SDGs 用語集

SDGsに関連する主な用語を紹介しています。
みなさんはいくつ知っていますか?ぜひ、辞書代わりにご活用ください。

アルファベット・その他

「は」の用語一覧

パリ協定

パリ協定は2015年12月、パリで開催されたCOP21で合意された取り決め。 「平均気温上昇を産業革命以前より2℃低く保つとともに、1.5℃未満に抑える努力をすること」が目標。 温暖化による気候変動を食い止めるべく、各国がCO2などの温室効果ガスの削減に向けた取り組みを強化することが掲げられている。

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バイオマス燃料

バイオマス燃料は、動植物などの生物由来の再生可能な有機性資源(バイオマス)を原料としてつくられた燃料のこと。サトウキビやトウモロコシを原料とするバイオエタノール、動物の排泄物や生ごみを原料とするバイオガス、菜種油や廃食用油を原料とするバイオディーゼルなどが挙げられる。

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パラ158

「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」で採択された成果文書「The Future We Want(我々が望む未来)」の海洋部分のパラグラフの1つである。パラ158では「海洋に関する全般論」について記述されている。

バーゼル条約

1989年3月に、スイスのバーゼルで採択された国際条約。先進国からの有害廃棄物が発展途上国に放置され、環境汚染が生じるという問題が頻繁に起こった。このような問題によって、引き起こされる人々の健康被害や環境破壊を防止する目的で1992年に発効。正式名称は「有害廃棄物の国境を超える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」という。

バリューチェーン

アメリカの経営学者であるマイケル・E・ポーターが著書『競争優位の戦略』の中で提唱した概念。原材料の調達から商品やサービスが顧客に渡るまでの一連の活動を価値の連鎖としてとらえたものである。

バリューチェーンを分析することによって、どのプロセスで付加価値が生み出されているのか・企業の事業活動における問題点や強み・弱みなどを把握することができるため、経営戦略の改善や検討に役立つ。

バーチャルウォーター

ロンドン大学東洋アフリカ学科名誉教授であるアンソニー・アラン氏が提唱した概念。食料や畜産物を輸入している国(消費国)が、もしその輸入食料を自国で生産すると仮定したときに、どの程度の水が必要になるのかを推定し算出される水の量こと。

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バブル崩壊

地価や株価などの資産価格の高騰とそれに伴う好景気のことをバブル景気とよび、この好景気が崩壊したことをバブル崩壊という。金融政策転換と不動産総量規制の実施によって地価や株価が下落し、バブル景気は終焉を迎えた。