SDGs 用語集

SDGsに関連する主な用語を紹介しています。
みなさんはいくつ知っていますか?ぜひ、辞書代わりにご活用ください。

アルファベット・その他

「こ」の用語一覧

国際フェアトレード認証ラベル

原料の生産から製造、加工、輸送など完成品となるまでの過程で国際フェアトレード基準が守られていることを示すラベルのこと。社会、環境、経済について定められたものであり貿易を通じて農業者などの小規模生産者や労働者の保護と生活向上を目指す目的のマークです。

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国内総生産

一定期間内に国内で生産されたモノやサービスの付加価値の総額のことであり、各国の経済規模を示す指標のひとつである。そのときの市場価格で一定期間に生み出された付加価値を算出した「名目GDP」と、名目GDPから物価の変動による影響を取り除いた「実質GDP」がある。

高付加価値化

商品に高い付加価値をつけて消費者に販売すること。商品を高付加価値化することによって、従来の商品の値段を高価格で販売したり、一般化している市場での価格競争からの脱却を目指したりすることができる。

国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)

国連気候変動枠組み条約(United Nations Framework Convention on Climate Change)の略称。1992年に国連サミットで採択され、1994年に発効された。気候変動に関する初めての条約で、地球温暖化問題に対する第一歩と言える。

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コレラ

コレラ菌で汚染された水や食べ物を摂取することによって感染する代表的な経口感染症のうちのひとつであり、小腸に到達したコレラ菌が産生したコレラ毒素によって引き起こされる急性腸炎である。衛生状態がよくない発展途上国などの地域で多くみられる。

国際労働期間(ILO)

1919年にベルサイユ条約によってスイスのジュネーブに設立された国際連合の専門機関。政・労・使の三者構成を取っている。労働条件の改善を通じて、社会正義を基礎とする世界の恒久平和の確立に寄与するとともに、完全雇用、社会保障などの推進を目的とし、ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の実現も目指している。

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後発開発途上国

開発途上国の中でも特に開発が遅れている国のこと。世界の中では最貧国と位置付けられており、経済も発展していない。国連開発計画委員会(CDP)が定めた基準に基づき、国連総会の決議により認定される。2021年時点でアフガニスタンやバングラデシュ、エチオピアなどの46ヵ国が該当している。

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