#SDGsに取り組む

三井住友カード株式会社のSDGsの取り組み|グローバル金融グループとしての使命とは

三井住友カード株式会社

2017年に創業50周年を迎えた「三井住友カード株式会社」。

創業以来50年間、日本におけるVisaのパイオニアとして、お客様に「安心・安全・便利なペイメントサービス」を届けてきました。

現在では、キャッシュレス支払い手段が主流になってきている中で、「一人ひとりのお客様にとって」「お店にとって」「社会にとって」全てがより良く、サステナブルに向かうことを目指しています。

そしてキャッシュレスを進めることで、国連の持続可能な開発目標SDGs達成に向けて大きく貢献しています。

三井住友カードは、SDGsが目標とする2030年を見据え、社会課題の解決に貢献していくために「環境」「コミュニティ」「次世代」の3点を重点課題において活動中です。

この記事では、「三井住友カード」のSDGsの取り組みを、

  1. 「環境」
  2. 「コミュニティ」
  3. 「次世代」

上記3つの重点課題に分けてご紹介します。

三井住友カードのビジョンと事業内容

企業名三井住友カード株式会社
SDGs4.8.9.13
サステナビリティレポート

三井住友カードがめざすビジョン

三井住友カードは、「お客様に選ばれ、お客様の決済をあらゆるシーンで支えるデジタル&イノベーションカンパニー」をビジョンに下記の経営理念をおいて事業展開しています。

  1. お客様に、より一層価値あるサービスを提供し、お客様とともに発展する
  2. 事業の発展を通じて、株主価値の永続的な増大を図る
  3. 勤勉で意欲的な社員が、思う存分にその能力を発揮できる職場を作る
  4. 社会課題に解決を通じ、持続可能な社会の実現に貢献する

事業内容

長年培ってきたクレジットカード事業のノウハウをもとに、さまざまなお客様と、多様な事業を展開しています。

会員事業

個人・法人向けカードやファイナンス、その他カード会員向けに多彩なサービスを行なっております。

加盟店事業

安心のネットワークと、最先端の技術によりさまざまなシーンでのキャッシュレス決済を実現しています。

受託事業

クレジットカード業務全般について、お客様のご要望に応じたご要望に応じたソリューションを提供しています。

三井住友カードのSDGsの取り組み|グローバル金融グループとしての使命とは

環境目指す社会の前提となる、地域・世代を超えた人類共通の財産
コミュニティ目指す社会を実現するため、人と人とのつながりにより生まれる「信頼」「相互関係」をもとにした公と民の間を埋めるセーフティネット
次世代目指す社会を実現するため、社会をより良くし次の世代にその社会を受け渡す聡明な人々

三井住友カードは、国連目標のSDGsが目標とする2030年を見据え、取り組むべき項目を以下の3点に分けて明確化し、活動しています。

  1. 環境
  2. コミュニティー
  3. 次世代

それぞれ順番にご説明します。

環境

地球環境は、地域・世代を超えた人類共通の財産であり、健全な地球環境の維持は持続可能な社会を実現する上での大前提であると考えます。

三井住友カードは、地球環境保全活動を企業市民の義務であると認識し、自ら積極的・継続的に環境保全活動に取り組んでいます。

クレジットカードでできるECO活動

クレジットカードご利用代金WEB明細書サービスのご提供

次回お支払い金額の確定メールをお知らせし、WEBで明細を確認いただくサービスです。

紙の明細書1通をWEB明細にすることで、紙の使用料・郵送削減によりCO2発生を500g削減できます。

三井住友カードの森づくり

ご利用代金明細書のWEB化の推進による収益の一部を森林の育成に充て、全国に「三井住友カードの森」として間伐や植林を実施しています。

お客様のデジタル化へのご協力と森林育成の共創を実現する本プロジェクトでは、自然に近い多様性のある森づくりを目指しています。

三井住友カードの森とは

三井住友カードが目指す、様々な種類の木が共生したより自然に近い「多様な森」のことです。

「多様な森」を目指すため、適切な植林や間伐を行い、十分な光と栄養、安定した土壌を保つことで、幹の太い何世代にも渡り葉をおいしげ続ける木を育てています。

そして、このような森の広がりが、持続可能な地球環境作りにつながっていくと考えます。

私たちが森のためにできる3つの取り組み

  1. 紙の使用量を減らし、原料となる木を守る

紙のご利用明細社からWEB明細へ切り替えいただくことにより、明細書や封筒といった紙資源が大幅に削減されます。

その結果、乱伐を防ぎ、CO2吸収源である木々を守ることに貢献します。

  1. 森林や環境に良い製品を使用する

三井住友カードは、環境に配慮した紙製品への切り替えを進めています。

紙のご利用明細書は※FSC®️認証を受けた封筒でお送りしております。

FSC®️認証Forest Stewardship Council®️(FSC:森林管理協会)が定めた規定をもとに認定された、認定商品を製造できる制度です。社会的・経済的・環境的に適切に管理されている、とFSCが認めた森林で生産された機材や再生資源などを使用した製品に、FSCラベルを付けて認定します。

  1. ​​森林を健全な状態に整備する

ご利用明細社のWEB化を推進するとともに、森をはぐくむ活動を行っていきます。

適切な植林や間伐をすることで、さまざまな種類の木々が共生する「多様な森」を増やし、より多くのCO2吸収や保水性の向上を目指すべく「三井住友カードの森」を作りました。

​​本取り組みにおけるCO2吸収量は、森林整備を通じて脱炭素に貢献する「グリーンパートナー2022」として林野庁ウェブサイトにて公表しております。

どこにあるの?

全国の「三井住友カードの森」を紹介します。

コミニュティ

インターネット募金

クレジットカードのご利用を通じた社会貢献

社会貢献活動を行っている団体を応援するために、クレジットカードの利用に応じ、自動的に各団体に寄付を行い、社会貢献活動としております。

ポイントでの募金受付やクレジットカードで募金を受け付けている各種団体を紹介します。

  • ユニセフ教会
  • 日本赤十字社
  • WFP(国連世界食糧計画)
  • WWFジャパン(世界自然保護基金)
  • 日本ユネスコ協会連盟
  • Present Tree
  • 京都大学iPS細胞研究所
  • ミュージックセキュリティーズ
  • タッチハッピー

上記、上から7社のコミュニティへの募金は、三井住友カードがご利用いただけます。

また、Vポイントで寄付することもできます

ミュージックセキュリティーズは、被災された事業者様の再起に向けた応援プラットフォームへの寄付などに、三井住友カードがご利用できます。

タッチハッピーは、パートナーであるセカンドハーベスト・ジャパン、特定非営利活動法人フローレンス、認定特定非営利活動法人カタリバへの募金に、三井住友カードがご利用いただけます。

三井住友カードはコミュニティの中で活動を行う一員として、社会的責任を全うするため、地域・社会への貢献を続けています。

次世代

社会環境が変化していく中、経済や社会が持続可能であり続けるためには、必要な知識や技術を備えた社会を支える人材の育成が不可欠であると考えています。

三井住友カードと共に将来の社会を構築していく、次世代の人材や産業を育むことでサステナビリティを実現していきます。

各世代に向けた金融経済教育

SMBCグループ各社を連携して、中学校・高校・大学などで出張授業を行なっています。

クレジットカードの仕組みなど、キャッシュレス会社の到来に向けた収支管理の重要性など、各世代ごと、学校側のニーズに合わせた啓発に努めています。

子供向け金融教育

日々の生活において、お金の直接やり取りしないキャッシュレス化が進んでいます。

お子さま向けにカードの便利さ、信用やお金の大切さが分かりやすく学ぶことができます。

こども向けおこづかい帳アプリ

「ハロまね〜親子で学ぶこどものお金管理〜」

幼い頃から終始バランスを身につけていただくための、お子さま向けのおこづかい帳アプリ(無料)です。

おこづかい管理や仮想銀行への預金体験を通じて、お家の方とお子さまが一緒に楽しく金融知識を学べる機能がそろっています。

クレジット入門

よくわかる!クレジットの正しい使い方

クレジットの仕組み、利用方法、信用情報期間、クレジットのメリット・デメリット、利用上の留意点などがわかる、クレジット全般についてまとめた中学生や高校生に配布する用の冊子です。

平易な文章にイラストを交え、分かりやすく解説しています。

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社会科見学

すみともキッズ

住友グループのいろいろな会社が、どんなものを作っていたり、どんなところで人々と関わっているのか、分かりやすく紹介しています。

  • 社会のしくみ
    あそこにも、ここにも!住友グループはいろいろな「社会のしくみ」を作っているよ
  • すみともかいしゃ図鑑
    住友グループは、いろいろな会社がならんでいるよ。知っている会社はいくつあるかな?
  • しごと図鑑
    大きくなったら何になりたい?
    好きだったり、興味のあることから仕事を探そう!

上記のような内容で、こどもたちの「なんで?どうして?」を解決しています。

タッチハッピー〜Visaのタッチ決済を通じて次世代を支援〜

Visaのタッチ決済数とSNSシェア数に応じて、主に次世代への支援を目的とするNPOなどへの寄付を行っています。

2020年2月から始まった本取り組みでは、フードセーフティーや病児保育、学習支援など様々な活動を支援してきました。

あなたのタッチ決済を社会貢献につなげるプロジェクト

  1. 「キャッシュレス」を「社会貢献」につなげる
    「キャッシュレス」と「社会貢献」、直接的つながりはないようにみえますが、実は「日常」というキーワードでつながっています。
    タッチハッピーは、タッチ決済に応じて身近な社会課題の解決を支援し、皆様の毎日のキャッシュレス決済が社会貢献につながる仕組みになっています。
  2. ハッピーを、共に創る
    タッチハッピーは、”未来”や未来を生きる”子供”への支援を中心に、お客様と一緒に身近な社会課題解決の支援を続けています
    解決すべき社会課題は多く、未来をハッピーにするには多くの力が必要です。

これまでもタッチハッピーはさまざまな社会課題に向き合ってきました。

これからも「ハッピー」を共有し合う未来を目指し、タッチハッピーを通じて、短かな社会課題の解決を支援します。

まとめ

三井住友カードは、目指す社会にとって健全な環境は前提、コミュニティは潤滑油でありセーフネット。

そして次世代は、社会をより良いものにし次に世代に渡す存在。

そして、世界中に存在するさまざまな社会的課題に対し、グローバル金融グループとしての使命を果たします。

さらに、経営トップの強いコミットメントの下、事業を通じた社会的課題の解決とSDGsの実現を目指します。

参考:https://www.smbc-card.com/company/index.jsp

外部リンク:三井住友カード(NL)について