いちご株式会社のSDGsの取り組み|本当の豊かさ

いちご株式会社

「いちご」と聞くとどうしても「苺」を思い浮かべる人も少なくはないでしょう。

実は、「いちご」の由来は、千利休が説いた言葉「一期一会」から名前をとっています。

ご存知の通り、「人との出会いを大切にする」という意味が込められているのです。

不動産業として有名な「いちご株式会社(以下いちご)」。

しかしながらいちごは、不動産業だけではなく太陽光発電所、風力発電所等のクリーンエネルギー事業を展開するサステナブルインフラ企業です。

3.11の後は、持続性あるエネルギー源が日本にとってとても大切だと判断して、太陽光発電風力発電に乗り出しました。

そしていちごが重要な経営課題として考えることは、人類、社会そして地球の一員として、「サステナブル経営」を目指すことです。

さらに、いちご株式会社のESGへの優れた取り組みと情報開示、また事業を通じてSDGs達成への貢献意欲が高いという点から、評価ランクとして最上位に次ぐ評価をもらっています。

今回は「いちご株式会社」の強い想いやビジョン・事業内容をご紹介するとともに、本業を通じたSDGs達成に向ける活動をご紹介します。​​​​

いちご株式会社のビジョンと事業内容

引用元:いちご公式HP
企業名いちご
SDGs7,9,11,13
サステナビリティレポート

いちご株式会社のビジョン

いちごの目指すものは、『日本を世界一豊かに。』というビジョンの実現です。

人の想い、そして人との出会いを大切にする「一期一会」の心得のもと、私たち「いちご」は、それがサステナブルで豊かな社会へと繋がることを信じています。

長期VISION「いちご2030」

”サステナブルインフラ企業”として大きな成長を目指す長期VISIONの「いちご2030」。

テーマはこちらです。

  • 「サステナブル経営」:
    当社が取り組んでいる不動産業、不動産業から発展するクリーンエネルギー事業は、人々の暮らしに密接に関わっており、人々の生活を支える社会インフラであると同時に、生活インフラと考えています。
    お客様の健康や快適性を向上させ、それらのニーズにオンリーワンとして的確に対応します。
  • 「環境保全」:
    いちごECOエナジーを設立し、地域および地球に優しいクリーンエネルギーを積極的に推進しております。
  • 「100年不動産」:
    サステナブル社会に向け、安心で安全な100年持続する建物技術をオープンプラットフォームで研究開発し、100年不動産に挑戦します。

これらのテーマを掲げながら、社会的に重要な命題の解決に向き合っています。

いちご株式会社の事業内容

いちごではさまざまな事業を展開していますが、大きく分けるとこの3つの柱を持っています。

  1. 心築事業
  2. クリーンエネルギー事業
  3. アセットマネジメント事業

この3本柱をコア事業とし、さまざまな生活を支える社会インフラの価値向上と可能性を拡げること、当社があげる、『日本を世界一豊かに。』というビジョンの実現を目指しています。

心築事業

心築事業は、まさにいちごの事業の根幹を成す事業です。

「心に築く、心を築く」と書いて、いちごでは「心築(しんちく)」と読んでいます。

心築事業とは、いちごの技術とノウハウを活用し、一つひとつの不動産に心を込めた価値向上を図り、現存不動産に新たな価値を創造する事業です。

古い建物を壊すのではなく、既存の建物のコンディションが良ければ、しっかり構造的にも問題ない建物にして価値を向上させる『100年不動産』を目指しています。

引用元:いちご公式HP

​​クリーンエネルギー事業

いちごは現在、65ヶ所の発電所を所有しています。

不動産の知見やノウハウを活かし、遊休地の有効活用を目的としてスタートした事業です。

主に太陽光発電・風力発電を全国的に展開し、再生可能エネルギーによる電力を提供しています。

クリーンエネルギー事業は、国内エネルギー自給率への貢献によりサステナブルな社会を形成する上で、大変有意義な事業です。

事業化に際しては、地域との協働を大切にし、地域の雇用促進や経済活性化への貢献にも、配慮した事業展開を推進​​しています。

引用元:いちご公式HP

アセットマネジメント事業

いちご株式会社は以下の3つの上場投資法人における不動産、発電施設の運用と機関投資家向けの私募不動産ファンドの運用を行っています。

  • いちごオフィス(J-REIT : 8975)
  • いちごホテル(J-REIT : 3463)
  • いちごグリーン(インフラ : 9282)

不動産の運用においては、いちごの心築技術を活用し、個人の皆さまでも安心して投資ができる投資商品を提供しています。

マーケットニーズへの対応だけではなく、環境にも配慮した取り組みを行い、中長期的な視野に立って堅実な運用を追求しています。

いちご株式会社のSDGsの取り組 〜本当の豊かさ〜

冒頭でもお伝えしたように、いちごはESGへの優れた取り組みと情報開示、また、事業を通じてSDGs達成への貢献意欲が高いとして、評価ランクとして最上位に次ぐ評価をもらっています。

この高い評価により「国内不動産初の国連金融原則に則る資金調達」「グリーンローンによる資金調達」を獲得しました。

ここでは、いちごの評価ランクとして最上位に評価されたSDGsの取り組みをご紹介します。

クリーンエネルギー事業の全国展開による再生可能エネルギーの拡大寄与とCO2排出量削減活動

全国に太陽光発電所や風力発電所をつくり、クリーンな再生可能エネルギーを皆様に届けます。

地球温暖化の原因でもある二酸化炭素を出さず、地球のどこでも手に入ることができるクリーンなエネルギーは、持続可能な未来にとって欠かせません。

ここでは、いちごが展開する未来を支えるエネルギーを紹介します。

  • 再生可能エネルギー
  • 太陽光発電

持続可能な再生可能エネルギー

再生可能エネルギーは、太陽の光や風の力、川の水など、なくなる心配がほとんどない自然の力を利用してつくることができる、半永久的なエネルギーです。

また、つくるときに二酸化炭素などの地球温暖化の原因となる物質が少なくクリーンなエネルギーで、地球規模の環境問題解決にも役立つことができます。

太陽のエネルギーを電気に変える太陽光発電

いちごECOエナジーがつくる再生可能エネルギー。そのひとつである太陽光発電は、ソーラーパネルを使って太陽のエネルギーを電気に変えるものです。

他の再生可能エネルギーと比べると設置にかかる費用も安く、すぐに設置できるのは太陽光発電の特徴です。

引用元:いちご公式HP

施設の長寿命化への取り組み

いちごは「心築事業」を推進し、日本における「100年不動産」の実現を目指しています。

それは、一つ一つの不動産に心を込めた丁寧な価値向上を図り、現存不動産に新しい価値を創造するというものです。

一つ一つの不動産の建築診断を行い、機器の状況を含めてカルテ化し、環境負荷減の観点から評価および修繕工事を実施しております。

引用元:いちご公式HP

​​地域活性化への取り組み

安心できるコミュニティ

地域の目指す方向性や街並みを重視し、地域の活性化に寄与すべく取り組みを図っています。

地震の多い日本の都市部において安全安心を守るためには、個々の不動産だけではなく、町の観点から課題解決を推進することが必要です。

そのため、地域密着型のアプローチで地域の課題に向き合い、地域の皆さまと一緒に、安心できるコミュニティの形成の課題解決に向けた取り組みを行っています。

地域との連携

クリーンエネルギーは、10年単位の事業であり、地元地域との信頼関係なくしては成り立ちません。

いちごは、クリーンエネルギーの社会的意義をもとに、発電所の建設地となる個々の地域が持つ自然資産を尊重します。

また、地域住民との協働により、地域環境に配慮した事業推進。

そして、地域の雇用促進や経済活性化への貢献にも寄与する事業展開を推進しています。

引用元:いちご公式HP

徹底したガバナンス体制等

いちごは、2006年より期間設計を委員会設置会社へ早期に移行し、経営と執行を分離することにより、ガバナンス体制の強化を図っています。

徹底しているいちごのガバナンス体制はこちらです。

  • 厳格かつオープンな期間設定
  • 健康経営の徹底
  • 数値化による、具体的なリスク対策の徹底

それぞれご説明します。

厳格かつオープンな期間設定

株主さまに対する受託者責任を追っていることを認識してるとともに、当該責任に基づく全てのステークホルダーとの適切な協働を確保しています。

そして、社会と株主様の共同の利益のために行動するべく、ガバナンス体制において世界ベストプラクティスを研究・導入しています。

健康経営の徹底

健康経営とは、役職員の健康増進を重視し、健康管理を経営課題として捉え、その実践を図ることで役職員の健康維持・増進、そして会社の生産性向上を目指す経営手法です。

いちごは、全役職員を大切にすべきとして健康経営を徹底し、長期にわたり就業できる環境づくりに注力しています。

数値化による、具体的なリスク対策の徹底

「※ISO31000リスクマネジメント指針」を参考に、外部環境の変化や、統制の整備状況の点検を定期的に行い、「統制前リスク」「統制度」「残存リスク」の評価をプロセスに基づいて現場に散財するリスクを可視化しています。

スピーディーな経営判断と対応体制の整備を日々強化しています。

MEMO
「※ISO31000リスクマネジメント指針」は、ISO(国際標準化機構)が設定し発行しているリスクマネジメントに関する指針です。ISO9001やISO14001のように診査受審して認証取得する種類のものではなく、組織でリスクマネジメント活動を実施できる際に、指針として参考にする規格です。

組織目標と風力発電所開発が整合している

いちごは、山形県米沢市に出力7.39MWの風力発電所「いちご米沢板谷ECO発電所」を建設しました。

これは一般家庭約9,130世帯分の消費電力を賄うことができるいちごにとって初の風力発電所です。

いちごの組織目標であるサステナブルな社会をめざし「サステナブル企業」として、地域および地球に優しいクリーンエネルギー事業を積極的に推進しています。

発電所の建設にあたっては、明確な環境改善の効果が認められる事業に資金使徒を限定した、株式会社新生銀行の「新生クリーンローン」による借入を活用しています。

引用元:いちご公式HP

環境や社会に配慮した開発

いちご米沢板谷ECO発電所は、SDGsの「目標7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに」SDGs目標9「産業と技術核心の基盤をつくろう」に貢献するものと評価されました。

また、サステナブルインフラ企業として持続性可能な社会を実現することを目指し、「不動産」と「クリーンエネルギー」の事業領域でのさらなる進展を図っていることから、以下の課題も評価をされています。

  • 組織目標と本風力発電所開発が整合している
  • 地域コミュニティの共同を重視している
  • 法令・条約等の遵守
引用元:いちご公式HP

まとめ

いちご株式会社は、不動産を超えたさまざまな事業活動を通じてSDGsの目標に貢献しています。

そして、サステナブルな社会を実現するための「サステナブルインフラ企業」として、引き続き将来を見据えた戦力的な事業展開、事業優位性のさらなる拡充を図り、株主価値の最大化に向け全力を尽くしていきます。

さらに、日本の皆さまに経済的な豊かさだけではない「豊かさ」が提供されることでしょう。