DMM FXの評判を紹介!いくらから始められるのか・メリットと注意点を徹底解説!【投資の実態を知ろう】

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DMM FXは取引高の高さで知られるネット証券会社ですが、始めるにあたってはしっかりとメリットとリスクを理解するようにしましょう。

初めてFXを始める人向けに、危険性はあるのか等を公式サイト情報などから確かめてみましょう。

いくらから始められるのか、そしてどういったメリットがあり、どういった部分に注意するべきなのかも解説します。

DMM FXとは?基本情報

運営会社株式会社DMM.com証券
口座開設数90万以上(2025年3月時点)
スプレッド米ドル・円:0.2銭(コアタイム:9時~翌5時)
ユーロ・円:0.4銭(コアタイム:9時~翌5時)
ポンド・円:0.9銭(コアタイム:9時~翌5時)
豪ドル・円:0.5銭(コアタイム:9時~翌5時)
※コアタイムは原則固定
レバレッジ個人及び法人アカウント:25倍
取引銘柄・通常通貨ペア:21通貨ペア
・ミニ通貨ペア:4通貨ペア
・ラージ通貨ペア:4通貨ペア
取引単位・通常通貨ペア:10,000通貨単位
・ミニ通貨ペア:1,000通貨単位
・ラージ通貨ペア:10,000通貨単位
取引方法インターネット
取引手数料無料
取引時間【夏時間】月曜7時~土曜5時50分
【冬時間】月曜7時~土曜6時50分
メンテナンス土曜12時~18時
公式サイトhttps://fx.dmm.com/

DMM FXは、2025年3月現在までにFX取引高が3年連続で世界で1位に輝いたネット証券会社です。

申し込み手続きもネットだけで完結する上、本人認証が最短で完了した場合には登録審査が最短30分で終わり、即取引を開始できます。

各種手数料(出金手数料・アカウント維持手数料・クイック入金手数料など)が全て無料なのもうれしいポイント。

カスタマーサポートにLINEから問い合わせできるのも、FX業界初のサービスです。

DMM FXの良い評判・口コミから見るメリット

DMM FXのメリットを紹介します。どのようなメリットが他と比べてあるのか、自分に適した特徴か検討する際に参考にして見てください。

取引コストを抑えられる

取引時に発生するスプレッドの狭さは業界でもトップクラスです。それだけではなく、スプレッド以外の手数料を全て無料にしていることが、取引時のコストを極力抑えたいと思っている利用者の高評価を得ています。

無料になっている手数料は以下の5種類です。

  • 出金手数料
  • アカウント維持手数料
  • クイック入金手数料
  • ロスカット手数料
  • アカウント登録手数料

他社では出金手数料を有料にしていることが多いので、スプレッド以外の手数料が発生しないというメリットは非常に大きいです。

スワップポイントが高い

365日毎日発生する二国間の金利調整分などで算出されるスワップポイントですが、DMM FXは保有するポジションを決済せずに受け取れるシステムが高く評価されていますが、さらにスワップポイントの高さが評判です。

2025年3月時点で、人気が高い通貨ペアの中でも英ポンドと円の通貨ペアは200円以上という高水準になっており、米ドルと円のペアは170円以上、ユーロと円のペアは150円以上を維持しています。

DMM FXは「通貨ペアの種類が少ないことが短所の1つ」とよく言われていますが、人気通貨ペアのスワップポイントが政策金利差を超えている部分を重視する人が多いです。

24時間問い合わせを受け付けている

サポートは、365日ではありませんが、対応している日なら24時間受け付けています。こういったサポート体制に感謝のコメントを送っている利用者が多いです。

問い合わせ窓口は以下の通りです。

メールお問い合わせフォーム
LINEID:@sec.dmm.com
コールセンター0120-961-522
・夏時間:月曜7時~土曜5時50分
・冬時間:月曜7時~土曜6時50分
チャットボット公式サイトの右下の「チャットで質問」ボタンを選択

デモトレード機能で取引体験ができる

「公式アプリ上でデモトレードができるということが最大の長所」というコメントが非常に多いです。

デモトレードでは、実際に取引をする時の手順をデモで体験できるので、FX取引を経験したことがない人から「デモトレード機能が良かったから登録した」という声が多数上がっていました。

公式提供のデモトレード【DMM FX DEMO】で、リアルタイムレートでの取引を体験できます。ユーザー登録後に取引体験をする人が多いのですが、デモFX取引にユーザー登録すればPC・iPad用取引ツール「DMMFX DEMO STANDARD」や、スマホアプリ「DMM FX バーチャル」から、デモトレードを実行できるようになっています。

PCとスマホとiPadでデモ取引ツールを操作してみましょう。

取引ツール・アプリが充実している

FX取引用のツールやアプリは数多く用意されていますが、中でもDMM FXが提供しているツールとアプリの評判が高いです。特に評判が良いのは、取引結果を自動で確認できる取引通信簿です。

操作のしやすさについても定評がありますが、使い方がよくわからない場合は、公式サイトに案内ページがあるのでそちらをご確認ください。

また、ツール・アプリによって利用可能な媒体が異なるので、確認してからご利用ください。

名称特徴利用できる媒体
DMMFX PLUS取引スタイルに応じたカスタマイズができるPC
DMMFX STANDARD取引・情報収集・分析・FIFO注文機能・決済同時発注機能を搭載PC/iPad/iPhone/Android
プレミアチャート29種類のテクニカルツール搭載PC
取引通信簿取引結果をグラフ化して分析できるPC
スマホアプリ DMM FX万能型取引ツールiPhone/Android

取引ごとにポイントが付与される

DMM FXでもDMM CFDでも取引のたびにポイントが付与されるシステムですが、3つのポイントランクを設定しているのはDMM FXだけです。

ランクはブロンズ・シルバー・ゴールドに分かれており、ランクに対応した取引応援ポイントが付与されます。

ランクアップ条件ポイント付与率
ブロンズランクゴールド・シルバーに属さない利用者
シルバーランク前月の新規取引回数が200回以上または前月までの3ヶ月間連続で新規取引回数が10回以上最大2倍
ゴールドランク直近3ヶ月の新規取引実績が月間200回以上最大3倍

クイック入金可能な銀行が約340金融機関ある

クイック入金ができる証券会社は珍しくないのですが、300機関以上の銀行と提携している証券会社は少ないので、提携銀行の量も大きな利点に挙げられています。

三菱UFJ銀行やゆうちょ銀行などの大手銀行だけではなく、イオン銀行・PayPay銀行・セブン銀行・楽天銀行などのネット銀行とも連携しています。

DMM FXを始める前に知っておきたい注意点

数々の魅力があるDMM FXですが、全くのリスクなしというわけではないので、始める前に確認しておくべき注意点をご覧ください。

短時間の注文繰り返しができない

短時間に注文を繰り返せない点は注意が必要です。公式サイトでは「スキャルピング自体は禁止していない」と明言していますが、短時間に注文を繰り返す行為は禁じられています。

禁じられているのは、サーバーにかかる負担が大きくなるからです。

公式サイトは「流動性の低い時期と時間帯に、その時間の流動性と比較して過度な取引を行なったり、利用者の属性などと比べて過度な投機的取引を行なうことはお断りしています」と記載しています。

「公表によって有効性が損なわれる可能性がある」という理由で、流動性が低い時期・時間帯の明確な表記はありません。

しかし、クリスマス・年末年始などのアメリカやイギリスの祝日などが流動性の低い時期に該当します。流動性が低い時間帯は早朝・重要な経済指標の発表前などです。

この時期・時間帯以外も、数秒から数分単位の注文繰り返しは行わないようにしましょう。

スプレッドが広がる可能性がある

DMM FXの代表的な長所はスプレッドが狭いことですが、常時スプレッドが狭いわけではありません。9時から翌日5時までのコアタイムから外れた場合には、スプレッドがコアタイムよりも広がるからです。

しかし、スプレッドがコアタイム外で広くなるという現象はどのFX会社でも共通しているので、DMM FX特有の注意点ではありません。

「コアタイム以外はスプレッドが広がる可能性が高い」ということだけ注意しておきましょう。

審査に落ちる可能性がある

DMM FXに限らず、投資会社は審査に落ちることがあります。審査に落ちる原因は以下の通りです。

  • 個人情報の内容に誤りがある
  • 年収・資産が少ない
  • 安定した収入を得ていない
  • すでに同社内でFX口座がある

個人情報で事実と異なる情報を登録すると審査に合格できません。

資金力も大切なので、年収や資産が少なかったり定収入を得ていない場合には審査に落ちる危険が高いです。

また、FX口座は同社内では1人1口座しか持てません。すでに同社でFXをやっていると審査を通過できないのでご注意ください。

トルコリラの取扱いがない

業界では随一の取引高を誇るDMM FXですが、通貨ペアが21種類のみで、高金利通貨として人気上昇中のトルコリラの通貨ペアを取り扱っていないことについて疑問を呈している声が多いです。

しかし、高金利の通貨はトルコリラと円のペアだけではないので、同様の理由で人気が上昇している南アフリカランドと円、またはメキシコペソと円のペア通貨を試してみましょう。

DMM FXで行われているキャンペーン

DMM FXで行われているキャンペーン

2025年3月28日時点で実施しているキャンペーンは以下の2つです。

どちらも現時点では終了時期を記載していないので、キャンペーンに参加するときに実施の有無を確認ください。

①DMM FXの新規アカウント登録+取引で最大300,000円キャッシュバック

DMM FXに新規アカウント登録して登録審査完了日から3ヶ月以内に指定されている新規取引数量を満たした利用者に最大300,000円がキャッシュバックされます。

条件が達成されるのは注文が成立時点で、注文中の注文は含まれないのでご注意ください。

②取引応援ポイントサービス

FX・CFDで新規取引を行なうごとにポイントが貯まります。ポイントはその日の営業日終了後に前日分とまとめて順次発行されます。ポイントの有効期限は付与されてから1年以内です。

ご不明な点は公式サイトでお確かめください。

DMM FXの登録方法〜取引の始め方

DMM FXの登録方法〜取引の始め方

DMM FXを登録してから取引を開始するまでの流れを解説します。公式サイトにも申し込み手順が記載されており、解説動画もアップロードされています。不明な点がありましたら公式サイトでご確認ください。

STEP1 アカウント登録申し込み

アプリで登録申し込みをする場合は、マイナンバーカードを準備の上、ダウンロードしたアプリを起動して「アカウント登録」ボタンを選択し、アプリ内の画面の案内に沿って必要な情報を登録します。マイナンバーカードのICチップの読み取りを行なってください。

アプリの場合には、マイナンバーカードなどの本人確認書類の氏名・住所などが自動反映されます。

申し込みフォームの場合には、画面の案内通りに利用者情報の登録を行ないましょう。

以下の本人確認書類のいずれかを準備してください。

  • マイナンバーカード
  • マイナンバー通知カード
  • 住民票の写しまたは住民票記載事項証明書
  • 運転免許証またはパスポートなどの顔写真付き確認書類
  • 健康保険証などの顔写真なし確認書類

顔写真がない証明書を利用する場合はスマホからの申込みを行なえません。メールで書類の画像を送信して本人確認書類を提出してください。

STEP2 アカウント審査・登録完了

申し込みが終わると、DMM FX運営で審査を行ないます。審査終了後に審査結果が登録したメールアドレスに送信されるのでご確認ください。

続いて、アカウント登録通知メールに記載されているURLにアクセスして認証キーを発行して本人認証を行ないましょう。

STEP3 取引開始

本人認証後に獲得したログイン情報を使ってスマホアプリ・DMM FXにログインできるようになります。

スマホアプリを使わない場合には公式サイトの右上にある「ログイン」を選んでログインできます。

ログイン後に取引を開始してください。

DMM FXの取引時間

為替は世界各国で取引を行なっているので、日本市場が閉まっている時間帯でも、DMM FXは基本的に土日・元旦以外の平日・祝日なら24時間取引可能です。しかし、利用できない時間帯もあります。

DMM FXの取引時間は米国のサマータイム制度を適用しており、夏時間と冬時間で取引可能な時間帯が異なります。2025年3月時点では夏時間の取引時間に取引を行なってください。

夏時間

全通貨ペアの取引時間帯・月:7時~翌5時59分
・火~木:6時~翌5時59分
・金:6時~翌5時50分
7時~翌5時59分
火~木6時~翌5時59分
6時~翌5時50分
取引時間外土:5時50分~月:6時59分
メンテナンス土:12時~18時

冬時間

全通貨ペアの取引時間帯・月:7時~翌6時59分
・火曜~木:7時~翌6時59分
・金:7時~翌6時50分
7時~翌6時59分
火~木7時~翌6時59分
7時~翌6時50分
取引時間外土:6時50分~月:6時59分
メンテナンス土:12時~18時

DMM FXの評判に関するよくある質問

登録を考えている人や評判が気になっている人が公式サイトなどやネットに問い合わせている内容と質問への回答を紹介します。

DMM FXはいくらから始められる?

初回の最低入金額は制限されていません。取引に必要な金額を入金できます。クイック入金の場合のみ5,000円以上からの入金です。

取引に必要な金額(ポジション必要証拠金)は、通貨ペアや各銘柄の現在レートや取引数量によって異なります。取引ごとに計算式があり、DMM FXの場合には以下の計算式で算出してください。

ポジション必要証拠金=現在レート×Lot数×取引単位÷25(レバレッジ)

DMM FXに向き不向きはある?

おすすめできるタイプの特徴を解説します。自分が当てはまるか確認してから登録しましょう。

DMM FXがおすすめな人

  • 初めてFX取引をする人
  • 取引コストを節約したい人
  • 一定以上の資金を用意できる人
  • ネットだけで取引を完結させたい人

FX初心者は特に向いています。デモトレード取引でトレードの練習ができるからです。初心者向けの記事も公式サイトに数多く用意されています。

出金手数料とアカウント維持手数料とクイック入金手数料とロスカット手数料とアカウント登録手数料が0円なので、資金以外にお金を使いたくない人向きです。

登録から取引終了までをネットで済ませられるので、ネットでの完結を望む人にぴったりです。

DMM FXで現在取り扱っている通貨ペアは何種類?

現在取り扱っている通貨ペア数は21種類です。業界全体の通貨ペア数の相場は26種類なので、業界では少なめですが、ドル円やユーロ円、ポンド円、メキシコペソ円など、初心者におすすめの通貨ペアは揃っています。

DMM FXでの取引ツール・アプリはどれがおすすめ?

現在提供されている取引用ツール・アプリは5種類です。特におすすめ度が高いのは、テクニカルツール29種類搭載しているプレミアチャートと、取引結果を分かりやすくグラフにして分析できる取引通信簿です。

取引ツールとアプリの一覧はこちらをご覧ください。

DMM FXの取引時間は?

DMM FXの取引時間は、原則として月曜日の午前7時から土曜日の午前6時50分までとなっており、平日は24時間取引が可能です。

ただし、米国夏時間(3月第2日曜~11月第1日曜)と冬時間で開始・終了時間に10分のズレが生じます。システムメンテナンスのため、毎営業日午前6時50分から7時10分の間は取引ができません。

また、経済指標発表や市場の流動性の低下時などは、スプレッドが広がることもあるため注意が必要です。取引時間を正確に把握することで、安定した運用や戦略的なエントリー・エグジットがしやすくなります。

DMM FXで自動売買はできる?

DMM FXでは、自動売買(システムトレード)に対応していません。

裁量取引のみが提供されており、トレーダー自身がタイミングを判断して注文を出す必要があります。他社のようなリピート系注文や、MT4・EA(エキスパートアドバイザー)といったプラットフォームの利用もできません。

そのため、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析をもとに、自分の判断でエントリーや決済を行う取引スタイルが求められます。自動売買を希望する場合は、他のFX業者のシステムを検討する必要がありますが、手動取引に慣れたい初心者には向いています。

DMM FXで利益が出たら確定申告が必要?

DMM FXで年間に20万円を超える利益が出た場合、原則として確定申告が必要です。

これは「先物取引に係る雑所得等」として課税対象となり、申告分離課税方式で税率は一律20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)が適用されます。給与所得者であっても、FXによる所得が年間20万円を超える場合は申告義務があります。

専業主婦や学生でも、扶養控除などに影響する可能性があるため、利益が出たら一度税理士や税務署に確認するのがおすすめです。損失が出た場合は損益通算や繰越控除も可能です。

まとめ

FX取引に挑戦した人の中には少なからぬ損害を招く人も少なくないため、DMM FXに対しても投資をためらう投資家もいますし、「危険性がある」と感じる人もいます。

しかし、初心者向けのデモトレードを提供していたり、ツールが使いやすい、サポートも充実しているという点から、FX初心者も安心して始められる口座と言えるでしょう。

まずはデモトレードを試してからFXを始めましょう。

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この記事を書いた人

fuyuhome ライター

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