【おすすめの非常食18選!】必要な量や選び方まで紹介します

日本で暮らす以上、地震や台風といった自然災害は避けて通れません。

ひとたび災害に見舞われれば、避難所で何日も過ごしたり、家でもライフラインが途絶え続ける生活を余儀なくされます。そういった状況で最も重要なのが、食生活です。いつ何時発生するかわからない災害に備え、非常食を備蓄しておくことは日々の生活でも最優先事項と言えるでしょう。

そこでこの記事では、筆者がおすすめする非常食を紹介します。必要な量や選び方までまとめているので、ぜひ参考にしていただければと思います。

この記事の監修者
阪口 竜也 フロムファーイースト株式会社 代表取締役 / 一般社団法人beyond SDGs japan代表理事
ナチュラルコスメブランド「みんなでみらいを」を運営。2009年 Entrepreneur of the year 2009のセミファイナリスト受賞。2014年よりカンボジアで持続型の植林「森の叡智プロジェクト」を開始。2015年パリ開催のCOP21で日本政府が森の叡智プロジェクトを発表。2017年には、日本ではじめて開催された『第一回SDGsビジネスアワード』で大賞を受賞した。著書に、「世界は自分一人から変えられる」(2017年 大和書房)

目次

どれくらいの量の非常食が必要?

まず私たちは、どれだけの非常食を用意しなければならないのでしょうか。

もちろん災害の規模にもよりますが、災害発生直後は支援物資が届かず、長期にわたって日常生活が戻らないことを考えると、できるだけ多く準備しておきたいところです。しかし、あまり荷物が増え過ぎても避難に支障をきたしかねません。

そこで、過去の災害を例に見ながら用意すべき量を考えていきましょう

最低でも3日分は必要

避難所には必ずしも十分な非常食があるとは限りません。

熊本日日新聞の記事によると、2016年に発生した熊本地震では、地震発生後3日の間に19市町村で飲食物の供給がありましたが、そのうち7市町村では飲料水のみでした。発生から2日後の夜には炊き出しが始まっていますが、余震や火災の危険もあり難しい所もあったようです。

こうした点も踏まえ、最低でも3日分の非常食は必要でしょう。

理想的な備蓄量は1〜2週間分

また農林水産省では、1週間分の食糧備蓄を推奨しています。これは過去の災害経験から、ライフラインや物流の復旧まで1週間以上かかることが想定されるためです。

東日本大震災の場合、水道は1週間後でも約57%が使用できない状態でした。今後発生する確率がきわめて高いと言われている「南海トラフ地震」では、さらに大きな被害が予想されるため、地域の状況次第では家に2週間分備えておくといいでしょう。

飲料水は一日3リットル

食料以上に人間の体にとって大切なのが水です。人間の体に必要な水の量は、1日あたり3リットルとされています。これは体内に取り込む水分と体外に排出される水分のトータルで算出された量で、生活用水は含んでいません。

1.5リットルペットボトルで2本分と、持ち運ぶには大変ではあるものの、生命を維持するためには水は欠かせません。普段から多めに備蓄しておきましょう。

ローリングストックを活用して、日ごろから貯蓄しておこう

とはいえ、地震や水害はいつ起こるかわかりません。家庭に非常食を備えたはいいものの、買いっぱなしで放置していた結果、いつの間にか消費期限間近、または過ぎていたという失敗はありがちです。

そのため、備蓄方法としてローリングストック法が推奨されています。

これは、備蓄した食料や飲料水を消費期限が近いものから定期的に食べていき、無くなった分を新しく買い増す方法です。こうすることで家には常に消費期限に余裕のある、新しい非常食を備えておけます

非常食の選び方

では、非常食はどのようなものを選べばよいのでしょうか。

被災直後の辛い時期を乗り越えるために、食事はとても大切です。体も心も満たすためには、平時にこそ非常食を厳選しておくようにしましょう。ここでは、そのための3つのポイントを紹介します。

  • すぐ食べられるものを必ず入れる
    特に災害発生直後は、電気はおろか、ガスなどのライフラインは全く使えないケースが多く見られます。最悪水道が止まることも想定に入れ、包装を開けてすぐに食べられるものは必ず入れましょう。
  • 自分の好きな物を選ぼう
    被災中、特に避難生活では不安やストレスで食欲が減退してしまいます。そのような状態でも「美味しいもの」や自分の好物が食べられることは精神的な助けになります。ローリングストックで食べながら「これは必ず持って行きたい」と思うものを普段から選んでおきましょう。
  • 量よりも種類
    非常食は、同じ種類をいくつも揃えるのではなく、できるだけ違う種類を用意するようにしましょう。これは1品1品味が違う方が満足度が高く、同じメニューが3日続くと飽きやすくなってしまうためです。和食と洋食を交互に用意したり、甘いものを入れるなど工夫をするのがおすすめです。

種類ごとのメリット

市販されている非常食は多岐にわたります。それぞれどのような特徴があり、どういうメリットがあるかを見ていきましょう。

詰め合わせセット

避難生活に必要な非常食を選び、セットで販売しているものです。

各メーカーごとに、主食や副菜を中心に栄養のバランスに配慮した組み合わせになっています。セットによっては、水やレスキューシート、避難マニュアルなども同包されています。

メリット
  • 栄養士や災害生活の専門家が考えて選んでいるので、信頼して利用できる
  • 何をどれだけ揃えればよいかわからない人でもわかりやすい構成
  • 箱やリュック、袋にまとめられているので、持ち運びに便利

お米(アルファ米)

食事で欠かせないのが主食、特にお米です。

非常食で使われるお米は、アルファ米と呼ばれる特殊製法で作られています。保存期間が長いだけでなく、お湯や水を注ぐだけで食べられますので非常食の定番となっています。

メリット
  • 軽くて持ち運びやすい
  • 種類が豊富
  • 炊いたご飯の再現性が高い

パン

主食としてお米の次に有力なのがパンです。

非常食のパンは缶詰やレトルトパウチなどの製法が工夫され、長期保存にも適しています。近年では調理技術の向上や有名ベーカリーの監修により、味や食べごたえに優れた商品が増えています。

メリット
  • 調理が必要ないので、すぐに食べることができる
  • カロリーが高く、すぐにエネルギーになる

レトルト食品・缶詰

長期保存に優れた食品の代表格なのがレトルト食品や缶詰です。

非常食用のレトルトは独自の製法により、通常のものよりもさらに長い保存期限を実現させ、味や風味も保持されています。カレーから惣菜までレパートリーが広く、栄養のバランスをとるのにも欠かせません。

メリット
  • 自分の好きな物を選べる
  • 調理不要で食べられるものが多い
  • 食事に高い満足感が得られる

フリーズドライ

水、特に温かいお湯が得られるなら、フリーズドライ食品は有力な非常食となります。

フリーズドライ製法は食材の再現性が高く、味わいや食感にも満足感が得られます。また、汁物は少量でも満腹になるので、災害用に備えておくととても重宝する非常食です。

メリット
  • 軽量、コンパクトで持ち運びに最適
  • 商品のバリエーションが豊富
  • 栄養分が損なわれにくい

お菓子

災害生活でも、食事だけではなくおやつは重要です。

お子さんはもちろんのこと、大人でも甘いものやお菓子を口にすることで精神的な安心感が得られます。携帯性に優れそのまま口にできるものが多いので、いざという時のカロリー補給にも威力を発揮します。

メリット
  • 糖分を効果的に得られる
  • 小腹が空いた時に便利
  • 小分けにされているので食べやすい

賞味期限について

非常食を選ぶ際に最も気になるのが賞味期限、あるいは保存期限です。災害がいつ発生するのかわからない以上、少しでも長く保存できる製品を選んでおきたいところです。ここでは、賞味期限について考えていきましょう。

5年保存が標準

災害用非常食として市販されているものは、賞味期限が5年とされているものがほとんどです。中には7年、10年、あるいは25年も保存可能なものもあるようです。ローリングストックで中身を入れ替えるなど、定期的に中身を見直すことも重要であるため、一般家庭なら5〜7年くらいが適当です。

短くても大丈夫?

では保存期限が1年しかない、市販のレトルト食品などは非常食には向かないのでしょうか。

そのようなことはありません。ローリングストックのサイクルを月に1回程度にして、日常的に食べながら買い足していけば、保存期限1年程度のレトルトやフリーズドライも非常食として使えます。大事なのは「普段から食べ慣れたもの」「自分の好きな物」、さらには「すぐに食べられるもの」であることです。

健康への配慮で選ぶ

限られた食生活では、体に必要な栄養素をいかに摂取できるかが大切です。

カロリーが必要なのはもちろん、特に気をつけなければいけないのが野菜が不足することです。

野菜不足は深刻な問題

災害時に最も不足してしまうのが野菜です。ビタミンが不足すると便秘になりやすくなったり、心身に不調をきたしやすくなるにもかかわらず、災害時に野菜や加工野菜の重要性は認識されていません。

【災害時に野菜が不足する理由】

  • 非常食が主食に偏りがちで野菜の加工品を備蓄する自治体が少ない
  • 野菜は腐敗しやすく長期保存に適さない
  • ライフラインが機能しないと野菜は調理が困難

こうした点を踏まえて、備蓄しておく非常食には野菜を多く使ったレトルト食品や缶詰フリーズドライを備えておきましょう。

それでも1日に必要な野菜摂取量には不十分なので、野菜ジュースを入れておくことをおすすめします。野菜ジュースは水の代わりにアルファ米を戻す際にも使えるので重宝します。

災害弱者への配慮を忘れずに

災害弱者というのは、高齢者、負傷者、病人、アレルギー体質の人などを指します。たとえ健康な人であっても、被災した際に負傷したり、体調を崩してしまうことは起こります。

そして高齢の方や、体が弱っている方には、通常の非常食を咀嚼したり、消化したりすることが困難です。おかゆやスープなど、水分の多いものや塩分を抑えたものを用意しましょう。

また、アレルギー体質の方は小麦や卵、乳製品など、体が受け付けない食材を使わない非常食を選びましょう。非常食の多くには、義務表示7品目と表示推奨20品目が表示されており、この27品目を一切使っていない製品もあります。

【非常食セット編】おすすめの非常食4選!

ここからは、おすすめの非常食をご紹介していきます。

まずは、一通りの非常食を揃えた、非常食セットから見ていきましょう。

【バランス重視の基本セット】非常食セット1人用水入り 21点

メーカーアイリスオーヤマ
賞味期限★★★★☆/5年
品目白米(2食)/わかめ御飯(2食)/きのこ御飯/ドライカレー/五目御飯肉じゃが/筑前煮/きのこ汁/けんちん汁/豚汁/野菜入りおかゆ/おかゆ/保存水2L(2本)
栄養★★★★☆
価格10,780円

ご飯、惣菜、汁物をバランスよく組み合わせたオーソドックスなセットです。

おかゆと惣菜はレトルトパウチで、アルファ米の調理用も兼ねた保存水が付くため、ライフラインが途絶えた状態でもすぐ食事をすることができます。

【キャッチ】Defend 長期保存の非常食セット 栄養バランスを考慮した心も身体も満たされる非常食セット (3日分)

メーカーDefend Future
賞味期限★★★★☆/5年
品目アルファ米:白飯/わかめごはん/田舎ごはん/五目ごはん/チキンライスパン:プレーン/チョコ惣菜:ハンバーグ煮込み/牛丼/野菜カレー/中華風ミートボール汁物:味噌汁/オニオンスープ/卵スープ/野菜ジュースパワーブーストようかん
栄養★★★★★
価格10,800円

防災士と栄養士の監修によって選ばれた3日分の非常食セットです。

1日に必要な1500kcalが不足なく摂れる組み合わせになっており、野菜ジュースやようかんも組み入れられるなど、栄養面に加え、ストレス緩和への目配りも行き届いています。5日分、7日分のセットもあります。

【充実のバリエーション】防災専門店の非常食セット 非常食3日分 長期保存 アルミシート付き

メーカーMT-NET
賞味期限★★★★☆/5〜6年
品目サタケ マジックライス:9種類中6種 ブルボン缶:3種中1缶 缶入りソフトパン:全6種のうち3種LLF おかずシリーズ:全11種のうち3種フリーズドライスープ:4種中3種 井村屋 えいようかん:5本入
栄養★★★★☆
価格7,670円

豊富な種類の非常食から、定評のある製品を選りすぐった非常食セットです。

品目は選択できないものの、どの非常食も食べ合わせにこだわって選ばれており、特にお米は6種類とバリエーションも豊かです。付属のアルミシートは防寒、防風用のほか、パンの入った缶やおにぎりを太陽光で温める際にも使えます。

【実食で選んだセット】5年保存の非常食・防災グッズを18種類/3日間満足セット

引用元:saibou park
メーカー株式会社サイボウ
賞味期限★★★★☆/5年
品目アルファ米:えびピラフ/チキンライス/ドライカレー/五目ごはん/山菜おこわ/わかめご飯長期保存パン:チョコチップ/コーヒーナッツ/レーズンおかず缶:牛肉大和煮/さんま味噌煮/イカ味付スープ:野菜/オニオン/トマト3種類を各2食(6食分)おやつ:ビスコ長期保存缶/えいようかん5本入アルミブランケット
栄養★★★★★
価格6,280円

防災用品専業メーカーである販売元の担当者が、実際に非常食のみで3日間過ごした経験から選ばれたセットです。栄養バランスと食べごたえが重視され、初めて非常食を揃えたい方にも最適な品揃えになっています。

【主食編】おすすめの非常食5選!

次は、私たちの食事に欠かせないお米やパンなど、主食の非常食です。

【定番の安心感】尾西のごはんシリーズDW(和風洋風組合せ12袋、保存水6本入り)

メーカー尾西食品
賞味期限★★★★☆/5年
品目五目ごはん100g、わかめごはん100g、ドライカレー100g、チキンライス100g各3個/長期保存水500ml(6本)
栄養★★★★☆
価格5,670円

非常食の定番となった尾西食品のアルファ米。このDWは和洋4種類の組み合わせとなっており、食べ飽きにくいおすすめのセットです。同じ内容で保存水の付かないCYがありますが、被災直後のライフラインの不安を考えると、水があるセットがいいでしょう。

【利便性と栄養価が強み】サクッとライス

メーカーアルファー食品株式会社
賞味期限★★★★☆/5年
品目ミネストローネ/野菜カレースープ
栄養★★★★★
価格498円/個

こちらの「サクッとライス」は、アルファ米の玄米とスープが同包されているため、水も熱源もなしで調理することができます。玄米は国産のもち玄米を使用しているため、サクサクした食感ながらスープにもなじみやすくてカロリーも十分です。

【万能型お米セット】1人7日間防災食組合せ(合計28袋)

メーカーアルファー食品株式会社
賞味期限★★★★☆/5年
品目レトルト:白がゆ×3袋、和風鶏がゆ×3袋、ぜんざいおはぎ×3袋安心米:白飯×2袋、五目ご飯×3袋、わかめご飯×3袋、野菜ピラフ×2袋、ドライカレー×2袋、おこげコンソメ味×2袋、おこげカレー味×2袋、おこげ梅味×3袋
栄養★★★★☆
価格9,165円

バラエティーに富んだアルファ米のセットです。

高齢者や病人にやさしいおかゆや、甘味でカロリーが摂れるぜんざいも含まれています。レトルトおかゆやおこげシリーズは調理不要でそのまま食べられ、どのような災害の発生状況にも対応できる幅広い使われ方を想定しています。

【長期保存が魅力】TRIEM防災セレクト パンセット

メーカー株式会社グリーンケミー
賞味期限★★★★★/7年
品目10個(4種類)・ミルクブレッド  ・チョコレート  ・ブルーベリー  ・メープル
栄養★★★★☆
価格6,180円

7年という長い保存期限を誇り、自衛隊のほか東京都、大阪府や神奈川県厚木市など自治体にも納入されています。パンのバリエーションは4種類。国内生産のパンは味のバランスにも優れており、非常時の主食として十分な品質です。

【非常食に新たな彩りを】その場deパスタ 9食セット

メーカーS.I.O Japan
賞味期限★★★★☆/5年
品目トマト・和風・コーンクリーム
栄養★★★★☆
価格3,670円

パスタ好きの方におすすめの、お湯または水を入れて食べられるショートパスタです。

米などの主食系非常食よりも戻る時間が早く、柔らかさも調節できるので、体の弱った方にも食べやすいと評判です。味のバランスもよく、日常用としても満足できる食事が楽しめます。

【惣菜編】おすすめの非常食6選!

バランスの良い栄養には、副菜・惣菜も大事です。ここでは味にも定評のある6種類を紹介していきます。

【安心のラインナップ】非常食おかずセット 備蓄用惣菜

メーカー東和食彩
賞味期限★★★☆☆/3年
品目玉子入りおでん・肉じゃが・煮込みハンバーグ・野菜たっぷりとん汁4種×2
栄養★★★★☆
価格2,800円

栄養バランスを重視した非常食惣菜4食セット。温めなくてもおいしく食べられる上に、バラエティーに富んでいるので飽きずに楽しめます。大手食品メーカーや飲食店に製品を卸しており、味や品質にも定評があります。

【惣菜にこだわる方へ】uchipac レトルトおかず15品目セット

メーカー内野屋
賞味期限★☆☆☆☆/1年
品目牛すじこん煮/豚の角煮/照り焼きチキン/煮込みハンバーグ(豆腐入り)/鮭の塩焼き/さばの煮つけ/内野家 牛丼の具/ごぼうと牛肉のしぐれ煮/筑前煮/竹の子と野菜の炊き合わせ/肉じゃが/ひじき五目煮/鶏と大豆の旨煮/具だくさん卯の花/千切り大根煮
栄養★★★★☆
価格5,680円

手作りにこだわり、保存料や着色料を使わないこだわりの惣菜を、常温保存可能なパックにした15品目のセットです。

賞味期限が1年と備蓄用には短いものの、ローリングストックで日常食として食べれば非常食としても十分対応できます。単品でも注文できるので、気に入った料理を備えておけば非常時でも満足度の高い食事が楽しめます。

【野菜不足はこれで解消】カゴメ 野菜の保存食セット【2人世帯×3日分】

メーカーカゴメ
賞味期限★★★★☆/5年
品目野菜一日これ一本長期保存用190g×6本/野菜たっぷりスープ(トマト・豆・かぼちゃ)160g各2種
栄養★★★★★
価格3,240円

災害時に不足しがちな野菜を手軽に補えるセットです。

30品目の野菜をバランスよく取り入れた「野菜一日これ一本 長期保存用」と「野菜たっぷりスープ」3種類を揃えています。「野菜たっぷりスープ」は常温でも食べられるので、火が使えない避難時でも安心です。

【あると嬉しい本格漬物】道本食品 たくあんの缶詰

メーカー道本食品
賞味期限★★★☆☆/3年
品目70g(こんぶ味、梅酢味、とうがらし味)
栄養★★★★☆
価格300円

道本食品は、宮崎県の干したくあん専業メーカーです。看板商品の天日干したくあん「日向漬」を缶詰にしたセットがこちらの商品です。

野菜が不足しがちで食材の限られた避難生活でも、ご飯のおかずに本格的な漬物があれば満足度はより高まります。非常用にも日常用にも、ぜひ備えておきたい一品です。

【必ず食べたくなる安定の味】常備用カレー職人3食パック中辛

引用元:楽天市場
メーカー江崎グリコ
賞味期限5年間
品目170g×3食
栄養(1袋)108kcal/炭水化物11.7g/脂質5.6g/タンパク質2.7g/食塩相当量2.2g
価格257円

私たちに最も身近な料理であるカレー。

避難時には体力や食欲が落ちやすいため、食欲をそそるカレーは非常食に欠かせません。「カレー職人」シリーズはレトルトカレーの定番で、おなじみの味が非常食でも楽しめるのが魅力です。植物油脂を使っているため、温めなくてもおいしく食べられます

【高い満足感と優れた携帯性】ローリングストック夕食用

メーカーアマノフーズ
賞味期限★☆☆☆☆/1年
品目とろっと卵の親子煮・五目中華あんかけ・やわらか牛肉の卵とじ・いつものおみそ汁贅沢 豚汁・いつものおみそ汁贅沢 焼なす・いつものおみそ汁贅沢 なめこ(6種類×各1食)
栄養★★★★☆
価格1,458円

お湯を注いで食べられるフリーズドライの惣菜・汁物セットです。

真空凍結調理で作るフリーズドライは軽量でかさばらず、食感も栄養素もほぼそのままなので非常食には最適です。本製品は1年保存であるため、ローリングストックで揃えていきましょう。

【お菓子編】おすすめの非常食3選!

最後は、非常食にあるとうれしい、お菓子から3点紹介します。

【非常食の名脇役】井村屋 えいようかん

メーカー井村屋
賞味期限★★★★☆/5年
品目あずき/60g×5本入り
栄養★★★☆☆
価格594円

ようかんは糖度が高く少量でも高カロリーな上、保存にも適しているため非常食にもおすすめのおやつです。

このえいようかんはさらに5年の賞味期限を実現させ、小分けのパッケージで携帯がしやすくなっています。ほどよい甘さも人気で、非常食おやつの定番です。

【安定のロングセラー】厚焼きたべっ子どうぶつ

メーカーギンビス(販売:杉田エース株式会社)
賞味期限★★★★☆/5年
品目120g/47種類
栄養★★★☆☆
価格475円

子どもから大人までおなじみの定番おやつの非常食です。

ふっくらとした厚焼きビスケットは食べ応え十分。卵不使用であるため、アレルギーのある方にも安心です。ヘルメットや防災ずきんをかぶった動物たちのイラストも遊びごころがあふれています。

【牛乳が欲しくなったら】ミルクスティック

メーカー尾西食品
賞味期限★★★★☆/5年
品目8本入
栄養★★★★☆
価格324円

その名の通り、乳製品を固形状に加工したおやつです。

牛乳は災害に備えて備蓄することが難しいため、これがあれば飲みたくなった際にも安心です。含まれるカルシウム分は同量の牛乳と比較して4.7倍。やさしい甘さは年齢を問わず心をおだやかにしてくれます。

非常食の準備はSDGsの達成にもつながる

災害に備えて非常食を用意しておくことは、SDGsの目標を達成することにもつながります。

と言われてもピンとこない方もいるかと思います。ここでは非常食とSDGsとの関連性について簡単に説明していきます。

SDGsとは

SDGsは国連が定める、2030年までに世界が達成すべき「持続可能な開発目標」のことで、17の目標と169のターゲットからなります。

非常食の備蓄は、ローリングストックが食品ロスへの対策につながるという意味で、目標12「つくる責任、つかう責任」の達成に貢献します。

その他にも、非常食を準備して災害に備えることは、

  • 目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」:高い質と信頼性、持続可能でレジリエントなインフラ
  • 目標11「住み続けられるまちづくりを」:災害被害を最小限に抑えるインフラ、被災後の迅速な復旧支援体制
  • 目標13「気候変動に具体的な対策を」:気候関連災害や自然災害に対する強靭性や適応能力を強化

といったターゲットの達成に結びつきます。

SDGsのそれぞれの目標に関しては、以下の項目でより詳細な説明がありますので、興味のある方はチェックしてみてください。

SDGs9「産業と技術革新の基盤をつくろう」の現状と取り組み、私たちにできること SDGs11「住み続けられるまちづくりを」の現状と取り組み、私たちにできること SDGs13「気候変動に具体的な対策を」の現状と取り組み、私たちにできること

まとめ

この記事では、災害に備える非常食について紹介してきました。

東日本大震災から10年が過ぎ、その間も熊本や大阪、北海道などで大きな地震が相次ぎました。近年は気候変動の影響から、台風や水害、山火事による被害も日本のみならず世界中で頻発しています。

現在の私たちは気候変動への対策と合わせて、迫り来る災害に対しても、自分たちの身体や生活を守るための対策をとっていかなければなりません。

持続可能な社会を維持するためにも、この機会に自分に合った非常食を選び、揃えていきましょう。

〈参考文献〉
本気で取り組む災害食 個人備蓄のすすめと共助・公助のあり方/奥田和子 同時代社
地震イツモマニュアル/地震イツモプロジェクト編 ポプラ社 
災害時に備えて食品の 家庭備蓄を始めよう – 農林水産省