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おすすめの光回線は?戸建て・マンション別に紹介!ゲームもできる安い光回線をランキングで解説!

おすすめの光回線は

ネット利用率が上がり続けている昨今、光回線を導入する家庭が増えています。

どういった光回線を選べば良いのでしょうか?おすすめな光回線を戸建てとマンションタイプに分けてランキング形式で紹介します。

よくあるトラブルや発生時の対処法などもご覧ください。

なお、料金などの金額表記は全て税込み価格です。

目次

光回線とは?

光回線とは

光回線というのは、伝送路・光ファイバーケーブルを使ってデータを送受信するインターネット回線のことで、それまでの固定回線よりも通信速度が飛躍的に上昇したことから、導入する人が増え続けています。

光回線では「下り」「上り」という単語がよく出てきますが、下りはデータ受信、上りはデータ送信の速度を表す言葉です。

光回線とWiFi(ワイファイ)は何が違う?

光回線は光ファイバーを利用して有線で通信を行ないます。それに対して、WiFiは電波を使って無線で通信を行ないます。

ケーブルに接続しなくてもネットにつなげられるWiFiの利便性は非常に高いのですが、光回線の方が通信速度が安定しています。

光回線の導入には工事が絶対に必要?

元々光コンセントが設置されているところなら光回線導入時の工事が不要ですが、それまでに光コンセントが設置されたことがない場所だと、光ファイバーケーブルを引き込んで光回線を開通させるための工事が必須です。

工事には基本的に費用がかかりますが、光回線業者の多くは新規契約特典やキャンペーンなどで工事費を割引にしたり無料にしたりしているので、工事費用を節約したい場合には業者のサイトで確認しましょう。

1ギガと10ギガは何が違うの?

1ギガと10ギガの違いは、最大通信速度の速さです。1ギガというのは最大通信速度が1Gbpsの光回線で、10ギガは10Gbpsの光回線です。

一般家庭や少数世帯なら1ギガで十分ですが、通信量が多い場合には10ギガをおすすめします。

NTTのフレッツ系回線と独自回線の2つはどう違う?

大手会社が提供するNTTフレッツ系の回線の方がスペックが良いと思われがちですが、回線速度が速いのは独自回線の方です。回線は利用人数が多いほど負担がかかり、その分通信速度が遅くなるからです。

NTTフレッツの系列よりも利用人数が少ない独自回線の方が快適にネットしやすく、設備の自社管理が可能なので設備を増強しやすいというメリットもあります。

光回線は対応している地域か確認が必須

光回線業者は数多く存在していますが、その全てが日本全国で利用できるわけではありません。

そのため、どこで契約するかは自分の住んでいる場所が提供エリア内なのかをあらかじめ確認する必要があります。光回線の公式サイトには提供エリアが必ず記載されているので、契約する前にチェックしておきましょう。

戸建ての光回線とマンションの光回線の違いは?

戸建ての光回線とマンションの光回線の違いは

戸建てとマンションの光回線の主な相違点は以下の通りです。

通信速度

戸建てとマンションの光回線の違いの中で特に大きいのは、通信速度です。

戸建ては光回線を引き込んでから独占利用できますが、マンションなどの集合住宅の場合には1本の回線をマンションの住人に振り分けて利用するため、マンションの方が通信速度が遅くなるのです。

月額料金

通信速度が遅いというデメリットがあるのもあり、料金はマンションの方が安く設定されています。

戸建ての月額料金相場は4,000円から5,000円、マンションは3,000円から4,000円で、月ごとに約1,000円の差があります。

開通工事

戸建ては元々光コンセントが設置されない場合には開通工事から行なわなければなりません。

マンションはすでに光回線が開通されている場合には工事不要ですが、開通されていない場合、管理会社や大家に配線工事の許可を取る必要があります。

戸建ての人におすすめの安い光回線

戸建ての人におすすめする光回線5社を紹介します。5社の比較表からご覧ください。

NURO 光おてがる光ビッグローブ光So-net 光(auひかり)andline光SE
基本プラン月額3,850円4,708円6,820円5,720円4,600円
最大通信速度2Gbps1Gbps10Gbps1Gbps1Gbps
実測平均・下り645.17Mbps336.06Mbps402.89Mbps562.03Mbps384.49Mbps
実測平均・上り622.31Mbps304.31Mbps320.52Mbps551.95Mbps290.98Mbps
契約期間縛り3年縛りなし2年/3年2年なし
セット割ありなしありありなし

NURO 光 2ギガ 戸建て

NURO 光 2ギガ 戸建て
運営会社ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
料金プラン(月額)2ギガプラン:3,850円(3ねん定額特典適用時)
提供エリア北海道・東北(宮城県)・関東・東海・関西・中国(広島県・岡山県)・九州(福岡県・佐賀県)
最大通信速度2Gbps
実測値(平均)下り:645.17Mbps上り:622.31Mbps
工事費44,000円(割引で実質無料)
契約期間3年
携帯のキャリアドコモ/au/ソフトバンク
スマホセット割あり
申込み方法WEB/電話
公式サイトhttps://www.nuro.jp/

NURO 光 2ギガのおすすめポイントは、以下のとおりです。

  • 月額料金が安い
  • 最大通信速度が速い
  • 基本工事費無料キャンペーンを実施中

比較表で見るとわかるように、NURO 光は他社よりも月額料金が安く設定されています。

また、2ギガの通常プランでも他社より最大通信速度が速いのもおすすめのポイントです。

基本工事費は本来44,000円かかりますが、2025年3月時点で実施しているキャンペーンにより実質無料になっています。

おてがる光 ファミリータイプ

おてがる光 ファミリータイプ
運営会社株式会社エクスゲート
料金プラン(月額)ファミリータイプ:4,708円
提供エリア全国
最大通信速度1Gbps
実測値(平均)下り:336.06Mbps上り:304.31Mbps
工事費3,300円(キャンペーンで無料)
契約期間契約期間の縛りなし
携帯のキャリア何でも利用可
スマホセット割なし
申込み方法WEB
公式サイトhttps://otegal.jp/

おてがる光 ファミリータイプには、以下のおすすめポイントがあります。

  • 使いやすいオプションを追加できる
  • 契約期間の縛りがない
  • キャンペーン・特典が豊富

おてがる光には、おてがる光テレビとおてがる光電話とおてがるIPv6など、使い勝手が良いオプションが用意されています。

月額料金が安いだけではなく、契約期間に縛られず好きなタイミングで解約可能です。

お得なキャンペーンや特典を常時実施しているので、利用できるキャンペーン・特典をチェックしてみましょう。

ビッグローブ光 ファミリー 10ギガタイプ

ビッグローブ光 ファミリー 10ギガタイプ
運営会社ビッグローブ株式会社
料金プラン(月額)ファミリー 10ギガタイプ:6,820円
提供エリア全国
最大通信速度10Gbps
実測値(平均)下り:402.89Mbps上り:320.52Mbps
工事費22,000円
契約期間2年/3年
携帯のキャリアBIGLOBEモバイル/auスマホ/UQ mobile
スマホセット割あり
申込み方法WEB/電話
公式サイトhttps://join.biglobe.ne.jp/ftth/hikari/10g.html

ビッグローブ光 ファミリーのおすすめポイントは、以下のとおりです。

  • グループ企業のスマホのセット割引が使える
  • 特典のメリットが大きい
  • 提供エリアが広い

ビッグローブは老舗と言われるインターネットプロバイダーなので、グループ企業が提供するauスマホ・UQモバイル・ビッグローブモバイルのセット割引を利用できます。

キャッシュバック額が高めなことや月額割引といった特典とキャンペーンの内容が豪華な点も人気につながっています。

NTT東西のフレッツ光を使用しているので、NTT東西と同じく全都道府県が提供エリアです。

So-net 光(auひかり)ホーム ギガ得プラン

So-net 光(auひかり)ホーム ギガ得プラン
運営会社ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
料金プラン(月額)ギガ得プラン:5,720円
提供エリア使う光回線により全国で使用可
最大通信速度1Gbps
実測値(平均)下り:562.03Mbps上り:551.95Mbps
工事費一括:41,250円
契約期間2年
携帯のキャリアau/UQ mobile
スマホセット割あり
申込み方法WEB/電話
公式サイトhttps://www.so-net.ne.jp/access/hikari/

以下は、So-net 光(auひかり)ホーム ギガ得プランのおすすめポイントを表したものです。

  • 光回線サービスが6種類ある
  • auひかりの提供エリア外でも使用できる
  • ルーターやセキュリティソフトが6ヶ月無料になる

So-netは光回線サービスを6種類用意しています。

そのため、西日本のSo-net光withフレッツSを使用すれば、auひかりの提供エリア外である東海エリアや関西エリアでも利用できます。

料金プランと同時にSo-net光S・M・Lを申し込むと、v6プラス対応ルーター(月額660円)とセキュリティソフト(月額550円)が6ヶ月間無料利用できるのも大きなメリットです。

andline光SE 戸建てタイプ 契約期間なし

andline光SE 戸建てタイプ 契約期間なし
運営会社株式会社アイキューブ・マーケティング
料金プラン(月額)基本プラン:4,600円
提供エリア関東エリア/関西エリア/東海エリア/九州エリア(長崎県・大分県以外)/北海道・宮城県・新潟県・長野県・福島県・山梨県・広島県・岡山県・愛媛県の一部
最大通信速度1Gbps
実測値(平均)下り:384.49Mbps上り:290.98Mbps
工事費1,833円
契約期間なし
携帯のキャリアなし
スマホセット割なし
申込み方法WEB
公式サイトhttps://andline-se.net/

andline光SE 戸建てタイプは、以下の理由でおすすめです。

  • 契約期間に縛られない
  • 初期費用・工事費が発生しない
  • オプションサービスが多い

andline光SEは安い料金なのに契約期間の縛りを設けていない点で利用者に喜ばれています。

初期費用や工事費用がかからないのも非常に大きな長所です。

オプションサービスは、光電話サービス・テレビサービス・セキュリティ・訪問サポートを用意しており、訪問サービスの料金はやや高いのですが、インターネットの初期設定からトラブルまで対応してもらえます。

マンションの人におすすめの安い光回線

マンションの人にはこちらの光回線5社がおすすめです。まずは5社の比較表をご確認ください。

auひかり@TCOMヒカリおてがる光NURO 光ビッグローブ光
基本プラン月額3,740円~4,180円~3,608円3,300円6,820円
最大通信速度10Gbps1Gbps1Gbps2Gbps(下り)10Gbps
実測平均・下り416.16Mbps532.96Mbps374.91Mbps810.43Mbps402.89Mbps
実測平均・上り329.51Mbps378.16Mbps324.96Mbps662.55Mbps320.52Mbps
契約期間縛り標準プランはなし2年なし3年2年
セット割ありありなしありあり

auひかり

auひかり
運営会社KDDI株式会社
料金プラン(月額)auひかりマンション:8種類あるので別表にまとめます
提供エリア東海エリア/関西エリア/沖縄県以外の全国
最大通信速度10Gbps(19ギガの場合)
実測値(平均)下り:416.16Mbps上り:329.51Mbps
工事費33,000円
契約期間標準プランはなし
携帯のキャリアau/UQ mobile
スマホセット割あり
申込み方法WEB/電話/auショップ/家電量販店/代理店
公式サイトhttps://www.au.com/internet/

【料金表】

マンション タイプお得プラン標準プラン
タイプG4,730円5,940円
タイプV4,180円
都市機構4,180円
都市機構G4,730円5,940円
タイプE3,740円
タイプF4,290円
ギガ4,455円
ミニギガ5,500円

以下は、auひかりのおすすめポイントを表しています。

  • マンションの料金プランが充実
  • 標準プランの契約期間縛りがない
  • キャッシュバックが多い

auひかりはマンションタイプの料金プランが8種類あるので、自分が住んでいるマンションに適したプランを選べるのがおすすめなポイントです。

標準プランには契約期間が設定されていないので、任意のタイミングで契約解除できます。

キャッシュバック特典も用意しているので、お得感が非常に大きいプロバイダーです。

@TCOMヒカリ

@TCOMヒカリ
運営会社株式会社TOKAIコミュニケーションズ
料金プラン(月額)2年バリューパック:4,180円通常プラン:5,500円
提供エリアNTT東日本エリア(東京23区・東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の一部)/NTT西日本エリア(大阪府・和歌山県・京都府・滋賀県・兵庫県・愛知県・静岡県・岐阜県の一部)
最大通信速度1Gbps
実測値(平均)下り:532.96Mbps上り:378.16Mbps
工事費11,660円
契約期間2年
携帯のキャリアau/UQ mobile/LIBMO
スマホセット割あり
申込み方法WEB/電話
公式サイトhttps://service.t-com.ne.jp/net/tcomhikari/index

@TCOMヒカリのおすすめポイントは、以下のとおりです。

  • キャッシュバックが高額
  • 新規開通工事費用がかからない
  • 3種類のスマホセット割引を使用可能

@TCOMヒカリは、キャッシュバックが大きいのも魅力です。1ギガプランなら最大40,000円か50,000TLCポイント、10ギガプランなら最大60,000円か70,000円TLCポイントがキャッシュバックされます。

新規開通時の工事費が発生しないのもポイント。工事をしないのではなく、特典で実質無料になるのです。

au・UQモバイル・LIBMOとのスマホセット割引で安い料金がさらに節約できます。

おてがる光 マンションタイプ 契約期間なし

おてがる光 マンションタイプ 契約期間なし
運営会社株式会社エクスゲート
料金プラン(月額)マンションタイプ:3,608円
提供エリア全国
最大通信速度1Gbps
実測値(平均)下り:374.91Mbps上り:324.96Mbps
工事費22,000円
契約期間なし
携帯のキャリア何でも利用可
スマホセット割なし
申込み方法WEB
公式サイトhttps://otegal.jp/

おてがる光 マンションタイプのおすすめポイントは、以下のとおりです。

  • 契約期間が設定されていない
  • 料金が無料になるキャンペーンが多い
  • フレッツ光から乗り換える場合は工事不要

おてがる光は、戸建て・マンションタイプ共に契約期間を設定していません。

常時実施しているキャンペーンはお得なものが多く、2025年3月時点では、工事費が実質無料、初月の基本料金が無料といったキャンペーンを実施中です。

他社からの乗り換えで利用料金が割引になるほか、フレッツ光からの乗り換えなら工事しなくても利用できるという利点があります。

NURO 光 2ギガ マンション 契約期間なし

NURO 光 2ギガ マンション 契約期間なし
運営会社ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
料金プラン(月額)2ギガプラン:3,300円
提供エリア北海道・東北(宮城県)・関東・東海・関西・中国(広島県・岡山県)・九州(福岡県・佐賀県)
最大通信速度下り:2Gbps上り:1Gbps
実測値(平均)下り:810.43Mbps上り:662.55Mbps
工事費44,000円(割引で実質無料)
契約期間3年
携帯のキャリアドコモ/au/ソフトバンク
スマホセット割あり
申込み方法WEB/電話
公式サイトhttps://www.nuro.jp/

NURO 光 2ギガ マンションのおすすめポイントは、以下のとおりです。

  • 契約期間縛りがない
  • WiFiルーターやセキュリティソフトの無料利用が可能
  • PlayStation5の利用料金がお得

おすすめポイントは戸建てと共通ですが、戸建てにはないおすすめポイントは契約期間に縛られないプランがあるということです。

月額料金にWiFiルーター機能を搭載しているONUのレンタル料が含まれているほか、独自のセキュリティサービスを無料利用できます。

PlayStation5を月額990円から利用可能なのも、ゲーマーにうれしいメリットです。

ビッグローブ光 マンション 10ギガタイプ 2年契約

ビッグローブ光 マンション 10ギガタイプ 2年契約
運営会社ビッグローブ株式会社
料金プラン(月額)マンション 10ギガタイプ:6,820円
提供エリア全国
最大通信速度10Gbps
実測値(平均)下り:402.89Mbps上り:320.52Mbps
工事費22,000円
契約期間2年
携帯のキャリアBIGLOBEモバイル/auスマホ/UQ mobile
スマホセット割あり
申込み方法WEB/電話
公式サイトhttps://join.biglobe.ne.jp/ftth/hikari/10g.html

ビッグローブ光 マンション 10ギガタイプには、以下のおすすめポイントがあります。

  • 10ギガタイプの通信速度が速い
  • 短期間で開通される
  • NTT回線でもKDDI系のスマホセット割が適用される

比較表で見るとビッグローブ光が戸建てもマンションも最も高い料金ですが、これは10ギガタイプの料金だからで、10ギガタイプは1ギガタイプより最大通信速度が速いので、通信速度を重視したい人向きです。

開通するまでの時間が最短で10日というのは平均よりもかなり早いので、光回線の開通を急ぐ人に歓迎されています。

NTT東西の光フレッツを使用していますが、KDDI系列のスマホのセット割引を問題なく利用できるのもうれしいポイントです。

光回線の選び方

光回線の選び方

光回線を選ぶ基準は、使う人の用途によって異なります。

どういった部分を重視するのかを確かめてから選べば、選んだ後に後悔せずに済みます。

まずは選び方のポイントをチェックして、自分が光回線に何を求めるのかを確認しておきましょう。

1ギガと10ギガどっちがいい?

1ギガの最大通信速度は1Gbpsで、10ギガは10Gbpsです。

そのため、自宅で通信系の仕事をしていて大容量データを頻繁に送受信する場合やYouTubeなどの動画をよく視聴する場合、オンライン会議やネットゲームをする場合には10ギガの方が適しています。

月額料金が安い方がいい?

月額料金の相場は、3,000円台から5,000円台です。基本的に月額契約なので月額料金が安いに越したことはありません。

2年や3年の契約期間を設けて月額料金を安くしている会社もありますが、契約期間が設定されていると解約時に違約金が発生します。

また、月額料金が安い分データ使用量を制限しているプロバイダーもあるので、データ制限の有無も確認しましょう。

スマホとのセット割がある方がいい?

スマホも提供している会社の大半は、該当するキャリアのスマホとのセット割が設定されています。

スマホを提供していなくても、スマホ会社と提携している会社はスマホとのセット割を実施していることが多いので、セット割で料金を安くしたい場合にはセット割が利用できるかをご確認ください。

通信品質が高い方がいい?

自宅で通信に関連した仕事をしている場合や動画視聴・オンラインゲームなどを楽しんでいる場合には、通信速度が速いだけではなく、通信が安定している光回線が適しています。

通信の安定性・高速性などの品質を重視する場合には、プロバイダーの公式サイトや口コミや評判をチェックして品質の高さを確かめておきましょう。

通信速度より実測値が大事?

光回線業者のほとんどは公式サイト上で最大通信速度を公表しています。

しかし、最大通信速度というのはあくまでも理想的な条件が整った状態での数字なので、実際に使用した数字=実測値の方が信頼できる通信速度です。

通信速度を重視したい人は、契約を考えている光回線業者の実測値の平均などをネットで検索した上で契約しましょう。

光回線を選んだ方がいい人

光回線を選んだ方がいい人

光回線を利用する方がいい人の特徴を解説します。複数の項目に当てはまる人は光回線利用をおすすめします。

リモートワークやビデオ会議を頻繁に利用する人

コロナウイルス感染症の流行以降、リモートワークやビデオ会議を実施する企業が増えています。

リモートワークをする人やビデオ会議の利用率が高い人、自宅でネットに関連する仕事をしている人は、渋滞の通信回線よりも光回線にした方が仕事を効率的に進められるようになります。

オンラインゲームを遅れなくしたい人

オンラインゲームを楽しむ人が増えたことから光回線利用者が増えたという背景もあります。

オンラインゲームで発生しがちなトラブルはラグです。ラグというのは通信速度の低下によって画面・音声の表示が遅れたりフリーズしたりすることです。

このラグによって快適にオンラインゲームができなくなるため、光回線に切り替えたというオンラインゲーマーが多いです。

家族でネットを利用する機会が多い人

家族で動画を視聴したり、離れた場所に住む家族とネット通信で交流することが多い人にも、光回線をおすすめします。

WiFiでも動画視聴やネット通信ができますが、光回線の方が回線が安定しており、データの送受信に適しているからです。

光回線を選ばない方がいい人

光回線を選ばない方がいい人

光回線は優れたインターネット回線ですが、中には使用に向いていない人がいます。光回線を選択しない方がいい特徴に該当する人は他の方法でネットを利用しましょう。

引っ越しが多く定住しない人

転勤など、引っ越しが多く一箇所に長く定住しない人にはおすすめできません。引っ越す度に光回線開通工事を行なわなければならない可能性が高いことに加えて、料金プランによっては解約金や違約金が発生する可能性が高いからです。

賃貸で工事が困難な人

マンションなどの集合住宅に住んでいたり、貸家に住んでいたりする人も、光回線利用に向いていません。

光回線を開通させるための交渉を大家・管理業者としなければならないからです。

物件に穴を開けたくない大家や管理業者だと工事を断られることが多いので、光回線以外の方法、たとえばWiFiなどでネットをご利用ください。

外出先でもWiFiを利用したい人

仕事での移動が多い人、出張が多い人、出先でネットを使うことが多い人には、光回線よりもWiFi利用を推奨します。

光回線は有線なので外出先では使用できないため、外出先でも自宅と同じように通信できるWiFiの方が適しているからです。

光回線によくあるトラブルと解決方法

光回線によくあるトラブルと解決方法

インターネット全盛の時代にはなくてはならない光回線ですが、トラブルが発生することもあります。発生しやすいトラブルと解決する方法を見てみましょう。

光回線が遅い時はどうしたらいい?

「通信速度の速さで光回線に決めたのに通信が遅いことがある」というトラブルが起こりがちです。そういうときには以下の対応策をお試しください。

  • パソコンの再起動を行う
  • ルーター・モデムを再起動する
  • 契約したプラン内容を確認する

パソコンで複数のサイトを閲覧していたり複数のソフトウェアを起動したりしていると、負担が大きすぎるために通信が遅くなることがあります。こういう時には再起動をすると解決することが多いです。

ルーターやモデムの再起動で速度が回復することも多いので、こちらも試してみましょう。

また、プロバイダーとのプランの中には速度が低速に設定されているものもあるので、最初から遅かった場合にはプラン内容を見直すことを推奨します。

この対応策は他のトラブルを解決したいときにも試してみましょう。

ネットにつながらない時の対処法は?

ネットにつながらない場合の対応は、光回線が遅い時と同様に対処しましょう。

また、料金を支払っていない場合には当然つながらなくなるので、月額料金がきちんと支払われているのかもご確認ください。

接続が不安定な時はどうすればいい?

光回線の接続が不安定なのは、ルーターやモデムが不調または故障している可能性があります。また、ルーター・モデムの置き場所により接続が不安定になることがあるので、設置する場所を見直しましょう。

ルーターやモデムに接続しているPCが多すぎても不安定になります。同時接続できる台数はルーターによって違うので、使用しているルーターで勧められている台数以上をつながないようにしてください。

断線してしまった時の対応は?

断線は自力で修理できることもあります。使用しているモデムやONUに対応している光ファイバーケーブルを購入して接続しましょう。

光コンセントにつながっているケーブルが断線した場合は上記の方法では修理できないので、契約しているプロバイダに連絡し、修理を依頼してください。

調子が悪い時にルーターを再起動しても大丈夫?

調子が悪い時は、逆にルーターの再起動がおすすめです。光回線の調子が悪い場合、その多くは再起動で解決するからです。

ルーターだけではなく、調子が悪いPCやスマホも再起動をしましょう。

おすすめの光回線に関するよくある質問

おすすめの光回線に関するよくある質問

利用におすすめな光回線について、SNSなどによく寄せられている質問とその回答を紹介します。

ゲームをするなら1ギガと10ギガどっちを選べばいい?

オンラインゲームをする場合には、1ギガよりも10ギガの方がおすすめです。オンラインでゲーム仲間と連絡を取り合ったり、ゲーム内で一緒に行動したりする場合、通信速度が遅いとゲーム進行に支障をきたすからです。

ゲームは仕事ではなく娯楽ですが、人が介在する場合には思わぬトラブルに発展するケースがあるので、トラブルを回避したい人は10ギガを選びましょう。

ポケットWiFiと光回線ならどっちがいい?

ポケットWiFiは無線でどこでも好きな時・好きな場所で通信できるのが長所で、光回線はデータ量を気にせずに通信できるのが利点です。

利用者がどういう形でネットを使うかによって向き不向きがあるので、いつでもどこでも通信したいならポケットWiFiを、無制限かつ安定的な通信を求めるなら光回線をご利用ください。

光回線はショッピングモールなどで契約するとお得?

光回線は公式サイトや電話での申し込みが一般的ですが、大手業者だとショッピングモールにある代理店の店頭や携帯ショップ、家電量販店などで申し込めます。

どこで契約するのが良いのかは光回線の業者が実施している特典やキャンペーンによるので、必ずしもショッピングモールでの契約がお得なわけではありません。

業者の公式サイトで契約時の特典などを確認後に申し込みましょう。

一人暮らしにも光回線は必要?

光回線利用におすすめなのは家族世帯ですが、ネットの使い方によっては一人暮らしの人にも必要なケースがあります。

必要となる単身世帯の特徴は以下の通りです。

  • 通信状態の安定を望む人
  • 通信速度を重視する人
  • ネット使用率が高い人
  • 自宅でネット関連の仕事をしている人

このいずれかに該当する人は光回線導入をご検討ください。

光回線で100Mbpsあれば十分?

下り及び上りで100Mbpsあれば、日常生活でのネット通信は快適に行えます。

しかし、最大通信速度が100Mbpsな場合には注意しましょう。最大通信速度はあくまでも理想とする速度なので、普段は100Mbpsにならないことが多いからです。

下りと上りが100Mbps以上でも、最大通信速度については1Gbpsあるいはそれ以上であることが望ましいです。

まとめ

光回線の業者は数多くあり、それぞれ魅力的な特徴を備えていますが、どういった使い方をするかで何を重視するかが決まるので、向いている業者は人によって異なります。

自分が優先したいのが通信速度なのか、コスパの良さなのか、通信品質の高さなのか、通信速度の実測値なのかを選ぶ前に熟考した上で、求める条件に合致する光回線を契約しましょう。