#SDGsレポート

第3回こおりやまSDGsアワード決定!

過去最高の28件の応募!

2022年2月9日、福島県郡山市が主催する第3回こおりやまSDGsアワードの表彰式が行われました。

2019年度から開始したこおりやまSDGsアワードは、こおりやま広域圏内において、郡山市が掲げる「SDGs体感未来都市」の実現を目指し、特に優れた取り組みを展開している住民、事業者、団体を表彰するものです。

3回目となる今回、過去最高の28件の応募と地域団体の取組8件の推薦があり、そのなかから、一般部門6件、教育部門5件、地域貢献特別賞として3件が受賞しました。

受賞団体は以下の通りです。

一般部門(6件)

受賞者名活動内容
株式会社ホップジャパン
(田村市)
ビールを核にした地域循環型モデル構築事業
株式会社孫の手
(郡山市)
「地元の価値創出」「生きがい創出」「郡山食文化創出」による持続可能な地域ネットワークづくり
おおたま村づくり株式会社
(大玉村)
大玉村生産者応援マルシェ事業におけるフードロスゼロとコロナ禍でのオンラインマルシェ
株式会社日和田ショッピングモール
(郡山市)
商業施設のメリットを活かした地域社会とのコラボレーションによるSDGs普及・実践活動
渡邉 夏鈴
(郡山市立開成小学校1学年)
小学1年生でもできるSDGsの取り組み
開成山大神宮・ダイバーシティこおりやま
(郡山市)
フードドライブ&フードパントリー

教育部門(5件)

受賞者名活動内容
郡山市立白岩小学校
(郡山市)
SDGsを意識した教育の充実と実践~白岩小からSDGsを~
郡山市立西田学園
(郡山市)
SDGsと関連付けた学習の展開と保護者等への広報を通じたSDGsの啓発
郡山市立金透小学校
(郡山市)
持続可能な世界を実現するための教育・実践と学習内容の発信
郡山市立守山小学校
(郡山市)
SDGsに関する教育活動(誰一人取り残さない社会の作り手の育成)とICT活用による新たな学びの推進
奥羽大学、安積高校、
郡山市園芸振興センターによる連携研究機関
(郡山市)
薬用植物カンゾウの持続可能な国内供給体制構築のための啓蒙、技術確立及び栽培普及活動

地域貢献特別賞(3件)

受賞者名活動内容
中田町内会連絡協議会
(郡山市)                
町内全戸を対象とする町内会と消防署・消防団と連携した火災警報器設置調査
安齋 由香理(樹木医)
(郡山市)
街路樹に甚大な食害を与えているカミキリムシを国内で初めて発見
桃見台方部町内会連合会
(郡山市)
家庭に眠っている食料品を社会福祉協議会や民生委員を通じ地域の必要な方へ配布

>>郡山市HP「第3回こおりやまSDGsアワードについて

>>詳しい活動内容はこちらから

今回の授賞式にあたり、郡山市政策開発課の河野さんに、今年の受賞団体の傾向や取り組み内容について伺いました。

◆地域の取り組みを特別賞に。SDGsの自分ごと化を促進

こおりやまSDGsアワードは、「普遍性」「包摂性」「参画型」「統合性」「透明性と説明責任」のSDGsの主要原則に基づき、有識者で構成する懇談会にて意見を伺い審査をしています。

特別賞は、SDGsの裾野を広げたい思いから、町内会などが行っている既存の取り組みを選定しています。「実は普段行っている取り組みがSDGsに貢献している」、ということが多くの方に広まり、より自分ごととして社会の問題に向き合っていただければ幸いです。

◆昨年と比べて「連携・協奏した取り組み」が高く評価! 

昨年と比較すると、自分の組織だけでなく、様々な組織と連携・協奏している取り組みを高く評価しています。まさにSDGsの目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」を体現しており、持続可能な地域づくりのために一体となって取り組むことで、SDGsの達成に大きく貢献しています。

◆小学校から神社まで幅広い方々からの応募!SDGsの取り組みが広がっている 

今回、初めて一般部門で小学生から応募があったほか、教育部門では市内の小学校から多くの応募があり、幅広い世代に広がっている実感がありました。また、一般部門で初めて郡山市以外のこおりやま広域圏内市町村の団体が受賞し、SDGsの取り組みが広域的にも広がっていると感じました。

こおりやまSDGsアワード・受賞団体へのお問い合わせはこちらから

郡山市政策開発課 seisaku-kaihatsu@city.koriyama.lg.jp