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エコシステムとは?ビジネスにおける意味や取り組み事例をわかりやすく解説

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エコシステムという言葉には、まだあまり馴染みがないと感じるかもしれません。元々は生物学の分野で使われてきた言葉ですが、自然界のエコシステムを指すとき、日本ではほとんどの場合「生態系」と呼ぶでしょう。

では近年「エコシステム」と呼ばれ注目されているのは何でしょうか?

実は「ビジネスのエコシステム」なのです。

ビジネスのエコシステムへの理解や認識がなくては、競合他社に遅れをとってしまう恐れがあるほど今後は重要になっていきます。まずは自然界のエコシステム(生態系)について簡単に確認してから、ビジネスのエコシステムについて、意味や取組事例などをわかりやすく解説します。

エコシステムとは

エコシステムとは、本来「生態系」を意味する言葉です。

近年ではビジネス用語としても使われるようになりました。本来の生態系について少し理解を深めてから、その概念のビジネスへの応用を確認しましょう。

まずは自然界におけるエコシステムから理解を深めよう

【自然のエコシステムの例】

まずは、自然界のエコシステム(生態系)の仕組みはどのようなものでしょうか?生態系とは、森林・草地・河川・湿地・サンゴ礁など、さまざまなタイプの環境とそこに生息・生育する生物を1つのグループとして見た時の呼び方です。

例えば、「石垣島周辺のサンゴ礁の生態系」「マダガスカルの独特な生態系」などと言った具合に使われます。生態系の中には、

  • 食物連鎖
  • 生物多様性(遺伝子・種・生態系)
  • 共生(社会)
  • 資源の循環

などが存在しています。様々な生き物がお互いに影響し合い、全体のバランスをとって生死を繰り返す壮大で繊細な仕組みが生態系なのです。

自然のエコシステムと生物多様性

先述の生物多様性の中に「生態系の多様性」という言葉があるように、地球の環境にはさまざまな生態系が存在し、生態系どうしも影響しあっています。

生態系は40億年という長い生命の歴史の中で、それぞれの環境に適応して進化し、3,000万種とも言われる種の多様性を生み出しました。地球上の生命の全ては、直接的または間接的に支え合って生きています。

近年、環境への意識の高まりの中で、

  • 自然の生態系の仕組みに関心を持つ人が増えた
  • 自然の生態系に関する研究が進んだ

などの理由で、世界全体でも以前より認知度が上がりました。この自然の生態系の仕組みに、ビジネスの仕組みを重ね合わせた考え方が次第に広がり、近年ビジネスシーンでよく「エコシステム」という言葉が使われるようになったのです。

今回は自然の生態系については、ビジネスのエコシステムを理解するための最低限の説明にとどめます。次の章で、自然のエコシステムとビジネスのエコシステムについて考えていきましょう。*1)

なぜビジネスにエコシステムが必要なのか

ビジネスにおいてのエコシステムも、まさに社会や産業経済の生態系です。近年、エコシステムという表現がビジネスで使われるようになる以前も、「ビジネスのエコシステム」は存在していました。

しかしICT※の急速な発展により、さまざまな国籍・規模・特性などの企業が協力し合い、分業・共同開発・共同事業など、共存共栄の関係を目指すようになりました。その企業間や企業と顧客との連携を「エコシステム」と呼ぶようになったのです。

Information and Communication Technologyの略称で、情報通信技術のこと。

【市場の構造変化の視点】

また、情報の「透明化(共有化)」「可視化(データ化)」が進んだことにより、ビジネスのエコシステムの存在がより感じやすい環境になったとも考えることができます。ICTの発展により、ビジネスのエコシステムは従来の在り方から急速に変化し、さまざまな要素が重なって、その存在が認知されるようになったのです。

急速なビジネスにおけるエコシステムの変化

近年の急速なビジネスにおけるエコシステムの変化には、3つの大きな要因があります。

【新たなICTの進展によるビジネスエコシステムの変化の視点】

①オープン化

オープン化とは、自社の情報を公開したり、システムや製品を標準規格※にしたりすることで、製品やサービスの互換性・品質・性能・安全性の確保や利便性の向上を目指すことです。

標準規格

標準化によって決められた規格。日本産業規格(JIS)やJSA規格、国際規格(ISO、IEC)など。法令などで強制力のある強制標準(規格)と、任意に使うことができる任意標準(規格)がある。

【身の回りの標準(規格)の例】

②多様なプレイヤーの参加

製品・機能の多様化に応じるためには、全て一つの企業で完結させることが難しくなってきました。より便利な製品やサービスを提供するために、従来の枠を超えて、さまざまな業種や業界の多様なプレイヤー(ステークホルダー※)とのつながりと協調・協力が重要になっています。

ステークホルダー

企業の経営において、直接的または間接的に影響を受ける利害関係者。

③交換する価値形態の多様化

これまで「交換する価値の形態」といえば主に、

  1. 製品とお金(例:代金を支払って商品を買う)
  2. 労働とお金(例:働いた代価として給料を支払う)

といったものでした。しかし近年では、

  • データ
  • 処理・加工
  • ポイント
  • クレジット
  • CO2削減量
  • 環境への貢献(自然環境の保護など)

など、取り引きされる価値は以前に比べ多様化しています。また、以前では価値の取り引きは、

  • B to B(Business to Bisiness:企業と企業)
  • B to C(Business to Consumer:企業と消費者)

という形がほとんどでしたが、現在ではこの取り引きの形態も多様化しています。

【新たなICTの進展によるビジネスエコシステムの変化】

多様化・複雑化した市場と産業経済

【様々なX-Tech※の事例と連携の進展度】

X-Tech(クロステック)

既存ビジネスに最先端のIT技術を取り入れることで新しい価値や仕組みを提供すること。

このように、ICTの発展とIT技術の向上・普及により、企業と企業はもちろんのこと、企業と消費者、消費者と消費者とも以前より簡単に繋がりが持てるようになりました。それまでも、実は私たちの生活や経済活動は直接的なつながりだけでなく、間接的にさまざまな人や企業と影響しあっていましたが、ICTの発展のおかげで相互にアクセスがしやすくなったので、より身近に、より現実的にそれが感じられるようになったとも言えます。

【これからビジネスで求められる人材育成の例】

上の図は経済産業省の資料から引用した、これからビジネスで求められる人材育成の例です。冒頭で見た自然のエコシステム(生態系)のイラストと似ていますね!

どんどん多様化・複雑化する市場や産業経済の仕組みのあり方を考えると、そこには自然のエコシステムといくつもの共通点があることに気が付きます。自然のエコシステムも生命誕生からこれまで、40億年というとても長い時間をかけて多様化してきましたが、社会や経済の仕組みもそれを追うように変化・成長しているのです。

つまりこれからのビジネスにおいて、このエコシステムを理解し効果的に活用することはとても重要です。また、自然界では豊かな多様性は予期せぬリスクなどへの耐性を強くします。

自然界のエコシステムを深く理解することは、今後のビジネスのエコシステムの展望を予測することに役に立つかもしれませんね!次の章では、これからのビジネスにエコシステムが必要な理由を裏付けるメリットを確認していきましょう。*2)

エコシステムを導入するメリット

ビジネスにおいてエコシステムを導入する、ということは、前の章までに見てきたような「ビジネスのエコシステム」を理解し、ステークホルダーと協力関係を築くことで「共存共栄」を目指すということです。このようなビジネススタイルには、どのようなメリットがあるのでしょうか?

【物流業内垂直統合的なプラットフォームによる最適化の例】

上の図はプラットホーム型のエコシステムと言えます。エコシステムがうまく機能すると、このように効率的に相互の利益を生み出したり、資源を無駄なく循環させたりできます。エコシステムを導入するメリットを具体的に確認しましょう。

メリット①価値共創

他社をはじめ、多様な企業と連携することにより、自社だけではできないビジネスの創出や製品の開発などが可能になります。同業他社はもちろんのこと、違った分野の企業や消費者とのつながりは、さまざまなアイデアを生み出すきっかけとなり、他社との連携により自社のもつ技術や規模では実現が難しかったイノベーションを実現することも可能になります。

メリット②知識のシームレスで素早い共有

ビジネスのエコシステムの導入により、多様な企業と連携し、「共存共栄」を明確にして信頼関係が生まれると、これまで各企業が培ってきた知識や、最新の情報・データなどを共有することができます。同じ知識でも分野や業界が違えば活かし方も異なり、自社だけでは見えなかった角度から知識を応用してイノベーションにつながる可能性が生まれます。

メリット③多くのデータを集めることが可能

ビジネスのエコシステムによって、共存共栄関係にある企業間でデータを共有することにより、自社だけでは得られなかった多くのデータを集めることができます。データの量はAI※やIoT※の活用において、多ければ多いほど強みになります。

AI

Artificial Intelligenceの略語で人工知能のこと。計算とコンピューターを利用して人間の知能のような判断・選択・処理を行う。

【関連記事】ディープラーニングとは?仕組みやメリット・デメリット、実用例も

Internet of Thingsの略語で、モノのインターネットのこと。さまざまなモノがインターネットに接続され、データや情報を交換することにより、相互に制御する仕組み。例えば水田にセンサーを設置し、水位に応じて自動的に水を増減させて管理する仕組みなど。

ビジネス環境の変化に対応しやすい

現代は、急速な変化の中にあり、将来の展望が定まりにくくなっています。その中でさまざまな変化に対応するためには、ビジネスのエコシステムを活かして、多様な企業間で役割分担も必要になります。一社ですべての変化に対応するよりも、それぞれの役割の分野の対応をして、解決策を全体で共有した方が効率的です。

エコシステムを導入するデメリット・課題

エコシステムがうまく機能すればとてもメリットが多いことがわかりますね!次の章ではエコシステムを導入するデメリットやリスク、課題を確認しましょう。

コスト・労力・時間がかかる

エコシステムを導入するためには、提携企業の調査・分析をしたり、会合を開いたりと、自社の運営とは別にエコシステムの運営にもコスト・労力・時間などが必要になります。多数の企業が連携して事業に取り組む場合、なかなか全体の合意が得られず思うようにエコシステムの運営が進まないこともあります。

インセンティブの設計を誤るとうまく機能しない

インセンティブとは、行動を促すための優遇措置や報酬、刺激、動機などです。ビジネスのエコシステムをうまく機能させるためには、相互に十分なコミュニケーションと情報交換を行い、全体が長期的に利益を得られるようなインセンティブの設計が必要です。

エコシステム同士の競合が起こることも

顧客やシェアを巡って、エコシステム同士で競合が起こることがあります。資本主義経済において競合はなくてはならないものですが、うまく機能していたエコシステムが、競合するエコシステムの成長により顧客やシェアを奪われる可能性があります。

エコシステムを構築すれば安心、というわけではないことがわかりますね。エコシステムをうまく機能させるための工夫や活動も必要ですし、同じ顧客層やジャンルで他のエコシステムが急成長していないかなど、常にアンテナを張っておくことは欠かせません。

次の章では実際にエコシステムを導入して良い結果を出している事例を見ていきましょう!*3)

エコシステムを導入した企業の取組事例【Apple】

ビジネスのエコシステムの代表例としてよく上げられるのがアメリカのAppleです。Appleは材料・部品製造・組み立て・サービスなどを提供する企業から、Apple製品の中で使えるアプリケーションやコンテンツを提供する企業まで、膨大な数の多様性豊かな企業とつながっています。

Appleのエコシステム

Appleの壮大なエコシステムには、

  1. 製品製造のエコシステム
  2. 製品により提供されるアプリケーションやコンテンツなどのエコシステム

の2つが存在しています。

①製品製造のエコシステム

Appleは半導体など付加価値の高い開発・設計だけを行い、製造は外部に委託する「工場を持たない製造業者」です。AppleのiPhoneをはじめ、iPad・Apple Watch・Macなどの製品は、材料・部品・組み立てなど世界中のさまざまな企業に委託されて製造されています。

また、製品のリサイクルにも力を入れており、製造だけでなく製品の回収や分解などの分野にもエコシステムが広がっています。

②製品により提供されるもののエコシステム

Appleが直接提供しているアプリケーションは60本ほどですが、Appleが提携する外部企業のアプリケーションは180万本以上です。この豊富なアプリケーションは特に地図や音楽ストリーミングなどの分野で成功し、他の分野でも成長を続けています。

Appleは提携する開発企業にソフトウエア開発キットや開発ツール、中核技術などを利用できるようにし、積極的に新しいアプリケーションが開発できるように支援しています。

Appleは自社が継続的に成長するためには、このようなエコシステム全体が成功していくことが重要だと考えています。

エコシステムのリーダーとしてのApple

Appleは、エコシステム全体に「カーボンニュートラル」を考えて行動することを求めるなど、製品のクオリティだけでなく

  • 気候変動への取り組み
  • サーキュラーエコノミー
  • 労働環境
  • 化学物質の安全性

といった、「地球のことを考えた設計」を追求しています。エコシステム全体の方向性を明らかにし、その条件を満たすことのできる企業がAppleのエコシステムの一員となれるのです。

ユーザーの周囲にもAppleエコシステムを

Appleの製品は互いに連携が良く、例えばiPhoneとiPad、iPadとMacなど、同社の製品を複数持つことで利便性が増し、ユーザーにとってApple製品を購入する魅力になっています。ひとつひとつの製品が高品質で「それひとつでも、だいたいなんでもできる」のですが、他の製品の不便なところ(大きさ・スペックなど)を補完できる多様な製品を開発することにより、ユーザーの周囲にApple製品が複数つながる小さなエコシステムの構築をねらってるように見えます。

まさに”BIG APPLE”

Appleのアプリケーションのエコシステム(App Store)は、2020年には全体で(Apple本体を除いて)6,430億ドル(約86兆円)の売り上げに達しています。Appleの強いリーダーシップと品質へのこだわり、積極的な支援などがあってAppleをとりまくエコシステムは成功していると言えます。

【2020年のAppleエコシステムの売り上げ】

このように、エコシステムをうまく機能させるには、いくつかの条件があります。次の章では、企業がエコシステムを導入するにあたって何が必要かに迫ります。*5)

企業がエコシステムを導入する方法

うまくエコシステムを機能させることができれば、これからの時代のビジネスにおいて強みになることは確かです。しかし、これまでの企業の経営方法によっては、かなりハードルが高いと感じるかもしれません。

自社にとって有効なエコシステムを導入するためには、何が必要なのでしょうか?

現状を把握する

まずは自社の現状をしっかりと把握・分析して、エコシステムの導入でメリットがあるかを、いくつかの違った状況を想定して予測します。現状の他社との利害関係なども洗い出して、共存共栄が可能かを検討します。

目的を明確にする

エコシステムを導入して何を目指すかを明確にし、連携企業と認識のずれがないように注意します。コミュニケーションを取り合って全体の目指す方向を常に同じにしておくことが重要です。

適切な方法を選択する

エコシステムを導入するにあたって、

  1. 自社を中心に新たなエコシステムを構築する
  2. すでにあるエコシステムに参入する

という2つの方法があります。自社の規模・得意分野・目指す将来像などから、最適なエコシステムの導入方法を選びます。

【さまざまなエコシステムの例】

役割を明確にする

エコシステムの中で、自社がどのような役割を担っているかを明確に理解します。エコシステムは多数のプレイヤーが連携し同じ目的に向かって全体で進んでいくものなので、常に各社の役割と自社の役割を確認し、その役割を十分に果たす必要があります。

【イノベーションを加速するためのポイント】

上の表は企業のイノベーションを加速するためのマネジメントシステムのポイントです。これらはビジネスのエコシステムをうまく機能させるために重要なこととも共通点があります。

【Connected Industries(つながる産業)とは】

ビジネスのエコシステムという概念は、企業が将来も成長を続けていくためには必ず理解しておくべきです。今後のビジネスにおいては、直接的な利害関係以外にも視野を大きく広げて間接的な影響も分析し、企業間で協力してエコシステムのメリットを活用できるかが重要な鍵となるでしょう。

次の章ではビジネスのエコシステムとSDGsの関係について考えてみましょう!

エコシステムとSDGsの関係

すでに日本では常識となったSDGsですが、ビジネスのエコシステムとSDGsにはどのような関係があるのでしょうか?

SDGsは世界全体が明確な目標に向かって進むための指標です。それぞれの目標には現在世界が抱える様々な課題の解決が掲げられています。

かつて大量生産・大量消費・大量廃棄の時代は、短期的に大きな利益を生み出すことを重要視するビジネスモデルがほとんどでした。しかし現在日本では、社会問題解決への意識の高い消費者が全体の大きな割合を占めるようになりました。

そのため、大量生産・大量消費・大量廃棄のビジネスモデルでは、消費者のニーズに合わなくなってきています。

【日本・世界が抱える課題とニーズ】

SDGsに関心がある人が増えているということは、社会全体の利益を大切にしたいと思う人が増えていると考えることができます。つまり、企業がこれからの消費者のニーズに応えるためには、SDGsへの貢献はますます重要になっていくと予想されます。

エコシステムによって多数の企業と連携していれば、SDGsの目標達成に向けた取り組みも協力しあうことができます。ビジネスのエコシステムで効率的に連携することで、無駄なく資源を回収・リサイクルし、循環させることも可能になるでしょう。

そして何より、SDGs目標17は「パートナーシップで目標を達成しよう」です。私たちひとりひとり、そして企業と企業も、多様性豊かな仲間と協力し合うことで、より大きな力を発揮できるのです。

まとめ:自然界もビジネスも生きている

生物が長い進化の歴史を経て現在のような多様性とエコシステム(生態系)を創造したように、ビジネスも多様化しエコシステムの重要性が注目されるようになりました。ビジネスは人間の社会で行われている活動ですが、ビジネスも実は自然界の摂理に沿って動いているのかもしれません。

私たちが生き物である以上、ビジネスもまた生き物なのです。そこにエコシステムが存在するのはごく当然のことですね。

日本ではまだ、メディアによってビジネスのエコシステムの定義があいまいですが、この記事が判断の参考になれば幸いです。企業にとって、自社を取り巻くエコシステムについての分析は、今後のさまざまなリスクへ備える上でも必要な作業です。

ひとりの人間も、ひとつの企業も、何者の影響も受けず、何者にも影響を与えず生きていくことはできません。自然界のエコシステムへの理解も深めつつ、ビジネスのエコシステムを理解し持続可能な経営に役立てましょう!

企業の経営だけでなく、個人の生活にもエコシステムの概念は応用できます。あなたに影響を与える人、あなたから影響を受ける人、あなたの生活を取り巻く環境など、一度具体的に考えて整理してみると、意外な発見があるかもしれません。

〈参考・引用文献〉
*1)エコシステムとは
埼玉県生態系保護協会『生態系と私達の活動』
環境省『日本の自然環境と生きもののつながり -生態系の多様性』
生物多様性とは?重要性や世界・日本の現状、保全の取り組み、私たちにできることも
*2)なぜビジネスにエコシステムが必要なのか
総務省『第1部 特集 人口減少時代のICTによる持続的成長 第3節 市場構造に引き起こされる変化』
総務省『第1部 特集 人口減少時代のICTによる持続的成長』(2018年)
経済産業省『1 標準化の概要』
日本規格協会『第1章 標準化の意義』(2009年3月)
総務省『第1部 特集 人口減少時代のICTによる持続的成長』(2018年)
経済産業省『世界の構造変化と日本の対応』p.69(2018年5月)
*3)エコシステムを導入するメリット・エコシステムを導入するデメリット・課題
総務省『第1部 特集 人口減少時代のICTによる持続的成長 第3節 市場構造に引き起こされる変化(1)業種内垂直統合的なICTプラットフォーム』
*4)エコシステムを導入した企業の取組事例【Apple】
Apple『環境 すべての課題に、新しい答えを。』(2023年)
Apple『コロナ禍の課題に対応したAppleのデベロッパ、2020年にApp Store経済圏からの売上は24パーセント増の6430億ドルに成長』(2021年6月)
Apple『報告書により、サードパーティアプリケーションがApp Storeで世界的な成功を収めていることが明らかに』(2022年4月)
椙山 泰生『講演「ビジネス・エコっステムの視点」』(2021年)
日経ビジネス『ビジネスで圧倒的強さをもたらす生態系「エコシステム」とは?』(2022年1月)
*5)企業がエコシステムを導入するには
経済産業省『新たなイノベーションエコシステムの 構築の実現に向けて』p.60(2020年1月)
経済産業省『新たなイノベーションエコシステムの 構築の実現に向けて』p.11(2020年1月)
経済産業省『第四次産業革命の進展と 産業・就労構造の変化』p.13(2017年10月)
日経BP『イノベーション成功の条件、人を知ることがエコシステムに命を吹き込む』(2020年11月)
*6)エコシステムとSDGs
経済産業省『第四次産業革命の進展と 産業・就労構造の変化』p.5(2017年10月)