フェアトレードとは?背景や明日から消費に活かすポイントも

最近耳にする機会が増えた「フェアトレード」。

とはいえ、「フェアトレードってなに?」と疑問に思っている方も多いと思いますが、実は身近なところにもフェアトレードは広がっているのです。

日本のスーパーマーケットやデパートには、世界各国から輸入された商品が並んでいます。商品を選んでいると「種類も産地も同じなのに、金額に差がでるのはなぜだろう」と不思議に思ったことはありませんか?この金額の差は途上国で起きている、さまざまな問題が関係しており、フェアトレードが解決の鍵を握っているのです。

そしてこちらもよく聞かれるようになったSDGsとも関わる内容です。この記事では、フェアトレードの理解を深められるよう、内容や誕生までの背景、さらには消費に活かすポイントも見ていきます!

目次

フェアトレードとは?

まずはフェアトレードについて簡単に確認しましょう。

フェアトレードは簡単にまとめると公正な貿易

フェアトレードのフェアは「公正」を、トレードは「貿易」を意味します。途上国の人々を守り、自立を支援するために作られた貿易の仕組みで、第二次世界大戦後に誕生した言葉です。

フェアトレードがスタートした経緯

当時、アメリカの国際協力NGOに参加していた女性が、プエルトリコの人々が作った手工芸品を購入し、バザーで販売しました。その後ヨーロッパでも、貧困に苦しむ人々の生活を少しでも楽にしようと同様の活動が始まります。

日本で初めてフェアトレードが行われたのは1974年です。国際協力団体「シャプラニール」が、バングラデシュの女性が作った工芸品を支援目的に、手間や時間・材料費などを踏まえた彼女たちの納得のいく価格で購入し、その後、日本国内で販売しました。

まずは貿易の流れを知ろう

フェアトレードは、生産者から搾取しない取引形態であることがなんとなくお分かりいただけたと思いますが、さらに理解を深めるために、次では貿易の流れを見ていきましょう。

まずは一般的な貿易の流れから確認します。

生産者から消費者に届くまでに、多くの人や会社が関わっています。これは得た利益を全員で分けるため、関わる人が多ければ多いほど受け取れる金額が少なくなる仕組みです。この仕組みが、生産者の収入が低い理由の1つになります。

次にフェアトレードの流れを見ていきましょう。

フェアトレードは生産者から消費者に届くまでに、関わる人や企業が少ない所が特徴です。得た利益を少数の人や企業で分けるため、それぞれが受け取れる金額も多くなります。さらには生産者が生活できる十分な収入を確保できるよう、納得のいく価格で取り引きを行います。 

このような貿易の流れにたどり着いた背景には、生産者が抱えるいくつかの問題がありました。詳しく見ていきましょう。

なぜフェアトレードが必要なの?

私たちが普段口にしているコーヒーやチョコレートの原料であるカカオは、亜熱帯の途上国で作られています。これまで商品を安く大量に作り、高く売ることが優先されていたたため、

  • 発展途上国の人々に十分な金額が支払われない(貧困状態が続く)
  • 伝統的な技術や文化が途絶える
  • 森林減少が進む

と、負の側面が多く見られました。

途上国の人々は農園で働く以外の選択肢がなかった

カカオやコーヒーを大量に作るためには、広大な土地が必要です。森は切り開かれ、畑やプランテーションが次々と作られてゆきます。その結果、途上国の人々は、その農園で働く以外の選択肢がなくなったのです。

さらに企業や仲買人は、みずからの利益を優先し、途上国の人々を安い賃金で雇います。これではいくら働いても生産者にはわずかな金額しか入らず、貧困は解決しません。

また、農園で働く人のなかには、今まで伝統工芸品などを作っていた職人もいます。職人が工芸品作りをやめたことにより、伝統的な技術や文化が次の世代へ受け継がれず、途絶えてしまう危険性もでてきました。フェアトレードは、これらの悪循環を断ち切り、生産者が自立した生活を送るための第一歩となります。

これまでの話から「フェアトレードは、途上国の人々の生活や文化・環境を守る貿易」と、いうことを理解していただけたのではないでしょうか。

この章のまとめとして、フェアトレードのメリットをピックアップしています。

フェアトレードのメリット

フェアトレードが普及することで、

  • 生産者の収入の安定化
  • 貧困からの脱出
  • 自然環境の保護
  • 伝統工芸品や文化の保持

など、途上国が抱える課題を解決に導けるメリットがあります。

支援で終わらず途上国の自立を目指す

これらのメリットがあるため、フェアトレードが普及することで、途上国は自立へと近づきます

これまで途上国には、ユニセフやワールド・ビジョンなどといった団体が、寄付関連などの支援を行ってきました。たしかに寄付による支援は苦しい現状を、少しでも良くするために必要なことだと言えます。しかし、寄付による安定は一時的なものです。

寄付を止めると途上国は、また貧困の状態に戻ります。途上国側も支援されることに依存してしまうと、働かない人が出てくる可能性もないとは言いきれません。そこで支援を受けなくとも生活できるように、自立する方法を教えることも大切です。

この自立を手助けするための仕組みがフェアトレードということになります。

フェアトレードを有効活用するために共同団体設立の動きも

最近では途上国ではフェアトレードを有効活用しようと、共同団体を設立する動きも見られるようになりました。

協同組合を設立することのメリット

協同組合を設立することで下記のようなメリットがあります。

  • 自分たちの力で企業や仲買人と有利に交渉ができる
  • より良い製品を作るための技術研究ができる
  • フェアトレード団体から奨励金や技術者派遣を受けられる
  • フェアトレード団体と共同で、農業機械を購入し生産力が向上する
  • 有機栽培を取り入れ高品質な産品を作り、先進国でも高く販売できるようになる

多様なメリットのおかげで収入が向上し、生活にも余裕がでてくるでしょう。働いていた子どもたちも学校に通えます。地域の経済状況は安定し、インフラの整備や学校の建設などを行うことも可能です。

また、この共同団体を設立するにあたり、専門のフェアトレード団体がサポートしているので、途上国が不利にならないようにアドバイスできることもポイントです。

フェアトレードの仕組みと基準

このように、途上国の自立を目指し、多様な取り組みを行えるように設定されているフェアトレードですが、どのような基準で決められているのでしょうか。

国際フェアトレードラベル機構が基準を設定

フェアトレードは、国際フェアトレードラベル機構が設定した基準に沿って決められています。それぞれどういった内容か見ていきましょう。

【国際フェアトレード基準】

経済的基準社会的基準環境的基準
・フェアトレード最低価格を保証する・奨励金(フェアトレード・プレミアム)の支払・長期的に取引を行うように促進する・必要な時に限り、前払いを行うなど・安心安全な労働環境を整える・民主的な運営を行う・差別的な発言・行動をしない・児童労働・強制労働の禁止など・農薬・薬品の使用は最低限に止め、適正に使用する・有機栽培を積極的に行う・土壌・水源・生物の多様性の保全・遺伝子組み換え品の禁止など

経済・社会・環境の3つの基準をクリアする製品が、フェアトレード認証製品です。この3つをクリアすることによって、途上国の生活環境の改善や自立に繋がります。そして、国際フェアトレード基準の最大の特徴は、フェアトレード最低価格奨励金(フェアトレード・プレミアム)です。

フェアトレード最低価格奨励金(フェアトレード・プレミアム)

フェアトレード最低価格と奨励金(フェアトレード・プレミアム)の内容は以下の通りです。

フェアトレード最低価格

生産者の、持続可能な生活を守るために設定された価格になります。仕入れる側は市場が大幅に下落しても、生産者にフェアトレード最低価格を支払わなければなりません。

フェアトレード・プレミアム

協同組合や地域の経済・社会・環境を良くするための開発に使われる奨励金です。仕入れる側が製品の代金とは別に、生産者や生産者が所属する組織に支払います。

価格の波が激しい国際市場では、生産にかかった費用よりも仕入れ価格が安くなることも少なくありません。これでは生産者の生活は安定せず、貧困状態が悪化する原因にもなります。そこで近年、国際フェアトレード基準が設定されたことで、生産者はさまざまな保証が受けられるようになり、収入面への不安の軽減に繋がりました。

仕組みをアラビカコーヒーを例に確認

もう少しわかりやすくするために、具体的にアラビカコーヒーを例に見ていきます。

【アラビカコーヒーの国際市場価格とフェアトレード価格】

上図は、アラビカコーヒーの国際市場価格(青)とフェアトレード価格(水色)を比較したグラフです。国際市場が40USポンドまで下落した際、フェアトレード価格は140USポンドを下回ることはありませんでした。アラビカコーヒーのフェアトレード最低価格を、140USポンドに設定しているためです。

加えて奨励金も20USポンドがプラスされています。最低価格や奨励金がなかった場合、間違いなく生産者の生活は厳しくなっていたでしょう。反対に、国際市場価格がフェアトレード最低価格を上回った場合は、同じように上がる仕組みです。

このように国際フェアトレード基準は、途上国の人々の安定した生活確保のために、重要な役割をはたしていることが分かります。

※1USポンド=110円(2021年6月30日時点)

ここまでフェアトレードがどのようなものか見てきました。とはいえ私たちは、どのようにして、フェアトレードを行って輸入した商品なのか判断すれば良いのでしょうか。

フェアトレードマーク(認証ラベル)で判断しよう

フェアトレードの見極め方として簡単なのは、フェアトレード認証ラベルの確認です。フェアトレード認証ラベルは、社会・環境・経済の3つの国際基準を満たした世界的にもっとも認知されているラベルです。国際的な基準を守り製造されており、多くの製品についています。

認証ラベルにはいくつか種類があり、

  • 認証を受けている原料を100%使っている
  • 認証を受けているナッツとそうでないナッツを混ぜて作っている

など、製品によって細かく使い分けているところも特徴です。

実際に使用されている認証ラベルには、以下のような種類があります。

国際フェアトレード認証ラベル

国際フェアトレード認証ラベルは、原料の栽培を含む全ての工程を国際的に決められた基準を守り、製造していることを表しています。ラベルのデザインは全世界共通です。青色は「未来への可能性」を連想させる青空を、緑は成長や広がりをイメージしています。基準の内容は下記の通りです。

  • 生産者の納得する価格で、長期的な取引を行う(必要な時に限り、生産者への前払いを含む)
  • 生産地の社会と経済の発展
  • 生産物の品質や技術の支援
  • 生産者の労働状況と労働環境の保護
  • 生産地の自然環境の保護

バナナやオリーブオイルなど、国際的な基準をクリアした原料100%の製品のみについています。

国際フェアトレード認証コットンラベル

こちらは決められた基準に沿って、栽培や取引が行われたコットンで作られた製品についています。農薬や化学肥料を大量に使い、通常の栽培方法で育てられた品種と混合している製品にはつけられません。

また、ほかの繊維と一緒に使用する場合は製品の重さに対し、50%以上認証されたコットンを使用する決まりです。例外として、ユニフォームやワークウェアは30%以上となっています。

フェアトレード商品一覧を紹介

ここまで「認証ラベルは、世界共通でさまざまな種類がある」と説明しました。次は、実際にどのような商品についているのか紹介します。

フェアトレード食品一覧

フェアトレード認証を受けている商品は、食品から衣類まで幅広く存在します。特に種類の多いのが食品で、

  • コーヒー
  • チョコレート
  • アイスクリーム
  • 米・キヌア
  • スパイス・オイル
  • サトウキビ
  • ワイン・ビールなどのアルコール飲料
  • ビスケット・菓子
  • お茶・ジュースなどの飲料
  • フルーツ・野菜
  • ナッツ・ドライフルーツ
  • ジャム

などが挙げられます。

有名コーヒーチェーンやスーパーマーケットなどで見かけることも多く、世間からの認知度も高い傾向があります。

食品以外でも、コットンもフェアトレード商品として有名です

【フェアトレード商品一覧】

実際に流通している商品には、どのような物があるのか見ていきましょう。

フェアトレード商品①モンカフェ  フェアトレードコロンビア 10袋

コーヒーの生産地として有名な、コロンビアで製造されたコーヒー豆になります。華やかな香りと優しい酸味が特徴です。100%フェアトレード認証のコーヒー豆を使っているため、国際フェアトレード認証ラベルがついています。

フェアトレード商品スイートバレリーバナナ

 バレリー種は、昔から多くの人に馴染みのある品種のバナナになります。香りの良さと強い甘みが特徴です。国際フェアトレード認証ラベルと有機JAS認証がついています。

フェアトレード商品とういちクレヨン

世界初のフェアトレードクレヨンです。フェアトレード認証のみつろうを使い、1本ずつ手作業で作りました。滑らかな書き心地と発色の良さがこだわりです。みつろう自体は、アルゼンチン産になります。

今や世界のスーパーマーケットやデパートでは、フェアトレード認証ラベルのついた製品を日常的に見かけるようになりました。これは、世界でフェアトレードへの認識が高まっている証拠と言えます。

その結果、地域全体でフェアトレードに取り組もうという動きもでてきました。次の章では、近年注目されているフェアトレードタウンについて解説します。

フェアトレードタウンも登場

フェアトレードを地域に根づかせるためにフェアトレードタウンと呼ばれる運動が始まっています。

フェアトレードタウン誕生のきっかけは食事会

誕生のきっかけは、2000年2月にイギリス北部の町ガースタングで行われた食事会です。食事会には町議会議員や商工会の幹部など、町の中心人物を招待しました。

主催者であるブルース・クラウザー氏は、フェアトレードや地元の食材を使った料理を無料で提供し、フェアトレードの重要性を伝えます。考えに賛同した人々は、フェアトレード製品の販売や購入を積極的に行う内容の誓約書に同意しました。この時、学校と教会は全て、商店やレストランは95%が誓約しています。

食事会がきっかけとなり、2000年4月にガースタングは世界初のフェアトレードタウンを宣言。イギリス国内ではフェアトレード財団が基準を作り、勢いはさらに増してゆきます。

各地でフェアトレードタウンを目指す動きが高まり、次第にヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアと広がりました。現在は世界30ヶ国以上に広がり、2,000以上のフェアトレードタウンが存在します。日本では6都市が認定されている状態です。次に実際にフェアトレードタウンを取り入れている都市をピックアップしました。

世界のフェアトレードタウン「スウェーデン マルメ市」

マルメ市は、スウェーデンで初めてフェアトレードタウンに認定された都市です。市内の宿泊施設やレストラン・商業施設では、多くのフェアトレード製品を提供しています。市内で購入されるフェアトレード・コーヒーも2006年時点では0.5%でしたが、2012年には60%を超えました。

市民のフェアトレードへ対する意識向上のために、イベントなども積極的に開催しています。また、フェアトレード製品が購入できる施設のリストを、マルメ市のホームページで閲覧することも可能です。

日本のフェアトレードタウン「熊本県熊本市」

日本でフェアトレードタウンに認定されている場所の1つに、熊本県熊本市があります。2011年の6月に認定された「日本初」「アジア初」「世界で1000番目」となるフェアトレードタウンです。フェアトレードマルシェやセミナーの開催など、フェアトレードを広めるための活動を熊本市全体で行っています。2014年3月には、フェアトレードタウン国際会議の会場として選ばれました。

フェアトレードのデメリット

ここまで読むと、「フェアトレードは生産者にとってメリットしかないじゃないか!」と感じる方も多いと思います。しかし、デメリットもあります。問題を解決するためにも、両方を把握しておきましょう。

デメリット①値段が高い

生産者の納得のいく価格で取引を行うことが、一般の貿易よりも重要視されています。低賃金での長時間労働の防止や関わる企業や仲買人を少なくし、利益を増やすことに繋がるためです。そのため、販売価格が通常よりも割高になってしまいます。

デメリット②認知度が低い

フェアトレードへの認知度が低く、「ただ値段が高い商品」と思われる傾向があります。一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムが2019年に行った調査によると、日本でのフェアトレードの認知度は上昇傾向にあるものの、32.8%にとどまりました。その一方で欧米諸国では、2007年時点で80%を超えています。この結果から、まだまだ認知度を高める必要があることがわかります。

デメリット③専門機関が不足している

フェアトレードは、途上国で起きている多様な問題を解決するために作られました。しかし全ての問題を、専門の機関や団体のみで解決するには難しい面があります。問題を抱える生産者の数に対して専門機関が不足しており、対応が追いつかないためです。

この3つがデメリットになります。良い面と悪い面を理解したうえで、次では私たちにできることを考えていきましょう。

フェアトレードに関して私たちにできること

途上国の問題を解決するには、専門機関や団体の努力だけでは実現できないことがお分かりいただけたと思います。そこで私たち一人ひとりの行動も重要です。では、直接的に関わらない私たちが、途上国の人々をサポートするためにできることは何があるのでしょうか。

フェアトレード認証ラベルがついた製品を選ぶ

私たちにできることは、フェアトレード認証製品を積極的に購入することです。一人ひとりの力は小さいかもしれませんが、世界中の人が協力することによって大きな支援になります。そこで、買い物の際には、先述したフェアトレード認証ラベルの有無を意識して確認し、積極的に購入するようにしましょう。

価格の面もあるので、家計と相談しながら購入を検討してくださいね。

フェアトレード認証ラベルがついていない場合

とはいえ、なかにはフェアトレードによって作られた製品だとしても、認証ラベルの表示がされていない製品もあります。消費者としては、「一目見て分かればいいのに…」と思いますよね。つけるメリットの方が多いにもかかわらず、認証ラベルを取得しない理由の1つに認証料が挙げられます。

世界には、自分たちにメリットがあると分かっていても、認証料を払う余裕のない生産者もいます。そこで国際フェアトレード認証ラベル以外にも、さまざまなニーズや生産者の状況に応じて、NGOやNPOが独自のフェアトレード基準を設けています。そのため、フェアトレードであるものの、認証ラベルが貼られていないケースもあるのです。

ラベルの有無で製品を見分けられない場合は、フェアトレード製品専門のマルシェやお店に足を運び、お店の人に聞いてみることで解決できます。最近は、フェアトレード専門店をリストアップしたホームページもあります。自分の暮している町には、どのようなフェアトレード専門店があるのか探してみてください。

まとめ

途上国の生活改善と自立を目的として誕生したフェアトレード。一般の貿易とは異なり、生産者の納得のいく価格で取引を行います。波の激しい国際市場の影響を受けないように、フェアトレード最低価格やフェアトレード・プレミアムなどの保証も設定しました。

途上国の経済が安定すると、長時間労働や子どもたちの労働問題の解消にも繋がります。インフラも整備され学校や診療所の建設も行えるでしょう。フェアトレードが広がることによって多様なメリットがあります。

日本は、熊本市を始めとする6都市がフェアトレードタウンに認定されていますが、全体の認知度としては課題が残る状態です。なかには、「内容は知っているけれど個人が頑張っても意味がないだろう」や「支援をしたいけれど方法が分からない」という人もいます。

私たちが途上国のためにできる支援は「お店で認証ラベルのついた商品を選ぶ」や「フェアトレード商品専門のマルシェに足を運ぶ」ことです。小さなことから少しずつ、私たちにできることから始めてみませんか。

参考文献
フェアトレードジャパン
渡辺 龍也/監修・著 、 こどもくらぶ/編 『考えよう!やってみよう!フェアトレード/彩流社』
シャプラニール
モンカフェ
国際協力NGOわかちあいプロジェクト
渡辺龍也著「フェアトレードタウン運動―その意義と課題―」
フェアトレードフォーラム
ECOネット東京62
熊本市

この記事の監修者
阪口 竜也 フロムファーイースト株式会社 代表取締役 / 一般社団法人beyond SDGs japan代表理事
ナチュラルコスメブランド「みんなでみらいを」を運営。2009年 Entrepreneur of the year 2009のセミファイナリスト受賞。2014年よりカンボジアで持続型の植林「森の叡智プロジェクト」を開始。2015年パリ開催のCOP21で日本政府が森の叡智プロジェクトを発表。2017年には、日本ではじめて開催された『第一回SDGsビジネスアワード』で大賞を受賞した。著書に、「世界は自分一人から変えられる」(2017年 大和書房)