教室は「平和と学習」の場でなければならない、と教育保護デーに国連総長が発言

教育は基本的人権であり、「平和と持続可能な開発を達成するための不可欠な推進力」である、とアントニオ・グテーレス事務総長は、教育を攻撃から守るための国際デーである金曜日に強調した。

「残念ながら、この権利は特に紛争地域において、攻撃を受け続けています」と、この日を記念した声明の中で述べた。

「教室は平和と学習の場であり続けなければなりません。」

攻撃は「直ちに」中止されなければならない

2020年と2021年、教育を攻撃から守る世界連合は、学校や大学に対する5,000件を超える暴行や軍事利用の事例を報告した。

そして、9,000人以上の学生や教育関係者が殺害、拉致、恣意的な逮捕、負傷し、その大多数が女性と少女だった。

「これらの攻撃は、何百万人もの弱い立場の学習者から教育へのアクセスを奪い、武装集団による性的暴力や子どもの徴用のリスクを増大させています。これらの攻撃は直ちに止められなければなりません。」と国連事務総長は続けた。

安全な教育のための団結

グテーレス氏は、教育機関を保護するために多くの国が講じている措置を歓迎し、「すべての加盟国が学校保護宣言を承認し、実施する」よう促した。

「国際法および国際人道法の義務は尊重されなければなりません。。監視を追求し、すべての攻撃を調査し、加害者の責任を追及しなければなりません。」と、国連トップは綴った。

9月16日から19日までニューヨークの国連本部で開催される「教育の変革サミット」に向けて、国際デーを記念して、「全ての人に安全な教育を保障するため一緒に行動しよう」と呼びかけた。

驚くべき事実
  • 教育への攻撃や学校の軍事利用は、2019年に比べて2020年は3分の1に増加し、2021年も同率を維持した
  • 教育への攻撃や軍事利用の事件が1日に6件発生した
  • 報告期間中に報告された教育への攻撃のおよそ5分の1で爆発物が使用された

啓蒙活動

総会はこの日を全会一致で制定し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)と国連児童基金(ユニセフ)に、紛争の影響を受けている国で暮らす何百万人もの子どもたちの窮状に対する認識を高めるよう呼びかけた。

この決議により、総会は各国政府がすべての学習者、特に脆弱な状況にある学習者に対して、保護を提供し、すべてのレベルにおいて包括的かつ公平な質の高い教育を確保する主要責任を有することを断言した。

また人道的緊急事態において、学校、学習者、教育関係者を攻撃から守り、子どもの教育へのアクセスを妨げる行動を控え、武力紛争状況下での教育へのアクセスを容易にするために実行可能な全ての措置を講じることにより、安全で保護的な学校環境を促進する努力を強め、資金を増やす必要性を強調した。

この記事はUN NEWSの記事を翻訳したものです。

Original article: https://news.un.org/en/story/2022/09/1126301

公開日:2022/09/09