2013年に公開された「父を探して」で注目を集めたアレ・アブレウ監督。同監督による最新作「ペルリンプスと秘密の森」が2023年12月１日より、YEBISUGARDENCINEMAほか全国で順次公開されます。
トップ画像：(C)Buriti Filmes, 2022
目次
あらすじ
テクノロジーを駆使する太陽の王国のクラエと、自然との結びつきを大切にする月の王国ブルーオの二人の秘密エージェントは、巨人によってその存在を脅かされる魔法の森に派遣されている。森を守る唯一の方法は、光としてこの森に入り込んだ「ペルリンプス」を見つけること。敵対していた二人は共通する目的のために協力し合うことにする。しかし平和をもたらすという謎の生物を探すうちに、物語は思いがけない結末にたどり着く。そこに隠された人類への問いかけとは？
ペルリンプスと秘密の森
おすすめポイント
この映画で特に目を引くのが独特な色彩です。日本の映画ではなかなか見られない色使いで表現された森、そしてそこに差し込む光は繊細で美しく、自然とスクリーンに引き込まれます。
子どもから大人まで楽しめる作りとなっていますし、年代によって感じ方も様々です。
また、想像力がかきたてられるメタファーの数々も必見！
物語が進むにつれて、環境問題や格差といった社会問題を想起させる表現が散りばめられています。映画をきっかけにこのような問題について考えることもできるかもしれません。
とはいえ押し付けがましい表現はなく、素敵な音楽とともにドキドキしながら観ることができます。
ぜひ、チェックしてみてくださいね！
映画情報
原題
Perlimps
キャスト
クラエ ロレンゾ・タランテーリ
ブルーオ ジウリア・ベニッチ
カマドドリのジョアン ステーニオ・ガルシア
母 ホーザ・ホザー
父 ニウ・マルコンジス
スタッフ
監督:アレ・アブレウ
脚本:アレ・アブレウ
アニメーション:アレ・アブレウ サンドロ・クレウゾ
助監督:ヴィヴィアーニ・ギマランイス
キャスティング:メリッサ・ガルシア
サウンドデザイン(音響):オ・グリーヴォ
音楽:アンドレ・ホソイ オ・グリーヴォ
製作:ブリティフィルム ソニー・ピクチャーズ グローボフィルムズ グルーブ プロデューサー:ライース・ボダンスキー ルイス・ボロネージ エルネスト・ソート アレ・アブレウ
アソシエイト・プロデューサー:ライース・ボダンスキー
公式サイト：チャイルド・フィルム