地球温暖化の影響で、日本の夏はどんどん暑くなるのに電気代はどんどん上がって各所から悲鳴が聞こえてきます。
電気代高騰の原因やいつまで続くのか気になる方はこちらの記事をご覧ください!
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これからくる猛暑に備えて、涼しい夏を少しでも電気代を抑えて過ごしたいですよね。
そこで今回スペースシップアース編集部は、「緑のカーテン」を紹介します。
緑のカーテンとは、ゴーヤやきゅうりなどのツル性の植物で窓や家の外壁をカーテンのように覆ったものです。
緑のカーテンがあると、直射日光を植物が遮ってくれるので部屋が涼しくなり省エネにつながります。
さらに、採れたての野菜が食べられるという嬉しいおまけも…!
この記事では、緑のカーテンの効果や緑のカーテンを作る時の注意点を紹介します!
目次
緑のカーテンにはどんな効果がある?
作るために時間も手間もかかる緑のカーテンですが、普通のカーテンやすだれにはない効果を持っています。
部屋が涼しくなる
普通のカーテンと違い、植物には周りの気温を下げる効果があります。
植物は、葉から水を蒸発させており、これを蒸散といいます。
水分には、蒸発する際に周りの温度を下げる性質があるので、蒸散が起こるたびに周りの気温が低くなります。
私たちが汗をかいた後に体が冷えるのと同じ原理です。
そのため、緑のカーテンは普通のカーテンやすだれよりも手間はかかりますが、お部屋の気温を下げられるのです。
家庭菜園として楽しめる
緑のカーテンを作るために、野菜や花を育てます。
家庭菜園を趣味にしている方も多いので、緑のカーテンは新しい趣味と節電が両立できます!
また、夏休みには自由研究で植物を育てるお子さんもいるのではないでしょうか?
お子さんの自由研究にも緑のカーテンはおすすめです。
家族みんなで植物を育てることで、緑のカーテンと思い出が作れます。
もちろん育った野菜を自分達で食べたり、お花をお部屋に飾って楽しめるのも嬉しいですね。
緑のカーテンにおすすめの植物を紹介!
緑のカーテンにはどのような植物が向いているのでしょうか?
育てやすさを考慮しながらおすすめの植物を紹介します!
ゴーヤ
ゴーヤと聞くと沖縄料理を思い浮かべる方も多いと思います。
イメージの通り、ゴーヤは沖縄でよく栽培されています。
沖縄の暑さにも耐えられるゴーヤは病害虫にも強いためその育てやすさは夏野菜でも群を抜いています!
家庭菜園初心者さんにおすすめです!
きゅうり
夏野菜の代表格きゅうりも緑のカーテンにおすすめです!
きゅうりの品種は50以上もあり中でも特に育てやすいと言われているのは「夏すずみ」という品種です。
品種によって育てやすさや美味しさが変わるので、初めのうちは育てやすい品種から初めて慣れてきたら美味しいと言われている「月光」などの品種に挑戦してみるのも面白いですね!
育ったきゅうりはサラダや酢の物にも使いやすいのも嬉しいですね!
ヘチマ
緑のカーテンといえば、ヘチマが有名ですよね。
ヘチマは大きな葉が特徴なので遮光性が高く他の植物よりも部屋を涼しくできます。
病害虫にも強いので、お子さんでも育てやすいのが特徴です!
お料理に使えるだけでなく、化粧水やタワシなど工作にも使えるので、自由研究で育てたヘチマを夏休みの工作の宿題にも使えるので、小中学生のお子さんがいるご家庭には特におすすめです!
アサガオ
多くの小学校で生活科の授業で育てるアサガオでも緑のカーテンが作れます。
アサガオは小学生でも育てやすいように品種改良が行われているので、失敗しにくいのがおすすめポイントです!
また、種をとっておけば次の年も育てられるので、長期的にみるとコストパフォーマンスが良いのもイチオシポイントです!
緑のカーテンの作り方!100均の材料でも作れる?
緑のカーテンをこの夏作りたい方向けに、作り方や材料を紹介します!
用意するもの
- 苗
- 支柱・つるもの用ネット
- プランター
- 土・肥料 など
ダイソーやセリアなどの100均で園芸用品は売っているので、苗と土・肥料をホームセンターで購入すればあとは100均グッズで道具を揃えられます!
ハードルが高く感じる家庭菜園ですが、意外と安価に始められます。
作り方
緑のカーテンの作り方は植物ごとに異なりますが、ここでは基本的な流れを紹介します。
- プランターの底に鉢底石を敷き詰める
- プランターに肥料を混ぜた土を敷き詰める
- 支柱・つるもの用ネットを張る
- 種または苗を植え付ける
これらの基本的な流れに+αで植物ごとに必要なケアをしてあげることで緑のカーテンを作れます!
注意点
虫対策
緑のカーテンをやめる理由によく上がるのが害虫です。
植物を育てるにあたって虫問題は避けては通れません。
虫が苦手な方は、人体に悪影響の少ない殺虫剤を駆使して栽培しましょう。
近隣住民への迷惑
緑のカーテンは賃貸でも作れます。
しかし、緑のカーテンによく使われる植物は成長が早いので、気づいたら隣の家の敷地に入ってしまっていたということもよくあることです。
近隣の方に迷惑をかけないように、しっかりとケアをすることが必要です。
まとめ
今回は「緑のカーテン」についてご紹介してきました。
いよいよ迫ってきた夏に向けて楽しみながら節約をして緑のカーテンを作ってみませんか?
SDGsポータルサイトスペースシップアースでは、緑のカーテンの様に暮らしに取り入れられる身近なSDGsや、企業の取り組みを紹介しています。
持続可能な社会の実現のために、ひとりひとりが興味を持ったり、自分にできるアクションを起こすことが大切です。
掲載元:「スペースシップアース」
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