月経時の手当、妊娠時のつわり、乳癌や子宮癌への不安、年を重ねてからも更年期症状。女性であれば、個人差はあれど誰でも悩まされてきたのではないでしょうか。
近年、その悩みを科学の力で解決しようと展開されてきたのがフェムテックです。パートナーや家族、職場の仲間と一緒に理解したり活用したりすることで、皆のウェルビーイングにつながる商品がたくさん展開されてきています。
フェムテックについて理解することは、ご自身ばかりでなく、社会・経済の発展につながります。ぜひ一緒に理解を深め、活用していきましょう。
目次
フェムテックとは
フェムテック(Femtech)とは、「 Female(女性)」と「Technology(科学技術)」をかけ合わせた造語で、生理や更年期など女性が抱える健康問題や悩みを解決するために、先進的な科学技術を用いた製品やサービスを指します。
現状ではまだ明確な定義や業界の統一基準はありませんが、近年市場は急速に広がってきています。
フェムケアとの違い
フェムケア(Femcare)とは、「female」と「care(ケア、手当)」を組み合わせた造語です。
フェムテックとフェムケアの区別については、厳密な定義はありません。
フェムケアを狭義にとらえ、デリケートゾーンの手当とする企業などもありますが、多くの場合、科学技術を使わない製品やサービスをフェムケアと表しています。
フェムテックの6つ+αのジャンル
フェムテックのジャンルは、多岐にわたります。具体的な製品やサービスも後でご紹介しますが、まずここでは、経済産業省の揚げる6つ+α(その他)のジャンルについて整理していきましょう。
(1)月経・PMS
PMSとは、Premenstrual(月経前の)Syndrome(症候群)のイニシャルです。月経になる少し前に現れる心身の不調のことです。どちらの症状も大きな個人差があります。
月経カップ、吸水ショーツや経血用洗剤などの製品、月経通やPMSを緩和するための周期管理アプリなどが揚げられます。
(2)妊娠・不妊
「妊活」(妊娠活動)を応援したり、不妊を解消したりするためのテクノロジーを使ったジャンルです。
妊活当事者に最適化されたプランをAIを使ってするサービス、妊孕(にんよう)性 ※ を高めるセミナー開催などがあります。不妊治療はもちろんのこと、卵子凍結サービスなども含まれます。
(3)出産・産後ケア
経過や結果を可視化できる骨盤底筋トレーニング器具やアプリなどがあります。
また就業中が多いステージでもあるので、企業や団体と連携したシステムの利用が求められるジャンルです。
(4)更年期
更年期症は、早ければ20代から感じる人もいます。また女性に多い不調です。
個人差が大きいとは言え、肩・腕・腰等の痛みやめまい、尿漏れ、疲労感や気分の落ち込みなどの症状を訴える人が多いようです。
センサーの付いた軽失禁用パッド、安眠できるベッドなどが活躍しています。
(5)婦人科疾患
子宮がんや乳がんなど女性特有の疾患に対する痛みや負担の少ない検査・治療方法などが代表的です。
(6)ヘルスリテラシー
ヘルスリテラシー(健康に関する情報を、入手・理解・活用できる力)をつける分野では、プログラムやセミナーの紹介や学んだ知識を活用するための支援が主になります。これは、全ジャンルに関わる内容です。
(+α)その他
上記の6つのジャンルのほかにもたくさんの製品やサービスがあります。
痛みや不快感のない人でも、より積極的にセクシャルウェルネス(セクシャルヘルス) ※を求める人もいます。そのような人の要望に応える避妊具や性生活を楽しむアイテムもフェムテックに含める考え方もあります。
また、フェムテックは分類が難しく、複数のジャンルにまたがるものもたくさんあります。
この章では、大まかなジャンル分けを通してフェムテックについてイメージを持っていただき、話を次に進めていきましょう。
なぜフェムテックが注目されているのか
「近年急速に広がってきた」とお話ししましたが、どうしてでしょう。その背景・理由について考えていきましょう。
生産年齢人口の減少
少子高齢化は、年々深刻化しています。
日本の生産年齢人口(15〜64才)は1995年をピークに減少し、2050年には2021年の約30%減少すると見込まれています。労働力の不足や国内経済規模の縮小など、社会的・経済的問題が大きな課題となってきました。
生産人口全体のうち実際の労働人口の割合をみると、
年 | 男性労働人口 | 女性労働人口 | 女性割合 |
1990年(平成2年) | 6,384万人 | 2,593万人 | 40.6% |
2019年(令和元年) | 6,886万人 | 3,058万人 | 44.4% |
となっています。
その中で女性と増え続ける高齢者層は、労働力の不足を補う大きな可能性のある層と考えられています。
参考:第1節 就業 | 内閣府男女共同参画局・Ⅰ令和2年の働く女性の状況(厚生労働省)
働き方改革と女性活躍推進
経済活動の担い手として女性が期待される中、2015年には働き方改革の1つの柱として「女性活躍推進法」も制定され、女性のキャリアアップもハードルがかなり低くなりました。働く女性が増える中、単に労働力の補強ではなく、キャリアを高めたり、経営や研究に携わったりする女性の社会進出も進んできました。
また、ハラスメント対策もとられたり、出産・育児・家事への男性参加がより一層促されたりするようにもなりました。
しかし、妊娠・出産・育児以外の女性自身の健康問題は考慮されていたでしょうか。
下の調査結果は、妊活や不妊治療による場合です。他のジャンルの問題でも仕事上の変化があるという実態を示しています。キャリアアップや管理職への登用を望むと望まないに関わらず、仕事と自身の健康の両立を難しく感じている女性が多くいるのです。
(メルクバイオファーマ株式会社)
ジェンダー平等先進国と言える欧米では、フェムテックは2010年代から広まり、ジャンルを広げて実績を上げ続けています。
日本でもその成功実績の流れを受け、女性の健康問題について広く考え、そのための製品やサービスを積極的に取り入れることで、女性活躍推進に取り組む企業や団体が増えてきました。女性自身が当事者としてスタートアップさせた会社やプランもあります。
フェムテックに期待されていること
広まりつつあるフェムテックですが、まだ緒に就いたばかりです。今後フェムテック事業が拡大することで、どんなプラスの変化が期待できるかみていきましょう。
女性の健康課題から働き方を考える=全ての働く人のためになる
これまでお話ししたような女性の健康課題は、女性だけの問題ではありません。周りの人の健康課題を理解し、気遣うことはパートナーとの関係、職場や地域のマネジメントをよくし、全ての人々が生き生きと力を出せる環境をつくります。
女性が働くことで家庭の経済力もあがります。職場における男性の負担が軽減され、男性にできたゆとりが家事の分担に結びつけば、効率の良いライフスタイルにつながります。
ヘルスリテラシーを高める
下のグラフは「妊孕性」についての知識を調査した結果です。妊娠・出産に向き合うことが多いと考えられる30代女性でも、半数を少し超える割合の人しか正しい回答をしていない、という結果になっています。
(メルクバイオファーマ)
女性自身と女性を取り巻く人々が、女性の健康問題を正しく理解することが、本当に必要なサポートを創出します。フェムテックのセミナーには、ヘルスリテラシーを高めるプログラムがたくさん含まれています。
そして、一般企業・団体、自治体がフェムテック企業と連携して、セミナーなどのリテラシーを高める機会やきっかけ提供をしていくことが望まれます。
大きな経済効果
経済産業省の見通しでは、2025年にはフェムテックの経済効果は約2兆円と推計されています。この額はフェムテック製品・サービスの売り上げから来るものではありません。
月経やPMSに伴う症状、不妊治療、更年期症状の3つのジャンルだけをみても、離職・昇任辞退・勤務形態の変更をせざるを得なかった女性が、フェムテック製品やサービスの利用によって仕事との両立を果たせれば、手にできる給与は確実に上がります。その給与相当額から推定産出された額が約2兆円で、さらに得た給与が消費に回ることも期待できるので、トータルとして経済効果はさらに大きな額となるはずです。
フェムテックの活用は、女性自身ばかりでなく、家庭や職場、社会全体への大きな効果が期待できそうです。
フェムテックに取り組む企業
フェムテックの概要についてお話ししてきました。フェムテックの製品やサービスをプロデュースしたり、広めたりする企業は年々増えています。この章では、フェムテックに取り組む代表的な企業を取り上げます。
フェムテック製品・サービスを提供する企業
まずは、月経・PMS、妊活、更年期のジャンルごとに1つずつご紹介しましょう。実際提供されている商品については、次章でご覧いただけます。
エムティーアイ
エムティーアイは、フェムテックのパイオニアとも言える企業です。
アプリを使って簡単に体調管理ができるサイト「ルナルナ」を提供しています。2000年に開始されたルナルナは、生理日の予測ばかりでなく、妊活などの情報提供もしてくれます。
近年は産婦人科医師とも繋がれる「ルナルナ・メディコ」も開発されました。
リクルート
転職サイトで知られている会社リクルートですが、「男性妊活」として「精子の状態を自宅で手軽にセルフチェックできるサービス」を2016年から始めています。
妊活の第一歩である検査は、男性にとっても心理的・時間的ハードルが大きいという考えから始められました。男性が主体的に参加する妊活という認識が、フェムテックの目指す方向を牽引しています。
パラマウントベッド
更年期中に働く女性の健康問題の1つに不眠があります。
1947年、病院用のベッドメーカーとしてスタートしたパラマウントは、福祉用具事業への進出、近年では健常者に対する健康事業にも取り組み始めました。
睡眠計測センサーを用いて睡眠を可視化し、分析調査を行いながら更年期の各症状や悩み
に対応するプログラムを考案しています。
参考:フェムテック(経済産業省)
「フェムテック等サポートサービス実証事業の紹介」より
株式会社陽と人(福島県国見町):柿とコラボ?
株式会社陽と人は、福島県国見町の廃棄されたあんぽ柿の皮の成分を活用し、デリケートゾーンブランド「明日わたしは柿の木にのぼる」をつくりました。
従来の症状をおさえるだけの薬としてではなく、生活とデリケートゾーン症状との関連を科学的に分析し、地域の特産品を開発したことで、注目を集めています。
「陽と人」は、更年期症状の改善プログラム開発に関して、パラマウントとも連携しています。
参考:フェムテックを活用した企業・自治体の行動変容を促す
「伴走型アクティブラーニング・プログラム」実証事業
フェムテックは新しい事業分野ですが、スタートアップ企業ばかりでなく、大手企業の参入も増加しています。そして地方にも広がってきています。
フェムテックを広める企画
フェムテックの製品やサービスを集め、多くの人に広めるフェス等も開かれるようになりました。
フェムテックフェス2024:ferma株式会社
フェムテックフェスは、2019年から始まったイベントです。
4回目にあたる2024年も開催され、「世界23か国・地域から200以上のフェムテックが集結」したと主催者である fermata株式会社は報じています。
参考:Femtech Fes! (フェムテックフェス)2024 – fermata store/
fermata株式会社のプレスリリース
このようなイベントは、Fem+や経済産業省等も企画しています。
出典右:経済産業省「女性のヘルスケア・フェムテック展示」の視察 | 首相官邸ホームページ
【関連記事】fermata株式会社|「あなたのタブーがワクワクに変わる日まで」女性のモヤモヤと向き合い続ける、日本フェムテック市場の開拓者
おすすめフェムテック商品6選
それではここからは、前章でご紹介した企業の実際に提供しているものや、その他のおすすめ商品を、各ジャンルごとにご紹介しましょう。
【月経・PMS】ルナルナ(エムティーアイ)
過去の生理日や排卵日から、次の生理日や排卵日を予測する月経管理を中心としたサービスです。基礎体温記録、必要な薬の服用に関するアドバイス機能もあり、妊活をする人やスポーツをする人の試合・合宿時の体調管理に役立つアプリです。
詳しくはこちら
【妊娠・不妊】Seem(リクルート)
専用キットで精液を採取し、専用アプリですぐに精子の濃度や運動率を測定します。複数回の測定で平均値をグラフ表示し、より正確な状態を知ることができます。
キットは有料ですが、アプリは無料でダウンロードできます。
詳しくはこちら
【出産・産後ケア】K-Gel CHECKER(TENGAヘルスケア)
K-Gel CHECKER(ケーゲルチェッカー)は、骨盤底筋の筋力と柔軟性を簡単に測定できるアイテムです。
女性の骨盤は元々不安定なうえに、妊娠や出産によって傷みます。傷んだり弱ったりしてしまった骨盤底筋が原因で、尿が漏れたり下腹部や膣に違和感が生じてしまうことが少なくありません。
ケーゲルチェッカーは、現在の筋力と柔軟性を正しく測定し、その後のトレーニングの方法も提案してくれます。
詳しくはこちら
【更年期】Active Sleep プログラム(パラマウントベッド)
パラマウントベッドは、自社の設立した睡眠研究所で、更年期症状に対応する製品やプログラムづくりに力を入れています。
中核となるベッド部門では、入眠・起床時に自動で動き、敷くだけで睡眠状況をモニタリングするセンサー付きのベッドや、購入後に硬さを変更できるマットレス等を展開しています。
また、更年期ハンドブックを作成・配布して、ヘルスリテラシーを共有する活動も行っています。
詳しくはこちら
【婦人科疾患】RE-バストブラ(アボワール)
Re-バストブラは、乳癌の手術を受けた方が使用する下着です。
アボワールは、「手術後も明るい気持ちで仕事に復帰しようとする女性を応援する」というコンセプトで、高性能なパッドを使い、付け心地がよくしかもおしゃれなブラジャーを販売しています。
「エメリタ」は手術後用ですが、退院後や仕事復帰時、経過安定後などのステップに応じた商品を展開しています。デザインも豊富で、体ばかりでなく心も応援されているような気分が味わえそうです。
詳しくはこちら
【ヘルスリテラシー】思考するトイレ空間(国立金沢大学)
「思考するトイレ」は、金沢大学の「ふむふむフェムテック」プロジェクトの一環として、展開された企画です。
女性の健康課題に関するデータや情報を、女子用だけでなく男子用や多目的トイレの壁面、さらには図書館にも提示しました。話題にしづらい体のデリケートな悩みを視覚化することで共有しやすくし、女性の健康問題を男性も含めて皆で考えていこうというプロジェクトです。
詳しくは金沢大学 News Release(令和5年10月13日)
興味や関心を持たれた商品があったでしょうか。フェムテック商品は、製品・サービスともたくさん紹介されるようになりました。今後もより質の高い多様な商品が期待できそうです。
フェムテックに関してよくある疑問
企業や商品について知っていただいたので、ここでは、フェムテックに関してよくある疑問にお答えしていきます。
Q⑴ 50代でもフェムテックを活用できる?
もちろんです。
多くの方が50代に閉経を迎えます。閉経によるホルモンバランスの変化で、泌尿器や生殖器に乾燥など不快な症状が出ることがあります。GSM(Genitourinary Syndrome:閉経関連泌尿生殖器症候群)と呼ばれています。乾燥でかゆみが出たり膣の自浄作用が低下したりすると、感染症にかかりやすくなります。
ホルモンバランスの影響を受けやすい50代こそ、更年期ジャンルのフェムテックを活用し、毎日を楽しく過ごせるよう心がけることをおすすめします。
Q(2) フェムテックに関連した補助金がある?
令和3年度から「フェムテックなどサポートサービス実証事業費補助金」制度が設けられています。フェムテック関連の企業などが応募でき、事業費の2分の1〜3分の2以内(上限400〜500万円)の補助が出ます。令和5年度は18件が採択され、実証報告会も行われました。発足から3年間で計57団体が採択されています。
引用:jGrants 「フェムテックなどサポートサービス実証事業費補助金」
Q(3) フェムテックに対して男性が押さえるべきポイント
ここでは、男性が意識したいポイントをまとめました。
ポイント①正しい知識を
妊活はもちろんのこと、その他の分野についても正しい知識が必要です。健康問題は個人差も大きいので、パートナーや職場の女性など身近な人の健康についての悩みから受け入れ、正しく理解することが大切です。
直接尋ねるのも勇気がいるかもしれません。その場合、アプリやインターネットを通してヘルスリテラシージャンルのサービスを利用することもできるので、調べてみてはいかがでしょうか。
ヘルスリテラシーを通して正しい知識を仕入れることは、フェムテック全ジャンルの商品・サービスを選択・利用することの基盤にもなります。
ポイント②意識の修正を
フェムテックが広まることで、女性を取り巻く環境が改善されることは、男性にもそして家庭や職場、地域全体のウェルビーイングにつながります。経済効果も大きいとお話ししました。
女性に対する偏見を捨てることはもちろん、「傍観する」「知らないふりをする」ことからも卒業し、「みんなが得するんだ」というくらいの意識を持っていいのではないでしょうか。
ポイント③お互いの理解へ
男性不妊やED(Erectile Dysfunction:勃起不全)、薄毛など、男性にも特有の健康問題があります。
男性がフェムテックについて理解することは、男性の健康問題に対する女性からの寄り添いや、解決方法の開発・共有につながっていくはずです。
フェムテックとSDGs
最後に認知症とSDGsの関連をみていきましょう。
もっとも関連の深いものはSDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」です。
SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」との関連
ジェンダーとは「社会的・文化的に形成される性別」を言います。ですから女性ばかりを対象とする訳ではありません。しかし、現状では圧倒的に女性が評価されておらず、この目標15に含まれる9つのターゲットも、女性・少女に関するものがほとんどです。
日本では、ターゲット5.2や5.3に揚げられている「人身売買」「強制婚」「女性性器切除」などは現実の課題とは思えないほどの慣行です。
しかし、ターゲット5.5の「政治、経済、公共の場でのあらゆるレベルの意思決定において、完全で効果的な女性の参画と平等なリーダーシップ機会を確保する」はどうでしょう。
女性の就業者の割合は、欧米に比べて大きく後れをとっているほどではありません。一方で、管理職についている女性の割合はぐっと低くなっています。
また、国会議員(衆議院議員)に占める女性の割合は9.7%で、国際的にみても非常に低い水準となっています。
国連広報センターのまとめた「Sustainable Development Report 2023」によると、日本のSDGs達成度評価で「大きな課題が残る」という評価を受けた領域は、海・陸の豊かさと気候変動対策、それにこのジェンダー平等なのです。
フェムテックの活用は女性の各種参画を促し、この目標5のジェンダー平等の達成に大いに貢献できるのではないでしょうか。
そしてそれは、
- SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」
- SDGs目標8「働きがいも経済成長も」
の達成にもつながります。
まとめ
フェムテックという造語の意味や理念、さらには企業や商品について解説してきました。SDGsとの関連もまとめました。
女性ばかりでなく周囲の皆がフェムテックについて理解して有効活用していくことは、それぞれのウェルビーイングを大いに高めてくれそうです。
ますます広まるフェムテック事業です。多くの製品やサービスが身近に現れてくるでしょうう。ご自身の助けになるものから進んで活用していきましょう。企業や団体の展示イベントに参加して知識を得るのも楽しそうですね。
<参考資料・文献>
フェムテック(経済産業省)
働き方、暮らし方の変化のあり方が将来の日本経済に与える効果と課題に関する調査 報告書 (概要版)(経済産業省)
総務省|令和4年版 情報通信白書|生産年齢人口の減少
第1節 就業 | 内閣府男女共同参画局
Ⅰ令和2年の働く女性の状況
出典:7回 「妊活 ®/子育てに関する意識と実態調査」 調査結果概要(メルクバイオファーマ株式会社)
fermata株式会社のプレスリリース
FemtechTokyo(フェムテックトーキョー)の出展のご案内|Fem+
経済産業省「女性のヘルスケア・フェムテック展示」の視察 | 首相官邸ホームページ
About | 明日 わたしは 柿の木にのぼる
フェムテックを活用した企業・自治体の行動変容を促す 「伴走型アクティブラーニング・プログラム」実証事業
ルナルナ アプリ | 株式会社エムティーアイ
スマホでできる、精子セルフチェック『Seem(シーム)』「サツドラ」167店舗で11月19日より順次販売開始 | リクルートライフスタイル
パラマウントベッド✖陽と人 「更年期✖睡眠」 経済産業省採択事業 研究発表 働く更年期世代
商品紹介 | ≪公式≫アボワール | 乳がん経験者が作った乳がん下着専門店
ケーゲルチェッカー | TENGAヘルスケア プロダクトサイト
金沢大学 News Release(令和5年10月13日)
フェムテックを活用した働く女性の就業継続支援 (METI/経済産業省)
jGrants 「フェムテックなどサポートサービス実証事業費補助金」
I-2-14図 就業者及び管理的職業従事者に占める女性の割合(国際比較) | 内閣府男女共同参画局
SDGs報告2023:特別版 | 国連広報センター
2022年の論点100:松﨑匠編集(文芸春秋)
2050年の世界:英エコノミスト編集部(文春文庫)
<女子力>革命:萱野稔人(東京書籍)
ワーキングカップルの人生戦略:小室淑恵・駒崎弘樹(英治出版)
SDGs:蟹江憲史(中公新書)