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楽天証券が潰れる可能性は?やばい・悪い評判が多い?儲かる方法やNISAを徹底解説!

楽天証券が潰れる可能性は

楽天証券は、楽天グループに所属する証券会社です。手数料も安く多くの方に利用されているサービスですが、一方で「潰れるんじゃないか」といった悪い評判もネットでは見かけます。

楽天証券の実態について、メリット・デメリットを詳しく解説します。

目次

楽天証券の基本情報

楽天証券の基本情報
社名楽天証券株式会社
設立1999年3月24日
資本金(資本準備金含む)19,495百万円
本店住所東京都港区南青山2-6-21
代表者代表取締役社長 楠 雄治
金融商品取引業者関東財務局長(金商)第 195 号第一種金融商品取引業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業、投資運用業
加入協会日本証券業協会一般社団法人金融先物取引業協会一般社団法人第二種金融商品取引業協会日本商品先物取引協会一般社団法人日本投資顧問業協会一般社団法人日本STO協会
取引所東京証券取引所大阪取引所名古屋証券取引所
加入投資者保護基金日本投資者保護基金

楽天証券は、日本国内株だけでなく海外株式や投資信託等、幅広い商品を扱っている証券会社です。

取引をしながら楽天ポイントを貯めることができるため、普段から楽天グループのサービスを利用する人にとってはお得なサービスになっています。また初心者向けのコンテンツも充実しているため投資初心者にもおすすめです。

また、楽天証券はいつ・誰が利用しても手数料が0円です。NISAやNISA以外でも、業界最低水準の取引コストを実現しています。実際に国内株式・投資信託手数料は無料です。

「2024年オリコン顧客満足度ランキング」では、新NISA証券会社No.1の座を獲得しています。顧客からの人気も非常に高い証券会社です。

特に手数料を抑えたい方に適していると言えます。

楽天証券はやめたほうがいい?悪い評判・やばいデメリット

楽天証券が潰れる可能性はある?悪い評判・デメリット

楽天証券がすぐに潰れる可能性は低いです。楽天グループ全体で赤字となっていることから楽天証券を心配をする声がありますが、楽天証券自体の売上は好調で黒字が続いています。

ただ今後倒産する可能性はゼロとはならないため、潰れた場合どうなるのかも開設します。ネット上で上がっているネガティブな評判やデメリットの声についても、解説していきます。

ツールや画面が使いにくい

ツールが結構大事だと思うのですが、楽天証券のツールは使いにくいように感じています。特にスマホで見る時が見にくくて間違いそうになるので、もう少し改良してほしいと思います。(30代・男性)

楽天証券はスマホアプリ版・Web版の2つのツールがあるのですが、特にスマホ版画面が見づらいとの声があります。自分がよく見る銘柄を登録するといったカスタマイズができない部分の使い勝手が悪いという意見があります。

一方で、「初心者でも分かりやすい」「チャートのカスタマイズが直感的」といった、ポジティブな意見も多数あります。

メンテナンスのタイミングによって機会を逃す

楽天証券に限らずだとは思うものの、楽天証券は特にタイミングが悪い時にメンテナンスが入る気がする。メンテナンスは必要なのでやらないでほしいというわけではないけど、今じゃないのではというタイミングも多々あると思う。(30代・男性)

楽天証券ではシステムメンテナンスが多く、取引をする機会を損失してしまうという声があります。

定期メンテナンス・計画メンテナンスに関しては事前に公開されていますので、メンテナンス時間を避けた取引を行う必要があります。メンテナンスは主に深夜に行われますが、特に海外の株を扱う人にとっては大きなデメリットとなってしまうでしょう。

定期メンテナンス一覧

日時メンテナンス内容影響
月~金曜日7:30~7:40国内株式において、当日7:30までに受付した注文を取引所へ送信する準備をしています。国内株式の新規、訂正、取消注文ができません。
月~金曜日16:00~17:15当日注文の確定処理、期間指定注文の繰越処理を実施しています。国内株式の新規、訂正、取消注文ができません。保有商品や資産を表示する画面において、計算過程の数値が表示される場合があります。
火~土曜日3:00~6:00保有商品の評価や銘柄情報の更新、コーポレートアクションの反映を実施しています。あわせて、機器の故障修理や予防保守を実施しています。新規・訂正・取消注文ができません(米国株式、先物OPを除く全商品)。保有商品や資産を表示する画面において、計算過程の数値が表示される場合があります。
日曜日2:30~3:30システム障害を未然防止するため、基幹データベースの定期保守を実施しています。各取引チャネルにログインできません。
毎日6:00~6:30システムの切替を実施しています。一時的に強制ログアウトされる場合がありますが、改めてログインすることで再度ご利用いただけます。

業績悪化が懸念されている

野村證券とかの大手と違って、他の業態もやりながら片手間で楽天グループがやってる印象の楽天証券です。今後楽天の他のサービスが何かあったら楽天証券もやばいのでは?と心配です。他の証券会社の方が安心かな、と考えています。(40代・男性)

楽天グループ全体の業績で赤字が続いているため、楽天証券の業績も心配する声があります。

確かに楽天グループ自体の業績は、楽天モバイルの伸び悩みの影響もあり赤字が続いていましたが、楽天証券単体の業績は良好で黒字が続いています。

証券総合口座数は順調に増加を続けており、2025年1月には1,200万口座を達成しました。これは国内証券会社単体で最多となります(各証券会社Webサイトの開示情報に基づく)。

また楽天グループ全体についても業績は改善しており、2024年度第3四半期には営業利益の黒字化を達成しています。

今後楽天証券が潰れる可能性がゼロと断じることはできませんが、かなり低いと言えるでしょう。

ポイント投資は通常ポイントしか使えない

ポイントの投資は通常ポイントしか使えないです。期間限定ポイントがあったので、ぎりぎりでしたが全部入れようとしたところ、できませんでした。楽天証券でも使えるようにしてくれたらよいのですが…。(30代・女性)

楽天証券では楽天ポイントを投資信託や国内株式、米国株式の購入に使えます。しかし、使えるのは通常ポイントのみで、期間限定ポイントは使えません。

楽天ポイントの通常ポイントは、最後にポイントを獲得した月から1年間が期限となっています。ポイントを獲得し続ければ、実質無期限で利用できます。

しかし、期間限定ポイントは有効期限が短く、楽天証券での投資には利用できません。期間限定ポイントは楽天市場や楽天モバイルといったほかの楽天サービスで活用しましょう。

対面でのサポートが受けられない

手数料などの価格を抑えるためなのはわかりますが、店舗などがないので対面でサポートしてほしいというような初心者には、どうしても使い勝手が悪い証券会社だと思います。問い合わせや相談がしやすいといいのですが…(20代・男性)

楽天証券はネット証券であり、店舗を持ちません。

野村證券やみずほ証券のように実店舗のある証券会社では、投資に関して対面でのサポートを受けられますが、楽天証券ではそうしたサービスがありません。相談事や困ったことがあった際は、カスタマーセンターに相談が必要です。

カスタマーセンターでは電話でのやり取りになるため、相談したいことや疑問点などをあらかじめ洗い出したうえで電話するようにしましょう。

楽天証券の良い評判・メリット

楽天証券の良い評判・メリット

続いて、楽天証券の良い評判・メリットを紹介します。

手数料が安い

楽天証券の手数料は他社に比べても安いと思います。安いというかゼロコースを選択すれば手数料が無料なので、安心して取引できます。信用取引にしちゃうと金利がかかってきちゃうので、その点は注意が必要ですが、基本的には手数料かからないので安心です。(30代・男性)

楽天証券の売買手数料は安いです。日本株であれば、現物取引、信用取引、単元未満株であっても売買手数料は無料になっています。

他社ネット証券も手数料無料を打ち出している会社が多いですが、取引形態によらずに手数料が無料なことは、売買頻度の高い方にとっては嬉しいポイントでしょう。

なお、楽天証券では3つの手数料コースから選べます。基本的には国内株取引手数料が無料となる「ゼロコース」がおすすめとなります。ただし信用取引には金利が別途かかること。かぶミニ®️はスプレッドがかかることに注意してください。

超割コースは、1ヶ月の平均残高が3,000万以上等の条件達成によって大口優待コースが適応され、手数料やポイントバック等で優待を受けることができます。ただしかなり上級者向けのコースとなっているため、初めて投資を行う人はあまり気にせずに「ゼロコース」を選ぶのが良いでしょう。

ゼロコース・国内株(現物・信用、かぶミニ®)の取引手数料が無料→信用取引は金利が別途かかる→かぶミニ®はスプレッドが0.22%かかる(リアルタイム取引のみ)
超割コース・1回の取引金額で手数料が決まる・手数料(現物取引):55円~1,070円(税込)・条件達成で「超割コース 大口優遇」へ
いちにち定額コース・1日の約定代金の合計で手数料が決まる・1日の約定代金の合計が100万円以下なら手数料無料・片道手数料が無料になる「デイトレード割引」あり

取り扱っている銘柄・商品が多い

楽天証券は取り扱い銘柄が多いのが気に入っています。手数料も無料にできるし、銘柄も多く選ぶ楽しみがあるのでいろいろ試行錯誤しながら投資ができています。今後は新NISAも利用しようか悩んでいます。(20代・女性)

楽天証券は、業界トップクラスの銘柄数・商品ラインナップになっています。銘柄数・商品ラインナップ共にSBI証券と比べて少ないですが、SBI証券で取扱のない商品や銘柄が揃っているため、自分に合ったサービスを選んでください。なお、単元未満株の取扱がないため、少額投資を検討している人は注意してください。

国内株式は「現物取引」「信用取引」「PTS取引」「IPO・PO」に対応しています。

外国株式についても、米国株式、中国株式、シンガポール株式、マレーシア株式、タイ株式、インドネシア株式の取引が可能です。

投資信託も国内・海外・ETF・ETN・REIT・公社債投信が扱えます。

NISAやiDeCoも対応しており、新NISA等検討している人は楽天証券の活用もおすすめです。

投資について学べるコンテンツが豊富に提供されている

楽天証券では楽天経済圏に属しているからか、初心者でもわかりやすいようなコンテンツの発信があって嬉しいです。いろんなコンテンツが充実しているため、文字を読まなくても動画などでも学べます。(30代・男性)

楽天証券では、初心者向けから上級者向けまでの幅広い投資に関するコンテンツが提供されています。

投資自体の入門書や最近のトレンド、おすすめの銘柄についての独自のコンテンツがあります。読み物だけでなくyoutubeでの動画配信も行っているため、学習のハードルも低くなっています。

日経テレコンといったサービスも無料で利用することができます。

投資でポイントが貯められる

投資を行うことで楽天ポイントが貯まるので、楽天証券に決めました。楽天経済圏をよく利用するので、楽天カードも持ってますし、ポイントがちゃんと貯まっていくのは大きいメリットに感じています。(20代・女性)

楽天証券は、楽天カードでの積立投資ができます。積立金額に応じてポイントが受け取れるため、お得に投資ができるのがメリットです。

獲得できるポイントは、楽天カードのグレードによって異なります。

楽天カード0.5%
楽天ゴールドカード0.75%
楽天プレミアムカード1.0%
楽天ブラックカード2.0%

最低でも0.5%のポイントが還元されるため、投資金額や日頃の支出額に応じてカードを選ぶとよいでしょう。

初心者でも利用しやすい

楽天カードを持っていましたし、普段から楽天でも買い物してたりしたので、とりあえず楽天証券があるのは知っていました。よくわからないけど、投資を始めるならとりあえず楽天証券でいいかなと思い、楽天証券にしました。実際わかりやすく初心者でもなんとかちゃんとできていると思います。(30代・女性)

楽天証券は初めて投資する人にも適しています。Web版の楽天証券の取引ページはデザインがすっきりしており、どこでどのような取引ができるのかわかりやすい設計になっています。

また、人気の投資信託や米国株式、国内株式も手数料がかからずに投資できるため、コストをかけずに取引が可能です。特に投資信託の積立は最低100円からできるため、少額からでも投資を始めてみたい人にぴったりです。

楽天証券の利用手数料

楽天証券は、多くの取引が手数料無料でできます。主な取引の手数料を見てみましょう。

NISA無料(国内株式、米国株式、海外ETF、投資信託)
※中国株式、ASEAN株式のみ550円〜
国内株式現物取引:無料
信用取引:無料
単元未満株:無料
IPO:無料
米国株式現物取引:無料
信用取引:無料
為替手数料:無料
※定時為替手数料は25銭
ETF:買付手数料無料のもののみ無料
中国株式550円〜
ASEAN株式約定代金の1.1%(最低550円)
投資信託・外貨建MMF手数料無料
※外貨建MFFは為替スプレッドあり

NISAや国内株式、米国株式など人気の取引は無料でできるため、コストの心配は不要です。無駄な支出なく投資を始めたい人に適しているでしょう。

楽天証券を始める前に知っておきたい注意点

楽天証券で投資を始める前には、以下の点について知っておきましょう。

  • IPOの取扱件数が少ない
  • 口座開設時にマイナンバーの提出が必要

楽天証券は初めて投資をする人には使いやすいですが、中級〜上級者の人にとってはやや物足りない可能性があります。注意点をおさえて、自分に合った投資が楽天証券でできるか確かめましょう。

IPOの取扱件数が少ない

楽天証券はほかの証券会社に比べてIPOの取扱件数がやや少なめです。2022年3月期のIPO取扱件数を見てみると、上位は以下のようになっています。

順位証券会社件数
1位SBI証券117件
2位SMBC日興証券76件
3位みずほ証券75件
4位楽天証券70件
5位野村證券62件

1位のSBI証券が2位以下に差をつけており、楽天証券は4位となっています。70件でも十分多い数字ですが、より多くのIPOに申し込むのであればSBI証券を利用したほうがよいでしょう。

口座開設時にマイナンバーの提出が必要

証券口座の開設にはマイナンバーが必要です。マイナンバーはマイナンバーカードまたは通知カードで確認できます。楽天証券でも口座の開設時には必ずマイナンバーの提出が求められるため、口座開設時までにマイナンバーカードまたは通知カードを忘れずに用意しておきましょう。

楽天証券とあわせて比較したいおすすめネット証券

楽天証券以外のおすすめのネット証券を紹介します。ネット証券ごとに特徴があるので自分に合った証券会社を見つけてください。

SBI証券

SBI証券
国内株取引所東京証券取引所名古屋証券取引所福岡証券取引所札幌証券取引所
国内株取引手数料完全無料
NISA取り扱い有り
外国株米国株式中国株式ロシア株式韓国株式アジア株
ポイントサービスVポイントPontaポイントdポイントPayPayポイントJALマイル
公式サイトhttps://www.sbisec.co.jp/contents/

SBI証券は取扱商品も豊富で国内株取引の手数料も無料で初心者にもおすすめの証券です。

楽天証券よりも商品ラインナップや取扱銘柄が多いため、様々な選択肢から実施する取引を選びたい人におすすめです。

楽天証券との最も大きな差分は、貯められるポイントにあります。普段楽天グループのサービスを活用する人にとっては、取引によってポイントを貯めたりポイントを投資に回したりできる楽天証券がおすすめです。

マネックス証券

マネックス証券
国内株取引所東京証券取引所名古屋証券取引所福岡証券取引所札幌証券取引所
国内株取引手数料・取引毎手数料コース 55円〜1,070円・一日定額手数料コース 550円〜
NISA取り扱い有り
外国株米国株式中国株式
ポイントサービスdポイントマネックスポイントOki Dokiポイントタネカブポイント
公式サイトhttps://www.monex.co.jp/

マネックス証券は、特にクレカ積立をしたい人におすすめです。「dカード」や「マネックスカード」で積み立てた際の還元率が最大1.1%と高くなっています。

また米国株の取扱銘柄も多く、米国株の取引も行いたい人におすすめです。

一方で国内株式の取引手数料がかかってしまいます。国内株式の取引手数料が無料のネット証券もあるので、取引の頻度が高い方にはおすすめできません。

GMOクリック証券

GMOクリック証券
国内株取引所東京証券取引所
国内株取引手数料0円〜
NISA取り扱い有り
外国株投資信託
CFD(米国・中国・ベトナム)
※現物取引は不可
ポイントサービスなし
公式サイトhttps://www.click-sec.com/

GMOクリック証券は、国内株式や投資信託に投資したい人に適しています。東京証券取引所に上場している企業に限定して投資できるため、業績の安定している企業などに投資しやすいです。手数料も最低0円からと、コストも抑えられます。

一方、外国への投資は投資信託やCFDに限られます。外国株式に直接投資したい人は、ほかの証券会社を検討しましょう。また、ポイントサービスもないため、ほかの証券会社に比べてややお得感に欠けるのも難点です。

楽天証券はやめたほうがいいという評判・口コミに関するよくある疑問

楽天証券の評判に関するよくある疑問

デメリットやメリットなどを解説しましたが、最後に楽天証券が潰れた場合や儲ける方法などユーザーが疑問を感じやすい質問をまとめました。

最後まで読めば、楽天証券に関する悩みが解決するでしょう。1つずつ詳細に解説しているためご覧ください。

楽天証券が潰れたらNISAはどうなる?

現時点で楽天証券が潰れる可能性は低いですが、仮に潰れてしまった場合に預けていた資産がどうなってしまうのかについて解説します。

結論、預けていた資産は原則として返還されます。

証券会社は法令によって、顧客の資産と会社の資産とは分けて管理する義務があるため、楽天証券が潰れたとしても預けている証券は原則変換されます。預けていた資産が楽天証券の負債返済に利用されることはありません。

一部分別管理が適用されない資産はありますが、NISAに関してはこの分別管理が適用されるため、楽天証券が潰れても預けていた資産は返還されます。

この分別管理が適切に行われているかは、毎年監査法人によるチェックを受けていますし、金融庁や日本証券業協会も厳しく確認されています。さらに、例えこの分別管理が適切に行えていなかった場合でも、投資者保護基金により、顧客資産は1,000万円まで補償されます。

1点注意点としては、楽天証券が潰れる際に事業が他社証券会社に継承される場合です。他社へ資産が移行したとしても資産が減ることは基本的にはないのですが、サービス自体は移管後の証券会社のサービスが適用されるため、どのようなサービスがある会社なのかを確認しておく必要があります。

楽天証券で儲けるにはどうしたらいい?

楽天証券で儲けるためには、「投資についてのコンテンツを学ぶこと」「ポイントをお得に貯める・使うこと」が重要になります。

楽天証券では初心者にも分かりやすい、投資についてのコンテンツが揃っているため、自分のレベルに合わせてどういった取引をするべきなのかを学ぶことができます。投資で儲けようと思った時に、金融知識は必要不可欠なので様々なコンテンツに触れることが投資で儲ける第一歩になります。

楽天証券の大きな特徴は楽天経済圏に入っていることです。普段から楽天サービスを利用している人にとっては、投資での儲けに限らずにポイントを貯めることができます。取引によってポイントを確実に貯めて儲けていきたい人にはおすすめです。

楽天証券の配当金はどこに入る?

配当金の受取方法は「証券口座でのお受取り(株式数比例配分 方式)」「郵便局等でのお受取り(配当金領収証方式)」「銀行口座等でのお受取り(登録配当金受領口座方式)」の3種類の中から選べます。

NISAで配当金を非課税にするためには「証券口座でのお受取り(株式数比例配分 方式)」を選択する必要があります。受取状況はPCサイトやスマホサイトからログインすることで確認することができます。

基本的には「証券口座でのお受取り(株式数比例配分 方式)」で受け取ることがおすすめですが、自身の事情に応じた配当金の受領方法を選びましょう。

楽天証券の口座を放置するとデメリットはある?

楽天証券の口座を放置すると発生するデメリットはありません。口座維持費や取引がないことによるペナルティはないため、口座開設後に何も取引を行わなかったとしても損失を被ることはありません。

逆に口座開設によって、会社四季報等の金融情報を無料で閲覧することもできるため、まずは口座開設だけ実施するのも良いでしょう。

楽天のポイントは貯まったり使ったりできる?

楽天証券で、楽天ポイントを貯めることも使うこともできます。

楽天ポイントコースと楽天証券ポイントコースの2つのポイントコースの2つがあります。お得に楽天ポイントを貯めたい場合は楽天ポイントコースがおすすめです。

楽天ポイントコースでは「楽天ポイント」を貯めることができ、様々な楽天の運営するサービスで利用することができます。またポイント投資の投資対象も幅広く利用可能です。

一方楽天証券ポイントコースで貯められるのは「楽天証券ポイント」となっており、楽天証券内でしか使えないポイントとなっています。ポイント投資の対象商品は投資信託のみです。楽天証券ポイントのメリットとしては、ポイント投資の利用上限がないことです。保有しているポイントでしっかりと投資信託の運用がしたい人にはおすすめです。また楽天証券ポイントはJALマイル・楽天ポイントに交換することも可能です。

楽天証券の口座開設から入金方法

楽天証券の始め方

楽天証券の利用開始までの流れについて説明します。基本的にはオンラインで簡単に口座開設から取引までできます。

口座開設申込

楽天証券ホームページ内の「口座開設」ボタンより口座開設の申込ができます。総合口座とNISA口座を同時に申し込むことができます。

楽天会員の場合は、IDとパスワードを入力してログインすることで一部の項目の入力が不要となり、楽天ポイント等も自分のアカウントに紐づいて貯めることができるため、既に楽天会員の方は自分の楽天アカウントでログインすると便利です。

本人確認書類の提出

口座開設の際には本人確認書類が必要です。

本人確認に際して、運転免許証もしくはマイナンバーカードを持っている場合は「スマホで本人確認」が可能です。本人確認書類と顔写真の撮影で提出完了となります。

運転免許証もしくはマイナンバーカード以外で本人確認書類を提出する場合やPCから手続きする場合は「書類アップロードで本人確認」から手続きを進めます。

「スマホで本人確認」が最短翌営業日から完了通知がメールにて届くのに対して、「書類アップロードで本人確認」は完了通知が郵送で届くまで5営業日程度かかるため、すぐに取引を始めたい場合は「スマホで本人確認」が便利です。

なお、運転免許証・マイナンバーカード以外で本人確認書類として認められているのは、「住民票の写し・印鑑登録証明書」「各種健康保険証」「パスポート」「在留カード・特別永住者証明書」「住民基本台帳カード」です。

必要情報の入力

お客様情報入力ページにて必要事項を入力します。

個人情報の他に、納税方法を選びます。「特定口座(源泉徴収あり)」「特定口座(源泉徴収なし)」「一般口座(源泉徴収なし)」の3つから選べますが、「特定口座(源泉徴収あり)」であれば確定申告等が原則不要なためおすすめです。

ここでNISAやiDeCoの申込も同時に行うことができます。

初期設定

審査完了後、メールもしくは郵送でログインIDと初期パスワードが届くので楽天証券にログインし初期設定を行います。初回ログイン時にパスワードは変更するのが良いでしょう。

ログイン後、取引暗証番号を設定します。取引暗証番号は、注文や出金の際に必要になるので忘れないようにしましょう。

その後投資経験や投資目的の質問があるので回答します。インサイダー取引防止のために勤務先情報等が聞かれるので、正確に回答を行いましょう。最後に国籍等の各質問の回答完了次第初期設定完了となります。

初期設定完了次第、マイナンバーの登録が必要になります。登録方法は「スマホサイト」「スマホアプリ」「郵送」から可能です。

スマホサイトから登録する際は、ログイン後のマイメニューより登録できます。

スマホアプリ「iSPEED」を利用する際はインストール後に「マイナンバー登録」を選択することで登録できます。

郵送の際はPCサイトにログイン後、マイメニューの「お客様情報の設定・変更」のなかから「基本情報・マイナンバー・口座(NISA・特定・未成年)」を選択してください。郵送の申込をすると楽天証券から剃るいが届くので、同封の「マイナンバー通知届出書」にマイナンバーのコピーを貼り付けて返送します。

投資資金の入金

投資資金を口座に入金し取引を開始しましょう。

楽天証券は「リアルタイム入金」「楽々入金」「通常振込入金」から入金できます。

リアルタイム入金楽天証券のWebサイトから各銀行のネットバンキングサービス経由で入金します。振り込み手数料無料で24時間リアルタイムに入金できます。
らくらく入金楽天銀行から楽天証券へ入金します。手数料無料で即時反映されます。
通常振込入金銀行窓口やATMから入金します。各金融機関ごとに手数料がかかります。営業日9時から15時で入金が反映されます。

楽天証券でNISAの始め方

楽天証券でNISAの始め方

楽天証券でのNISAの始め方を解説します。既に楽天口座を持っている方と持っていない方で、手続きが異なるため注意しましょう。

口座を持っていない方から詳細に解説するため、NISAを始める際の参考にしてください。

楽天証券の口座をまだ持っていない方

総合口座とまとめてNISA口座の開設が可能です。こちらを確認していただき、必要情報の入力時にNISA口座開設の申込も行いましょう。

すでに楽天証券の口座を持っている方

楽天証券にログイン後、NISA口座開設の申込をクリック。受付完了メールとお知らせが届き次第、NISA口座が仮開設されます。税務署の審査が完了次第、開設手続き完了メールが届きますので、口座本開設が完了となります。

まとめ

楽天証券の評判を、メリット・デメリット両面から紹介、解説しました。楽天証券は手数料も安く、楽天ポイントを貯めることもできるため楽天グループのサービスを普段から利用する人にとってはとてもお得なサービスになっています。口座開設もオンラインで簡単なので、この機会に利用してみましょう。