#SDGsに取り組む

株式会社クレディセゾンのSDGsの取り組み|今よりもっと便利で豊かな社会に

クレジットカードでおなじみのセゾンカードのクレディセゾン株式会社。

創業して70年もの歴史を誇り、たくさんの人に愛されてきました。

そして、その歴史を支えたのは、クレディセゾンの強みでもある多様な人材です。

今でこそよく耳にするダイバーシティやインクルージョンという言葉ですが、クレディセゾンは、創業以来からダイバーシティ&インクルージョンをすでに推進してきました。

クレディセゾンは、強みである多様な人材とともに一丸となって、経営理念「サービス先端企業」を着実に実現し、事業活動を通じて持続的な成長を目指していきます。

この記事では、多様な人材が強みであるクレディセゾンだからこそできる、SDGs達成に向けた取り組みを、ESG経営に連動させてご紹介します。

クレディセゾンのビジョンと事業内容

企業名株式会社クレディセゾン
SDGs1.3.4.5.7.8.9.11.12.13.15.16.17
サステナビリティレポート

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ビジョン

「総合生活サービスグループ」への転換

〜リアルとデジタルの融合でカスタマーサクセスを実現〜

「Innovative」「Digital」「Global」を基本コンセプトとして、リアルとデジタルを融合することでカスタマーサクセスの実現を目指します。

クレディセゾンの経営理念

クレディセゾンは、「サービス先端企業」として

  1. 「顧客満足主義の実践」
  2. 「取引先との相互利益の尊重」
  3. 「創造的革新の社風創り」

この3点を共通の価値観におき、浸透させ競争に打ち勝ちます。

そして、お客様・株主の皆様・すべての取引先の皆様の期待に添うようにチャレンジを続け、社会的責任を果たします。

クレディセゾンの事業内容

  • ペイメントビジネス
    ・お客様のニーズに合わせた、多彩なカードをラインナップ
    ・スマートフォンを中心とした安心・安全・便利なカードレス決済を拡充
    ・イシュアとして培ったノウハウを活かしたプロセシング事業を展開
  • ソリューションビジネス
    ・法人マーケットのキャッシュレス化を推進
    ・決済ソリューション・ビジネスサポート
    ・法人向けWEB明細閲覧サービス
    ・マーケティングソリューション

  • 資産運用ビジネス
    ・永久不滅ポイントで気軽に投資体験
    ・「やさしい」「簡単」「わかりやすい」少額から運用できるつみたて投資サービス
  • デジタルマーケティング
    ・テクノロジーを活用した新たなサービスを創造

  • ファイナンスビジネス
    ・お客様のニーズに応えた信頼と安心のサービスを提供
  • グローバルビジネス
    十分で適切な金融サービスが受けられない人々(アンダーサーブド層)や企業に対して、デジタル化・現地化された金融サービスを提供し、アジアをはじめとした世界におけるファイナンシャル・インクルージョンを推進します。
    ・レンディング(貸付)事業
    ・インベストメント(投資)事業
    アンダーサーブド層をメインターゲットとしたレンディング事業と、有望なスタートアップへの投融資を行うインベストメント事業をコア事業として、クレディセゾンの成長をけん引きする存在となることをめざします。

クレディセゾンのSDGsの取り組み〜今よりもっと便利で豊かな社会に〜

それではいよいよ、クレディセゾンだからこそできるSDGs達成の取り組みをクレディセゾンのESG経営を連動させてご紹介します。

環境への取り組み Environment

赤城自然園の運営

「人間と自然の共生」の実現を目指して、群馬県赤城山の麓にて、赤城自然園を運営しています。

植物がいきいきと育ち、生き物が棲みやすい森に再生した「赤城自然園」を、「多くのこどもたちが自然に触れ、感性を育むことで豊かな社会にしていきたい」という思いに賛同いただいた個人・企業・団体からのサポートを受けて、2010年より運営しています。

紙消費量やCO2排出量の削減

カード利用明細や申込書のWEB化、社内ペーパーレス化を推進しています。

  • 利用明細書のWEB化による紙消費量の削減(封筒一通あたり500gのCO2削減)
  • 対面でのカード申込受付時の95%をタブレット端末で受付
  • 各種会議体でのタブレット端末活用による、会議資料のペーパーレス化
  • 電話会議、TV会議の積極的な活用
  • 資料印刷時の印刷方法を工夫した紙消費の削減
  • 離席・未使用時などのPCシャットダウンによる電気使用量の削減
  • 服装のオフィスカジュアル化

環境に配慮した材料の使用

プラスチック素材から紙素材に変更し、リサイクルを推進しています。

  • 利用明細書封筒の窓部分に、古紙としてリサイクル可能で環境にやさしいグラシン紙を使用

社会への貢献 Social

安心・安全・便利なキャッシュレス社会の実現

多様な決済スキームの構築

クレジットカードやプリペイドカードをはじめとするプラスチックカードの発行に加えて、スマートフォン決済や提携アプリと連動したQRコード決済など多様なスキームを提供しています。

個人情報の適正管理

個人情報を安全に管理することは、クレディセゾンに課せられた重要な責務を認識し、個人情報保護に万全を尽くしていくことを宣言した「個人情報の取り扱いに関する宣言」を公表しています。

個人情報の取り扱いについては、専用回線の利用、アクセス権限者の制限、情報の暗号化、情報端末設置場所への入退出管理など、セキュリティ強化を図っています。

また、個人情報の取り扱いを適切に行っている事業者に対して付与されるプライバシーマークを2006年に取得し、個人情報保護水準の維持・向上に取り組んでいます。

多重債務への対応

使い過ぎによる「多重債務者」の発生防止と、お客様のくらしを豊かにし、経済の発展に寄与するということのバランスの追求が最重要課題と考え、個人情報の適正管理に努め慎重な与信後の適切なフォローによる「多重債務者」発生の防止に取り組んでいます。

情報/サイバーセキュリティ

クレディセゾンは、日頃よりシステムの安定稼働の維持に努めるとともに、重要なシステムにおいては暗号通信技術を採用し、お客様の個人情報を保護しています。

また、システムの脆弱性を検知・改善すること等を目的に定期的なシステムリスク評価の実施や、標的型攻撃メール等のサイバー攻撃対応として、ファイアウォールの強化及び社員の情報セキュリティ意識向上のための模擬メール訓練を実施するとともに、万一感染した場合でも被害を最小限に止める対策を講じています。

不正使用検知の精度向上

クレディセゾンは創業より70年間で培ったクレジットカードにおける審査のノウハウ・経験と、パートナー企業との協働による新たなシステムを掛け合わせることで、より強固なセキュリティ基盤を構築しています。

ポイント交換やカード決済による寄付

永久不滅ポイントやセゾンカード・UCカード決済による寄付により、社会的意義の高い活動や自然災害復興への支援に協力しています。

次世代教育・金融教育

「出張授業〜SAISON TEACHER」

クレディセゾンでは次世代を担う子どもたちが正しい金融知識を身に付け、自立した消費者

となるために全国の学校にて、出張授業を行っています。

スポーツ・文化活動支援

サッカー日本代表の活動支援やユースプログラムの実施をしています。

世界3大テノールのホセ・カレーラス氏の日本公演にも協賛するとともに、「ホセ・カレー

ラス国際白血病財団」にも寄付を行い活動を支援しています。

アジアで金融サービスを通じた経済発展貢献

アジアを中心とした新興国におけるファイナンシャル・インクルージョンの推進による経済発展への貢献を目指します。

その中で、現地企業との合併や提携での事業展開、コーポレート・ベンチャー・キャピタルやインパクト投資での投融資などをして金融サービスを提供しています。

自治体との連携協定の締結

横浜市と「防災・減災普及啓発事業における連携協定」を締結し、防災・減災の普及啓発のための「BOUSAI CAFE(防災カフェ)」の解説や防災・減災ワークショップ等を実施しています。

福島県と「健康増進などに関する連携協定」を締結し、健康増進活動サポートの他、動物愛護センターへの寄付活動を行っています。

また、神奈川県とは、「連携と協力に関する包括協定」を締結し、永久不滅ポイントを活用した地域の活性化、社会的課題の解決に向け協働しています。

ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの実現

「女性活躍推進」「ダイバーシティ」という概念が普及する前から、クレディセゾンでは女性がさまざまな職種で活躍し、当社の成長の一翼を担ってきました。

現在は、女性はもちろん、多様な背景を持つ社員が働きやすく自分らしく能力を発揮し、全員が活躍できる組織を創るため、戦略人事部が中心となり、制度面での整備と相互理解の風土譲成に取り組んでいます。

コーポレート・ガバナンス Governance

クレディセゾンは、持続的な企業価値の向上を実現するため、コーポレート・ガバナンスの充実を経営上重要な取り組みと位置付け、内部統制システムの整備やリスク管理体制の強化、コンプライアンスの徹底などにより、その実現に努めています。

内部統制システムの整備

内部統制統括部門である経営企画部を中心に、業務の適正性・効率性を確保するための体制構築を行うことを目的として、内部統制システム基本方針を取締役会において決定しております。

財務報告に係る内部統制への対応については、リスク統括部を中心としてクレディセゾン及び連結対象会社における内部統制整備の推進と、監査室によるモニタリングを行っています。

リスク管理体制

「リスク管理委員会」及びリスク統括部を中心として、リスク発生の予防及び顕在化によるクレディセゾンへの影響の極小化に励んでいます。

そのため、「リスク管理規定」「損失の危険の管理に関する規定」及び「危機管理規定」に基づき、社員に対して定期的な社内教育・訓練を行い、リスク管理体制の維持に努めていきます。

また、クレディセゾングループ内に内在する諸問題または重大なリスクを伴う統制事項については、経営企画部グループ戦略室を中心としてグループ各社の業務執行状況を監視するとともに、グループ各社の主管部門と情報共有を行っています。

コンプライアンス体制

企業活動における法令遵守、公正性、倫理性を確保するために、「コンプライアンス委員会」を設置しています。

各部門にコンプライアンス責任者を任命している他、会社自身がどのように行動するべきかを「行動宣言」として定めました。

「行動宣言」の上で、役員や社員がどのように行動するべきかを「行動基準」として取りまとめ、それらを徹底するための冊子の配布、相談窓口の周知、コンプライアンス研修の実施等、コンプライアンス体制の強化に取り組んでいます。

まとめ

クレディセゾンにとって2030年に向けたSDGsに貢献することは、大きな目標のひとつです。

「社会的価値」と「経済的価値」の同時創出は、グローバルに事業を展開する企業に課せられた責務である考えから、それを実現するためにESG経営を着実に推進していきます。

そして「サービス先端企業」という経営理念のもと、クレディセゾンの独自のノウハウ、経営資源、そして社員一人ひとりの経験を活かし、クレディセゾンだからこそできる社会の発展・課題解決に日々の事業を通じて貢献していきます。

そうすることにより、今よりもっと便利で豊かな持続可能な社会を作っていきます。

参考:クレディセゾンのESG経営 | クレディセゾン 企業・IR情報