SDGsに関連する主な用語を紹介しています。
みなさんはいくつ知っていますか?ぜひ、辞書代わりにご活用ください。
「C」の用語一覧
循環型農業
従来の工業型農業のように農薬や化学肥料頼みではなく、肥料として廃棄物も併用して活用することで環境負荷を減らすことを目的とした次世代型の農業体系。 自然に近い形で土壌の生物多様性を守りながら生産性の両立を目的としており、持続可能な農業の観点から取り組みが進められている。
カーボンプライシング
CO2の排出量によって価格をつけ企業や家庭に金銭負担してもらうシステム。EUを中心に導入が進められており、企業を対象とした炭素税や排出量取引制度などがある。国内では導入が足踏み状態であり負担する側の付加価値などメリットの導入が課題となる。
COP21
各国が地球温暖化の対策を協議する締結国会議(Conference of Parties)の略称のことで、2015年にパリで159カ国が参加し21回目の開催となった。パリ協定では5年ごとに参加国にCO2削減目標の提出・更新の義務やある他先進国以外も参加国すべてが対象であることが明記された。米国が2017年に離脱するものの2020年に復帰している。
関連記事:「COP21とは?正式名称やパリ協定との関係、参加国一覧」
CSV
共通価値の創造(Creating Shared Value)の略称で、ハーバード大学教授マイケル・ポーター氏が提唱した考え方。各企業がビジネスを通して社会課題の解決に対応することで「社会価値」「経済価値」も生み出す方法である。
CSR
社会的責任(Corporate Social Responsiblity)の略称。企業の利益を考えるだけでなく、企業を支えているステークホルダー(地域社会・株主・顧客・従業員など)の要望に対し適切な意思決定をすること。