SDGsに関連する主な用語を紹介しています。
みなさんはいくつ知っていますか?ぜひ、辞書代わりにご活用ください。
「え」の用語一覧
エコジョーズ
省エネ型の給湯機。従来のガス給湯器では捨てられていた排熱を回収・利用することでエネルギー効率が向上し環境負荷が低減される。初期費用が高いが、数年単位で運用すれば回収可能。燃焼ガスからドレン水が排出される仕組みであることから戸建てには問題ないが、集合住宅の場合設備上の問題で設置不可であることも多い課題などがある。
Xジェンダー
医学的分類の性別とは無関係に自身の性自認が男性でも女性でもない人々を指すセクシャルマイノリティこと。第3の性とも言われXとは英語で分類・特定されないの意味を持つことに由来する。人口の約1%が該当し男女の性自認を基準とした中性、両性、無性、不定性の4分類があるとされる。
液肥栽培
液状の肥料のことで、固形や粉末状の肥料を水に溶かしたものも含まれる。自然由来の原料でつくられた有機肥料と人工的につくられた化成肥料の2種類に分類され、使い方は土壌散布と葉面散布がある。吸収が早いメリットがある一方効果が持続しにくい面も持ち合わせている。
エネファーム
家庭用燃料電池コジェネレーションシステムで、エネルギーを作るファームという意味を持つ造語である。都市ガスなどから水素を生成し、酸素の化学反応を利用し発電する。発電時に発生する熱でお湯を沸かし、住宅の給湯に利用することができる。環境に優しい点と利用者にも節電効果がある点がメリットである。
エコシステム
IT分野などビジネス構造における製品群やデバイスなどのつながりによる全体的なシステム形成のこと。自然界の中で生物同士や環境の相互作用やバランスのとれた循環に由来するもの。複数企業の協業や多くの企業が連携して成り立つクラウドサービスなどがある。ビジネス利用によるサービスの革新や新市場の開拓といった好循環を目的に行われる。
エドテック(Edtech)
テクノロジーにより教育にイノベーションを起こす・取り組みのこと。Education(教育)と Technology(情報技術)を掛け合わせた造語で、学校や塾など教育現場以外にも社会人向けのサービスなども対象としたものである。遠隔地への授業、教育をする側・受ける側両方向からのコミュニケーションの実現、学習法の多様化などのメリットがある。
SBT
Science Based Targetsの略で、企業サプライチェーン全体を対象とした温室効果ガス排出削減目標。パリ協定が求める産業革命以降の気温上昇を2℃未満水準に抑えるために各企業が温室効果ガスの排出削減目標を設定するもの。SBT認定を受けた企業は環境問題への貢献や企業価値向上の恩恵もある。
エコロジカル・フットプリント
人類が地球環境に与えている「負荷」の大きさを測り、数値化したもの。各国の特定地域における漁業や木材資源の消費量などを生産に必要な土地・海洋面積に換算して表されるもの。人類の消費量をまかなうための土地面積は地球1.7個分の大きさに相当する。
MDGs
ミレニアム開発目標(Milenium Development Goals)の略語。2000年9月の国連総会で承認されたミレニアム宣言をもとに決められた目標である。SDGsの前身と言われており、8つの目標21のターゲットで構成されている。
エネルギーミックス
1つの発電方法に頼るのではなく、再生可能エネルギー・原子力発電・化石燃料などのさまざまなエネルギーを組み合わせる方法をエネルギーミックスという。2030年までに二酸化炭素が排出されない太陽光や風力発電、原子力発電の割合を増やすのが目標。
LGBTQ
性的マイノリティの総称。LGBTQは、Lesbian(女性同性愛者)、Gay(男性同性愛者)、Bisexual(両性愛者)、Transgender(出生時の性と性自認が一致しない人)、QuestioningまたはQueer(自身の性自認や性的指向がわからない・定まらない人)の頭文字を組み合わせた言葉。
エシカル消費
「エシカル(ethical)」とは、「倫理的・道徳的」という意味。
消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと。
SDGs12「つくる責任 つかう責任」と密接に関連します。