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ウクライナ: 国連人権局、解放されたばかりの東部の「集団墓地」を調査に向かう

ウクライナの都市イジュムで集団墓地が発見されたという報告は、国連の権利監視団によって調査されることが発表された。

これは、現在進行中の反攻作戦で、ロシアまたはロシアに支援された勢力が保持していたウクライナ東部地域が解放されたことを受けたものだ。

あるウクライナの警察官は、1カ所で400体以上の遺体が発見されたと思われると発言している。

金曜日にジュネーブで、国連の人権事務所OHCHRは、すでにウクライナにいる国連調査官が埋葬された人々が兵士なのか民間人なのか、敵対行為で死んだのか自然死なのかを確認すると発表した。

マリウポリの記憶

OHCHRのリズ・スロッセル報道官は、「ご記憶の通り、マリウポリ包囲戦ではこのことがかなり話題になりました。」と述べた。

「集団墓地があるというので、人々が殺されたのか、それとも治療が受けられずに自然死したのかを調べたら、確かに集団墓地に埋められていたのです。」

2月24日のロシアによるウクライナ侵攻以降、民間人に対する残虐行為に関する疑惑が数多く浮上している。

5月、国連ウクライナ人権監視団は、屋根の上に配置された狙撃手が市民が家から出るのを阻止するために「市民をかなり無作為に撃つ」というウクライナ人の証言を取り上げた。

また、ロシア軍に制圧されたキエフ北部のブチャやその他の郊外の町では、同じ調査員が300人以上の男性、女性、子どもを不法に殺害したことを記録している。

監視団のマチルダ・ボグナー団長は5月、ジュネーブでの記者会見で、国連ニュースに多くのウクライナ人が行方不明の親族や友人(主に若い男性)を探し続けていると述べた。中には、ベラルーシやロシアに連れて行かれた人もいるかもしれない、とボグナー氏は語った。

この記事はUN NEWSの記事を翻訳したものです。

Original article: https://news.un.org/en/story/2022/09/1126801

公開日:2022/09/16