マリオットボンヴォイの還元率は、日常の買い物やホテル宿泊など利用シーンによって変動し、ポイント還元率が高く、貯まりやすいのが特徴です。
特にMarriott Bonvoy参加ホテルでの決済では、通常よりも多くのポイントが獲得でき、マイル交換や無料宿泊にもつなげやすい設計となっています。
一方で、年会費の高さや一部決済での還元率の低さなど、注意すべき点も存在します。
上手に使い、カードの良さを最大限に発揮しましょう。
【マリオットボンヴォイアメックスが気になる方が興味のある記事はこちら】
目次
マリオットボンヴォイアメックスとは?一般カードとプレミアムカードの基本情報
マリオットボンヴォイアメックスは、アメリカン・エキスプレスが発行する旅行好き向けのクレジットカードで、「一般カード」と「プレミアムカード」の2種類があります。
それぞれ年会費やポイントの貯まり方、特典内容が異なるため、ライフスタイルに合った選び方が大切です。
まずは以下の表で、両カードの基本的な違いを比較してみましょう。
カード種別 | 年会費(税込) | ポイント種別 |
---|---|---|
一般カード | 23,100円 | Marriott Bonvoyポイント |
プレミアムカード | 49,500円 | Marriott Bonvoyポイント |
一般カードの基本情報

項目 | 内容 |
---|---|
年会費 | 23,100円(税込) |
ポイント種別 | Marriott Bonvoyポイント |
ポイント還元率 | 2.0~4.0%(Marriott利用時は4ポイント) |
審査時間 | 数日 |
申し込み条件 | 20歳以上の安定収入がある方(学生・無職不可) |
公式サイト | Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・カード |
マリオットボンヴォイアメックスの一般カードは、旅行好きだけでなく普段使いでもポイントが貯まりやすいバランス型のカードです。
特に、100円につき2ポイント(実質2.0%還元)と高水準で、マリオットグループのホテル利用時には4ポイント(4.0%相当)とさらにお得です。
仮に月5万円の使った場合は1,000ポイント以上貯まり、貯まったポイントはマイルへの変換、宿泊に使用などさまざまな用途があります。
年会費は23,100円とプレミアムカードより抑えめで、はじめての人にも申し込みやすい設計です。
プレミアムカードの基本情報

項目 | 内容 |
---|---|
年会費 | 49,500円(税込) |
ポイント種別 | Marriott Bonvoyポイント |
ポイント還元率 | 3.0~6.0%(Marriott利用時は6ポイント) |
審査時間 | 数日 |
申し込み条件 | 20歳以上の安定収入がある方(学生・無職不可) |
公式サイト | Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード |
より多くのポイントを効率よく貯めたい方には、マリオットボンヴォイアメックスのプレミアムカードがおすすめです。
通常利用でも3.0%相当(100円=3ポイント)、マリオットグループのホテルでは6.0%相当(100円=6ポイント)と、還元率が非常に高いのが特徴です。
さらに、年間150万円以上の決済で無料宿泊特典がもらえるほか、ゴールドエリート会員資格も自動付帯されるため、ホテル滞在時のアップグレードやレイトチェックアウトなどの特典も受けられます。
年会費は49,500円と高めですが、特典の内容を考えれば十分に回収可能です。
国内外を頻繁に旅行する方や、ホテルライフを満喫したい人に最適な1枚です。
マリオットボンヴォイアメックスのポイント還元率は用途によって変わってくる
マリオットボンヴォイアメックスのポイント還元率は、利用する場面によって大きく変動します。
通常の買い物では2.0%還元が基本ですが、Marriott Bonvoy参加ホテルでは最大4.0%以上と一気にアップします。
一方で、決済の種類によってはポイントが半減したり、まったく付かないこともあるため注意が必要です。
この章では、還元率の仕組みと対象外決済、効率よくポイントを貯めるためのルールを分かりやすく解説しています。
通常の決済時でのポイント還元率は100円=2ポイント〜
通常決済時の還元率は、マリオットボンヴォイアメックス一般カードで「100円=2ポイント(還元率2.0%)」、プレミアムカードでは「100円=3ポイント(還元率3.0%)」となっています。
つまり、日常の買い物でもしっかりポイントが貯まる仕組みになっています。
特にプレミアムカードの3.0%は、他社カードと比較しても高水準です。
理由は、ポイントがMarriott Bonvoyのプログラムに連動しており、マイルや宿泊など多彩な使い道があるからです。
ポイント対象外となる決済一覧
- 電子マネー関連(IDAREなど含む)
- 寄付・募金団体への支払い
- 放送局関連の支払い(NHKなど)
- その他
※「その他」に含まれる項目
- カード年会費や月会費
- リワード・プラスやマイル移行の年間参加費
- リボ手数料・遅延損害金・再発行手数料など
マリオットボンヴォイアメックスには、ポイントが一切付かない決済項目がいくつか存在します。
たとえば、電子マネー関連や寄付・募金、NHKなどの放送局への支払いはポイント対象外です。
また「その他」に分類される手数料関係では、カード年会費、マイル移行の追加費用、遅延損害金やリボ払い手数料なども対象外となっています。
これは、利用者が「実質的なサービス対価」に対してポイントを得ることを防ぐためのルールです。
200円=1ポイントになる決済一覧
- 公共料金:電力会社・ガス会社・水道会社
- 税金・公金の支払い:所得税、住民税、年金など
- 決済手段:電子マネーの一部チャージ、コード決済連携
- その他
※「その他」に含まれる項目
- 医療機関(病院・クリニック等)
- Yahoo! toto(くじ購入)
- 郵便関連(郵便窓口/Webゆうびん)
- 株式会社シーユーシー(医療関連サービス)
マリオットボンヴォイアメックスでは、一部の決済が「200円=1ポイント(還元率0.5%)」と、通常の半分に設定されています。
たとえば、電気・ガス・水道といった公共料金や、税金・年金などの公金、病院での支払いも対象です。
これらは高額になりがちな支出ですが、ポイント目的での利用が想定されていないため、還元率が抑えられています。
アメックス公式でもこうした支払いは還元制限の対象とされています。
損を防ぐには、日用品やホテル宿泊など、通常還元率が適用されるシーンで活用するのがコツです。
Marriott Bonvoy参加ホテルでのポイント還元率は100円=4ポイント〜
マリオットボンヴォイアメックスの魅力のひとつが、Marriott Bonvoy参加ホテルでのポイント還元率が大幅にアップする点です。
一般カードでも100円=4ポイント(還元率4.0%)、プレミアムカードならなんと100円=6ポイント(還元率6.0%)も付きます。
これは通常の買い物での還元率(2〜3%)に比べて約2倍で、ホテル利用時に集中して使えば、ポイントを効率よく貯められる構造です。
さらに宿泊によるMarriott Bonvoyの会員ポイントも別に付与されるため、“ポイントの二重取り”が可能です。
旅行のたびにお得を実感できるこの仕組みは、Marriottホテルをよく使う人にとって非常に大きなメリットです。
マリオットボンヴォイアメックスのポイントをお得に使う方法
マリオットボンヴォイアメックスで貯まるポイントは、使い方によって価値が大きく変わります。
特に人気なのが、ANAやJALのマイルへの交換と、年間150万円以上の決済で得られる無料宿泊特典の活用です。
この章では、それぞれの使い方のメリットや注意点をわかりやすく紹介します。
ポイントを効率よく使って、旅行や宿泊をもっとお得に楽しみましょう。
ANAやJALのマイルと交換する
マリオットボンヴォイアメックスの魅力のひとつは、貯まったポイントをANAやJALなどのマイルに交換できる柔軟さです。
特に旅行好きな人にとって、これは大きなメリットといえます。
Marriott Bonvoyのポイントは、基本的に3ポイント=1マイルの交換レートで移行でき、しかも60,000ポイントをまとめて交換すれば追加で5,000マイルのボーナスがもらえる特典もあります。
つまり、60,000ポイントを移行すれば25,000マイルに換算され、実質の交換レートが約1.25倍にアップする計算です。
この制度を活用すれば、ANAやJALの特典航空券をより早く手に入れられたり、ハイシーズンの航空券をマイルで節約できたりと、旅行の自由度とお得感が格段に上がります。
ポイントを単なるホテル宿泊に使うだけでなく、「空も旅先に変える」手段として活かせるのが、このカードならではの強みです。
無料宿泊特典を利用する(年間150万円以上の決済が必須)
マリオットボンヴォイアメックスのなかでも、利用者の満足度が高いのが無料宿泊特典です。
この特典は、年間で150万円以上カード決済を行うことで、最大35,000ポイント分のホテル宿泊に使える無料宿泊1泊分がもらえるというものです。
条件はあるものの、日常の買い物や光熱費、旅行代金などを集中させれば無理なく達成できます。
魅力的な点は、東京・大阪などの都市型ホテルや、沖縄・北海道などのリゾート地にも35,000ポイントで宿泊可能な施設があり、時期や使い方次第では1泊3万円以上の価値が出ることです。
特典は毎年自動付与され、土日や連休でも予約が取れれば活用できるので、記念日や家族旅行にもぴったりです。
さらに、プレミアムカードであれば、15,000ポイントを追加することで50,000ポイントまでのホテルにもアップグレード可能です。
これにより、より上質な滞在が実現します。年に1回でも旅行を計画する人なら、この特典を活かすだけで年会費の元が取れる、非常に実用性の高い制度です。
マリオットボンヴォイアメックスの還元率以外の年会費の元が取れる特典
マリオットボンヴォイアメックスは、ポイント還元だけでなく年会費の元が取れる実用的な特典も魅力です。
特に注目なのが、国内外の空港ラウンジが無料で使えるサービスと、手厚い海外旅行保険です。
これらは旅行や出張が多い方にとって大きな節約ポイントになります。
この章では、そうした“見逃されがちな特典”をわかりやすく紹介します。
全国各地の空港ラウンジとハワイの空港ラウンジが無料で利用可能
空港 | ラウンジ名 |
---|---|
新千歳空港 | スーパーラウンジ |
羽田空港 | POWER LOUNGE CENTRALPOWER LOUNGE SOUTHPOWER LOUNGE NORTHPOWER LOUNGE PREMIUMエアポートラウンジ(南)Sky Lounge |
成田空港 | IASS EXECUTIVE LOUNGE 1IASS EXECUTIVE LOUNGE 2 |
中部国際空港 | プレミアムラウンジ セントレア |
伊丹空港 | ラウンジオーサカ |
関西国際空港 | 六甲アネックス六甲金剛 |
神戸空港 | ラウンジ神戸 |
広島空港 | ビジネスラウンジ もみじ |
福岡空港 | ラウンジTIME/ノースラウンジTIME/ サウスラウンジTIMEインターナショナル |
長崎空港 | アザレア |
熊本空港 | ASO |
鹿児島空港 | スカイラウンジ 菜の花 |
那覇空港 | ラウンジ華~hana~ |
ダニエル・K・イノウエ空港 | IASS HAWAII LOUNGE |
マリオットボンヴォイアメックスを持っていると、国内の主要空港とハワイ・ホノルル空港の提携ラウンジを無料で利用できます。
たとえば羽田や成田、中部国際、関空、那覇といった利用頻度の高い空港を中心に、全国約20ヶ所以上が対象です。
この特典が魅力的なのは、カードの提示だけで静かで快適な空間が使える点です。
フリードリンクやWi-Fi、充電スペースが整っており、出発前の時間をゆっくり過ごせます。
特に朝の混雑時や、子連れ・高齢者との旅行では助かる場面が多いです。
1回1,000円以上するラウンジ利用料が無料になるため、年に数回の旅行でも年会費の回収に十分貢献します。
充実した海外旅行保険を完備している
保険種別 | 一般カード | プレミアムカード |
---|---|---|
傷害死亡/後遺障害保険金 | 3,000万円(利用付帯) | 1億円(利用付帯) |
傷害治療費用保険金 | 100万円 | 300万円 |
疾病治療費用保険金 | 100万円 | 300万円 |
賠償責任保険金 | 3,000万円 | 4,000万円 |
救援者費用保険金 | 200万円 | 400万円 |
携行品損害保険金 (1事故あたり免責あり) | 30万円 | 50万円 |
乗継遅延・出航遅延 ・欠航・搭乗不能費用 | – | 2万円/1回 |
手荷物遅延費用 | – | 2万円/1回 |
手荷物紛失費用 | – | 2万円/1回 |
※表に記載の金額は、すべて最大金額を記載しています。
マリオットボンヴォイアメックスは、旅行中の“もしも”に備える海外旅行保険も非常に充実しています。
特にプレミアムカードは、傷害死亡1億円・治療費用300万円まで補償と、クレジットカードの中でもトップクラスの補償内容です。
一般カードでも、旅行に最低限必要な治療・救援費用や賠償責任などが備わっており、海外での医療費やトラブルに対して安心感があります。
さらにプレミアム限定で、乗継遅延や手荷物紛失など、旅のトラブルに対応した補償も付いており、遅延による出費もサポートされます。
これらの保険は旅行代金などをカードで支払った際に適用される「利用付帯」となっており、使い方次第で年会費以上の価値を得ることが可能です。
マリオットボンヴォイアメックスにもデメリット・懸念点は存在する
マリオットボンヴォイアメックスはメリットが多い一方で、デメリットや注意点も事前に知っておくことが大切です。
この章では、カードの購入前・利用前に知っておくべき懸念点を整理しています。
ここを読めば、「本当に自分に合っているカードか」を判断する材料が揃います。
年会費が非常に高額である
マリオットボンヴォイアメックスの最大のハードルは、年会費の高さです。
一般カードでも年会費は23,100円、プレミアムカードでは49,500円(税込)と、クレジットカードの中ではかなり高額な部類に入ります。
これは、ポイント還元や無料宿泊、ラウンジ特典などが充実している反面、使い方によっては「元を取れない」と感じる人もいるためです。
旅行にあまり行かない人や、ホテル宿泊を重視しない人には、十分なメリットを感じにくいかもしれません。
ただし、逆に年1回でもホテル宿泊や海外旅行を楽しむ人にとっては、特典を活用することで実質的な負担が軽くなる可能性もあるため、自分のライフスタイルに合っているかを事前に見極めることが重要です。
無料宿泊が可能なホテルには限りがある
マリオットボンヴォイアメックスには、一定条件を満たすと無料宿泊特典がもらえるメリットがありますが、泊まれるホテルの範囲には制限があります。
具体的には、プレゼントされる無料宿泊特典は「最大35,000ポイント相当のホテル」が対象で、それを超えるグレードのホテルには使えません(※プレミアムカードでは15,000ポイント追加が可能)。
そのため、東京や京都など人気エリアの一部ホテルでは、時期によって利用できないこともあるのが現実です。
特に繁忙期や週末はポイント数が跳ね上がるため、使いどころに悩む人も多いでしょう。
とはいっても、上手に時期やエリアを選べば、リゾートホテルやビジネスホテルなど、年会費以上の価値を得られることも十分可能です。
公共料金の支払いに対する還元率が低め
日常の支払いでもポイントが貯まるのがクレジットカードの魅力ですが、マリオットボンヴォイアメックスでは、公共料金や税金の支払いに対しては還元率が下がる時があります。
そのため、日常の固定費で効率よくポイントを貯めたい人にとっては、やや物足りなく感じることもあります。
一方で、ホテル宿泊や旅行関連の支出には高還元が適用されるため、支払い内容を選んで使うことで還元効率を上げることが可能です。
使い分けの意識がポイントを最大限活かすカギです。
マリオットボンヴォイアメックスはどんな人に向いてるのか
マリオットボンヴォイアメックスは、年会費が高めなぶん、使い方次第でお得度が大きく変わるカードです。
そのため「誰に向いているのか」をしっかり知っておくことが、損をしないための第一歩です。
この章では、どんな人にこのカードがピッタリなのかを具体的に紹介します。
マイルを貯めて旅行へ行く予定のある人
マイルを使って旅行に行きたい人にとって、マリオットボンヴォイアメックスはとても相性のいいカードです。
これは、Marriott BonvoyポイントはANAやJALを含む40社以上の航空会社のマイルに交換できるからです。
特に60,000ポイントを一度に交換すると、5,000マイルのボーナスが付き、実質25,000マイル(=1.25倍)に増える特典があります。
マイルに交換して航空券を取れば、繁忙期でも自由に旅行ができ、旅費も大きく節約できます。
無料宿泊特典の条件である150万円以上カード決済を利用する予定の人
年間150万円以上の支出を予定している人にとって、マリオットボンヴォイアメックスで得られる無料宿泊特典は非常に価値のあるメリットです。
条件を満たすと、35,000ポイント相当のホテルに1泊できる特典が付与され、都市型ホテルからリゾート地まで幅広く利用可能です。
特に東京や大阪、沖縄、京都など人気エリアでは、時期によって宿泊料金が3万円を超えることもあるため、この特典を使うだけで年会費の元が取れるケースも少なくありません。
さらに、プレミアムカードを利用している場合は15,000ポイントを追加して、50,000ポイント相当の高ランクホテルも選べるため、選択肢が広がります。
毎月約13万円の利用で達成できるため、食費・光熱費・通信費・交通費などを集中させれば無理なく条件クリアが可能です。
旅行や記念日のホテル滞在を予定している人にとっては、この特典ひとつで「持つ理由」がはっきりするカードといえるでしょう。
Marriott Bonvoy参加ホテルを頻繁に利用する人
Marriott Bonvoy参加ホテルを使う頻度が多い人は、効率よくポイントを貯められ、特典も優遇されるといった大きなメリットがあります。
プレミアムカードであれば、支払いに対して100円=6ポイントという高還元が受けられるだけでなく、ゴールドエリート会員資格が自動付帯されます。
これにより、部屋のアップグレードやレイトチェックアウトなどの特典がもらえ、宿泊体験そのものがランクアップします。
普段からマリオット系ホテルに宿泊している人にとって、このカードはまさに“元が取れるどころか、得しかしない”1枚です。
マリオットボンヴォイアメックスに関するよくある質問
マリオットボンヴォイアメックスに関心がある方の多くが、「審査は厳しい?」「ポイントに期限はある?」といった実際の使い勝手や仕組みに関する疑問を持っています。
この章では、よくある質問を一問一答形式でわかりやすく解説しています。
年会費や特典の仕組みが複雑に感じられるこのカードですが、あらかじめ疑問を解消しておくことで、申し込みや利用後の不安も減らせます。
マリオットボンヴォイアメックスの審査は厳しい?
マリオットボンヴォイアメックスの審査は、他のアメックスカードと同程度か、やや慎重な傾向があります。
なぜなら、年会費が高めで特典が充実しているため、ある程度の返済能力が求められるからです。
具体的には「安定した継続収入がある20歳以上」が申し込み条件となっており、学生や無職の方は基本的に審査に通りません。
ただし、年収の明確な基準は公表されておらず、勤続年数やクレジットヒストリー(利用履歴)も大きく影響します。
過去にクレカ遅延などがなければ、会社員や自営業の方でも十分チャンスがあります。
マリオットボンヴォイアメックスのポイントに有効期限はある?
Marriott Bonvoyポイントには実質的な有効期限がありますが、更新も簡単です。
正確には「最終のポイント獲得または利用から24ヶ月間アクティビティがないと失効する」ルールがあり、何かしらの動きがあれば自動で延長されます。
つまり、月に1回でもクレジットカードで決済するだけで、有効期限はどんどん先延ばしにできる仕組みです。
よく「有効期限が心配」といった声もありますが、日常的にカードを使っていれば特に気にする必要はありません。
反対に、長期間使わずに放置するとせっかくのポイントが無効になるため、忘れないよう注意しましょう。
無料宿泊特典は家族や友人に譲渡できる?
マリオットボンヴォイアメックスの無料宿泊特典は名義人本人の予約であれば、同行者が誰でも使えます。
ただし、厳密には「宿泊予約者=カード会員」である必要があり、完全に第三者へ譲渡することはできません。
これは特典の乱用防止や、本人確認の観点から運営側が制限しているためです。
ただし、同伴であれば子ども連れや友人との旅行にも柔軟に使えるため、実際にはかなり使いやすい設計です。
解約するとポイントや特典はどうなる?
カードを解約すると、Marriott Bonvoyアカウントに残っているポイントはそのまま残りますが、特典や優待はすべて失効します。
たとえば、ゴールドエリート会員資格や無料宿泊特典などは、カード保有を条件とするため、解約と同時に無効となります。
一方で、ポイント自体はMarriott Bonvoyの会員制度に紐づいているため、アカウントが有効である限りは使い続けることが可能です。
ただし、先述の通り24ヶ月間アクティビティがないと失効するため、カードを解約後もポイント活用を継続するつもりなら、他の方法(ホテル宿泊や提携サービス)で定期的に動かすことが重要です。
解約前に特典の影響を確認しておくことをおすすめします。
一般カードとプレミアムカードは途中で切り替えられる?
マリオットボンヴォイアメックスの一般カードとプレミアムカードは、途中で切り替えることが可能です。
手続きはアメックスのカスタマーサポート経由で行え、切り替えに伴う新規審査が必要な時もあります。
また、切り替えタイミングによっては年会費の差額請求や特典の再設定が発生することもあるため、計画的に時期を選ぶのがポイントです。
「最初からプレミアムはハードルが高いけど、将来的に検討したい」という方には柔軟な選択肢といえるでしょう。
まとめ
マリオットボンヴォイアメックスは、旅行やホテルステイを楽しむ人にとって非常に満足度の高いクレジットカードです。
通常の買い物でもポイントが貯まりやすく、マイルへの交換や無料宿泊といった使い道も豊富です。
特にMarriott Bonvoy参加ホテルを利用する機会が多い人にとっては、ポイント還元や会員特典の相性が抜群です。
さらに、空港ラウンジの無料利用や充実した海外旅行保険など、年会費を上回る価値を得られる特典も揃っています。
ただし、年会費の高さや、一部支払いで還元率が下がる点など注意すべき部分もあるため、自分のライフスタイルに合うかを事前に見極めることが大切です。
年間150万円以上の利用が見込まれる方や、旅先での快適さを重視する方には特におすすめの1枚といえるでしょう。
この記事を書いた人

エレビスタ ライター
エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。
エレビスタは「もっと"もっとも"を作る」をミッションに掲げ、太陽光発電投資売買サービス「SOLSEL」の運営をはじめとする「エネルギー×Tech」事業や、アドテクノロジー・メディアなどを駆使したwebマーケティング事業を展開しています。