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非化石証書の調達代行『OFFSEL(オフセル)』の評判と販売価格【業界最安値&手数料無料】

OFFSEL(オフセル)とは、「非化石証書」の調達代行サービスのことです。非化石証書とは、「非化石電源」によって発電された電気が有している非化石価値を切り離して証明したものをいいます。

非化石電源とは、天然ガス・石炭・石油などの化石燃料を使用せずに電気を作る方法のことです。非化石電源を使用すれば発電プロセスにおいて二酸化炭素(CO2)を輩出することがありません。

非化石電源によって作られた電気は、電気としての価値があるのみならず、非化石価値(二酸化炭素を排出しないという価値もあります。非化石価値を評価する目的で、可視化された「証書」という形式にしたものが非化石証書なのです。

本記事では、OFFSEL(オフセル)で非化石証書を購入するメリットやOFFSELで非化石証書を購入する流れについて詳しく解説します。

次回の非化石証書が調達できるタイミングは2024年2月です。非化石証書の購入を検討している企業は早めに相談・問い合わせしておきましょう。

OFFSEL(オフセル)は「非化石証書」の調達代行サービス

引用:OFFSEL

OFFSEL(オフセル)とは、エレビスタ株式会社が取り扱っている「非化石証書」の調達代行サービスのことです。OFFSEL(オフセル)は余計な手間をかけずに少額からでもカーボンオフセット(脱炭素)ができるだけでなく、カーボンオフセットの活動を対外的にPRすることも可能なサービスです。

カーボンオフセットとは、日常生活や経済活動において回避することが不可能な二酸化炭素等の温室効果ガスの排出に関して、

  • 一義的には可能な限り排出量を減らせるように削減努力をする
  • どうしても排出されてしまう温室効果ガスについては排出量に相当するような温室効果ガスの削減活動への投資を実行する

等によって、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方のことです。

「非化石証書」とは

非化石証書とは、「非化石電源」によって発電された電気が有している非化石価値を切り離して証明したものです。非化石証書は、小売電気事業者や発電事業者だけが購入可能で、会員制の日本卸電力取引所(JEPX、Japan Electric Power Exchange)内の市場で売買取引が実施されています。

具体例を挙げると、化石電源ですべての電気を賄っている電力会社であっても、小売電気事業者に非化石証書の対応をしてもらうことで購入できます。非化石証書を購入することによって、化石燃料の発電で排出される二酸化炭素の量を低減させることに繋がるのです。

非化石証書を購入すれば環境への取り組みをアピールできる

非化石証書を購入することで二酸化炭素の排出量低減に資するだけでなく、企業は環境への取り組み姿勢をアピールすることができます。

世界的な地球温暖化の影響で異常気象が各国で頻繁に発生しており、欧米の先進国を中心に環境対策の重要性が叫ばれるようになっています。国連によるSDGsへの取り組みや国連気候変動枠組条約締約国会議(COP、Conference of the Parties)への参画などにより、企業にも環境問題への積極的な取り組みが求められるようになっています。

また、環境投資(ESG投資)という言葉が示すように環境対策に熱心に取り組む企業には投資資金が集まるような仕組みも構築されているため、多くの企業が環境対策をコーポレートビジョンや企業理念に掲げるようになっています。

反対に、環境問題に対して消極的な企業には投資が集まりにくくなりつつあるということも、環境問題に取り組んでいることを積極的にアピールする企業が増えている要因だと考えられます。

こうした取り組みは大企業だけでなく中小企業や自治体にも求められています。中小企業は取引先である大企業や銀行から、自治体は国から、それぞれ二酸化炭素排出の削減目標が設定されており、二酸化炭素排出の削減に取り組む必要があります。

大企業や銀行などは二酸化炭素の排出削減ができない会社とは取引ができないとするところもあるので、中小企業にとっては二酸化炭素の排出削減は死活問題になりかねません。大企業や銀行も株主や取引先などのステークホルダーから環境問題への取り組みを厳しくチェックされています。

つまり、企業の大きさに関わらず、環境問題への取り組みは国レベル・世界レベルでの対応が必須となっている人類共通の大きな課題になっているのです。

非化石証書を購入すべき企業の特徴

非化石証書は一般企業が購入することはできません。化石燃料を利用して発電している電力会社が購入することができます。しかし、すべての電力会社が非化石証書を購入すべき企業というわけではありません。

例えば、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを100%利用している電力会社であれば、原則として二酸化炭素を排出することはないので、非化石証書を購入する必要はないでしょう。

しかし、再生可能エネルギーは安定的に電力を供給することが難しいので、化石燃料と組み合わせて発電している会社も多いです。このような企業の場合には、非化石証書を購入する意味は大きいと考えられます。

SDGsの目標達成のために二酸化炭素排出量目標を企業目標として設定しているような電力会社で、目標値に届かないような場合に、非化石証書の購入によって排出量のオフセット(埋め合わせ)をしたい企業にとっては、非化石証書の購入は有用な方法だと考えられます。

次回の非化石証書が調達できるタイミングは2024年2月です。非化石証書の購入を検討している企業は早めに相談・問い合わせしておきましょう。

OFFSEL(オフセル)で非化石証書を購入するメリット

OFFSEL(オフセル)で非化石証書を購入するメリットには以下のようなものがあります。

手数料・相談料無料

OFFSEL(オフセル)に非化石証書の購入に関する相談をする場合は、原則として無料となっています。さらに購入の際の手数料もかかりません。他社の場合は、相談料も手数料の有料のケースが多いので、手数料・相談料無料はOFFSEL(オフセル)の大きなメリットのひとつです。

1kWhから購入可能で業界最安値

OFFSELの非化石証書の販売価格

OFFSEL(オフセル)では、1kWhから非化石証書の購入が可能です。他社のサービスでは平均100,000 kWh〜となっているので、小額から非化石証書の購入ができる点もOFFSEL のメリットとなっています。

ちなみに、OFFSEL(オフセル)以外の非化石証書を販売している代理店のサービス料金は個別問い合わせとしている企業が多く、公開しているケースは少ないようです。ただし、他社に比べるとOFFSELのサービス料金は安いと考えられます。

サービス料金(1kWhの価格)
「OFFSEL(オフセル)」0.42円〜
(他社では、1.0円くらい)
ホールエナジー非化石証書の単価+サービス料
インフォメティス対象となる電力使用量(kWh、キロワットアワー)に応じて変動

事務作業の手間が発生しない

OFFSEL(オフセル)を利用する場合には、面倒な事務作業が発生しません。1kWhの単価×購入量分の費用を負担するだけで非化石証書の購入が可能です。あらかじめ顧客とは打ち合わせを通じて購入量や単価などの希望を確認・合意しておくので、合意内容に沿った非化石証書を購入するだけで済むのです。

無料で環境への取り組みをPR

OFFSEL(オフセル)では、無料でカーボンオフセットの活動をPRすることが可能です。月間PV数が60万を超えるSDGsメディアの「Spaceship Earth」(スペースシップ・アース)」への単独インタビュー掲載など、環境活動への取り組みをアピールすることができます。

環境活動に積極的に取り組んでいる企業であることをアピールすることにより、取引先や顧客からの評価も向上し業績にもプラスの影響が期待できます。また、採用活動においても求職者に対する高い訴求力を発揮できる点も大きなメリットです。

世界的に環境に対する取り組みが注目されている中で、特に地球の将来を担う若者に対して環境活動への取り組みをしていることは、「選ばれる企業」としての存在価値を増大させるでしょう。

次回の非化石証書が調達できるタイミングは2024年2月です。非化石証書の購入を検討している企業は早めに相談・問い合わせしておきましょう。

OFFSEL(オフセル)で非化石証書を購入する流れ

引用:OFFSEL

OFFSEL(オフセル)で非化石証書を購入する流れは以下の通りです。

  1. 無料相談
  2. 購入条件の確定
  3. 二酸化炭素排出量のオフセット(埋め合わせ)

ただし、トラッキング指定を希望する場合には非化石証書の購入前に申請が必要なので早めに相談してください。トラッキング指定とは、非化石証書に対して、どこのどのような発電所で発電された電気なのかを認識できる情報を付与することをいいます。

トラッキング付きの非化石証書であれば、国際的なイニシアチブに使用することが可能で、世界に対しても企業の環境への配慮をアピールができるようになる利点があります。

1.無料相談

最初に非化石証書”の調達代行サービスに関して不明な点などをご相談ください。無料でご相談対応させて頂きます。

2.購入条件の確定

無料相談に続いて、面談。見積もりを行います。打ち合わせを進めていく中で、非化石証書の購入条件(購入量や単価など)を確定させます。ここまでで無料相談から10日間くらいの期間が必要です。

3.二酸化炭素排出量のオフセット(埋め合わせ)

購入条件に沿って市場から非化石証書を調達して、顧客への権利移行をします。開場している市場から非化石証書を開始してから10日間くらいで顧客への権利移行が完了します。

なお、市場が開場するのは年に4回(8月、11月、2月、5月)なので、1年に4回非化石証書を購入できるタイミングがあります。年4回の購入タイミングに合わせての相談の場合には、1〜1.5ヶ月くらいで購入からオフセットまでが可能です。

次回の非化石証書が調達できるタイミングは2024年2月です。非化石証書の購入を検討している企業は早めに相談・問い合わせしておきましょう。

OFFSEL(オフセル)についてよくある質問

OFFSEL(オフセル)についてよくある質問と回答は以下の通りです。

非化石証書の最低購入量は?

OFFSEL(オフセル)では最低購入量の指定はありません。最低購入量は1kWhから対応していますが、振込手数料が発生するので、1kWhよりは大きな金額での購入をお願いしています。

1kWhの単価×購入量以外に発生する費用はある?

OFFSEL(オフセル)では「1kWh×購入量分」のみの費用以外に発生する費用はありません。他社では、別途サービス料などがかかるケースもありますが、OFFSELでは不要です。

1回限りの購入もできる?

OFFSEL(オフセル)では単発(1回限り)の購入にも問題なく対応しています。年間契約などの契約期間の縛りもありません。

次回の非化石証書が調達できるタイミングは2024年2月です。非化石証書の購入を検討している企業は早めに相談・問い合わせしておきましょう。

まとめ

OFFSEL(オフセル)は、「非化石証書」の調達代行サービスです。環境問題に対する積極的な取り組みが世界的に求められるようになっている現状において、非化石証書の調達代行サービスの存在はますます重要になっていくものと考えられます。

日本卸電力取引所(JEPX)に非化石価値取引市場が開設され、2018年5月から非化石証書の売買がスタートしました。日本における非化石価値取引市場が成功するかどうかは、国際的な環境評価機関やNGOなどが日本の非化石価値を認めるかどうかが重要なポイントになっています。そのため、利便性の向上と取引の活性化を目的とした改善が現在も続けられています。

OFFSEL(オフセル)の活用によって日本の非化石価値取引市場の発展に寄与できれば、このサービスを利用する意義も大きいでしょう。

次回の非化石証書が調達できるタイミングは2024年2月です。非化石証書の購入を検討している企業は早めに相談・問い合わせしておきましょう。