,000ポイントを最大でもらえる入会特典が実施中です。
ポイントは3段階に分かれており、たとえば入会後4ヶ月以内に80万円以上利用すれば5万ポイント、さらに150万円・200万円以上の利用で段階的に最大15万ポイントのボーナスがもらえます。
さらに通常利用ポイント2万ポイントも加算され、合計で年会費を十分カバーできます。
出費が多い事業者や初期投資を控える人にとっては、大きなメリットになる内容です。
活用次第で、ハイグレードなカードを実質無料感覚で持つことも可能です。
JCB Biz ONE
国際ブランド | JCB |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~10.5% |
審査時間 | 最短5分(モバイル即時入会サービス) |
申し込み条件 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方 |
ETCカード | 年会費無料 |
公式サイト | https://www.jcb.co.jp/corporate/houjin/bizone.html |
【口コミ】
「スマホで入会完了してすぐ使えたのが便利でした」(30代 / 男性)
JCB Biz ONEは、年会費永年無料でポイント還元率も高い、個人事業主にとって非常にバランスの取れたビジネスカードです。
通常1.0%の還元率に加えて、JCBオリジナルシリーズパートナー加盟店で使うことで最大10.5%もの還元率となります。
申し込みの際に、モバイル即時入会サービスを使えば、最短5分で審査・発行まで完了するのも魅力です。
ETCカードも無料で発行でき、日々の交通費精算にも便利です。
「コストゼロで高還元」なカードを求めている人には、まさに理想的な1枚です。
おすすめできる点
JCB Biz ONEの最大の魅力は、年会費無料ながら高いポイント還元とスピード発行が両立している点です。
特に1.0%の基本還元率は法人カードとしては非常に優秀で、対象店舗をうまく活用すれば10%以上の還元も可能です。
さらに、モバイル即時入会サービスにより、最短5分で審査・カード番号発行が完了するため、急いでカードを使いたい人にもぴったりです。
ETCカードも無料で使えるので、固定費ゼロで経費管理をスタートできる点が非常に合理的です。
このカードの懸念点
一方で、JCB Biz ONEにはいくつか注意点もあります。
まず、付帯サービスや旅行保険などの特典が最低限に抑えられているため、ステータス性や安心感を求める人には物足りないかもしれません。
また、国際ブランドはJCBしか用意されていないため、海外では使える店舗が限定される可能性がある点にも注意が必要です。
コストを抑えて国内メインで使いたい人にはおすすめですが、付加価値を重視する人は他カードと比較検討すると良いでしょう。
現在行われてる入会キャンペーン
現在、JCB Biz ONEでは最大50,000円相当のJ-POINTがもらえる新規入会キャンペーンを実施中です。
期間中にカードを新規発行し、入会月を含む3ヶ月後の月末までに所定の利用額を達成すれば、達成額に応じてポイントが付与されます。
また、Cashmapと連携すれば1,000円分のデジタルギフトも追加でもらえます。
キャンペーンは2025年9月30日までの申込分が対象で、ボーナスポイントは2026年3月に付与されます。
年会費無料のまま特典を得られる貴重な機会なので、コストをかけずにお得なスタートを切りたい方にはぴったりの内容です。
三井住友カード ビジネスオーナーズ
国際ブランド | Visa/Mastercard |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~1.5% |
審査時間 | 最短3営業日 |
申し込み条件 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方 |
ETCカード | 初年度無料 ※前年度1度も使用しなかった場合550円(税込)/年 |
公式サイト | https://www.smbc-card.com/camp/biz_owners_lineup/ |
【口コミ】
「年会費がずっと無料なのはやっぱりありがたい」(30代 / 男性)
三井住友カード ビジネスオーナーズは、年会費永年無料で使えるうえ、ビジネス向け機能も充実した個人事業主向けカードです。
国際ブランドもVisaかMastercardから選択でき、還元率は0.5%〜最大1.5%。ポイントUPモール経由のネットショッピングや対象店舗での利用なら高還元も狙えます。
さらに、ETCカードも初年度無料で発行でき、審査は最短3営業日とスピーディです。
固定費をかけずにキャッシュレスでの経費管理を始めたい人や、サブカードとしても人気の高い1枚です。
おすすめできる点
このカードの強みは、年会費がずっとかからないことに加え、ポイント還元率が高いことです。
通常還元率は0.5%ですが、対象の飲食店やコンビニでの利用、さらに「ポイントUPモール」を活用することで最大1.5%の還元も可能です。
経費を支払いながらポイントを賢く貯めたい人にぴったりです。
また、VisaとMastercardからブランドを選べるため、使える店舗の幅が広いのも大きなメリットです。
固定費ゼロで実用性の高いビジネスカードを探している人には最適です。
このカードの懸念点
一方で、三井住友カード ビジネスオーナーズにはステータス性や付帯サービスの少なさが気になる点もあります。
旅行傷害保険や空港ラウンジ利用といった“上位カードにある特典”は非対応のため、出張や接待の多い人には物足りないと感じるかもしれません。
また、ETCカードは初年度無料でも、翌年以降は未使用だと550円(税込)の年会費がかかる点も注意が必要です。
手軽に始められる分、機能面での割り切りが必要なカードといえるでしょう。
現在行われてる入会キャンペーン
現在、三井住友カード ビジネスオーナーズでは、入会後2ヶ月間で20万円以上カードを利用すると、10,000円相当のVポイントがもらえるキャンペーンを実施中です。
対象は、新規でこのカードを発行した個人事業主・法人代表者で、過去に対象カードを持っていない方限定です。
さらに、特典ポイントは入会月+4ヶ月後までに付与されるので、すぐに結果が見えるのも安心ポイントです。
コストをかけずに高還元を狙いたい方にとって、非常に効率のよいスタートが切れる内容です。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
国際ブランド | American Express |
年会費 | 165,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~3.0% |
審査時間 | 最短1週間程度 |
申し込み条件 | 満20歳以上の個人事業主または経営者の方 |
ETCカード | 年会費無料 |
公式サイト | https://www.americanexpress.com/ja-jp/credit-cards/platinum-business-corp-card/ |
【口コミ】
「ラグジュアリーなサービスを仕事にも活かせています」(50代 / 男性)
アメックス・ビジネス・プラチナは、ハイクラスなサービスを重視する個人事業主に向けた最高ランクのビジネスカードです。
年会費は165,000円(税込)と非常に高額ですが、その分世界1,400ヶ所以上の空港ラウンジや、高級ホテルの優待、コンシェルジュサービスなど、プライオリティの高い特典が満載です。
ビジネスでの信頼感を高めつつ、ステータスと利便性を同時に手に入れたい人にふさわしい1枚です。
おすすめできる点
このカードの一番の魅力は、「ビジネス×ラグジュアリー」を本気で両立できる点です。
たとえば、世界中の空港ラウンジが同伴者1名まで無料で使える「プライオリティ・パス」や、コンシェルジュによる予約・手配、ビジネス経費の一括管理など、ビジネスを格上げしてくれるサービスが充実しています。
さらに、一部加盟店では最大3.0%のポイント還元があり、高額な支出でもしっかり得をする設計になっています。
このカードの懸念点
一方で、年会費165,000円(税込)という高さが最大のネックです。
手厚い特典があるとはいえ、出張や高額決済の頻度が少ない方にはオーバースペックになってしまうかもしれません。
また、国際ブランドがAmerican Expressのため、一部の国内店舗や小規模な事業者では使いづらさを感じる場面もあるでしょう。
カードの特典を使いこなせなければ、逆にコスパが悪くなってしまう可能性もあるため、自身のビジネススタイルとの相性をしっかり見極める必要があります。
現在行われてる入会キャンペーン
条件を満たすことで、260,000ポイントが最大でもらえるキャンペーンが行われています。
入会後4ヶ月以内に、Amazon対象サービスで100万円以上使えば140,000ポイント、さらに合計200万・400万円の利用で最大8万ポイント(ボーナス+通常)を追加で獲得できます。
合計260,000ポイントは年会費165,000円(税込)を大きく上回る還元で、初期投資をお得にカバーできるビッグチャンスです。
対象は新規発行のみで、既存アメックス会員や切替は対象外です。
三菱UFJカード ビジネス
国際ブランド | Visa/Mastercard |
年会費 | 1,375円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5% |
審査時間 | 1週間程度 |
申し込み条件 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方 |
ETCカード | 年会費無料 |
公式サイト | https://www.cr.mufg.jp/business/card/list/busi/mufgcard.html |
【口コミ】
「とにかくコスト重視でこれを選びました」(40代 / 男性)
三菱UFJカード ビジネスは、コスト重視で導入しやすい法人向けカードとして人気があります。
年会費はわずか1,375円(税込)と格安で、ETCカードも無料で追加できるため、経費精算のスタートにはぴったりの1枚です。
ポイント還元率は0.5%と控えめですが、「グローバルポイント」として長期的に貯めやすく、商品やギフト券への交換も可能です。
初めてビジネスカードを作る個人事業主にも安心して使える設計となっています。
おすすめできる点
このカードは、年会費の安さと必要十分な機能が魅力です。
初年度から1,375円(税込)と非常に低コストで、ETCカードも無料発行可能なので、車を使う業務にも対応しやすいです。
ポイント還元率は0.5%ですが、「グローバルポイント」は交換先が豊富で、Amazonギフト券などに利用可能です。
このカードの懸念点
一方で、特典や付帯サービスがかなりシンプルな点には注意が必要です。
旅行傷害保険や空港ラウンジサービスは付いておらず、出張が多い方にはやや物足りなさを感じる内容かもしれません。
また、ポイント還元率も0.5%と控えめなため、高額決済による効率的なポイント獲得を重視する人には不向きです。
カードの基本的な使い勝手は良いものの、「シンプルさ=機能の少なさ」と割り切れる人向けのカードと言えるでしょう。
現在行われてる入会キャンペーン
現在、三菱UFJカード ビジネスでは、最大33,000円相当のポイントがもらえる入会キャンペーンが実施されています。
これは新規入会だけで5,000円相当のポイントがもらえ、加えてカード利用額に応じて最大25,000円相当、三菱UFJ銀行の口座設定でさらに3,000円相当が加算される仕組みです。
つまり、入会してカードを使うだけで、まとまったポイントがもらえるのが魅力です。
ビジネスを始めたばかりの方でもお得に活用できる内容なので、コストを抑えてカードを使いたい方には特におすすめです。
JCBゴールド法人カード
国際ブランド | JCB |
年会費 | 11,000円(税込) ※初年度無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~10.0% |
審査時間 | 1週間程度 |
申し込み条件 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方 |
ETCカード | 年会費無料 |
公式サイト | https://www.jcb.co.jp/promotion/ordercard/corp/ippan-h/ |
【口コミ】
「空港ラウンジが使えるのが便利で助かります」(50代 / 男性)
CBゴールド法人カードは、コストを抑えながら特典も重視したい事業者に最適です。
年会費は11,000円(税込)ですが、初年度無料で始められるため、導入のハードルが低いのが魅力です。
このカードではJCB独自の「Oki Dokiポイント」が貯まり、特にキャンペーン時は最大10%還元という高水準のポイントも狙えます。
さらに、出張に便利な空港ラウンジの無料利用や旅行傷害保険も付帯しており、ビジネス利用に必要な機能が揃っています。
おすすめできる点
JCBゴールド法人カードは、法人カードの中でも特にコストパフォーマンスに優れています。
年会費11,000円(税込)で空港ラウンジサービスや最大1億円の海外旅行保険が付帯しています。
さらに、Oki Dokiポイントが貯まりやすく、キャンペーン時には10.0%の高還元も狙えます。
経費管理や福利厚生にも活用でき、JCBならではの安心サポートも受けられます。
コストとサービスのバランスが良い一枚として、初めての法人カードとしてもおすすめです。
このカードの懸念点
JCBゴールド法人カードには魅力的な特典が多い一方で、いくつか注意点もあります。
JCBは国内利用には強い反面、海外では加盟店が限られる国もあり、VisaやMastercardと比べて使いにくい場面があります。
また、還元率は通常0.5%と平均的で、普段の買い物で高いポイントを期待するにはやや物足りないかもしれません。
さらに、年会費は初年度無料ですが2年目以降は11,000円(税込)がかかるため、あまり利用しない人にはコストが気になるでしょう。
現在行われてる入会キャンペーン
JCBゴールド法人カードでは、今なら最大6万円相当のポイントがもらえるお得なキャンペーンを実施中です。
キャンペーン期間中に入会し、3カ月以内に20万円以上の利用があると、2,800ポイント(約14,000円相当)がもらえます。
さらに、キャンペーン経由の申し込みで初年度年会費(11,000円)が無料になります。
事業経費をカード決済にまとめるだけで特典が受けられるため、初めての法人カードとして非常に始めやすい内容です。
ライフカード ビジネスライト
国際ブランド | Visa / Mastercard / JCB |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~1.5% |
審査時間 | 最短3営業日 |
申し込み条件 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方 |
ETCカード | 年会費無料 ※本カードの使用が無い場合1,100円(税込) |
公式サイト | https://www.lifecard.co.jp/lp/business/light.html |
【口コミ】
「とにかくお金をかけたくなかったのでこれ一択でした」(30代 / 女性)
ライフカード ビジネスライトは、固定費をかけずに事業用クレジットカードを持ちたい人におすすめの一枚です。
年会費が永年無料で、ETCカードも基本は無料(※未使用時は有料)なため、ランニングコストを最小限に抑えられます。
審査は最短3営業日とスピーディで、18歳以上の個人事業主やフリーランスでも申し込める間口の広さも特徴です。
おすすめできる点
このカードは、年会費や発行手数料が永年無料で、維持費ゼロで持ち続けられるのが大きな魅力です。
さらに、最短3営業日というスピーディーな審査・発行対応もうれしいポイントです。
固定費を抑えて法人カードを持ちたい個人事業主にとって、費用面でも機能面でもバランスの取れた1枚と言えるでしょう。
このカードの懸念点
コストを抑えた設計である反面、旅行保険や空港ラウンジといった付帯特典はありません。
また、ETCカードは未使用のままだと年会費1,100円(税込)が発生します。
サポート体制や明細機能も簡素なつくりになっているため、業務でしっかり活用したい場合には物足りなさを感じることもあります。
現在行われてる入会キャンペーン
2025年7月時点では、入会キャンペーンは実施されていません。
過去にはポイントプレゼントなどの特典が実施されたこともありますが、現在は対象となるキャンペーン情報は公表されていません。
今後の実施予定も不明なため、キャンペーン重視の方は他カードとの比較検討もおすすめです。
freee Mastercardワイド
国際ブランド | Mastercard |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.3%~0.5% |
審査時間 | 最短7営業日 |
申し込み条件 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方(freee利用者) |
ETCカード | 年会費無料 |
公式サイト | https://www.freee.co.jp/card/lifecard/corp/ |
【口コミ】
「freeeと連携しているので帳簿管理が楽です」(40代 / 男性)
freee Mastercardワイドは、会計ソフト「freee」を利用している個人事業主や中小企業経営者向けの法人カードです。
年会費やETCカードの利用料がずっと無料で、コストをかけずに使えるのが最大の魅力です。
申し込み条件としてfreeeアカウントが必要になりますが、すでに導入済みであれば手間なく申請でき、7営業日程度での発行も期待できます。
おすすめできる点
経費管理とコスト削減を両立できる点が、このカードの魅力です。
年会費やETCカード利用料が永年無料のため、固定費をかけずに法人カードを使えるのは大きな魅力です。
特に、会計ソフト「freee」とスムーズな連携が可能なため、自動でカードの利用明細が取り込まれ、仕訳作業や帳簿づけが一気に楽になります。
会計処理を効率化したい個人事業主やフリーランスにとっては、非常に実用的な仕組みといえるでしょう。
このカードの懸念点
一方で、freee Mastercardワイドには注意しておきたいポイントもあります。
まず、ポイント還元率が0.3〜0.5%と他社の法人カードに比べて低く、日常的な支払いで多くのポイントを稼ぎたい方には物足りなさを感じるかもしれません。
また、申し込みには会計ソフト「freee」のアカウントが必要であり、freeeを利用していない事業者はそもそも対象外となります。
さらに、旅行保険や空港ラウンジといった付帯特典も用意されていないため、カードにステータス性や付加価値を求める方には不向きです。
現在行われてる入会キャンペーン
2025年7月現在、freee Mastercardワイドでは入会キャンペーンは実施されていません。
過去にはfreee関連サービスでの利用特典などが提供されていた時期もありますが、現在は新規申し込みによるポイント付与やプレゼント企画などは確認されていません。
公式サイト上でも今後のキャンペーン実施予定についての案内はされておらず、キャンペーン重視でカードを選びたい方にとってはやや寂しい状況です。
お得に始めたいと考えている場合は、他のカードと比較したうえで慎重に検討すると良いでしょう。
JCBビジネスプラチナ
国際ブランド | JCB |
年会費 | 33,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~10.0% |
審査時間 | 最短1週間程度 |
申し込み条件 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方 |
ETCカード | 年会費無料 |
公式サイト | https://www.jcb.co.jp/corporate/houjin/platinum.html |
【口コミ】
「コンシェルジュが優秀で出張時の予約がスムーズです」(50代 / 男性)
JCBビジネスプラチナは、JCBが提供する上位グレードの法人カードで、充実したサービスと特典が特徴です。
年会費は33,000円(税込)ですが、コンシェルジュサービスや空港ラウンジの無料利用、ビジネス向け保険の自動付帯など、年会費以上の価値を感じられる内容となっています。
ポイント還元は、特約店では最大10%と高還元を狙える点も大きなメリットです。
日本国内での利用がメインで、安定した信頼感とサービスを求める方におすすめの1枚です。
おすすめできる点
JCBビジネスプラチナの大きな魅力は、法人向けカードの中でも特典とサポートが非常に充実している点にあります。
たとえば、24時間対応のコンシェルジュサービスが利用でき、出張時の交通・宿泊手配から会食の予約まで代行してもらえます。
また、空港ラウンジの無料利用や、最大1億円の旅行傷害保険、ビジネスに関わる損害補償制度など、経営者が安心して使える体制が整っているのも特徴です。
還元率も通常0.5%ですが、JCB特約店での利用では最大10%まで上がるため、使い方次第でお得度が大きく変わります。
このカードの懸念点
一方で、JCBビジネスプラチナには注意したいポイントもあります。
まず、年会費が33,000円(税込)と高めに設定されているため、サービスを活用しきれない方にとってはコストに見合わない可能性があります。
また、国際ブランドがJCBのため、海外では使える店舗が限定されることもあり、グローバルに事業を展開している方にはやや不向きな面もあります。
ポイント還元も、通常利用では0.5%と控えめで、特約店を活用しないとお得感は薄れます。
現在行われてる入会キャンペーン
インターネットからの申し込みに限り、最大60,000円相当にも及ぶポイントがもらえるキャンペーンが実施されています。
特典の一つは、入会後3ヶ月以内に30万円以上利用すると21,000円相当、75万円以上の利用で最大60,000円相当のポイントがもらえる内容です。
さらに、Cashmapというサービスのアカウントを作成して条件を満たすと、デジタルギフト1,000円分もプレゼントされます。
また、使用者カード(社員用カード)を追加で発行するごとに、1枚あたり3,000円分(最大10枚まで)のJCBギフトカードももらえるという、非常に充実した内容となっています。
キャンペーン期間は2026年3月31日までなので、入会を検討している方は早めに申し込むとお得です。
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
国際ブランド | Visa / Mastercard |
年会費 | 5,500円(税込) ※年100万円以上利用で無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~2.0% |
審査時間 | 最短即日 |
申し込み条件 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方 |
ETCカード | 550円(税込) ※前年に利用している場合無料 |
公式サイト | https://www.smbc-card.com/camp/biz_owners_gold/ |
【口コミ】
「条件クリアで年会費無料になるのがありがたい」(30代 / 男性)
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、年会費5,500円(税込)ながら、年間100万円以上の利用で翌年以降は年会費が無料になる、コスパに優れた法人カードです。
特に注目したいのは、Visaのタッチ決済による特典や、利用状況に応じて最大2.0%のポイント還元が受けられる点です。
日常の経費を効率よく処理しながらポイントも貯められるため、経営者やフリーランスの味方になります。
また、最短即日で審査が完了するスピード感も特徴で、急いで法人カードを準備したい方にとって頼れる存在です。
おすすめできる点
このカードの大きな魅力は、年100万円以上の利用で年会費が永年無料になる点です。
通常のゴールドカードは維持費がネックになりがちですが、このカードなら使い方次第でコストを抑えられます。
また、ポイント還元率も条件次第で最大2.0%と高水準です。
タッチ決済やビジネス利用に特化した付帯サービスも充実しており、経費管理を効率化したい個人事業主や中小企業経営者にとって頼れる一枚です。
このカードの懸念点
一方で、年会費無料の条件達成に注意が必要です。年間100万円の利用が求められるため、少額決済が中心の事業者にはややハードルが高いかもしれません。
また、ETCカードの年会費も「前年の利用がないと有料」となるため、使わないままだと無駄なコストがかかる点にも注意が必要です。
ポイント還元率も、2.0%にするには特定条件を満たす必要があり、すべての利用で高還元が受けられるわけではありません。
現在行われてる入会キャンペーン
現在、三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドでは、最大25,000円相当のVポイントがもらえる新規入会キャンペーンを実施中です。
この特典は、カード入会後2ヵ月以内に50万円以上を利用した方が対象で、条件を満たせば25,000円分のポイントがもらえます。
インターネットショッピングや一部店舗での利用は集計対象外となる場合があるため、利用金額の確認は公式サイトで行うのが安心です。
また、過去に同じ種類のカードを保有していた方は対象外になる点にも注意が必要です。
特典は2024年7月1日以降の申込み分から適用されており、期限内にしっかり条件を達成すれば、実質的に年会費以上の還元を受けられるのが魅力です。
個人事業主に人気のクレジットカードおすすめランキングを一覧で比較
【個人事業主に人気のおすすめクレジットカード一覧】
国際ブランド | 年会費 | ポイント 還元率 | 審査時間 | 申し込み条件 | ETCカード | |
---|---|---|---|---|---|---|
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド | Visa / Mastercard | 5,500円(税込) ※年100万円以上利用で無料 | 0.5%~2.0% | 最短即日 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方 | 550円(税込) ※前年に利用している場合無料 |
JCBビジネスプラチナ | JCB | 33,000円(税込) | 0.5%~10.0% | 最短1週間程度 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方 | 年会費無料 |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード | American Express | 49,500円 (税込) | 0.5%~1.0% | 最短2週間程度 | 満20歳以上の個人事業主または経営者の方 | 年会費無料 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス | American Express | 33,000円(税込) | 0.5% | 最短3営業日程度 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方(学生、未成年除く) | 年会費無料 |
JCB Biz ONE | JCB | 永年無料 | 1.0%~10.5% | 最短5分(モバイル即時入会サービス) | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方 | 年会費無料 |
三井住友カード ビジネスオーナーズ | Visa/Mastercard | 永年無料 | 0.5%~1.5% | 最短3営業日 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方 | 初年度無料 ※前年度1度も使用しなかった場合550円(税込)/年 |
JCBゴールド法人カード | JCB | 11,000円(税込) ※初年度無料 | 0.5%~10.0% | 1週間程度 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方 | 年会費無料 |
ダイナースクラブ ビジネスカード | Diners Club Internationa | 27,500円(税込) | 0.4%~1.0% | 最短2週間程度 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方(三井住友トラストクラブ所定の基準をクリアしている方) | 年会費無料 |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード | American Express | 165,000円(税込) | 0.5%~3.0% | 最短1週間程度 | 満20歳以上の個人事業主または経営者の方 | 年会費無料 |
三菱UFJカード ビジネス | Visa/Mastercard | 1,375円(税込) | 0.5% | 1週間程度 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方 | 年会費無料 |
ライフカード ビジネスライト | Visa / Mastercard / JCB | 永年無料 | 0.5%~1.5% | 最短3営業日 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方 | 年会費無料 ※本カードの使用が無い場合1,100円(税込) |
JCB法人カード | JCB | 1,375円(税込)※初年度年会費無料 | 0.5%~10.0% | 最短1週間程度 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方(学生、未成年除く) | 年会費無料 |
freee Mastercardワイド | Mastercard | 永年無料 | 0.3%~0.5% | 最短7営業日 | 満18歳以上の個人事業主または経営者の方(freee利用者) | 年会費無料 |
個人事業主にとって、クレジットカードは「事業の相棒」とも言える大事な存在です。
経費の支払い・管理・資金繰りをスムーズにするための道具です。
特に年会費やポイント還元率、付帯サービスの違いによって、コストや使い勝手が大きく変わってきます。
仮にコストを抑えたいなら「三井住友ビジネスオーナーズ」や「ライフカードビジネスライト」のような年会費無料カードが有力です。
一方で、特典重視なら「アメックス・ビジネス・プラチナ」などの高年会費カードも候補に入ります。
個人事業主にクレジットカードは必要?持つメリット
個人事業主にとって、クレジットカードは「経費管理」「信用構築」「特典の活用」など多くのメリットがあります。
事業とプライベートを分けることができ、確定申告や帳簿管理もスムーズになります。
この章では、そんなクレジットカードを“持つべき理由”をわかりやすく解説します。
ここを読み進めれば、「本当に必要か?」の答えが見つかります。
事業とプライベートを切り分けることができ経費管理が楽になる
個人事業主にとって、事業用のクレジットカードを使う最大のメリットは「経費の整理が楽になること」です。
プライベートの支出と混ざらず、事業にかかった費用だけを明確に把握できます。
帳簿づけや確定申告の際にも「これは何に使ったか」と悩まずに済み、時間と手間を大きく減らせます。
特に会計ソフトと連携できるカードなら、自動で明細が記録されるため、さらに効率的です。
はじめのうちは1枚のカードで全部まかないがちですが、後から分けておけばよかったと後悔する人も少なくありません。
利用額に応じてマイルやポイントを貯めることができる
クレジットカードを使えば、日々の支払いから自然とポイントやマイルが貯まっていきます。
特に事業用途では出費がまとまりやすく、金額も大きくなるため、ポイント還元の恩恵を受けやすいのが特徴です。
中には航空マイルに交換できるカードもあり、出張のコスト削減にも役立ちます。
ただの支払いで終わらせず、少しでも得を積み重ねたいなら、還元率や交換先を意識してカードを選ぶのがポイントです。
年会費を経費として計上することができる
事業用として使っているクレジットカードの年会費は、きちんと帳簿に記載すれば「経費」として計上できます。
つまり、税金の対象となる所得額を減らせるため、節税につながる可能性があります。
これは国税庁の公式ガイドでも認められているルールで、あくまで「業務に必要な支出」であることが前提です(※参考:国税庁「必要経費の知識」)。
たとえ年会費が数千円〜数万円であっても、長い目で見れば大きな差になります。
将来の融資へ向けて信用力の向上へつながる
クレジットカードを日常的に使い、支払いをきちんと続けていると、信用情報に「良い記録」が蓄積されます。
これは将来的に銀行などから融資を受ける際、審査でプラス評価につながる可能性があります。
金融機関は「きちんと返済できる人かどうか」を判断するために、カード利用履歴なども確認します。
特に事業を拡大したいときには、資金調達のしやすさがカギになります。
今すぐ融資の予定がなくても、いざというときに困らないように、日々のカード利用を「信用を積み上げる行動」として意識しておくと安心です。
個人事業主がクレジットカードを利用する際の注意点を紹介
個人事業主がクレジットカードを使う際は、「便利だから」と気軽に使うのではなく、いくつかの重要なルールを意識することが大切です。
特に「事業用と私用の区別」や「経費のタイミング」、制度対応の有無は見落としやすいポイントです。
この章では、トラブルを防ぎつつ、クレジットカードを賢く活用するための実践的な注意点をわかりやすく解説します。
【超重要】事業用とプライベート用を必ず分ける
個人事業主がクレジットカードを使うとき、事業用とプライベート用は必ず分けるべきです。
理由は、混在すると経費の計上ミスや税務調査時のトラブルにつながるからです。
経費の管理が面倒になり、帳簿作成や確定申告で余計な手間やストレスが増える原因になります。
これを避けるには、事業専用のカードを1枚用意するのが最も効果的です。
カード明細を見るだけで経費の把握ができるようになるので、時間と労力の節約にもなります。
支払い時点ではなく利用時点で経費にする
支払いがカード払いの際は、経費を計上するタイミングも注意する必要があります。
経費として処理するのは、原則として支払日ではなく「商品やサービスを利用した日」です。
たとえば、3月に備品を買って4月にカード引き落としがあった場合、その経費は3月分に計上します。
これは、税務署のルールで「発生主義」が基本とされているためで、正しく記録しないと経費の年度ズレによって申告ミスになる恐れもあります。
毎月の帳簿づけを正確にするためにも、カードの利用明細をよく確認して、記録は「使った日ベース」で進めましょう。
キャッシングやリボ払いは極力利用しない
クレジットカードのキャッシングやリボ払いは、個人事業主にとって基本的に避けたい手段です。
これは、金利が高く、資金繰りを悪化させるリスクがあるからです。
特にリボ払いは「毎月定額の返済」と聞こえは良いものの、実際には残高が減りにくく、長期的に利息負担が大きくなる仕組みです。
事業資金のやりくりが厳しいときでも、これらに頼るのではなく、まずは売上入金サイクルの見直しや、低金利の事業ローンなどを検討するのが健全です。
どうしても急ぎで資金が必要な場合でも、使う前に「返済の見通し」を立てておくことが大切です。
カードの本来の使い道は支払い管理であり、借入ではないことを意識しましょう。
インボイス制度に対応しているのか確認必須
2023年から始まったインボイス制度では、消費税の仕入税額控除を受けるために「適格請求書(インボイス)」が必要になりました。
クレジットカードで経費を支払った場合でも、インボイス対応の明細や領収書がもらえるかどうかは要チェックです。
特に一部の法人カードやビジネスカードでは、Web明細がインボイス要件を満たしていないこともあり、別途証憑が必要になるケースもあります。
取引先や税理士から指摘されてから慌てないよう、契約前にカード会社の対応状況を公式サイトなどで確認しましょう。
今後の経理業務の効率にも大きく関わる重要なポイントです。
開業前でもオッケー?個人事業主がクレジットカードの審査に通るためには
開業前でもクレジットカードの審査に通る可能性は十分あります。
ポイントは「個人の信用情報」と「安定した収入」です。
まだ事業実績がなくても、過去の支払い履歴や収入状況がしっかりしていれば審査はクリアできる場合があります。
とはいえ、むやみに複数申し込んだりキャッシング枠を希望したりすると逆効果になることもあります。
この章では、開業前でも審査に通りやすくするための具体的なポイントを分かりやすく紹介します。
開業前でも通る可能性はあるが個人の信用情報が非常に重要
開業前の個人事業主でも、クレジットカードの審査に通ることは可能です。
特に、延滞や滞納があると、事業の有無に関係なく審査に落ちるリスクが高まります。
逆に、今まできちんと支払いをしてきた人は、開業前でも信頼できる人物と判断され、通過する可能性が高くなります。
つまり、事業の実績よりも「これまでのお金の使い方」が審査では大事なのです。
今のうちから信用情報を整えておくことが、審査通過の第一歩になります。
副業で安定した収入を得ることができている
副業で安定収入があることは、開業前の審査において大きなプラスになります。
クレジットカード会社は「支払い能力があるかどうか」を最も重視します。
特に給与振込の実績があると、審査での信頼材料として有効です。
収入証明書や給与明細などを提出できると、より安心してもらえるでしょう。
まだ本業としての事業がスタートしていなくても、副業収入があることで「この人は返済できる能力がある」と判断されやすくなります。
申し込みは吟味して1枚に決めてから行う
カードの審査を受ける際は、申し込みは1枚に絞ることで通貨の確率を高められます。
短期間に複数枚の申し込みがあると、信用情報に「申込ブラック」と記録され、逆に通りにくくなります。
カード会社は「この人はお金に困っているのでは?」と不安に感じてしまうのです。
特に開業前の個人事業主は収入の裏付けが弱いため、少しのマイナス要素でも審査に影響し
焦って複数申し込むより、1枚ずつ丁寧に向き合うことが、結果的に近道になります。
キャッシング枠は0円にする
開業前にクレジットカードを作るなら、キャッシング枠は「0円」で申し込むのが賢明です。
特に開業前で事業の収入が不安定な場合、「借りる可能性がある人」と思われると、審査に通らなくなるケースもあります。
一方で、キャッシング枠を0円にすれば、カード利用はあくまで「買い物の支払い」として見てもらえるため、リスクが下がり審査に通りやすくなります。
個人事業主におすすめのクレジットカードに関するよくある質問
カードを個人事業主が選ぶ際は、開業前でも申し込めるのか、法人カードとの違いは何かといった疑問がつきものです。
この章では、そうしたよくある質問に丁寧に答えていきます。
ここを読めば、クレジットカード選びのモヤモヤがスッキリするはずです。
個人事業主は開業前にクレジットカードを作るべき?
開業前にクレジットカードを作っておくのは、とても賢い選択です。
その理由は、開業後よりも、会社員や学生など安定収入がある立場のほうが審査に通りやすいからです。
クレジットカードの審査では「職業」「年収」「勤続年数」といった個人の信用情報が重視され、開業直後の「収入がまだ不安定」な状態だと、審査に落ちやすくなります。
将来的に事業用の経費をカードで支払いたいと考えているなら、開業前の余裕があるうちに、1枚は確保しておくことをおすすめします。
個人事業主は法人カードとどちらを選ぶべき?
個人事業主がクレジットカードを選ぶときは、「法人カード」もしくは「個人カード」のどちらにするかが大きな分かれ道です。
おすすめは、事業専用として法人カードを選ぶことです。
法人カードは経費の管理がしやすく、会計ソフトとの連携などビジネス向けのサービスが充実しています。
ただし、法人カードは審査基準が高めで、開業直後や収入が不安定な場合は通りづらいこともあります。
税務署に開業届を出していないと作れない?
開業届を出していなくても、クレジットカードは申し込むことができます。
特に「個人カード」なら、一般の会社員や主婦でも持てるように設計されているため、開業の有無にかかわらず申し込みは可能です。
ただし「法人カード」や「ビジネスカード」を希望する場合は、開業届の提出が求められるケースが多く、事業の実態を証明する書類が必要です。
まとめ
個人事業主にとってクレジットカードは、経費管理や資金繰りの効率化、ポイント還元など多くのメリットがあります。
開業前でも審査に通りやすいタイミングを活かし、早めに1枚を準備しておくと安心です。
また、法人カードと個人カードは用途や審査基準が異なるため、事業状況に応じた選択が大切です。
この記事を書いた人

エレビスタ ライター
エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。
エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。