ネット証券は、店舗での対面型取引スタイルよりも手軽でコストを抑えられるという利点により、参入する投資家が増え続けています。
しかし、一方で「投資初心者がネット証券に飛び込んでも失敗しないで済むのか」と心配する声も多いのが現状です。
投資初心者がネット証券で投資デビューするにあたり、どういった点に注意するべきなのでしょうか?
ネット証券を始める前に、投資の始め方や初心者におすすめのネット証券紹介、ネット証券のメリットやデメリットなどを確認しましょう。
初心者におすすめのネット証券ランキング
初心者向けのネット証券をランキング形式で紹介します。各証券会社の口座開設数・外国株取扱・IPO実績などの基本情報や実施中のキャンペーンなどを見比べて、自分に合いそうな証券会社を確認しましょう。
こちらに記載しているキャンペーンは2025年3月1日時点で実施している新規入会・取引デビューに関連しているキャンペーン・プログラムで、家族・友人紹介キャンペーンもあわせて紹介します。
上記キャンペーンの達成条件及び上記以外のキャンペーンの詳細は、各証券会社の公式サイトでご確認ください。
なお、手数料などの金額表記は全て税込価格です。
まずは8社の比較表からご覧ください。
社名 | SBI証券![]() | 楽天証券![]() | 松井証券![]() | マネックス証券 マネックス ![]() | moomoo証券![]() | 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)![]() | 岡三オンライン![]() | GMOクリック証券![]() |
口座開設数 | 1,300万口座以上 | 1,200万口座以上 | 150万口座以上 | 268万口座以上 | 非公表 | 170万口座以上 | 450万口座以上 | 100万口座以上 |
投資信託数 | 2,614本 | 2,553本 | 1,653本 | 1,331本 | 393本 | 1,843本 | 799本 | 134本 |
外国株取扱 | 9ヵ国 | 6ヵ国 | 1ヵ国 | 2ヵ国 | 1ヵ国 | 1ヵ国 | 1ヵ国 | CFDで可能 |
IPO実績(2024年) | 76社 | 54社 | 55社 | 50社 | 0社 | 20社 | 49社 | 0社 |
NISA取扱 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
iDeCo取扱 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | × |
クレカ積立還元率 | 0.5% | 0.5~1% | ×(2025年5月開始予定) | 最大1.1% | × | 最大3.0% | × | × |
国内株式取引手数料 | 0円 | 0円 | 0円~ | 55円~ | 0円 | 0円〜 | 0円~ | 0円~ |
ポイント投資 | 3種類 | 4種類 | 1種類 | 1種類 | × | 2種類 | × | × |
ポイントサービス | 4種類 | 1種類 | 1種類 | 2種類 | 1種類 | 1種類 | 1種類 | × |
キャンペーン | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
第1位:SBI証券

運営会社 | 株式会社SBI証券 |
口座開設数 | 1,300万口座以上 |
投資信託数 | 2,614本 |
国内株取引所 | ・東京証券取引所・名古屋証券取引所・福岡証券取引所・札幌証券取引所 |
外国株取扱 | 9ヵ国(米国/中国/韓国/ロシア/ベトナム/インドネシア/シンガポール/タイ/マレーシア) |
IPO取扱実績(2024年) | 76社 |
NISA対応 | あり |
iDeCo対応 | あり |
クレカ積立ポイント還元率 | 0.5% |
国内株式取引手数料 | 0円 |
ポイント投資 | ・投資信託・投信積立・国内株式 |
ポイントサービス | ・Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル |
公式サイト | https://www.sbisec.co.jp/ETGate/ |
SBI証券は、口座開設数が1,300万口座以上という数で国内トップに輝いている証券会社で、外国株も多数取り扱っています。
デメリットに上げられるのは、店舗がないため店舗でのサポートを求められないことです。
また、アプリが取引ごとに分かれているので、アプリをまとめてほしいという声が多く上がっています。
ポイントも還元率が低めで「他社よりもポイントが貯まりにくい」という不満のコメントが目立ちます。
SBI証券の代表的なメリットは「ゼロ革命」という制度です。2023年9月から、国内株式・現物取引・信用取引・S株(単元未満株)の取引時に必要な書類を郵送から電子交付に切り替えると手数料が0円になる「ゼロ革命」を実施しているのです。
外国株式は米国・中国・韓国・ロシア・ベトナム・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシアの9カ国の株が並んでおり、中でも米国株の銘柄数は5,000以上揃っています。
また、国内の証券取引所は9時〜11時半と12時半〜15時に開場していますが、SBI証券ではPTSにより時間外の取引が可能です。
第2位:楽天証券

運営会社 | 楽天証券株式会社 |
口座開設数 | 1,200万口座以上 |
投資信託数 | 2,553本 |
国内株取引所 | ・東京証券取引所・名古屋証券取引所 |
外国株取扱 | 6ヵ国(米国/中国/シンガポール/マレーシア/タイ/インドネシア) |
IPO取扱実績(2024年) | 54社 |
NISA対応 | あり |
iDeCo対応 | あり |
クレカ積立ポイント還元率 | 0.5~1% |
国内株式取引手数料 | 0円 |
ポイント投資 | ・投資信託・国内株式・米国株式・バイナリーオプション |
ポイントサービス | ・楽天ポイント |
公式サイト | https://www.rakuten-sec.co.jp/ |
楽天証券は、楽天グループの利用率が高い人にうってつけの証券会社です。国内株・外国株共に銘柄数が多いです。
アプリやツールは、初心者でも分かりやすいという声がある一方で、投資信託を購入できないという欠点も指摘されています。
アプリやツールの精度を高めるためのシステムメンテナンスが多いため、取引のタイミングを逃してしまうケースがあるのもデメリットに上げられています。
対面でプロのアドバイスやサポートを受けられない点も、ネットより対面を好む人に不評です。
楽天証券で取り扱うポイントサービスは楽天ポイントだけですが、株取引時に楽天ポイントが貯まりやすいだけではなく、楽天グループを利用した際に得た楽天ポイントを株取引に活用できるというメリットがあります。
また、銘柄数・商品の種類の多さは業界でもトップクラスで、国内株式は現物取引と信用取引とPTS取引とIPO・POに対応していて、外国株は6カ国取り扱っており、投資信託の種類も豊富です。
取り扱い商品と数が充実しているため、幅広く投資を楽しみたい方に適しています。
第3位:松井証券

運営会社 | 松井証券株式会社 |
口座開設数 | 150万口座以上 |
投資信託数 | 1,653本 |
国内株取引所 | ・東京証券取引所・グロース・名古屋証券取引所・福岡証券取引所・札幌証券取引所・ジャパンネクストPTS |
外国株取扱 | 1ヵ国(米国) |
IPO取扱実績(2024年) | 55社 |
NISA対応 | ◯ |
iDeCo対応 | ◯ |
クレカ積立ポイント還元率 | ×(2025年5月開始予定) |
国内株式取引手数料 | 0円~ |
ポイント投資 | ・投資信託 |
ポイントサービス | ・松井証券ポイント |
公式サイト | https://www.matsui.co.jp/ |
松井証券は、100年以上前に設立された老舗の証券会社です。国内初のネット証券取引を行なったことでも知られています、
少額取引は無料ですが、金額が高いなど取引内容によっては手数料がかかります。
メンテナンスを実施している時間帯は取引ができないため、貴重な取引チャンスを逃す利用者が多いです。
老舗証券ですが投資信託や海外株式の取扱数が少ないので「商品を選ぶ楽しみがない」と訴えるコメントもありました。
ネット証券として第一人者とも言われる松井証券はAIチャットサポートシステムを導入しており、365日24時間いつでもサポートを受けられます。有人チャットも利用可能ですが、こちらは利用時間が限定されています。
還元率の高さと配当の高さにも定評があり、特に保有する投資信託に残高に応じたポイントが還元される「最大1%貯まる投資残高ポイントサービス」が有名で、高配当銘柄ランキングの常連でもあります。
オリジナルの松井証券ポイントはPayPayポイント・dポイント・Amazonギフトカードと交換できるので、ポイ活している人にも好評です。
第4位:マネックス証券

運営会社 | マネックス証券株式会社 |
口座開設数 | 268万口座以上(2024年12月時点で2,680,616口座) |
投資信託数 | 1,331本 |
国内株取引所 | ・東京証券取引所・名古屋証券取引所・福岡証券取引所・札幌証券取引所 |
外国株取扱 | 2ヵ国(米国・中国) |
IPO取扱実績(2024年) | 50社 |
NISA対応 | あり |
iDeCo対応 | あり |
クレカ積立ポイント還元率 | 0.5~1.1% |
国内株式取引手数料 | 税込55円~ |
ポイント投資 | ・投資信託 |
ポイントサービス | ・マネックスポイント・dポイント |
公式サイト | https://www.monex.co.jp/ |
マネックス証券は、国内にある全ての株式市場に対応している大手証券会社です。全株式市場対応中というのは13社中8社しかありません。
マネックスポイントはdポイント・Vポイント・Pontaポイント・Amazonギフトカードなどに変換できますが、使い勝手の良い楽天ポイントに変換できないデメリットがあります。
国内株式取引手数料は多くの証券会社で0円または少額なら0円などの設定になっていますが、マネックス証券は最低額が55円から始まるのも難点です。
また、過去に2度行政処分を受けたことがありますが、どちらも10年以上前のことで現在は問題なく運営しています。
IPO投資に付き物の抽選は他の証券会社では「落選すると次の当選確率が上がる」といった条件で実施されることが多いのですが、IPO抽選に参加する際には一定の資金力が必要です。そのため、マネックス証券の資金力・投資歴を抽選条件から除外した完全平等抽選システムが高評価を得ています。
ロボアドバイザーは投資一任型とアドバイス型の2種類あり、自分の投資スタイルに合ったものを活用できます。
第5位:moomoo証券

運営会社 | moomoo証券株式会社 |
口座開設数 | 非公表 |
投資信託数 | 393本 |
国内株取引所 | ・東京証券取引所・大阪取引所 |
外国株取扱 | 1ヵ国(米国) |
IPO取扱実績(2024年) | 0社 |
NISA対応 | ◯ |
iDeCo対応 | × |
クレカ積立ポイント還元率 | × |
国内株式取引手数料 | 0円 |
ポイント投資 | × |
ポイントサービス | ・moomooポイント |
公式サイト | https://www.moomoo.com/jp |
moomoo証券は金融情報アプリ・moomooを開発・提供していることで有名な証券会社で、本社を香港に構えています。
ネット証券利用者の多くはクレカ積立をしていますが、moomoo証券では2025年3月時点でクレカ積立ができない状態です。
投資家に人気のNISAは2024年1月から運用を開始しましたが、iDeCoはまだ利用できません。
moomoo証券は非常に高性能なアプリですが、情報量が多く新たな情報がどんどん入ってくるため「スマホの電池の消耗が激しすぎる」と利用者の不評を買っています。
moomoo証券はアプリ・moomooで名を馳せただけあり、moomooの性能の高さや情報量、操作性の良さが利用者に高く評価されています。
米国株と国内株の手数料が無料または安価で、特に米国株の手数料の安さで人気上昇中です。
元は米国株取引がメインだったので、米国株は7,000株以上取り扱っており、充実度は国内の証券会社の中でもトップレベルで、米国株に投資したい人に適しています。
第6位:三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)

運営会社 | 三菱UFJ eスマート証券株式会社 |
口座開設数 | 170万口座以上 |
投資信託数 | 1,843本 |
国内株取引所 | ・東京証券取引所・大阪取引所・名古屋証券取引所・札幌証券取引所・福岡証券取引所・東京金融取引所 |
外国株取扱 | 1ヵ国(米国) |
IPO取扱実績(2024年) | 20社 |
NISA対応 | ◯ |
iDeCo対応 | ◯ |
クレカ積立ポイント還元率 | 0.5~3.0% |
国内株式取引手数料 | 0円〜 |
ポイント投資 | ・投資信託・プチ株購入 |
ポイントサービス | ・Pontaポイント |
公式サイト | https://kabu.com/ |
三菱UFJ eスマート証券は、2025年1月31日に三菱UFJ銀行が100%出資する子会社となり、同年2月にauカブコム証券から現在の名称になりました。
投資信託数は充実していますが、外国株式では米国株しか扱っていないため、外国株メインで投資したい人には向いていません。
IPOの引受件数が大手より少ないので、IPO銘柄に投資したい人が難色を示しています。
au利用者やPontaポイント利用者には利点が多い証券会社なのですが、それ以外のスマホ・ポイントを使っている人にはほとんどメリットがないのもデメリットに数えられています。
三菱UFJ eスマート証券では国内株の手数料が取引額100万円まで0円という長所があります。
投資信託の数は国内の証券会社のベスト5に入り、その投資信託のほとんどが購入手数料が無料な点も高評価につながっています。
クレカ積立の還元率は、au PAYの通常カードだと0.5%ですが、ゴールドカードで1.0%で、au利用者のみ加入可能なauマネ活プランと組み合わせると3.0%まで上昇するのが大きな利点です。
第7位:岡三オンライン

運営会社 | 岡三証券株式会社 |
口座開設数 | 450万口座以上 |
投資信託数 | 799本 |
国内株取引所 | ・東京証券取引所・名古屋証券取引所 |
外国株取扱 | 1ヵ国(中国株) |
IPO取扱実績(2024年) | 49社 |
NISA対応 | ◯ |
iDeCo対応 | ◯ |
クレカ積立ポイント還元率 | × |
国内株式取引手数料 | 0円~ |
ポイント投資 | × |
ポイントサービス | ・dポイント |
公式サイト | https://www.okasan-online.co.jp/ |
岡三オンラインは、老舗証券会社岡三証券が母体のネット証券で、ネット証券としては新しいですが顧客の信頼度が高い証券会社です。
岡三オンラインの欠点によく挙げられるのは、米国株に対応していないことです。米国株は外国株の中でも特に人気が高いため、米国株の取り扱いが始まるのを待ち望まれています。しかし、岡三証券では数ヵ国の外国株を取り扱っているので、岡三オンラインに導入される可能性が高いです。
また、ネット証券利用者が愛好するクレカ積立に現状では対応していない点もデメリットだという指摘が多いです。
FXのスプレッドが広く、売買時に高いコストが発生する点も小さくない難点と言えるでしょう。
岡三オンラインはIPO投資に適しています。引受件数が多いだけではなく、資金を入金しなくても申し込めるからです。
定額プランは現物取引でも信用取引でも、合計金額が100万円に達するまで手数料がかからないのもうれしいポイントです。
取引用ツールは「株取引・FX取引が特に使い勝手が良い」と利用者の高評価を得ています。
第8位:GMOクリック証券

運営会社 | GMOクリック証券株式会社 |
口座開設数 | 100万口座以上 |
投資信託数 | 134本 |
国内株取引所 | ・東京証券取引所 |
外国株取扱 | あり(CFDで可能) |
IPO取扱実績(2024年) | 0件(2024年) |
NISA対応 | あり |
iDeCo対応 | なし |
クレカ積立ポイント還元率 | × |
国内株式取引手数料 | 【1日定額プラン】〜100万円:0円〜200万円:1,238円〜300万円:1,691円300万円~:295円※※以降100万円毎の加算金額【1約定ごとプラン】〜5万円:50円〜10万円:90円〜20万円:100円〜50万円:260円〜100万円:460円〜150万円:550円〜3,000万円:880円3,000万円~:930円 |
ポイント投資 | なし |
ポイントサービス | あり |
公式サイト | https://www.click-sec.com/ |
GMOクリック証券は、国内店頭CFDの取引シェアランキングで11年間に連続で首位になった証券会社で、CFD・FXの取扱数が多いです。
短所と言われているのが、取扱商品の種類が多い一方で投資信託や外国株の取扱数が大手証券会社より少なめなことです。
外国株を積極的に購入したい方や、積み立て投資をしたい方に適していないでしょう。
また、単元未満株は売却しかできないため、リーズナブルな単元未満株で投資をスタートさせたい人には向いていません。
クレカ積立も2025年3月時点では未対応なので「導入してほしい」という声が高まっています。
GMOクリック証券は国内店頭CFDやFXに強く、取扱商品の種類は株式・投資信託・FXネオ・外為オプション・くりっく365・CFD・債券を含めて7種類以上あります。
取引手数料は全体的に安いのですが、27歳以下の人なら現物取引時の手数料が無料というのも大きなメリットです。
FX取引のスプレッドが他の証券会社より低い面も多くの利用者が利点に挙げています。
ネット証券の選び方【初心者でもわかる!】

ネット証券に関する「初心者には難しいかも」「失敗するかも」といった不安や疑問を解消するには、ネット証券を選ぶポイントを抑えておくのがベストです。
ネット証券を選ぶ時に特に重視するべき条件をチェックしておきましょう。
投資商品の取り扱い数や種類
まず最初に確認しておくべきなのは、取扱商品の数と種類です。全体的に商品が多いネット証券でも自分が投資したい商品を取り扱っていないケースがあるからです。
たとえば、「慣れるまで少額投資にしたい」と希望する投資初心者が多いのですが、少額投資を取り扱っていないネット証券もあります。
しかし、扱っていても数が少ないと投資が難しいです。少額投資をしたい場合には取り扱っている単元未満株の選択肢が多いか、少額から積立ができるクレカ投資に対応しているかを確認する必要があります。
また、近年人気が高まっている米国株などの外国株式をメインに投資したい場合には、外国株の取扱数や種類も把握しておかなければなりません。
ネット証券で口座開設手続きをする前に、公式サイトで投資商品の充実度を調べておきましょう。
取引ツールやアプリの使い勝手
ネット証券は公式サイトのマイページや公式取引ツール・アプリなどで取引するスタイルなので、取引ツールとアプリが使いやすいかどうかも重要なチェックポイントになります。ツールやアプリを上手に操作できない場合、そこでつまづいて円滑な投資ができなくなるからです。
ネット証券が提供している取引ツールやアプリには、1つのアプリで数種類の株取引ができるタイプ、株取引の種類によってアプリが分かれているタイプなど、その証券会社ごとに個性があります。
自分が使いやすいツールやアプリを提供しているかを口座開設前に確認しておきましょう。
ツールとアプリの性能はネット証券の公式サイトで紹介されていますし、口コミサイトなどに評価が投稿されているので、どちらにも目を通しておくことをおすすめします。無料提供されているツール・アプリなら、実際に使ってみて自分に合うかをご確認ください。
ポイントが貯まる
ポイ活をしている人なら、投資の際にポイントが貯まるかどうかも大事な選択基準です。貯まったポイントを投資に使えるなら、投資のコストをポイントがない状態より大幅に節約できるだけではなく、効率の良い投資を実現できるからです。
通常の買い物などで貯まったポイントを株投資に使えるネット証券が増えているので、投資をしながらポイ活もしたい人は、ポイントサービスやポイント投資に対応しているネット証券なのかを口座開設する前に確かめておきましょう。
手数料がかからない
ネット証券と従来の対面型証券会社の大きな違いは、取引手数料の額です。設備費・人件費が発生しない分取引手数料が抑えられるというのがネット証券のメリットの1つなので、その長所を最大限に活かしましょう。
取引手数料を完全無料にしているネット証券もあれば、一定の額まで無料にしたり、条件次第で無料にしたりしているネット証券もあります。
手数料は1回なら少額ですが、取引回数が重なればかなり大きな出費になるので、無料または安価であるに越したことはありません。
取引手数料の有無や発生する条件などはネット証券の公式サイトで案内されているので、そこも必ずチェック項目に加えましょう。
クレカ積立ができる
クレカ積立に対応しているかもチェックポイントに加えることを推奨します。クレカ積立はお手軽かつお得な投資で、初心者におすすめな投資方法だからです。
クレカ積立の主なメリットは以下の通りです。
- 少額から投資できる
- ポイント還元される
- 手続きに時間と手間がかからない
初心者にとってうれしいのは、少額投資が可能なことです。クレカ積立なら100円から投資できる商品が多いので、資金がない人でも問題なく投資デビューできます。
クレカ積立はクレジットカードごとにポイントが還元されるので、投資をしながらポイ活ができます。より利益を得たい場合には還元率が高いクレカ積立にしましょう。
また、クレカ積立なら証券口座とクレジットカードを連携させておけば月ごとの決済が自動で行われるので、通常の商品を購入する時のように注文の度に決済手続きをする必要がありません。
投資に慣れていない人にはうってつけの投資なのです。
ネット証券のデメリット

利便性の高さなど数多くの利点があるため利用者が増え続けているネット証券ですが、デメリットも存在します。
ネット証券を利用した人からのデメリットを指摘する口コミから、ネット証券を利用する際に注意するべき点を確かめておきましょう。
店舗がないため相談するのが難しい
去年実店舗での取引からネット証券に切り替えたんだけど、確かに手数料は激減したけれど、店舗取引には手数料がかかるだけのメリットがあるのを実感しています。ずっと続けている取引ならネット証券で問題ないけれど、初めて手を出す分野だとプロによる解説やサポートが必須だと思い知りました。(50代・女性)
ネット証券は手軽でいいし、ネット検索で情報収集するのも好きなんだけど、たまに株のプロに直接相談したいって願望が出ることがある。店舗だと手数料が馬鹿にならないからネット証券にしたし、ネット証券の方が自分には向いていると思いつつ、たまに店舗でのプロのアドバイスが欲しくなる。(40代・男性)
ネット証券の大半は店舗を構えていないため、店舗に常駐しているコンサルタントのアドバイスやサポートを受けられないことについて、対面取引をしていた利用者から不満の声が寄せられています。
しかし、電話相談を受け付けているネット証券もあるので、サポートが充実しているネット証券を選ぶことでこのデメリットを払拭可能です。
間違えて注文しても自己責任
布団の中で外国株の注文をしていたら、眠かったせいで目的の商品の1列下の商品を選びそうになった。確認メッセージが出るシステムだから失敗を防げたけど、要らない商品に大枚をはたいて後悔する羽目に陥らないよう、寝ぼけ眼で株取引をするのは避けなきゃ駄目!(20代・男性)
ネット証券に変更したばかりでアプリの操作にも慣れていなかったせいか、買おうと思ってなかった商品をポチってしまいました。早押しで決定してしまったので注文取り消しもきかなくてがっかり。少額商品だからまだ良かったけど、高額商品なら目も当てられないところでした。(40代・男性)
ネット証券は、基本的に全ての商品を自分でチェックした上で、公式サイトのマイページや取引ツール・アプリなどで取引を行なうので、注文を間違えた場合も全て自己責任になるのが初心者向きではない要素です。
対面取引ならコンサルタントがそういったミスをしないようサポートしてくれますが、ネット証券にはそのサポートがないケースが多いので、注文を間違えないようにご注意ください。
通信環境が不安定になると機会損失の可能性がある
仕事が忙しいので、投資をネット証券に切り替えて通勤途中で株取引をするようになったのですが、電車内で通信状態が悪くなることがたまにあり、タッチの差で目標の取引を逃してしまったことがありました。友人は「自宅のPCで取引していた時に雷の停電でチャンスを失った」と言っていたので、通信環境は重要です!(30代・女性)
初心者なので少額投資からちまちま小銭を稼いでいるのですが、通勤路でアプリの操作をしていた時に電池がかなり消耗していたのに気づかず、通信が遮断されて買いたかった商品をゲットできなかったことがありました。おいしい商品だったから競争率高かったので仕方ないけれど、かなりショックでした。(20代・男性)
スマホやタブレットに取引アプリを入れていれば場所を選ばずに株取引ができるのがネット証券の長所です。
しかし、天候不順や通信する場所などにより、通信環境が不安定になることによって貴重な取引の機会を損失してしまったというコメントが非常に多いです。
機会を確実につかみたい場合はスマホ・タブレットの電池消耗に気を付けつつ、ポケットWi-Fiを常備するなどの対策を取りましょう。
ネット証券を利用するメリット

無視できないデメリットは確かに存在しますが、それでもネット証券の利用者は増え続けています。「デメリットよりもメリットの方が大きい」と感じている利用者が多いからです。
ネット証券に満足している人が寄せた口コミからネット証券の長所を確認してみましょう。
手数料が店舗に比べて安い
投資仲間に「ネット証券の方がコスパがいい」と勧められたので、ずっと使っていた証券会社のネット証券に切り替えました。そしたら、手数料が安くなってびっくり!今までは2,000円とかそれ以上支払っていたのが、ネット証券にしたら100円台になったのです!もっと早く切り替えれば良かったと後悔しながら、クレカ積立も始めてみました。(40代・女性)
会社の近所にお馴染みの証券会社があったのでずっとそこで投資をしていましたが、転勤の際にその証券会社の担当者に勧められて同グループのネット証券に乗り換えました。そしたら、アプリも使いやすくて手軽だし資金移動の手間もかなり短縮されたし、何より取引手数料が無料になったので驚いています。ネット証券への乗り換え、強くおすすめします!(50代・男性)
ネット証券の大きな利点は、取引手数料が店舗(対面型)で取引するより安いことです。
対面型証券会社2社とネット証券会社2社の取引手数料を比較してみましょう。
こちらは20万円以下の国内株式の取引手数料です。
取引スタイル | 社名 | 取引手数料 |
---|---|---|
対面型 | 野村證券 | 2,860円 |
みずほ証券 | 最低2,750円 | |
ネット | SBI証券 | 148円~ |
楽天証券 | 115円 |
圧倒的にネット証券の方が安いです。ネット証券は店舗を構えていないところが多く担当する者もいないので、設備費と人件費を削減できる分コストを抑えられるからです。
投資の消費コストを抑えたい人にはネット証券を推奨します。
アプリなどで手軽にどこでも取引できる
転居先の職場も自宅も最寄り駅が閑散としていて証券会社がないので、前使っていた証券会社のおすすめでネット証券を使っています。最初は店舗での相談ができないのが不安でしたが、担当が使いやすいアプリを教えてくれたりわからないところをメールでサポートしてくれたおかげで、今は問題なくアプリで株取引できています。確かにとても便利です!(50代・男性)
仕事&子育てで中々証券会社の店舗にいけなくない状態なので、株はネット証券のアプリですることにしました。投資とか何にも知らない状態で始めたのですが、ネットであれこれ情報を集めて評判がいいアプリを入れて投資生活を始めたら、予想以上にお金が入ってきたので、驚きながら喜んでます!自宅でできる株取引最高!(40代・女性)
幅広い年齢層がスマホやアプリに親しんでいる昨今「どこでも株取引ができるから」という理由でネット証券での投資をスタートさせる人が増えています。店舗に行かなくても株取引できる利便性が特に歓迎されているのです。
ネット証券が提供しているアプリの中には「使いにくい」と言われるものも多いのですが、初期からあるアプリは改良を重ねており、高い評価を得ているのでおすすめです。
投資にまつわる情報が充実している
ネットにそれほど馴染んでいないけれど「便利だから」と証券会社の担当に勧められたので、そこで運営しているネット証券で試しに口座を開設しました。最近の取引用ツールやアプリはものすごい情報量になっているので、店舗で株取引をしている友人にアプリを紹介したら驚いていました。(50代・女性)
子供の頃からネットに依存しているので、ネット証券以外の選択肢はなかった!「店舗の方がプロにサポートしてもらえて安心」って親には言われたけれど、株取引の方法も投資の情報もネットや取引アプリとかに詰まっているので、不安や不便さを感じたことがない!いい時代に生まれたと感謝している!(20代・男性)
ネット証券の黎明期は店舗にサポート面でも情報量でも負けていましたが、現在はネット証券の公式サイトだけではなく株情報を調査して公開しているサイトなどが増えたことにより、投資に関する情報に不自由することはなくなりました。
情報の量や内容の確かさを確認しながら利用すれば、店舗でサポートを受けるより確実な投資が期待できるのです。
取り扱っている商材の種類が豊富
5年前からネット証券での株取引を始めたのですが、最近のネット証券は商品の種類がかなり増えていて、取引の幅が広がって楽しめています。今自分が気に入っているのはIPOです。たまにハズレることもありますが。外国株とかも簡単に取引できるから、ネット証券には大満足しています。(40代・男性)
会社の先輩に勧められたので、一番大手のネット証券で投資デビューをしたのですが、株の種類が多すぎて初心者には敷居が高いと感じました。でも、少額投資から慣れていくと他の株取引も気になるようになってきて、今は3種類くらいに手を出して投資生活を満喫しています。(30代・男性)
ネット証券の長所の1つは、取扱商品の種類が充実していることです。実店舗での株取引でも同様の商材を扱っている場合でも、ネット証券なら公式サイトやツール・アプリなどで簡単に確認でき、取引を即座に開始できる便利さもメリットに数えられています。
自分のペースで投資ができる
投資生活10周年を迎えましたが、一昨年からネット証券に切り替えて自分の時間が大幅に増えています。店舗を往復する時間や店舗でコンサルタントと話す時間をカットできるようになったからです。自分で商品内容を調べる必要はあるけれど、対面取引よりはるかに時間の消費が減りました。(40代・女性)
昇進して忙しくなったせいで店舗で株取引する時間がなくなったので、ネット証券に乗り換えました。ネット証券でも電話でのサポートをしてくれるところなら安心だし、店舗に出かける時間をカットできるし、夜中でも株チェックできるし、ネット証券乗り換えは大成功だったと思っています!(30代・男性)
店舗での取引からネット証券に変更した人の多くが称賛しているネット証券の長所で特に多かったのは、いつでもどこでも好きな時に投資ができることでした。
無駄な時間や手間をカットした上でマイペースな投資をしたい人なら、ネット証券での取引がベストです。
ネット証券の口座開設をする前に知っておくべき注意点
ネット証券には、店舗型にはない知っておくべき注意点があります。Web上で手続きするため、不正ログインされる可能性があり、長年積み上げた資産を一気に失ってしまうかもしれません。
ネット証券を利用する前に知っておくべき注意点を詳細に解説するため、参考にしてください。
専門アドバイザーがつかない可能性がある
店舗型の場合、一般的には専門家と相談しながら投資できることが多いです。プロの方が個別の資産状況に合わせておすすめの運用方法を解説してくれるため、安心して投資できます。
しかし、ネット証券では口座開設から実際の取引まで自分で行うため専門家と相談することなく1人で手続きします。そのため、プロのアドバイスを受けながら取引できません。専門家と相談しながら投資対象を選び、取引したい方は、実際の窓口を訪れて投資したほうがよいでしょう。
ネット証券を利用する場合、個別で投資について学ぶ必要があるため注意してください。
なお、大手のネット証券であれば電話やチャットで資産運用の相談ができる可能性があります。しかし、手数料がかかる可能性があるため把握しておきましょう。
情報漏洩のリスクがある
ネットでの手続きになるため、情報が漏洩し、第三者に不正ログインされる可能性があります。実際に不正ログインに遭い、資産を売却され損をした事例もあるため注意が必要です。
資金を抽出してやりくりしていても、資産がなくなってしまったら意味がないため、セキュリティ対策をしっかり施すことが大切です。
ネット証券を利用する際は、情報漏洩を防ぐために以下の対策を施しましょう。
- セキュリティソフトを最新にする
- 同じパスワードを使い回せない
- IDとパスワードをブラウザに記憶させない
- 生体認証や二段階認証を取り入れる
- 公共のWi-Fiを利用しない
生体認証とは顔や指紋などの本人の身体的特徴を用いて本人確認する仕組みで、不正ログインされる可能性を抑えられます。また2段階認証を取り入れれば、一度ログインされても、再び本人のスマホ情報などを確認してログインするため、被害に遭う可能性を抑えられるでしょう。
地道に投資していても、不正ログインされ資産を失ってしまったら意味がないため、セキュリティ対策は徹底しましょう。
初心者でもわかる!ネット証券の始め方

ネット証券の利用方法は各ネット証券会社によって異なりますが、基本的な流れはどこのネット証券もほぼ同じです。
こちらでは、ネット証券の共通の流れを紹介します。実際に始める際には、口座を開設するネット証券の公式サイトで流れをご確認ください。
STEP1 口座開設申込み
最初に、PCまたはスマホなどのネット証券公式サイトから口座開設を申し込みましょう。開設時に一通り個人情報を入力したり、名前とメールアドレスのみ登録して返信されたメールから申し込んだりと、ネット証券によって様々な申込み方法があるので、申し込むネット証券の案内通りに手続きを開始してください。
STEP2 本人確認書類提出
申込みの際には本人確認書類の提出を求められるのが一般的です。
本人確認書類として請求されることが多い証明書・書類などは以下の通りです。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 健康保険証
- 住民票の写し
- パスポート
最近はマイナンバーカードがあれば本人確認が完了するようになっていますが、持っていない場合には代わりとなる証明書や書類を提出してください。
ネット証券の場合、PCやスマホから本人確認書類の画像を送信できるようになっていますが、書類を郵送で送る人もいます。
ネットでの手続きは最短翌営業日に審査が終わって口座開設となりますが、郵送の場合には1週間前後の期間を要します。
STEP3 初期設定
ネット証券が提出書類を審査後、審査に通るとメールまたは郵送でマイページへのログインIDなどが届きます。
ログインIDを使用してログイン後、暗証番号・証券口座に資金を移すために使う銀行口座・勤務先の情報などを登録してください。
STEP4 口座開設・入金
必要な情報を登録し終わると、証券口座が開設されるので、投資資金を入金しましょう。
入金のタイミングは証券会社によって異なりますが、基本的には取引を始める前に証券口座への投資資金入金を求められます。
銀行口座などから証券口座に振り込むと、取引の準備が完了します。
STEP5 株取引開始
ネット証券で取引可能な株式の中から好きな銘柄を選び、購入する数を決めて取引を開始しましょう。
ネット証券の多くは株取引用の専用ツールやアプリを用意しているので、公式サイトもしくは公式ツール・アプリから株取引を始められます。
投資初心者の場合は、資金面で無理なく投資できる株を選んで始めるのがおすすめです。
証券会社の大半は初心者向けの投資ガイドなどを公式サイトで公開しています。初心者にありがちな失敗を回避するため、取引を始める前に初心者ガイドを熟読するようにしましょう。
おすすめのネット証券に関する疑問

使いやすさ・信頼性・安定度など、初心者にもおすすめなネット証券を探している人がSNSやネット質問サイトに投じている疑問を紹介します。疑問に対する回答とあわせてご確認ください。
一番安全な証券会社はどこ?
倒産の可能性が低い・利用しやすい・信頼性が高いなどの条件を満たしているネット証券は、オリコンなどのランキングに必ずランクインしています。
ここでは、実際にネット証券を利用した14,674人が選んだネット証券の人気順をオリコン顧客満足度調査の結果から見てみましょう。
オリコンのランキングでは、口座開設・特典と取引手数料と取扱商品と取引のしやすさと資産管理といった条件でベスト3にランクインしているネット証券を公表しています。
それらのランキングで必ずベスト3に入っていたのは、SBI証券と楽天証券です。両社に次いで人気が高かったのが松井証券とマネックス証券でした。他の会社が実施したネット証券人気ランキングでも、SBI証券と楽天証券は必ず3位内に入っています。
それらの結果を基準にすれば、SBI証券または楽天証券が最も安全な証券会社と言えるでしょう。
大手といわれるネット証券はどこ?
口座開設数を基準に選ぶ大手ネット証券は、口座開設数が1300万を超えているSBI証券と1200万口座を超えている楽天証券が大手ネット証券と言えます。
松井証券・マネックス証券は口座開設数ではSBI証券と楽天証券に及びませんが、それ以外の実績などを考慮すると大手ネット証券と見て間違いありません。
セキュリティリスクを防ぐには?
ネット証券を始める際には、ネット証券のログインIDとパスワードが第三者に漏れないよう気をつけなければなりません。
ログイン情報が漏れた場合、ネット証券のマイページに不正ログインされる可能性が高いだけではなく、不正取引・不正送金といった被害に発展するからです。
こういったセキュリティリスクを防止するための対策は以下の通りです。
- ログイン情報が漏洩しないように管理する
- PC・スマホにウイルス対策ソフトを入れておく
- 安全性が確認されていない環境で通信しない
- ネット証券が対応する二段階認証・生体認証などを活用する
特に有効と言われているのは、Amazonなどの通販でもよく使われている二段階認証です。
面倒に感じてもしっかりと対策をしてリスクを避けましょう。
ネット証券が向いている人は?
以下の項目に当てはまる人はネット証券に向いています。
- コストを抑えながら投資したい人
- 自分で情報を集めて投資したい人
- ネットセキュリティ対策に精通している人
- ネットやアプリなどに馴染んでいる人
- 自分のペースで投資したい人
ネット証券は対面型よりも取引手数料が安く、対面型のように店舗に足を運ばなくて良い分コストを節約できるので、対面型よりもリーズナブルな投資をしたい人におすすめです。
基本的に投資情報を自分で調べるスタイルなので、情報収集が面倒ではない人、正確な情報かを判断できる人はネット証券向きです。
自分が使用しているネット証券に不正アクセスされるケースもあるので、ネット上のセキュリティ対策を整えられる人なら安心してネット投資生活を送れます。
ネットやアプリを使い慣れている人もネット証券に向いています。ネット証券の公式サイトや公式アプリなどを使用して株取引をするのが基本スタイルだからです。
マイペースに投資をしていきたい人も、対面型で担当者と連絡を取り合いながら投資をするより、好きなタイミングで取引できるネット証券をおすすめします。
該当する項目が多い人はネット証券を始めてみましょう。
初心者でもネット証券で投資するのは危険?
投資初心者がネット証券で投資デビューすることに対しては「危ないのではないか」といった懸念の声が多く上がっています。
危険とされる理由の中で最も大きな理由は、投資の際にわからないことがあった場合、自分で調べなければならないことです。
対面型の証券会社では担当者にわからない点を逐一確認しながら投資に慣れていけますが、ネット証券の場合には基本的に自分で調べて学習しながら投資をする方式なので、失敗する可能性が高いのです。
しかし、最近のネット証券は対面でなくともメールやチャットや電話で質問に対応してくれるので、ネット証券が設立され始めた頃よりも失敗する確率が下降しているので「ネット証券だから失敗する」と怖がる必要はなくなりつつあります。
まとめ
ネットの普及率が国内の隅々まで広がった現在、ネット証券を使う投資家が続々と誕生しています。
「初心者には難しい」という声は確かにありますしその理由もありますが、初心者が失敗なく投資をスタートする方法も数多くあります。
投資失敗が心配な初心者の人は、サポート体制を万全に整えているネット証券で投資デビューしましょう。