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太陽光・蓄電池の経済効果シミュレーションサービス『エネがえる』の特徴と導入メリット

エネがえるロゴ

エネがえるの長期経済効果シミュレーションは、見やすくわかりやすいのですが、信頼できるのか、注意すべき点はないのかがわかりにくいです。

そのような場合においても、エネがえるの特徴やメリット、どのような企業や人におすすめなのかを自身で学んでいくことは今後エネがえるを導入するという意味でも非常に大切といえるでしょう。

この記事では、エネガエルの経済効果シミュレーションの特徴やメリット、導入事例などを紹介していきます。皆さんもエネがえるを知るための参考にしてみて下さい。

エネがえるの特徴

ここでは、エネがえるの特徴やシミュレーション条件などについて解説していきます。

エネがえるとは?

エネがえるは、太陽光発電や蓄電池を導入した場合の電気料金プランの比較や、経済効果のシミュレーションができるツールです。太陽光発電・蓄電池は決して安い買い物ではないので、本当に購入するメリットがあるのかどうかが最も重要です。

実際、太陽光発電・蓄電池を購入された方は、経済的なメリットがあるかどうかで購入を決めていることがほとんどです。

環境貢献や脱炭素を理由に太陽光発電や蓄電池を購入するのは建前で、本音は「採算が合うかどうか」なのです。

その問いをさらに突き詰めると、太陽光発電や蓄電池にかかる購入費用、設置費用、保険料、メンテナンス費用などのコストを天秤にかける必要があります。さらに、システムの耐用年数にわたる電気料金も考慮する必要があります。例えば、システムの5〜10年目の電力コストは1〜4年目とは異なり、システムの経済効果に影響を与える可能性があるでしょう。

同様に、太陽光発電や蓄電池に対して提供される州や連邦政府のインセンティブも、投資の実質的な経済価値を計算する上で役に立つので、考慮する必要があります。結局のところ、これらの要素を考慮して初めて、太陽光発電と蓄電池の経済的メリットを本当の意味で評価することができるのです。

エネがえるのシミュレーション条件

エネがえるのシミュレーション条件は以下の通りです。

  • 太陽光発電容量は、4kW
  • 蓄電池は、ダイヤゼブラ電機のアイビス7(7.04kWh)
  • 契約電力会社は、東京電力エナジーパートナー
  • 契約電力プランは、スマートライフプラン
  • 1ヶ月の使用電力量は、330~340kWh想定
  • FIT期間中の売電単価は17円/kWh、終了後は8.5円/kWh
  • 電気料金の上昇率は2%

また、上記の画像を見てみると、4kWの太陽光発電と7kWhの蓄電池で、15年間だと2,546,939円もお得ということが分かります。さらに、15年間の電気代に着目すると、太陽光発電や蓄電池を使わず、系統電力だけに依存した場合のコストが分かります。

上記の画像では、15年間での総合的な経済効果をシミュレーションすることができますが、この他にも数多くのシミュレーションデータを確認することが可能となっています。

エネがえるでシミュレーションするメリット

エネがえるにおけるメリットには、以下のようなものがあります。

  • 該当期間の経済効果がわかる
  • FITの期間、終わったあとの経済効果を知ることができる
  • 1日にどのように電気を使っているのかが分かる
  • 自身に適した電気の契約プランを知ることができる

エネがえるは、エネルギー供給会社の契約電力プラン、太陽光発電の発電容量、設置・運用する蓄電池、そしてお客様の日々のライフスタイルなど、様々な電力コンポーネントの経済的影響を正確に評価することができる強力なシミュレーション・ツールです。つまり、エネがえるは、経済的成果の分析を高いレベルで提供し、潜在的な節約を予測するための最良の選択肢となるのです。ここでは、エネがえるが他の経済効果シミュレーションと比較して優れているメリットなどを解説していきます。

該当機関の経済効果を知ることができる

1点目は、先ほど提案したグラフからわかるように、算出した期間での経済効果が判別しやすいということです。そのため、どの程度の経済効果が期待できるのか、明確に把握しやすくなっています。さらに、一括での支払いが難しい方のために、ローンにおける支払いシミュレーションも用意されています。例えば、下記の画像は、蓄電池を15年ローン(年率2.45%)で150万円借りた場合の計算を紹介しています。

この制度を利用すれば、FIT期間中もその後も、月々3000円以下で蓄電池を手に入れることができるのです。太陽光発電や蓄電池は高価なため、ローンで購入する人が多いのは当然ですが、シミュレーションで支払い状況を明確に示すことで、お客さまに安心感を与えることができます。

シミュレーションを行うことで、購入した場合の長期的な経済的影響を把握し、ローンの支払いが可能かどうか、家計に与える影響などを確認することができるのです。

FITの期間、終わったあとの経済効果を知ることができる

第二に、FITの期間中と終了後の両方で、経済的な効果があることがわかります。

下記の画像では、節電、売電、蓄電池充電によって創出される太陽光発電の量を色分けし、FIT期間中と終了後に見込まれる利益を把握しやすくしています。

また、FIT期間中と終了後の電力利用状況をグラフ化し、具体的な成果を可視化しています。

FIT期間中の電気の使い方

上記のグラフが示す自給率は、太陽光発電システムで発電した電気を、売電ではなく、自家消費や蓄電池にどれだけ利用したかを示すものになります。2022年は売電価格より買電価格の方が高く、自給自足した方が経済的に有利になるでしょう。つまり、電気を貯めるための電池があれば、余った電気を売るのではなく、使うことができるため、効率的で収益性が高くなるのです。

1日にどのように電気を使っているのかが分かる

エネがえるの3つ目のメリットは、日々の消費電力を把握できることです。電気の消費量はライフスタイルによって異なるため、太陽光発電や蓄電池の導入効果を正確にシミュレーションすることは難しいといえるでしょう。しかし、エネガエルの場合、毎月の消費電力データを読み込み、生活習慣を考慮した上で、太陽光発電や蓄電池の導入が電力消費に与える影響を正確に予測することができるのです。

上記はFIT開始後と終了後の電気の流れになります。ここでは、実際にお客様が普段電気を多く使う時間帯と、蓄電池を設置したときの運転モードをうまくマッチングさせることで、最適な経済効果が期待できます。

具体的には、蓄電池に蓄えられたエネルギー量に合わせて、消費電力を調整できることが最も重要といえるでしょう。さらに、電池そのものが膨大なエネルギーを蓄えることができ、必要に応じてエネルギーを再供給する適切な機能を備えていることが必要です。このようなシステムを導入することで、電気料金を大幅に削減することができ、お客様にとっても大きな経済効果が期待できます。

自身に適した電気の契約プランを知ることができる

最後に、この技術によって、あなたのニーズに最適な電気料金プランを知ることができます。特に太陽光発電の設置や蓄電池の購入を検討している場合、最適なプランを算出するだけでなく、現在契約しているプランのより良い代替案を提示することも可能です。

2016年4月の電力自由化以降、電力事業者は数百社に増え、その間に数千のプランが用意されています。幸い、「エネがえる」では、お客様のエネルギー使用量と設置予定の蓄電池の容量から、必要なエネルギーに応じた最適な電気料金プランをご提案しています。

太陽光発電や蓄電池の経済効果などのシミュレーションは他のソフトでも可能ですが、エネがえるの場合、ユーザーにとって最も費用対効果の高い電気料金プランを提案することができるのが特徴です。お客さまのニーズに合わせてプランをカスタマイズできるため、最適な電気料金プランを見つけるために欠かせないツールとなっています。

エネがえるはどんな人・企業におすすめ?

エネがえるは以下のような人や企業におすすめです。

  • どれだけの経済効果があるのか知りたい企業
  • FIT開始から終了までの経済効果を知りたい企業
  • 1日の電気の使い方を知りたい人
  • 最適な電気の契約プランを知りたい人

太陽光電池や蓄電池などを商材として販売している会社では、自身の会社においてどれだけの経済効果が今後見込まれるのかを知りたいという所も多いでしょう。このことにおいてもエネがえるは長期的な経済効果やFIT開始から終了までの経済効果を知ることができるのでおすすめといえるでしょう。

また、1日の電気の使い方や、最適な電気における契約プランを知りたいという人もいるでしょう。エネがえるでは、前述した2点においても知ることができるので今後のお客様の生活を可視化することにも繋がります。

企業のエネがえる導入実績・事例

「エネがえる」は、大手電力会社、商社、蓄電池メーカーから、日本全国の中小の販売会社、地方の建設会社まで、500社以上の企業で採用されています。また、日本では数少ないカスタマーサポートを充実させており、お客様に最高のサービスを提供することを目的としています。また、15社30製品以上の国内家庭用蓄電システム製品のデータベースを保有し、管理している国内唯一の企業でもあります。さらにお客様をサポートするために、その分野のトップエンジニアや研究者の専門知識を活用し、継続的な研究開発プロジェクトを実施しています。

お客様の使用データを分析するだけでなく、お客様の声を研究し、それに基づいて製品の調整を行います。さらに、進化し続けるお客様のニーズに応えるため、新しいシステムの開発も研究開発プロジェクトに含まれています。

エネがえるの利用上の注意点

エネがえるを初めて利用する場合は以下の点に注意するようにしましょう。

  • 無料ではない
  • エネがえるを活用している企業は限られている

エネがえるは、豊富な機能を備えているがゆえに、コストがかかるシミュレーションソフトです。料金プランは、「Light」「Standard」「Unlimited」の4つの料金プランと、15日間の無料体験版があり、主に太陽光発電や蓄電池の販売会社を対象としています。そのため、個人で導入するのは難しいかもしれません。

また、エネがえるは、太陽光発電や蓄電池の販売を主な業務としている会社が中心ですが、エネがえるのシミュレーションソフトの事業への活用はかなり限定的なようです。このことから、自身の希望している会社がエネがえるを使用していない可能性も考えられるので、事前に確認することをおすすめします。

エネがえるの導入方法・使い方

以下がエネがえるの導入手順となります。

引用:PRtimes

エネがえるを導入する際には、まずは無料Web会議で相談することが可能です。資料請求をした上で導入を検討することもできますが、Web会議であれば専門のスタッフにわからない点などを導入前に聞くことができるので、ここで不安要素を解消しておきましょう。

また、前述したように15日間の無料お試し期間があるので、ここで一通りの操作を覚えることもできるでしょう。

その後もエネがえるに関する勉強会や導入支援といったサポートが充実しているので導入後が不安という人でも、安心して使うことが可能です。

まとめ

本記事では、エネがえるの特徴やメリットなどについて詳しく解説してきました。エネがえるは、様々な電力関連の経済効果や自身に適した電力プランなどを知ることができる、非常に優秀なシミュレーションソフトとなっています。

とはいえ、導入コストの高さや導入している会社が限定的であることが挙げられるので導入前には事前に疑問点をクリアした上で自身や会社に適しているのかを検討した上で、導入を決めるようにしましょう。

エネがえる公式サイト